早見和真のレビュー一覧
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人材派遣会社の社長であり馬主でもある山王耕造の秘書として働くことになった栗須栄治を軸に、馬主や競馬に関わる仕事をする家族を描いた作品。
競馬を詳しく知らなくても、「家族」「人」の物語として問題なく読める。
第一部を読んで「まだ続きがあるの?」と思ったほど、第一部だけでも作品として成り立つと思うが、第二部で「継承」が描かれることによって、よりファミリー感が強まりぐっと深みが増した。
レースの進捗は栄治の視点で感情込めて情景が描かれてグイグイ引き込まれ、勝負の結果は”競争成績”でシンプルに提示、というギャップには「やられた!」と思った。
著者に弄ばれている気がする(笑) -
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山本猛店長がいる武蔵野書店。そこで働く谷原京子が店長の理不尽(?)さに振り回されながら仕事するドタバタコメディ。
抱腹絶倒とまではいかないですが、面白く個性あふれる登場人物に思わず笑ってしまう。
山本店長が職場にいたら楽しそうな反面、ウザいと思うのかもしれない…でも、そんな店長のボンクラさは嫌いじゃない。真面目なんだよね。でもどこか抜けてる。たしかに京子は苛立つことが多そうだ(笑)
書店員の仕事は、作家、物語をリスペクトし、お客さんに寄り添う職業だと思いました。
もちろん、本の知名度向上と売上が主目的ではあるのだが、たくさんの人に読んでもらいたい本を相手の心を震わせられるかどうかを考え提案を -
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赤裸々としか言いようがない内容。
ジャニーさんとのこと、母親メリーさんのこと。女帝とはまさにメリーさんのことだな。
それにしても、NHKのマスゴミたるゆえん。トップニュースや特集組んで大々的に報道したNHKトイレでの加害疑惑は、当時はジャニーさんは海外にいたことが裁判で証明されて加害は無理だったとなったのに、訂正報道はない。NGリストもジャニーズ事務所は一切関わってなかったことが判明したのに、それも報道なし。
文春もテキトーなことばかり。
結局、証拠は今でもまったくない。時効来てない人もいるのに警察へ訴える人もいないまま。今もこれからも疑惑のまま。
落ち着いたら、せめてまったく関係ない -
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面白かったです。店長と谷原さんとまた出会えてよかった。
P150 : 肝心なのは、何をどう選択したところで、あんたのその後の人生は続いてくっていうことだよ。そこで何も終わらないし、意外と何も始まらない。何を選び取ろうが、取るまいが、苦しさは少し姿を変えるだけできちんと降りかかってくる。結局、何も閉じたりはしない。
P172:宇宙かと思った。いきなり宇宙に放り込まれたかと思うほどの、静けさと、息苦しさ。
p278:世界がどう変容しようと、私たちにはやるべきことがちゃんとある。無力感を呪っていたって仕方がない。目先のことをするだけなの。そうやって時代と対峙するの。 -
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この本には多くの登場人物のそれぞれの人生が描かれている。同じ人生を歩んでいる人は1人もいなく、それぞれが違う悩みに葛藤しながら毎日を歩んでいる物語であった。特に、新橋ランナウェイの主人公には個人的に同じものを感じ励まされている気分になった。また、1つ1つの短篇が繋がりのないように思えたが最後まで読むと繋がっていた。「お前はやりたいようにやれ。お前の人生だけは誰がなんと言おうとお前が主役だ。それだけは忘れんな。」という言葉は胸に深く刻まれた。今、同じような生活を送っている人物にもそれぞれの悩みがあり、葛藤があり向き合いながら生活を送っている。自分だけが悩みがあり葛藤している訳では無いと励まされる