早見和真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「スリーピングブッダ」って何だ?
思いつくのは釈迦涅槃図。じゃ、涅槃ってなんだ?
文庫版のカバーイラストと裏表紙の「青春パンク小説」というコメントが誤解を招くのだろう、ネット上の多くのレビューが「前半は面白いが後半はどうも」、であった。
この作品はけっして青春パンク小説ではない。かなり深い所をえぐった宗教観と人生観が詰まっているカバーイラストからは連想できない方向の物だ。
「坊主って安定してる?」という主人公の一人、隆春の言葉が象徴する導入部から前半よりも東北の涅槃寺に入山してからの主人公達とそれを取り巻く人々の生き方の方がこの作品が読者に問いかける部分である。
人を救うというのはどういう -
Posted by ブクログ
日曜劇場で感動して、冷めやらぬうちにと原作も読ませてもらいました。
馬主視点での競馬の面白さ、難しさ、馬を起点にした人と人との繋がりの尊さが存分に詰め込まれた素敵な作品だなあと改めて思います。
馬一頭一頭に色んな人が関わっていて、血統があって、ストーリーがあって。私は競馬のこういうところが大好きなので、やっぱり競馬っていいなあと思った!
そして、競馬のいい面だけじゃなくて、勝ち上がることの難しさ、勝ちあがれなかった馬の末路など、ブラックボックス化している競馬の問題点にも触れられていて、全肯定していないところが個人的に好感を持てた。
お金を稼ぎたい、注目されたいではなく、馬が穏やかな後生をすご -
Posted by ブクログ
中学受験に興味があって、Audibleで聞くことにしました。
後半に、なるほど、だから主人公は大人びているのか…妹と私は違うと考えるのか…
となったけれど、匂わせが、援助交際でもしていたかのような描写で、好きではなかったです。
本屋さんの部分も(店長がバカすぎてのキャラクターが登場する場面)早見さんのファンには嬉しいかもしれませんが、この本には要らなかったような…。キャラクターが強すぎて主人公が霞んでいました。ふつうの本やさんで良かったように思います。
中学受験のテーマとしては良本だっただけに、上記が気になりました。
アルプス席の母を読んだときも、この作者の大人たちが苦手だったのを思い出し