早見和真のレビュー一覧

  • 新! 店長がバカすぎて

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    シリーズ2作目。

    時代背景に沿りつつも、お客さんや職場の仲間&山本店長と谷原京子の日々は翻弄されている。

    個人的に『社長のジュニアがバカすぎる』は面白かった。
    京子の未来(仕事or結婚)の悩みはあるあるだなぁ。30代はキャリアアップしたい、結婚もしたい…なんとも贅沢な悩みを抱える世代だなと改めて思う。

    京子は気づいているのかどうかは分からないですが、職場のみんなを引っ張れる人。それを謙遜しているのはもったいないな…なんて。
    京子の強い信念が伝わり、また彼女の周りにいる人たちも仕事に対しての熱意がある。そういった魅力が京子の世界は成り立つのかなぁと思う。

    『新店長がバカすぎて』で物語は変

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    2026年04月09日
  • 八月の母

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    内容が重く、読んでいて苦しい一冊でした。

    陽向が負の連鎖から断ち切って幸せな生活を送れてよかったと思った。

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    2026年04月06日
  • 八月の母

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    ネタバレ

    内容を全く知らずに読み進め、途中からあの事件をなぞっているのではと気づき、解説で確信した。
    自分の人生は誰にも触れさせない、誰のせいにもしない、母親でさえも邪魔になるなら離れる、という言葉が深く刺さる。
    ふとした時にほだされる、あの頃に戻りそうになる、何度裏切られても期待してしまう、この感覚はよくわかる。
    外部から見ると警察に…と思うが、簡単な話ではないことまで人物描写で丁寧に描かれている
    美優の言葉も響く。
    後半長女長男の言動、香織の言動から、それぞれ抱えているものが垣間見える
    ラストシーン、子どもは確かに無償の愛を与えてくれるが、永遠ではないことに親は無自覚である。自分の人生と向き合って、

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    2026年04月04日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    ■勝手に予告編
    吉祥寺に本店を置く《武蔵野書店》では、今朝も店長のありがた〜いと思える部分が微塵もない朝礼に、スタッフ一同は辟易していた。

    店長から度々的にされる谷原京子は、店長の口から発せられる一言一句に苛立ちを隠せず、しばし睨みをきかせる。

    「ちゃんと聞いてくれていますか?三津浜風子さん」

    「誰だよ!!」

    今日も《武蔵野書店》吉祥寺本店の忙しい一日が始まる。


    ■読後の感想
    前作を読み終えてから時間がだいぶ空きましたが、瞬時に作品の世界を思い出しましたね。
    店長と不愉快がってる仲間たちの物語。
    今作も楽しく読ませてもらいました。

    ただ第五話では「何を読まされているんだ?!」と怒

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    2026年03月22日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    前作はAudibleで聴いたが今回は紙の本で。
    シリーズならではの「お決まりのパターン」、空気を読まない店長・山本の突拍子もない言動に、主人公の京子が心の中で猛烈なツッコミを入れながら奮闘する。しかし、そこが、この物語の最大の魅力。水戸黄門の印籠のように、予定調和の中に潜む「本屋のリアル」と「働くことの矜持」が、真っ直ぐに届いてくる。
    今作でも、出版業界が直面する厳しい現実が背景にあり、店長の「バカ」さ加減は相変わらずだが、その突き抜けた純粋さが、時に誰よりも本質を突く瞬間にハッとさせられる。京子の毒舌も健在で、仕事の理不尽にモヤモヤする日常を、爽快な笑いとともにデトックスしてくれる。
    ラスト

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    2026年03月22日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

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    コロナ禍で中止となった甲子園で強豪校の監督、選手たちの思いを知ることができた。
    この頃の3年生は「可哀想な世代」と一括りにされることが多い。しかし甲子園が中止になったから勝たなくては行けないというプレッシャーがなくなり、忘れかけていた本来の野球の楽しさというのを取り戻せた選手が多くいたことが印象的だった。
    「可哀想な世代」ではなくまさに「貴重な体験ができた世代」だと感じた。
    10年後、20年後「あの夏」について聞いてみたいと思った。

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    2026年03月19日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    三年ぶりに吉祥寺本店に店長として復帰した山本猛は張り切るが、相変わらず人を苛立たせる天才だ。
    それでも部下の京子は新人作家の才能に打ちのめされ、好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っている———
    (作品紹介より引用)

    谷口京子さんが吐く小気味いい毒や、すべての人物が持つ、魅力的な個性がとても心地よく読ませてくれた。

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    2026年03月17日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    前作に続き、山本店長の「的外れで周囲から浮いている姿」が自分の上司と重なりすぎて、ビジュアルが完全に上司で再生されてしまいます。物語は面白いのに、どうしても現実のストレスがチラついてしまうのが辛いところです。

    また、優秀なイメージだった小柳さんですら店長として苦戦するという展開には、ショックというか、少し残念な気持ちが残りました。

    このシリーズ読むと書店に行きたくなりますね。

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    2026年03月16日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    25年人気を博したドラマ 
    小説と映像が違うケースもまま有るが、映像はほぼ小説に忠実に描かれている。
    競馬界の事を、熟知していると関心する。
    物語も、恋愛有り 親子関係、継承、事業発展、勝負有りと見どころがふんだんにある。
     毎年競馬場には足を運んでいるが、身近な人と一緒に行きたくなった。美浦のトレセンも是非見学してみたい、

    本作者の”ひゃくはち”等以前テレビで紹介されていたので読んでみたくなった。

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    2026年07月01日
  • 八月の母

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    文章が上手いからか、物語への没入感が凄まじかった。第一部の終わりに、叙述トリックにハマっていたことに驚かされる。第二部は紘子視点で描かれていくけど、苦しかった。母性とは何か考えさせられる作品。

    陽向はいつも母親を選び続けた結果、最後には紘子を間接的に死なせてしまった。あのとき、母親を選ばずに警察に通報していれば、紘子は救われたはず。それは、エリカも同じでずっと母親から逃げられず選び続けてきた結果。ラストシーンでは母親を選ばず、正しい未来を選択しようとしたことで不幸の螺旋から降りることができたということだと思う。

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    2026年03月10日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    1冊目同様、笑いながらあっという間に読み終わった。散りばめられた謎、一生懸命読んでしまった店長の架空の話、続きも楽しみ。

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    2026年03月09日
  • 笑うマトリョーシカ

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    ネタバレ

    人に操られ、人を操ることについて考えさせられた。
    操るという言葉だと現実味があまり感じられないけれど、他者に影響を与えるというのは普段のコミュニケーションでも当たり前のようにあるし、他者を束縛する、他者を利用するということも身近なところで起こっていると思う。

    他者へ影響を及ぼさない、ということは不可能だろうから、逆に他者から影響を受けるときに自分自身で考えて取捨選択をすることが大切だと改めて感じたけれど、それこそどのような家庭環境で育ち、どのような教育を受けてきたかが影響するから本当に難しい…

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    2026年03月09日
  • 八月の母

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    ネタバレ

    感想が難しい作品!!
    ただただ、ものすごく深く考えさせられた。
    我が子には同じ目には合わせたくないと思いながらも、負の方向にいってしまう関係や母性。
    プロローグで海外に行くと言っていたのに、なかなか行った先の事が書かれないからこの家族はどうなった?と思っていたけれど…そういう事か…
    母を恨み拒んでた紘子だけど兄の言葉を思い出し最期に母を許した。例え許しても陽向のように、母と娘を縛るものに気づき、手放す勇気をもたないといけない。
    紘子の思いが陽向に届いてホッとした。
    あと健次が良き◎

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    2026年03月07日
  • 八月の母

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    この作品に登場する母親のような人は、きっとどの時代にもいるのだと思う。きっとこれから先も、いなくなることはない。とにかく読んでいて苦しかった。

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    2026年02月28日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    面白かったです。前作同様まさか!の展開が鮮やかでした。
    店長の正体(?)がまだ明らかにされておらず、次作が楽しみです。

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    2026年02月27日
  • 八月の母

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    先に感想を読んでいたので、大体の内容を把握して読み進めたものの、この主人公は誰だ?という点が判明した時なるほど!となりました。
    どんな親子関係でも別個体であり本来離れられるものなのに、生活する中で得た洗脳や得られなかった別の環境へ身を置く術がそれを阻むのかなと考えました。
    今はネットもあるから、こういう状況って起きにくくなっているのかなと祈念します。

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    2026年02月22日
  • 笑うマトリョーシカ

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    四国・松山の名門高校に通う二人の青年の「友情と裏切り」の物語。
    故郷、宇和島も出てくる。
    27歳の若さで代議士となった男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。秘書となったもう一人の男は、彼を若き官房長官へと押し上げた。総理への階段を駆け上がるカリスマ政治家。
    「この男が、もしも誰かの操り人形だったら?」
    最初のインタビューでそう感じた女性記者は、隠された過去に迫る。
    マトリョーシカ (大きな人形の中に一回り小さな人形が次々と入れ子状に収められた、ロシアの代表的な木製工芸品(入れ子人形)のこと)が空洞の入れ子になっている人形 中が空洞だから幾つもの仮面をかぶるのか あるいは空洞だから,中に入り込ん

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    2026年02月19日
  • 普通に青い東京の空を見上げた

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    27歳が主人公の全6章からなる連作短編。
    今振り返れば「まだ27歳」なのに、当時は確かに「もう27歳」だった。30歳を前にした焦りや不安が、ふと自分の記憶と重なる。
    最後の章で6人が繋がるのだが、各章で主人公の名前が出てこないので、あれ、これ誰だっけ?と結びつけるのが大変だった。

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    2026年02月06日
  • 普通に青い東京の空を見上げた

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    話が繋がってくる短編集
    27歳の男女が主人公
    自分にもこんな時代があったのかと思う一方で、普通に恋愛できたり仲間がいることが羨ましかったり
    自分の人生は自分だけのもの、当たり前だけどなかなか、実践できてなかった
    最後の碑文谷フラワーチャイルドの主人公の気持ちは、若い頃の自分と変わらないと共感したり。あの時に戻れるなら、当時の自分を叱っていたのになぁ。

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    2026年02月05日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    前作より面白かった
    物語に出てくる本とリンクした構造になっているところも、
    しっかりした伏線回収もすごかった〜

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    2026年01月29日