早見和真のレビュー一覧

  • スリーピング・ブッダ

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    ネタバレ

    表紙のイラスト、「激情パンク小説」という帯の言葉。お坊さんを目指す若者の葛藤や成長を爽やかに読ませてくれるのかな?…
    最後重っ。
    篠田節子の「仮想儀礼」、荻原浩の「砂の王国」みたいなカルトが現れた~(T-T) 中心にいるのはいつも女。虐げられたり傷を負った女の集団。祭り上げられる男。コントロール不能になって暴走。テンプレか。
    ストーリーも登場人物もよくて、わくわく読み進めた最後にモンスター出て来て、不意を突かれてダメージ大です。ハッピーエンドが見たかった。
    宗教を取り巻くリアルは甘くない、ということか。
    きっとこれからも、生涯かけて生きるとは、信仰とはを考え続けていくんだな。しんどい生き方選

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    2021年11月08日
  • 小説王

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    学生時代にデビューしたがその後は鳴かず飛ばずの作家と小学校からの友達である編集者が一世一代の小説を生み出す話。これが最後と作家が覚悟を決めるまでの葛藤や編集者の熱意、それをサポートする上司や先輩作家など、たくさんの人を巻き込み、たくさんの人が自ら巻き込まれ、傑作を作り出すまでを描いている。

    編集者という仕事を知らないこともあるが、作品が生まれるまでにはこんなに熱が必要なのかと驚いた。出版不況といわれて久しく、活字離れも歯止めが効かない中で、なぜ本を書くのか、作るのか。出版業界は大変だろうなと思う。
    知らない業界の話なので単純な面白く読める。ライトな感じなので深さはそれほど感じられないが、読後

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    2021年09月29日
  • マウンドの神様

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    甲子園を目指す球児や、野球を愛する人達の人間模様を描いた短編集。
    いつの時代においても、甲子園への夢は多くの人々を魅了し、憧れの存在であり続けるのだと思わされました。
    なかでも、あさのあつこさんの「梅里駅前商店街の熱い風」が良かったです。野球が人と人を繋ぐ様子がこの一話にぎゅっと詰め込まれていました。

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    2021年08月25日
  • かなしきデブ猫ちゃん

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    家出したデブ猫のマルちゃんが、黒猫のマドンナを追って愛媛県内を冒険する絵本の文庫化。県民でも東から南まではなかなか行かないと思うのでホント大冒険。旅情をそそる楽しさ。

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    2021年05月15日
  • 95

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    青春。渋谷。
    大人が読むと切ない気持ちになる。
    ストーリーは面白かったけど、文章というか描写がいまいちハマらなかった。

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    2020年11月15日
  • スリーピング・ブッダ

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    本の後ろに「青春パンク小説」とあり、このイラストなので、とても気楽に読める小説だろうと。
    たしかに気楽に読めた。

    「人間にはどうして宗教が必要なのか」を考えてしまう。
    答えは見つからなかった。
    しかし、それこそが答えなんだろう。
    宗教が存在する意味は、人それぞれである、ということだ。

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    2020年06月27日
  • 小説王

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     小説家が書く小説家の物語。出版不況の現状と、暑苦しくもロマンあふれる創作の現場を描く本書は、小説好きを語る以上は避けて通れない一冊ではないかと。

     小説を書く人、作る人、売る人、読む人。
     その最後にいる私はプロの書評家でもなく、ただ単に本が好きで気の向くままに読みたい本を読み、気軽に感想を書いたりしている一読者ですが、この小説を読んで、小説というのは途方もない忍耐とロマンの塊なのかもしれないと思いました。

     主人公は、10年前に文学賞を受賞して以来鳴かず飛ばずの作家 豊隆と、その幼馴染で文芸編集者の俊太郎。出版不況が叫ばれる中、十数年ぶりに再会したふたりは、日本の文芸界を変える一冊を目

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    2019年10月13日
  • マウンドの神様

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    聖地・甲子園を目指し切磋琢磨する球児たちと交錯する人間模様を描く、人気作家たちの文庫オリジナル作品集。
    今年は夏の甲子園が第100回の記念大会。数々の記憶に残る名場面や名勝負がメディアで紹介され、心も熱くなる。主役である球児たちは勿論のこと、関わる人びとも応援する人びとも「高校野球」を盛り上げる。有名無名問わず、青春ドラマ1ページに登場する人びとの物語である。

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    2018年08月02日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    愛に飢えて、裏切られることが耐えられないからあえて自分を捨てる、そして他人からのいいなりの人生を歩むことを良しとし、自分には守るものがないという理由だけで他人の罪をかばう薄幸な幸乃を中心に物語は展開します。

    彼女の幼馴染たちは、小学生のころ「丘の探検隊」をつくりお互いを大切に守り抜くことを誓う。

    でも、小学生のころの約束なんて、多くの人間にとってさほど重要ではなかった、幸乃を除いては・・

    幸乃は人との争いが嫌いで、自分が悪者になることでその場が収まるのならあえて反論もせず従容と受け入れる、そして、周りからすればそんな都合のいい女を利用しようとする人間の方が多くて、彼女のガラス細工の心はズ

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    2026年07月28日
  • 95

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    ネタバレ

    若さゆえ。。。美しい友情の物語なんだろうけど、ケンカとか暴力とか得意じゃないので、95年の章は斜め読み。

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    2018年05月03日
  • スリーピング・ブッダ

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    性格も置かれた環境も全く異なる二人の青年が、厳しい修行を経て理想とする宗教の在り方に彷徨する青春パンク小説。
    宗教とは人の道を説くものというのが定義だと思う。ただ、教える側教えられる側ともその真理にたどり着くのは不可能に近い。迷える人を救うのが、結果としてキナ臭い集団に移っていくさまは、現代における宗教の問題点を鋭く突いている。

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    2017年11月25日
  • マウンドの神様

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    【収録作品】あさのあつこ「梅里駅前商店街の熱い風」/朝倉宏景 「絶対的最後」/荻原 浩 「わが家の高校球児」/早見和真 「あの日、監督ががうなずいていれば、僕は――」/東川篤哉 「カープレッドより真っ赤な嘘」/宮下奈都 「空くじなしの宝くじ」/額賀 澪 「肩車の権利」/須賀しのぶ 「甲子園に帰る」

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    2017年09月07日
  • マウンドの神様

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    野球にまつわる短編6つとエッセイ2つ。後者の書き手が荻原浩と宮下奈都だったので購入。荻原さんが阪神ファンだとは初めて知りました。前者の書き手で読んだことがあるのはあさのあつこのみ。あさのさんの『バッテリー』は「がんばってるアピール」が強くて少し苦手でしたが、この地元の公立高校の甲子園出場で活気づく、ふだんは寂れた商店街の親父の話は○。ほかはプロ野球、ドラフト、満州での野球の話等々。野球に興味のない人にはいささかツライと思われます。試合そのものの話を楽しみたいならば堂場瞬一の野球シリーズのほうがよさそうな。

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    2017年06月11日
  • 6シックス

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    甲子園のスターだった 「銀縁君」こと、星くんを中心に 物語が 進んでいく。中盤、読み飛ばした部分があったけど ラスト、良かったです♪ ちなみに、息子中学生が ただいま 軟式野球部入部しています。

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    2014年07月12日
  • 6シックス

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    冒頭の二章(「赤門の落ちこぼれ」,「若き日の誇り」)で“銀縁くん”を中心とした野球小説の渦にぐぐっと引き込まれたけど、その緊張感が続かなかった。野球小説というより野球を中心付近に据えた青春小説にしたかったのかもしれないが、作者の意図と自分が求めてるものが違ったみたい。

    ともあれ、大学時代に六大学野球を観戦しておけば良かったという後悔を惹き起こした、事も添えておきます。

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    2013年12月26日
  • 6シックス

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    東京六大学の野球を中心とした六つの話し。後半がだれたが最後は良かったかな~ 2013.8.15

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    2013年08月15日
  • 6シックス

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    六大学野球とそのなかの早稲田のピッチャーを軸にすえた連作。各大学ごとに、いろんな立場の人物が主人公に。
    相変わらずうまい書き手さんです。ただ今作はぐぐーっとくる場面がなかったかなあ……。

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    2012年09月22日
  • 6シックス

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    早稲田大学野球部のエースピッチャー星隼人を軸に、六大学野球秋のリーグ戦を縦糸に描いた六つの物語。
    星隼人は“軸”になっているだけで、六つの話も野球の話ばかりではない。彼のライバルとか、昔の仲間とか、アンチの人とか、元カノとか、誰かの家族とかの物語。
    ずっしりと手ごたえのある物語というよりも随分軽みのある物語なんだけれど、何度か目頭が熱くなった。

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    2012年08月21日
  • 6シックス

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    東京六大学を題材にした 6つの短篇集。
    6篇とも関連性がありながらも
    全てが 大学野球の選手を
    主人公にしているわけではなく
    マネージャーや、女子学生、就活生、母親を
    中心とした話になっていて おもしろかったです。

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    2012年08月13日