早見和真のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
宗教って真面目にちゃんとやるとなると怖い。
お釈迦さまもイエス・キリストもアッラーも真面目にきちんと極めようとして訳がわからなくなることも。そしてそれがちゃんと勉強して修行している僧侶だったりするんだな。
音楽の夢破れた若き僧侶に、実家のお寺を継ぐためにめっちゃ売れてたバンドを脱退したDJさんを思い出した。
スリーピング★ブッダ。
ふっと頭に浮かぶ人も多い、肘をついて横になっているお釈迦さま。
メインの大切にしなくてはならない人と、プライベートの生活があって、それをちょっぴり過ごしやすくしてくれる存在が宗教なのだと理解。
というか、宗教を信じるということはそれ以上でもそれ以下で -
Posted by ブクログ
ネタバレ2020年本屋大賞の続編
前作で地方に飛ばされた山本猛店長が本店に復帰するところから始まる。物語の背後にはコロナ禍という現実があり、その混乱の中で信頼を失い、結婚を機に書店を去った小柳店長の存在が、シリーズにほろ苦い陰影を与える。相変わらずKY全開の山本店長に内心で毒づく谷原京子の語りは健在だが、本作は「作中で語られている物語が、いま読んでいる本になる」というメタ構造をさらに複雑にした点が印象的だ。架空の小説『ステイフーリッシュ・ビッグパイン』を軸に、視点や真相が反転していく仕掛けはシリーズ随一の完成度だろう。ラストは明確に続編を示唆し、もはや“バカすぎる店長”という枠を超え、書店と物語その -
購入済み
競馬の話
モノローグ的な語り口は平易で分かりやすくどんどん読み進めることができる。しかしともすれば単調な展開に陥ってしまう危険性がある。しかしこの作品は、「競馬」というドキドキする世界を扱っているせいか、単調に陥ることなく緊張感を持ってストーリーが進んでゆく。しかし、私に競馬に対する知識や興味がないせいで、それほど楽しむことができなかった。