早見和真のレビュー一覧
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この本は僕が中学時代に買ってもらった本です。
作品を最初知ったのは映画で先に観た後、たまたま書店お見かけし買いました。
当時読んだ記憶はあるものの内容は全く忘れており、著者の作品「アルプス席の母」が2025の本屋大賞でノミネートされた事もあり、この著者たしか、、となり押入れから「ひゃくはち」を引張りだし読みました。
ページを捲るたびあれ?こんな内容だったけ!?と新鮮な気持ちで高校野球は経験してませんが中学まではやっていたので球児達の描写が現実的で想像出来、クスッと笑う言い回しがいくつもありながらも後半は部員一人の事情により部全体が混乱していく様もとてもリアルで
主人公青野雅人の仲間を思う気持 -
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「捨て猫カフェ」でアンナと出会い、マルと名付けられた猫はアンナとパパとママと楽しく暮らしていた。パパが親戚から子猫をもらってくるまでは。家族はスリジエと名付けられた子猫に夢中。ある日家を飛び出したマルは愛媛中を旅することに…。
不思議な世界観。猫の言葉がわかるのかな?という人々が出てくる。食べ物を分けてくれたり(人間の食べ物を猫に与えるのはよくないけれど、そこはファンタジーということにして)、なぜか行き先がわかり目的地で降ろしてくれたり。
絵本文庫と書かれているだけあって絵本タッチの絵が多く収録されている。文字量は多いので絵本というよりは児童書っぽいけど、難しい言葉も出てくる気がするし、読者層 -
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感想
文芸の世界も大変なんだなぁ。
そういえば小説はいっぱい読むけど、雑誌は読んだことないもんなぁ。
電子小説の存在は知らなかった。
あらすじ
小柳俊太郎は、出版社の文芸に勤める編集者。自身も小説家を目指していた。ある日、小学校の同級生だった吉田豊隆が小説家デビューしたことを知る。豊隆は1作目を書き上げた後に書く理由を見失っていた。
俊太郎はある日、自分が編集者になって豊隆と仕事をしようと約束する。
俊太郎は大御所の内山に雑誌で書いてもらうため、父親殺しについて書いてもらうよう依頼する。豊隆も同じテーマで書くことになったが、どうも吹っ切れない。
豊隆を焚き付けて本気にさせ、作品を -
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ネタバレ北川又八
都立夏目高校三年生。四月から青山にある美容系の専門学校に行くことが決まっている。物心つく前に父親が蒸発した。ギター。
神山仁
頭もいいし、背も高い。ボーカル。
衣笠翔子
中三の冬にジンに告白するが又八の好きな人だからと断られる。
ジャンボ
森田公平。新宿・夏目坂にある昭和六年創業の天ぷら屋。優に百キロを超える体重を誇りながら、わりと機敏で、足も速い。八兵衛の五代目店主になることが内定している。ドラム。
ねずみ
田中優一。ベース。学校中で一番早く推薦を勝ち取ってきて、神奈川県の聞いたことのない私立大学に通うことが決定している。
ジンの父
都内の有名私立高で物理の教諭を務めてい