早見和真のレビュー一覧
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ネタバレ三年前宮崎の山奥の新店舗の店長として移動になった、山本猛元店長が、武蔵野書店吉祥寺本店に帰ってきた。
書店員の反感を買う山本猛店長。谷原を女性初の店長に育てるべく、奮闘する。
文句が多く、目標を見失ってしまった谷原京子。店長を目指すか、結婚して子供を産むか、目標が掴めずにいる次期店長。
磯田真紀子。谷原が信頼を置いている後輩。
美晴で働く谷原の父。実はキーパーソン。
小柳真理前店長。谷原の背中を押してくれる理解者。
作家の大西賢也(石野恵奈子)。美晴に入り浸ってる作家。
山本多佳恵。小5から引きこもりだった読書家。大西賢也トークショーで人生が変わり、社会に復帰することができた。今作のキーパーソ -
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ネタバレ積読から手に取った一冊なのですが、新年早々読み進めるにはとても重かったです。読後に爽快感などまるでなく(あくまで私としては)、早見作品は好んで読んでいますが★3。
何故なのか。
母娘の負の螺旋を断ち切ることができた陽向を、よくやったね!と手放しで讃えることができなかったんですよね…この子は庇護の対象として描かれ、この子を守るために被害者の高校生は命を落とすことになるけれど、それを幼さゆえの無知や無邪気さで片づけて良いものなのか。確かに生まれ落ちる環境はコントロールできないけれどそれが他責で生きて良い理由になるのか。結局この子が一番強かだったのではないかと思うとあと味の悪さが残りました。
事 -
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第1弾が面白すぎただけに、2作目は個人的にそこまでの盛り上がりを感じなかったのが凄く残念( ・-・̥ )
その一因として、1話目の居酒屋美晴での店長がやってきてからの場面。なぜ親父さんも小柳さんもあそこまで店長の一挙一動に見惚れていたのか、京子に厳しく注意をしたのかが繰り返し読んでも謎すぎて「???」が残ってしまった。
あとは4話目の中盤までの描写もちょっとモヤっとだったかも。ラストに向けての伏線として必要だったとは思うけど、現実場面に戻ってからの店長の京子に対する態度も何でそんなイライラしてるんだ?と釈然としなかった。(あることがきっかけで店長の機嫌は戻るんだけど笑)
よく分からない&読んで -
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宗教って真面目にちゃんとやるとなると怖い。
お釈迦さまもイエス・キリストもアッラーも真面目にきちんと極めようとして訳がわからなくなることも。そしてそれがちゃんと勉強して修行している僧侶だったりするんだな。
音楽の夢破れた若き僧侶に、実家のお寺を継ぐためにめっちゃ売れてたバンドを脱退したDJさんを思い出した。
スリーピング★ブッダ。
ふっと頭に浮かぶ人も多い、肘をついて横になっているお釈迦さま。
メインの大切にしなくてはならない人と、プライベートの生活があって、それをちょっぴり過ごしやすくしてくれる存在が宗教なのだと理解。
というか、宗教を信じるということはそれ以上でもそれ以下で -
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ネタバレ2020年本屋大賞の続編
前作で地方に飛ばされた山本猛店長が本店に復帰するところから始まる。物語の背後にはコロナ禍という現実があり、その混乱の中で信頼を失い、結婚を機に書店を去った小柳店長の存在が、シリーズにほろ苦い陰影を与える。相変わらずKY全開の山本店長に内心で毒づく谷原京子の語りは健在だが、本作は「作中で語られている物語が、いま読んでいる本になる」というメタ構造をさらに複雑にした点が印象的だ。架空の小説『ステイフーリッシュ・ビッグパイン』を軸に、視点や真相が反転していく仕掛けはシリーズ随一の完成度だろう。ラストは明確に続編を示唆し、もはや“バカすぎる店長”という枠を超え、書店と物語その -
購入済み
競馬の話
モノローグ的な語り口は平易で分かりやすくどんどん読み進めることができる。しかしともすれば単調な展開に陥ってしまう危険性がある。しかしこの作品は、「競馬」というドキドキする世界を扱っているせいか、単調に陥ることなく緊張感を持ってストーリーが進んでゆく。しかし、私に競馬に対する知識や興味がないせいで、それほど楽しむことができなかった。