あらすじ
ヒーローだけが主人公じゃない。
補欠も就活生もお母さんも、誰だって主人公なんだ! 読むほどに人生が愛おしくなる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アルプス席の母から早見さんにハマってます。
早見さんの作品はいつも感情が揺さぶられ、この作品も電車で読んでると涙が出そうになりました。6大学野球が舞台で野球に関わった様々な人の人生ドラマストーリー。主人公の甲子園優勝アイドル人気のピッチャー星くんに何かしら接点がある人たちが出てきます。アルプス席の母にハマった方は絶対楽しめます!野球好きは特に。
Posted by ブクログ
銀縁くんという神宮のスーパースターが各編のキーワードになっている短編集。
思いがけずおもしろかった。
とくに各編の最後にある試合結果がかかれた新聞がよかった。
Posted by ブクログ
高校野球部員を題材に描いた「ひゃくはち」の著者が東京六大学野球を題材に描いた作品。
高校で全国制覇し、「銀縁くん」の愛称でスターとなり早稲田に進んだ星を軸に彼と関わった、影響を受けた東大、法政、明治、立教、慶応の人物を描きながら秋のリーグ戦が進んでいく設定。
ただ、各章は試合直前で終わり、試合の描写はされていません。
各章の最後に新聞記事という形で試合結果がわかるという見せ方は面白いなと思った。
Posted by ブクログ
東京6大学野球をめぐる短編集6編。
6大学野球の大学の各々の立ち具合を見るようだった。
6つの話が野球と絡み、いろんな立場から神宮をみつめた。
洒落ていて面白かった。
Posted by ブクログ
甲子園のスターだった 「銀縁君」こと、星くんを中心に 物語が 進んでいく。中盤、読み飛ばした部分があったけど ラスト、良かったです♪ ちなみに、息子中学生が ただいま 軟式野球部入部しています。
Posted by ブクログ
冒頭の二章(「赤門の落ちこぼれ」,「若き日の誇り」)で“銀縁くん”を中心とした野球小説の渦にぐぐっと引き込まれたけど、その緊張感が続かなかった。野球小説というより野球を中心付近に据えた青春小説にしたかったのかもしれないが、作者の意図と自分が求めてるものが違ったみたい。
ともあれ、大学時代に六大学野球を観戦しておけば良かったという後悔を惹き起こした、事も添えておきます。
Posted by ブクログ
六大学野球とそのなかの早稲田のピッチャーを軸にすえた連作。各大学ごとに、いろんな立場の人物が主人公に。
相変わらずうまい書き手さんです。ただ今作はぐぐーっとくる場面がなかったかなあ……。
Posted by ブクログ
早稲田大学野球部のエースピッチャー星隼人を軸に、六大学野球秋のリーグ戦を縦糸に描いた六つの物語。
星隼人は“軸”になっているだけで、六つの話も野球の話ばかりではない。彼のライバルとか、昔の仲間とか、アンチの人とか、元カノとか、誰かの家族とかの物語。
ずっしりと手ごたえのある物語というよりも随分軽みのある物語なんだけれど、何度か目頭が熱くなった。