早見和真のレビュー一覧
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ネタバレインタビューは全てジュリーと早見との会話形式で綴られています。
一般的には地の文でインタビュアーの主観が入ります。「彼女の様子には緊張が見えた」とか、「沈んだ表情だった」とか「何かを思い出すように目線を上げた」とか。それが一切ない。なので、読み進める読者としては二人の会話、書かれている言葉こそが全てなんです。小説家・早見和真がなぜ藤島ジュリー景子のインタビューを担ったのか。それはこの、語られる言葉を記す力にあるのだと思いました。もちろん、引き受けた経緯は本書の中にじゅうぶん記されています。それとは別に、早見のインタビューには“率直さ“があると感じました。それは本書を読んで感じた、ジュリーの印象と合致します。
そして、早見には「ジュリーのインタビューで何かを成し遂げよう」という打算や野心はないだろうと思えました。少なくとも仕事上の利害関係者ではありますが、興味関心と好奇心ぐらいしか覗かせなかった点が、インタビューを読み進める上でノイズを減らしてくれています。
内容について触れるとすれば、ジュリーの感情が揺れる場面が二つあったと思います。実の母であるメリーが亡くなったときのこと、自身の退任を機にSMILE-UP.社長となった東山紀之について語るときのこと。それまで端的に質問に答え続けていたので、ここがとても印象的でした。
ジャニー喜多川の本当の人となりは何だったのか。メリーがジャニーの加害について知っていたのか。それはもう分かりませんが、被害者への補償を完了させ、すべての裁判が決着するのを見守っています。
また、これが呼び水となって語る人が現れたらとも思います。竹宮惠子と萩尾望都のように。
そして私自身のことを書けば、初稿を読み返したジュリーさんと同じように、娘さんの大学入学式まで見送ったという櫻井くんの話で少し泣けてしまいました。 -
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この本は僕が中学時代に買ってもらった本です。
作品を最初知ったのは映画で先に観た後、たまたま書店お見かけし買いました。
当時読んだ記憶はあるものの内容は全く忘れており、著者の作品「アルプス席の母」が2025の本屋大賞でノミネートされた事もあり、この著者たしか、、となり押入れから「ひゃくはち」を引張りだし読みました。
ページを捲るたびあれ?こんな内容だったけ!?と新鮮な気持ちで高校野球は経験してませんが中学まではやっていたので球児達の描写が現実的で想像出来、クスッと笑う言い回しがいくつもありながらも後半は部員一人の事情により部全体が混乱していく様もとてもリアルで
主人公青野雅人の仲間を思う気持ちにとても心を打たれました。
青野雅人の父が送った理人に対しての一文に
これから自分が行き詰まった時思い出して何かやりたい事、したい事に挫折しそうになったらこの言葉を思い出したいと思います。
「やるだけやってそれでも駄目なら、その時は胸を張って帰ってこればいいんだから」
アルプス席の母文庫になったら必ず読みたいと思います。
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「捨て猫カフェ」でアンナと出会い、マルと名付けられた猫はアンナとパパとママと楽しく暮らしていた。パパが親戚から子猫をもらってくるまでは。家族はスリジエと名付けられた子猫に夢中。ある日家を飛び出したマルは愛媛中を旅することに…。
不思議な世界観。猫の言葉がわかるのかな?という人々が出てくる。食べ物を分けてくれたり(人間の食べ物を猫に与えるのはよくないけれど、そこはファンタジーということにして)、なぜか行き先がわかり目的地で降ろしてくれたり。
絵本文庫と書かれているだけあって絵本タッチの絵が多く収録されている。文字量は多いので絵本というよりは児童書っぽいけど、難しい言葉も出てくる気がするし、読者層は不明。小学校高学年ぐらいとかだろうか。内容はともかく、道後温泉に始まり、今治、愛南町など愛媛の各地が紹介されていて旅に出たくなる。 -
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感想
文芸の世界も大変なんだなぁ。
そういえば小説はいっぱい読むけど、雑誌は読んだことないもんなぁ。
電子小説の存在は知らなかった。
あらすじ
小柳俊太郎は、出版社の文芸に勤める編集者。自身も小説家を目指していた。ある日、小学校の同級生だった吉田豊隆が小説家デビューしたことを知る。豊隆は1作目を書き上げた後に書く理由を見失っていた。
俊太郎はある日、自分が編集者になって豊隆と仕事をしようと約束する。
俊太郎は大御所の内山に雑誌で書いてもらうため、父親殺しについて書いてもらうよう依頼する。豊隆も同じテーマで書くことになったが、どうも吹っ切れない。
豊隆を焚き付けて本気にさせ、作品を仕上げていく。その頃、母体としていた小説ゴットが休刊になる。活路を求めてウェブ小説に挑む。豊隆だけでなく、内山と気鋭の野々宮を巻き込んで、話題になる。
豊隆の新作を話題にすべく、豊隆が元付き合っていた女優に帯をお願いし、これが話題になる。
賞は逃したものの、豊隆の作品は売れた。俊太郎と豊隆が一緒に作り上げた作品が報われたのだった。 -
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ネタバレ北川又八
都立夏目高校三年生。四月から青山にある美容系の専門学校に行くことが決まっている。物心つく前に父親が蒸発した。ギター。
神山仁
頭もいいし、背も高い。ボーカル。
衣笠翔子
中三の冬にジンに告白するが又八の好きな人だからと断られる。
ジャンボ
森田公平。新宿・夏目坂にある昭和六年創業の天ぷら屋。優に百キロを超える体重を誇りながら、わりと機敏で、足も速い。八兵衛の五代目店主になることが内定している。ドラム。
ねずみ
田中優一。ベース。学校中で一番早く推薦を勝ち取ってきて、神奈川県の聞いたことのない私立大学に通うことが決定している。
ジンの父
都内の有名私立高で物理の教諭を務めている。ジンに学者になることを強要し続けていた。
ジャンボの父
又八の母
スナック〈ザ・ゴールデンアイランド〉
鄭成一
夏高きってのイケメン。
白川愛
二十五歳。パークライフ所属。束縛男から逃げる。
マリア
大貫カンナ。嬢。
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ネタバレ青野雅人
徳島支局に異動。私立京浜高校
相馬佐和子
一七〇センチ近い長身。合コンで雅人と出会う。
オーナー
みんなから「オーナー」と呼ばれている『メケメケ』の顔見知りの店員。
磯部慎二
雅人の先輩。合コンに誘う。
友部
京浜高校野球部OBでチームのコーチとともに泰平寮の舎監も務めている。
春山球道
元プロ野球選手を父に持つ。
山田正造
T。京浜高校野球部監督。
佐々木純平
泰平寮で雅人と同室。
星野健太郎
雅人の仲間。
ノブ
小林伸広。
加奈
雅人の妹。
島千渚
中一から付き合ってるノブの彼女。
桜井
エース。
柳沢敬
斉藤健