早見和真のレビュー一覧

  • 普通に青い東京の空を見上げた

    匿名

    購入済み

    仕事、恋愛、結婚と27歳で現実と向き合う男女のエピソード。自分も27歳の時は、もう27歳。と、思っていたはず。今はまだ27歳はまだまだ若いと思うのに。30歳手前は色々と決断を迫られる年齢なんですね。
    短編集だけれど、登場人物は前回や前々回などに見た人達も出てくるので長編を読んだ気分です!それぞれの登場人物達に頑張れ!と素直に思う事ができました。

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    2026年07月08日
  • 八月の母

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    まぁ読み疲れた
    帯からもわかるように
    誰かが死ぬんだろうなとは思ったけどまさかねぇ

    男目線だけど
    男を信じられなくなる内容
    そして
    男だからこそわかる『本音を隠す』部分
    唯一の救いはスーパーマンだな

    母親という螺旋階段って父親だけど
    理解できる

    ここのところ鬱作品ばかりなので
    次は心爽快な作品を選ぼう

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    2026年07月06日
  • ひゃくはち

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     昨年から本を読み始めていたところ、他に読む予定があった小説を繰り下げて偶然このタイミングで読むことになり、奇しくもこれが108冊目になった。

     甲子園を目指す高校野球の話。けれどあくまで男子高校生。リアルで純粋で、どこにでもいる普通の高校生。大人ではないけれど子どもというほど幼くもない曖昧な年代。
     がむしゃらに真っ直ぐ野球に打ち込む反面、はめを外して遊び呆けたり、何が正解か不正解かわからない問題に正面からぶつかって葛藤し爆発する姿。これは子どもであっても大人であっても体験できない、10代後半特有の特別な時間。
     既に過ぎ去ったその特別な時間を思い出して感傷に浸ると同時に、あのときのメンバー(自分は野球ではなかったが)は今どこでなにしてるかな、と考えた。
     そして、そう思い出し振り返ることができる過去があること自体、自分は今、幸せだと思った。

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    2026年07月04日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    「…言い換えるなら、昨日までの自分を更新できる場所です。そういう場所が街のいたるところにある社会を私は正常だと思うんです。逆さまに言うとですね、自分の必要なものしか求めない世界を私はディストピアであると思っています…」

    (本文から)

    街に書店が存在する意味について店長が熱く語るシーン、「バカ」ですかねぇ(笑)。

    『店バカ』シリーズもいよいよ完結。『「新店長」がバカすぎて』とか見たいですね。

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    2026年06月30日
  • 八月の母

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    ネタバレ

    「よく覚えておいて。陽向ちゃんの人生は誰かのためにあるわけやない。生きることを絶対に誰かのせいにせんといて。あなたの人生はあなただけのものやから。それだけは誰にも、ママにも触れさせんといて」

    イノセントデイズが好きでシリアスものの早見和真作品が読みたくて購入

    母という存在から逃げ出すことができなかった、もしくは逃げ出す言い訳にしてきた女性たちの物語

    これまで読んできた本では、毒親から逃げ出すことができた、もしくは殺害することで離れることができた子供の作品が多かった中で、本作は結果として、逃げ出さなかった女性がページ数の半分を占めたなとおもった。

    自分の勘が鈍かったので、本のテーマがははからの呪縛のような粘着質な愛を陽向が土壇場で紘子と逃げることができなかったシーンでようやく気づいた。

    イノセントデイズのように鬱々とした内容、進行なのに読む手が止めさせない作者の技量はすごいなと思った。

    エリカはやっぱり最後まで誰かを言い訳にしてきたことがわかった逆に安心した。これで、10数年間で改心して仲直り! みたいな感じだとがっかりしたと思う。

    美智子とエリカは母の存在から離れるを放棄したけど、陽向はそれまで逃げ出すことができない宿命を暗示する夕日の中で明確にエリカと別れることができて良かったと思った。

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    2026年06月28日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    三部作、面白かった。
    かなり強引なところもあるけど、こんなノリのお話も面白いと思えました。
    主人公と同様に結局店長が優秀なのかそうでないのか分からなかったけど、周りの人に良い影響を与えるふしぎな魅力がある人というのは分かって、自分もいつしか店長のファンになっていました。

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    2026年06月27日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    続編だから登場人物は同じなのに、前2作とは、また全然トーンが違う。
    その訳は、前2作と同じ理由だった。
    私は、今作の雰囲気が一番好きだ。途中までは、感動して、涙が出たほどだ。
    これまでも少しずつ書いてあったが、この本では、書店の存続問題や書店員の在り方を通して、社会的な問題を正面から提起している。書店だけではないよね、専門店が、なくなりつつある。
    便利さだけを求めてきたが、どういう社会を作りたいのか、私たちも、もう一度考えて行動しなくてはならないと、訴えかけてくる。
    この調子で行くのかと思いきや、その後思わぬ方向へ。谷原京子さんと店長の関係は、私の思ったようにはならなかったけど、思い返せば、今までもこういうテイストだった。店長がバカすぎて、の世界は。
    店長は一体どんな人なのか、やっぱり掴めなかった。
    見る人によって見かたも変わる。それが正解でいいのかな。

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    2026年06月26日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    店長がバカすぎて、の続編。前作が、書店やその周りの登場人物の説明をしっかりしてくれていたので、この本の話の中に、すんなり入ることができました。
    主人公は、前作に比べて過激に怒ることはない普通の人、また、店長は前作は謎めいた人物として描かれていたけれど、今作では、自分大好きな人物として描かれています。
    そのズレはどうしてか?というのは、この作品を読めばわかる仕掛けになっています。
    今では、登場人物たちの知り合いのような気がしてきて、次作が楽しみです。

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    2026年06月25日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    谷原さんの魅力を再認識した完結編でした。もちろん山本店長も、頼りないだけではなく人間としての奥深さを感じました。ホントに完結編なのかな?個人的にはまだまだ細々とでいいのでこの2人のやりとりをこれからも見守っていきたいと思います。

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    2026年06月21日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    シリーズ3作目。
    3作目が一番良かった。店長の素晴らしい一面もあり、本に対する熱い思いを感じられた。

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    2026年06月20日
  • 八月の母

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    8月は血の匂いがする。
    越智エリカは愛媛県伊予市から出て行くことを強く思っていた。男に裏切られ、スナックで働いている時、七森博司と出会い拒み続けいた自宅へ招待する。そこには娘のアイカと息子レオ、水商売に浸かった母親の美智子が…わかっているつもりでいた博司だが…
    月日が流れエリカの団地には高校生になったアイカと中学生になったレオと次女の陽向、レオの彼女の紘子が来る者を拒まず寛大な母になったエリカの家に集うように。
    レオの彼女の紘子を我が子のように可愛がり紘子もエリカをママと呼び団地での生活が続くはずが…
    逃げ出す事ができたが紘子は陽向を守ることを決め最後の最後まで悪魔達が住む団地から逃げずに陽向を思う。一番に悪魔に立ち向かわなければならないエリカはここには居ない。
    母親になった陽向の回想が始まる。
    人間の本性をこの物語で知った。

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    2026年06月20日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    店長がバカすぎてシリーズ。
    前に読んだものが面白かったので続編が気になり読んでみた。

    相変わらず店長と谷原京子の関係は不思議な関係ではあったが、色んなドタバタ劇が繰り広げられて面白く読み進められた。

    とにかく、店長に幸あれ!(笑)

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    2026年06月19日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    「わずか十分前のことだった。私はたしかにこう聞いた。

    「こんな時期ですのでね。朝礼は手短に済ませようと思っていますよ――」」(本文から)

    これ、リアルタイムで読んでたら、待ち遠しかっただろうなあと思う『店バカ』の続編。

    ただ、読んだ人が(ましてや書店員ともあろう人が)読んでない人に本を薦めるのに「4章から5章で云々」と具体的なことを伝えるのはどうかと思うぞ(笑)。

    前作の焼き直しかという展開もあって少々食傷気味。それでも十分面白い本屋さんでのアレコレでした。

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    2026年06月10日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    軽いノリではあるが、どこからどこまでが本当なの?嘘なの?…という感じでだいぶ翻弄された。
    よくこんなストーリー考えついたもんだ。どんな物語かと聞かれてもうまく説明出来ないじゃないか!
    兎に角ドタバタだけど、しっかり面白く谷原京子のファンになった。
    社長ジュニアが最高に良いキャラ!
    続編は?あるんですよね?読まなきゃ!

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    2026年06月06日
  • ひゃくはち

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    高校球児の人間模様、後半ドラマが進み出してからは引き込まれた。普通ではないけど普通の高校生の葛藤、その後も続く友情、脇役も含め、それぞれの思いや信念みたいなものが交錯した良作と感じた。

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    2026年06月01日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    嵐の最後のライブの日にこの本を読み終えたことはちょっとした奇跡のようだ。予約期間数ヶ月待ちだったから。長年嵐に関わってきたジュリーさんの言葉は私たちが知らない嵐の一面を見せてもらえたようで、興味深かった。
    ジュリーさん曰く、
    五人で始まった嵐が一人として欠けることなく五人で幕を閉じられる。一人も欠けることもなく二十五年駆け抜けてきたことは賞賛されるべきこというより、ただ彼ららしいということではないでしょうか。嵐らしさとは自分たちよりファンのことを第一に考えていること。それぞれのメンバーが他のメンバーを強くリスペクトしていること。一言でいうなら誰かを思いやる気持ちということ、それが強いことが嵐らしさ、なのではないかと。
    嵐のことだけではなく、ジャニーズの気になることがジュリーさんの視点から率直に語られ、騒動から時間がたち、今知るのにちょうどよい時だった。

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    2026年05月31日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    3.7
    店長がばかすぎての続編!
    前作に引き続きのメンバーにプラスで新顔も。
    テンポよく読めたし面白くはあったんだけど、前作ほどのビビット感はなかったかなぁ、最後は確かにあっ!という感じだったけど、やや前巻と被る感じ?
    とはいえ、ラストの次作が楽しみ!

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    2026年05月29日
  • 笑うマトリョーシカ

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    官房長官まで登り詰めた政治家の清家一郎、その秘書で高校からの友人でもある鈴木俊哉、彼らを取材するライターの道上香苗。主にこの3人の視点から「人が人を操る」ことをテーマに話が展開する。心理劇ミステリー、といった所か。

    何となく聞いたことがあると思いつつ、たまたま目についたので手に取って夢中になって読み進めた。2024年にテレビドラマ化されていたことを後で知った。一郎らのルーツである愛媛での高校時代のエピソードから現在までを3人の視点で、時が縦横無尽に飛び回る展開。その全てがラストに向かって繋がっていく。

    テーマと付随して人がどんなことに対して人を惹きつけていくのか、「自分を演じる」といった心理が描かれる。時と視点ががあちこちに飛び回るが、筋は分かりやすくて追いやすく、面白い。そのためか「やや話が上手く繋がりすぎ」といえ感は否めない。しかしそれを払拭するほど楽しめた。

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    2026年05月27日
  • 小説王

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    かなり熱い、ただ書くことだけを突き詰めた2人

    かつて新人賞を受賞して以降、一発屋…
    出版不況の煽りを受け、特に文芸はお荷物状態

    小説家の彼に触発を受け、編集者への道を志す幼馴染は出版業界の構造を打ち壊すことができるのか?

    小説家が、小説家の小説を書く本を作るのって、なかなかハードな気がしますね。
    作中に出てくる、新人賞を獲得した本、渾身の力を注いだ本、読みたい…(笑)

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    2026年05月24日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    前作同様に気軽に読める本。

    店長は、谷原京子さんを自分の後任に育て上げると張り切っていたのに、いざ本当に谷原さんが新店長に抜擢されそうになったらふて腐れ、谷原さんが店長昇進を辞退したら大喜びで、やっぱりバカで、でも人間味があって憎めない人だなぁ。

    最後、物語はまだ続く雰囲気で終わったのがよかった。
    続編も読もう!





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    2026年05月20日