早見和真のレビュー一覧
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ネタバレ宗教を扱った小説のレビューは難しい。
宗教って個人のメンタルの深部に大きな影響を与えているもんやと思っているので、変に評価すると読む人にとって触れたらアカンとこ不用意に触れてしまう可能性もあるし…
そら、オ○ムみたいに毒ガステロ起こすようなことをする団体は絶対アカンと思うけど…
ってことで、この本も「宗教ってなんなん?」がテーマなんで、そこ触れずにレビューは難しい。でもこの本読んで考えさせられることはいっぱいあった。
ラストは秀逸、せやねん。信心って各自が持っているもんで、自分に直接実害を被ることでもない限り、他人の信心を批判とかしたらアカンもんやと思う。 -
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「スリーピングブッダ」って何だ?
思いつくのは釈迦涅槃図。じゃ、涅槃ってなんだ?
文庫版のカバーイラストと裏表紙の「青春パンク小説」というコメントが誤解を招くのだろう、ネット上の多くのレビューが「前半は面白いが後半はどうも」、であった。
この作品はけっして青春パンク小説ではない。かなり深い所をえぐった宗教観と人生観が詰まっているカバーイラストからは連想できない方向の物だ。
「坊主って安定してる?」という主人公の一人、隆春の言葉が象徴する導入部から前半よりも東北の涅槃寺に入山してからの主人公達とそれを取り巻く人々の生き方の方がこの作品が読者に問いかける部分である。
人を救うというのはどういう -
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インタビュアーが著者じゃなかったらここまで率直に切り込めていなかったと思う。
ジュリー氏も補償問題で多忙な中時間を作り可能な限り真摯に答えているとは思う。
思うんだけど、やはり何か物足りない。
核心のメリーの隠蔽には触れず(母親のメリーは知らなかったと思うと語っているのには驚いた)本人もあの呼び出しがあるまでの7、8年は事務所にも行っておらず時間を巻き戻せるならあの時行かなければと語っている。
行かなければこの騒動の渦中の人にはならずにすんだと思っているのかな。
嵐との絆もよくわかったし、爆発的に売れ始めたあたりからSMAP担当の飯島氏とは疎遠になっていってしまったのはわかる。それに逆らえない -
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タイトルそのままですが、店長がバカすぎての続編。前作を読んだ後だと、予測を裏切ると言うほどの展開は感じず、ストーリーがよめてしまう感じはありましたが、それをよめてしまうと捉えるのか、ちょうど良い分かりやすさと捉えるのかは人それぞれかな。僕はストーリーがよめてしまっても、それはそれで楽しめる方です。コナンの難しい話と少年探偵団の軽い話の違いみたいなw
前半に仕込まれている伏線をどっかで回収してくるなという意識をして読んでいると、割と分かりやすい感じがしました。前作はそういう話じゃないと思っていたからな〜。ステイフーリッシュ・ビッグパインの著者はこの人なんだろうな〜みたいなのはかなり序盤で見えて -
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全然八月じゃないけど。角川文庫夏フェスで買ったんだけど…笑
舞台は愛媛県伊予市。越智エリカは、この街から出ていきたいと強く願っている。母に囚われ、蟻地獄の中でもがいていたエリカは、予期せぬ娘を授かる。
あの夏、あの団地の一室で起こった悲劇。母性とは一体…。
どこまでもリアルで、重たい気持ちになりました。ずっと酷い。とにかく酷い。けど、実際にあった事件ベースということもあり、顔を顰めながら読みました。
名前の明かされない母視点のプロローグから始まり、美智子の話、エリカの話、陽向の話と、母娘の物語が続いていきます。どこを切り取っても他責思考で、こうなってしまったのは環境が、母親が -
ネタバレ 購入済み
タイトル通り
の作品
我が家の宗教戦争を思い出す件に
気づくと少し嬉しかったりもありますが
他の著者さん拝読後の期待感持ってると
不完全燃焼気味で終わってしまうかも
星の数は正直です
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甲子園を目指す主人公の秋山航太郎と、
母親の菜々子との親子二人三脚の物語。
怪我でなかなか試合に出れず悔しい思いを
しながらも、チームを鼓舞し、『伝令』という
立場から大活躍する航太郎。
さらに、不信感の募る監督やギスギスした
父母会との関係性も見事に中和させる、
人間としても本当に素晴らしい青年。
そんな航太郎と、もう一人この物語の立役者は
なんといっても母親の菜々子。
夫を早くに亡くし、女で一つで航太郎を育てた菜々子。
住み慣れた横浜から、航太郎の高校進学のために
大阪へ引っ越し、そこで出会った新たな職場の
人たちや、同じく女で一つで高校球児を育てる母親との出会いを通して、菜々子もまた -
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家族の幸せの形とは何かー。
国語の模試で出題されたその問いに対して、十和は答えを見つけることができなかった。
しかし、自らの中学受験を経て、家族との関係性に変化が生まれたことで、家族の"幸せの形"について一つの答えを導き出す。
そんな十和の成長を綴った物語です。
私も中学受験経験者ですが、受験をさせてもらって良かったと心から思っています。
あの時、必死になって勉強に取り組んだ自分の頑張りは忘れませんし、塾での思い出もたくさんあります。
結果として、第一志望の学校を補欠合格するという奇跡が起きたので(笑)、合格の嬉しさも不合格の悲しさも両方味わいました。
そして、共に受験に -
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「新店長がバカすぎて」を読んで(聴いて)
早見和真さんの人気シリーズ続編『新店長がバカすぎて』を読み終えました。
前作以上の熱量と、予想を裏切る展開に、すっかり心を掴まれてしまいました。
1. 散歩中の「笑い」との戦い
今回はオーディブル(Audible)を利用し、散歩をしながら聴いていたのですが……これがなかなかの苦行でした(笑)。
とにかく面白すぎて、外なのに吹き出しそうになるのを止めるのに必死!
ニヤニヤが止まらず、すれ違う人に怪しまれていないかヒヤヒヤしながらも、再生を止めることができませんでした。
2. 「バカ」は店長だけじゃない?
タイトルにある「新店長」の暴走っぷりはもちろん健在