早見和真のレビュー一覧

  • 新! 店長がバカすぎて

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    シリーズ第二弾読破。前作同様のラストのサプライズ感を期待していたのだが、ちょっと肩透かしだったかも。キーマンの彼女の正体にはかなり早くから気がついてしまっていたからかな。それと、なぜ谷原さんが最高のチャンスを自ら不意にしたのかが解せなすぎた。店長の変な小説も好感が持てなかった。でもでも、それもこれも全て第三弾に繋がってる複線だとしたら、許す。

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    2025年09月22日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    続編。一話から最終話まで六話、いずれも前回同様に、バカすぎるストーリーなのだ。勢いで読める。とにかく書店員の谷原京子と店長、スタッフのドタバタが小気味よく展開する。最後は次なる問題が降り掛かりそうだ。又、次に期待。

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    2025年09月22日
  • ぼくたちの家族

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    読み初めは若菜家の父・克明に良い印象はなく、玲子も文句が多く、子どもに甘すぎると感じていた。
    弟・俊平もだらしないな〜と思っていたけれど、母の病気を境に家族が協力し、弟の明るさ、軽さが良い方向にいき、支えていくのが良かった。

    兄・浩介の引きこもりがあっけなく解決したのに、?と感じたけれど、まぁ〜いいか。
    お嫁さんの義母に対する感情が私と同じで、反省してしまった。

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    2025年09月21日
  • 八月の母

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    アルプス席の母、問題の2作がとても面白かったので、こちらも気になって読みました。早見さんの文章は読みやすく、私は好き。…ですが、こちらの作品は、とにかく暗く重い雰囲気で、エピローグまでずっと苦しかった。
    個人的な好みだけど、苦しい読書は苦手だなと。

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    2025年09月20日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    ネタバレ

    インタビューは全てジュリーと早見との会話形式で綴られています。
    一般的には地の文でインタビュアーの主観が入ります。「彼女の様子には緊張が見えた」とか、「沈んだ表情だった」とか「何かを思い出すように目線を上げた」とか。それが一切ない。なので、読み進める読者としては二人の会話、書かれている言葉こそが全てなんです。小説家・早見和真がなぜ藤島ジュリー景子のインタビューを担ったのか。それはこの、語られる言葉を記す力にあるのだと思いました。もちろん、引き受けた経緯は本書の中にじゅうぶん記されています。それとは別に、早見のインタビューには“率直さ“があると感じました。それは本書を読んで感じた、ジュリーの印象

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    2025年09月08日
  • 八月の母

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    『イノセント・デイズ』を超える重たさ…
    読むのが辛い物語でした。
    キーワードは『母性』『連鎖』。母親の影響でこんなに人生が変わるのかと思うと、ほぼ子育てが終わった私でもズシンときます。
    苦しいけど読んでよかった。

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    2025年09月06日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    山本猛店長と谷原京子書店員。
    宮崎から店長が帰ってきた。コロナ禍を戦い抜いた小柳店長は引退。武蔵野書店の社長も息子に代替わりする。

    息子に愛の告白をされると思って着飾って行ったら、吉祥寺本店の店長になって欲しいと言われるも断ったりする

    バイトに新しく入った後輩女は店長派で大変だったりするが実は作家で脇役が主人公になる形で一世を風靡するもそれは練習台で本当は大西先生の店長がバカの続編を書いていた!

    武蔵野書店の新装開店トークショーで明かされる。ただ、店長の昔の友達の丸谷くんの伏線とか自己啓発本の竹丸トモヤとか、やまもとたける店長のアナグラム系の伏線は回収されず…次回作へか?

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    2025年09月06日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    今作はあまり店長のウザさが表に出てなかったような気が。
    前作は、後半にちょっとしたどんでん返しがあったが今回は、?と思い読みすすめていた。キーを握る作品、無名の作者を意識していた分、店長の存在が薄かったのかも、?
    想像していたラストではあったが、京子の「ガルル、、!」な日常が面白かった。

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    2025年08月25日
  • 笑うマトリョーシカ

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    ネタバレ

    ストーリーは面白かったがあまり個人的には刺さらなかった。
    共感できないところが強いのかもしれないけど、一気読みには至らず、むしろところどころ読みにくかった。

    こんなに強く人どころか、国に対して思うことがないからむしろ最後の清家が人を切っていく気持ちがホンモノだと思った。

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    2025年08月17日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    終始、山本店長にイライラするが、それが作者の思うツボにはまっているのだろう。周りの面々も個性が強いので、バランスが取れている。谷原京子が時折爆発してしまうのもホッとさせられた。途中から思いもよらない展開に、後半は特に一気読みした。もうすぐ続編が出るらしいので楽しみ。

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    2025年08月17日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    本屋を舞台とした女性店員と店長とのごたごたを中心とした賑やかな物語。いまいち没入感無く終わってしまったのは、共感出来るところが少なかったからか。本屋で働くとあるあるなのでしょうか。

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    2025年08月16日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    一気読み!あー、おもしろかった。
    気軽に読めるシリーズ第2弾もいっぱい笑わせてもらいました。
    久しぶりの京子の「ガルルッ」に、嬉しくてニンマリ。

    相変わらず店長がズレてて空回りしてた。
    途中ちょっと展開についていけず「えっ?」と、思わずページを戻ってしまう場面も。

    京子が書店員として働きながら見ている世界は、働く日々も感情も、私たちが過ごしている毎日を彷彿とさせる。
    作中には、本を愛する1人として、共感する言葉があちこちにありました。

    本好きのための、元気をもらえるシリーズ。
    何だかひと波乱起こりそうなラストに期待値があがる!
    シリーズ第3弾も楽しみ。

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    2025年08月14日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    前作の続編ということで読んでみたが、前作同様でなんとなく先は予想できて、楽に読める本だった。しかしながら今作は前作と同様なストーリー展開が少し退屈に感じ、中盤で眠気に襲われたが何とか読み終えた。

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    2025年08月03日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    店長がバカすぎて、の続編、相変わらずイライラ
    させる店長を取り巻く書店の面々、特殊な人たち
    が多すぎる、前作同様少しばかりのどんでん返し
    を用意しているが、作中で谷原京子が新社長から
    新店長に推薦される下りが会社組織の癖に本人に
    しらせないという綱渡りをしている
    かように構造的に無理があり、作中人物も100%
    の好感が持てるキャラじゃないので軽く読むのに
    いい本です

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    2025年08月02日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    ストーリー上の仕掛けを踏まえて、前作の面白さの方が上だったかなーとは思うけれど、今作も時々クスリと笑える場面や仕事への向き合い方、本への愛情など、共感できるものが多くて読みやすかった。

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    2025年07月25日
  • 笑うマトリョーシカ

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    参院選直前にこの本を読んだ。そしたら、議員に対する目線が変わった。議員の表面だけではなく、議員の裏にいるブレーンや更にブレーン間で繰り広げられる様々な駆け引きなど。勿論知る訳ではないが、想像するだけで楽しい。

    有象無象が蠢く魑魅魍魎の世界、政治。この本では喰えない議員と人を食ったような議員達の策略かと思いきや、もっと手前の所での話だった。むしろ、一人の議員を囲む近しい人たちのやり取りにフォーカスした事で、ユニークな設定となったし、一人一人の印象を強く浮かび上がらせる事が出来たのだと思う。

    マトリョーシカのように、剥いても剥いても次々に違う顔が出てきて、結局何が本当なのかが分からない。そんな

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    2025年07月18日
  • 笑うマトリョーシカ

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    ネタバレ

    利用しようとしていた人々が実は利用されていた、という話?
    設定は面白いと思った。でも、最終的には皆何が目的なのかが私にはよく読み取れなかった。
    実態の無い物語という感じがした。
    清家を総理大臣にして具体的に何をさせたいのか。
    清家は総理大臣になって何をしたいのか。
    私が政治の世界がよくわかっていないからなのだろうか。
    母や祖母が日本に恨みがあり日本への復讐のため、とするなら、その後も母が清家を支配するならば中国よりの日本に誘導したのだろう。
    でも、母が具体的に日本にどんな仕打ちを受けていたとか、どんな恨みがあるのかは読み取れなかった。
    鈴木も真中も、清家を総理大臣にしたいなら、この国をどうして

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    2025年07月12日
  • 笑うマトリョーシカ

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    難しかった、分かるようで分からない
    他人をここまで支配したいと思えるのか?
    本当の自分って一体何なの?自分にしか分からないことを他者が証明できるのか、不思議な気持ちになった

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    2025年07月10日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    書店員が主人公だからこそ描ける話。
    ちょっと変わった日常の皮を被ったミステリーのような読後感。
    続きを期待してしまうようなラストで心が躍った。

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    2025年07月09日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    一作目よりは胡散臭さがなくて良かったかなと思いますが、同じような内容だったのでマンネリ感が否めない…
    あと主人公の自意識過剰と言うか、思い込みが激しいところが個人的に苦手です。でも店長視点の章が話の流れが変わって面白かったので良かった。

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    2025年07月08日