早見和真のレビュー一覧

  • アルプス席の母

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    この物語は、青春・希望・挫折・嫉妬・後悔、成長、様々な人間関係の中で様々な人たちが複雑な感情を抱きながら進んでいく物語。母親の立場の人はもちろん、父親も必読の書。学生時代の自分と親の関係を思い出す。そして自分の子と自分の関係の理想を思い描く。そこには色々な衝突があるだろう。衝突してもいい、逃げずに向かっていきたい。その方が自分と子どものためになるはずだ。自分の人生の主人公は自分だって思ってたけど、この子の顔をしたら、この子のために死ねるって、とても共感。
    前半は少し思いが中盤からは一気に読める。
    当たり前だがこれはフィクション。
    現実問題、こんな出来すぎというわけにはいかない。
    でも、この物語

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    2025年12月24日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    意外と面白かった。元ジャニーズ事務所社長とのインタビュー。世間のイメージとはだいぶ異なる人。( そのイメージもマスメディアが勝手に造ったのかも知れない)(本人が嘘をついてないのなら)

    「華やかなジャニーズ事務所の話でもあり、かつて栄華を極めた町工場で起きたようなトラブルの話ですよね」

    ジャニーズ事務所が家内制手工業的であることに驚く。企業としての体裁が整ってなかったそうなのだ。

    他にはメリー喜多川のことや、なかなか売れなかった嵐の話などが印象的だった。

    可哀想な一人の女性の回顧録なのか、それとも幸せな人なのか。

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    2025年09月13日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    「イノセントデイズ」「アルプス席の母」そして「店長がバカすぎて」、早見先生の本にハズレはありませんね。幅広いジャンルを書き分けて、どれも一級品なのは本当に感心します。

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    2025年09月12日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    続編ということで、前作の衝撃はなかったけれど、とても楽しく読めました。伏線もいっぱいで、自分で回収できたり、できずに驚いたりしながら、自分も武蔵野書店にいる気持ちで、あっという間に読み終わりました。
    作中に出てくる様々な書籍のタイトルに、ときめいたりクスクスしたりするのも楽しみのひとつ。
    ラストの猫目ちゃんが、次作予告にしろ唐突すぎる気がしたので、ちょっと興醒め。星マイナス1にしました。

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    2025年09月07日
  • ひゃくはち

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    2025年本屋大賞2位『アルプス席の母』、早見和真、デビュー作『ひゃくはち』。

    徳島への転勤辞令がでた青野雅人。
    恋人・佐知子から打ち上げられる、『私たち前に会ったことがある。』、『高校生のとき』…

    雅人が強豪・京浜高校野球部の補欠部員だったときに2人は会っていた…
    記憶をたどるうちに、甦る野球づけの日々からの煩悩…
    そして、忘れようとしていたある事件…

    強豪校の野球部員なのに、酒にタバコに合コン、体罰…
    大丈夫なのか⁇
    昔はなんでもありだったのか⁇
    そういえば、メジャーリーガー・Dもフライデーされてた、タバコ吸ってるところ。
    見つかって、出場停止とかになるのでは⁇とヒヤヒヤしながら、読

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    2025年09月07日
  • ぼくたちの家族

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    ネタバレ

    突然の母の発病、多額の借金、サラ金と最悪の状況から始まる。きれいごとでは済まない、それぞれの思い、そして長男の嫁の深雪の気持ち。冷たい嫁、と感じるよう書かれているが、そりゃそうだろう。自分の母だったら、自分が母だったら、など思ったが深雪に限りなく肩入れしてしまった。夫の親の借金1200万円返済のため、夫はうまく転職でき年収を上げクリアできたが妻の立場なら全く面白くない。相手の親を含め家族になることが結婚、理屈は分かるが、食欲増くらいでは収まらないと思う。
    母の若葉玲子がノートに書いた「とっても、しあわせな、じんせいでした」私はそれを書ける自信がない。確かに玲子は幸せだ。
    リアルでは難しいかもし

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    2025年09月05日
  • 笑うマトリョーシカ

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    ネタバレ

    若くして成功する政治家の生い立ちを描いた物語。
    ただ、自身に「自分の意思」というものがなく、生まれながらにして母や高校の同級生である鈴木から政治家になるためにはこうすべきだと一挙手一投足を指示されて生きてきた背景が特異。その後、歯車が噛み合わなくなり、母も鈴木も結局切り捨てられる。

    作中に出てくるヒトラーの指導役、ハヌッセンの関係性が非常にわかりやすい。

    ラストは期待していた何か黒幕がいるわけではなくて「演じられてるように見える私もまた私」という終わり方が不完全燃焼…。まあ、それ以外に落とし所がないけど。

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    2025年09月03日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    購入済み

    タイトル含め

    全てが繋がり物語として伏線回収されることに
    ただただ感服

    最新刊の八月の母もですが、小説にエンタメを
    求める自分にはあまりに暗くて重い

    読み返すことはないけど思い出すことは
    今後も何回もありそう

    暫く引き摺る、実話を基にしていない分
    救われる。

    #ダーク #深い

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    2025年09月02日
  • スリーピング・ブッダ

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    なんなんだ?このお話は!

    何年間にも及ぶ時の流れの中で、主に2人の人間たちが、どう感じて、どう思って、どう決断して、という感じのお話でした。

    圧倒されました。

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    2025年08月30日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

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    2020年、済美と星稜の強豪2校に密着し「甲子園のない夏」の意味を問い続ける。

    監督、選手の率直な気持ちが見事に引き出されている。
    著者の学生時代と照らし合わせながら当事者の迷いや葛藤に向き合っている。

    困難から希望を見出す選手の姿に感動する。

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    2025年08月28日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ザ・ロイヤルファミリー

    テレビドラマ化されると知って、久々に小説を読みましたが、文章も読みやすく、競馬に詳しくない私でも最後まで飽きずに読めました。競馬に関しては、説明というよりは簡単なガイド的なものなので、逆により興味を持てました。順風満帆なサクセスストーリーではないのに、読み終えた後は、何となく競馬場の緑の芝生の爽やかな風が吹いてくるような後味の良さがあります。ドロドロした人間模様は疲れるから敬遠したい方におすすめです。取り敢えず私は、競馬場に行って美しい競走馬をこの目で見たくなりました。

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    2025年08月24日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    ネタバレ

    結局「ジャニー」という人間に関してはほとんど何も分からず仕舞い、特殊な関係性には特殊なエピソードが多いこと多いこと。

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    2025年08月23日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    前作は、店長=バカと決めつけられないような終わり方をしていた記憶がある。実際そんなことを感想にも残していた。今作は、店長=バカの等式が成り立っていて、前回のアレは店長にだまされていたのか!と思ったが、やはりそのまま終わるわけもなく。
    店長は本当にバカなのか?最後の最後でひっくり返されて、今作も見事に店長に翻弄された。笑

    あとアナグラムの呪いにも見事にかかってしまった。笑 この作品、アナグラムへの意識の持って行き方がすごい。

    続編がほぼ確定で出るみたいなので、こうなったら店長と京子、そして武蔵野書店の行く末をしっかり見届けようと思う。

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    2025年08月23日
  • 新! 店長がバカすぎて

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     以前に「店長はバカすぎて」を読んで面白かったので、その続編も読んでみました。「店長はバカすぎて」よりヒューマンドラマの要素があって、笑いあり感動ありの面白い小説でした。

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    2025年08月22日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    今作も面白かった!
    どんどん成長していく主人公と相変わらずの店長とちょっとの謎といつものアナグラムと笑
    覆面作家さんたち皆アナグラム好きすぎでは?!笑
    最後はなんだかうるっと来たし続編の匂わせと期待で読後もなんだか楽しい気持ちになれる!
    次も絶対読みたいし次で終わっちゃうのが寂しいくらい!

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    2025年08月22日
  • ひゃくはち

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    ネタバレ

    本屋にたまたま平積みしてあって、「ちょうど甲子園の期間だし」と購入。

    最初はなんだかあまり野球と関係なく、「失敗かな」と思いつつも読み始めると高校野球の内容に。

    高校時代のシーンの登場人物は好きになりづらいですが、現代のシーンとのつながりが良くいつの間にか入り込んでしまいました。

    このまま順調に行くと思ったら、最後は予想外の結末にとても楽しめました!

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    2025年08月20日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    読みやすかった。
    私は前作よりこっちの方が好きでした。
    店長は結局どうなんだろう?

    調べたら続編が9月に出るのかな!楽しみです。

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    2025年08月15日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    一対一の対峙で、作家が丹念に藤島ジュリーという人物を掘り下げていく過程が興味深い。あの企業はなぜあれほど巨大化したのか?なぜあのような事件が起きて、あれほどの被害者が出たのか?そういったことはこの本を読むだけでは分からないけれど、その渦中に放り込まれた藤島ジュリーが、必死に問題解決を図ろうとしていたことは伝わる。私が1番感じたことは、日本の報道は作られたストーリーと結論ありきで報道しているのだなぁということ。あの悪魔のような人物に加担し、見逃していた多くのマスコミに気持ち悪さを感じた。嵐の活動終了ライブに向けジュリーさんが、何かしら気持ちの区切りがつけられるよう願わずにいられない

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    2025年08月13日
  • 6シックス

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    アルプス席の母から早見さんにハマってます。
    早見さんの作品はいつも感情が揺さぶられ、この作品も電車で読んでると涙が出そうになりました。6大学野球が舞台で野球に関わった様々な人の人生ドラマストーリー。主人公の甲子園優勝アイドル人気のピッチャー星くんに何かしら接点がある人たちが出てきます。アルプス席の母にハマった方は絶対楽しめます!野球好きは特に。

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    2025年08月07日
  • 笑うマトリョーシカ

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    清家一郎という人間の本性が分からないまま進む物語にハラハラさせられる一方で、「人間の多面性」というテーマには深く共感した。
    政治家だけでなく、私達も日頃から親や友達、恋人、上司など相手に合わせて表情を使い分けているという点で、同じく「俳優」と言えるだろう。
    魅力的な誰かを支配したいという人間の深層心理に迫った、究極のサイコスリラーだと感じた。

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    2025年08月04日