早見和真のレビュー一覧

  • スリーピング・ブッダ

    Posted by ブクログ

    「スリーピングブッダ」って何だ?
    思いつくのは釈迦涅槃図。じゃ、涅槃ってなんだ?
     文庫版のカバーイラストと裏表紙の「青春パンク小説」というコメントが誤解を招くのだろう、ネット上の多くのレビューが「前半は面白いが後半はどうも」、であった。
     この作品はけっして青春パンク小説ではない。かなり深い所をえぐった宗教観と人生観が詰まっているカバーイラストからは連想できない方向の物だ。
    「坊主って安定してる?」という主人公の一人、隆春の言葉が象徴する導入部から前半よりも東北の涅槃寺に入山してからの主人公達とそれを取り巻く人々の生き方の方がこの作品が読者に問いかける部分である。
    人を救うというのはどういう

    0
    2014年09月28日
  • 6シックス

    Posted by ブクログ

    高校野球部員を題材に描いた「ひゃくはち」の著者が東京六大学野球を題材に描いた作品。
    高校で全国制覇し、「銀縁くん」の愛称でスターとなり早稲田に進んだ星を軸に彼と関わった、影響を受けた東大、法政、明治、立教、慶応の人物を描きながら秋のリーグ戦が進んでいく設定。
    ただ、各章は試合直前で終わり、試合の描写はされていません。
    各章の最後に新聞記事という形で試合結果がわかるという見せ方は面白いなと思った。

    0
    2014年03月15日
  • 6シックス

    Posted by ブクログ

    東京6大学野球をめぐる短編集6編。
    6大学野球の大学の各々の立ち具合を見るようだった。
    6つの話が野球と絡み、いろんな立場から神宮をみつめた。
    洒落ていて面白かった。

    0
    2013年06月20日
  • 6シックス

    Posted by ブクログ

    六大学野球にちなんだ6つのエピソード。

    それぞれが個性的な話で最後にスポーツ新聞調でまとめが入っているのがとても面白い。

    0
    2012年12月30日
  • 6シックス

    Posted by ブクログ

    六大学野球にまつわる6つの話。学生時代に観た早慶戦を思い出した。早大の銀縁君が主役級だが、他の話もそれぞれにおもしろく読めた。

    0
    2012年08月23日
  • 笑うマトリョーシカ

    Posted by ブクログ

    著者作は『春までのセンセイ』『問題。』『アルプス席の母』に続き4冊目。
    これまでの中では一番面白かった。

    本作の前にに著者が藤島ジュリー景子を取材した『ラストインタビュー』の試読部分を読んでいた。清家はもともと櫻井翔をイメージして書かれたキャラクターで、さらにジュリー氏が櫻井を起用したドラマのプロデュースを思案していたこと、紆余曲折のうえ2024年にTBSでドラマ化されている。
    それを念頭に、「清家=櫻井翔」に変換しながら読むと人間関係がわかりやすい。
    ちなみに鈴木俊哉は及川光博、三好美和子は難波のエリカ様・上西小百合をイメージしながら読んだ。

    清家は「誰」に操られているのか、を探るパート

    0
    2026年09月06日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    裁判傍聴をしてみたくなった。
    裁判という場でその場の人の視線や表情に着目してみてみたい。

    人の罪を被ることも大きな罪であり、美徳として捉えてはいけない。と思う。

    0
    2026年09月06日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良書。
    甲子園を目指す高校はこの作品のように異常なのだろうか。日本社会の異常さ。読むのが嫌で飛ばし読み。
    救われるのは息子たちの性格のよさ。

    0
    2026年09月05日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本に出会うきっかけは小説家にしか生み出させない物語と、書店員にしか伝えられない作品の良さがあってこそ
    自分じゃない誰かの人生を追体験、想像することでできる
    自分のことしか考えていない時代に、大切なこと
    小説好きには他人の考えが想像しやすい
    どんな噂を聞いても、自分の目で見るもの以外は信じないと決めたという強い意志
    仕事のやりがいは職場環境に不満があって、思い通りにもいかなくて、将来も不安でも同じことを共有できる人が世の中に1人居れば頑張れるのかもしれない
    主人公が仕事を辞めようと今まで以上に強く思った際に『何も抗っていないのに楽しい時間が過ぎたら辞めるのは良くない、自分で環境を変える努力をしな

    0
    2026年09月04日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    甲子園を目指す息子の母の物語。
    ・航太郎は母想いで、自分の立場にかかわらず周りと対等な関係を築き、最高のムードメーカーでなんてできた子なんだ…と。
    ・佐伯は嫌なやつだったが、航太郎にずっと期待していた。そうやって信じてくれる人がいることで思わぬ方向に好転することがある。
    ・看護師の菜々子と、医師の香澄があんな急激に仲良くなることがあるのか(下の名前で呼び合うほど)、というところに違和感を感じてしまった。母親世代になればそういうこともあるのかな。
    ・まだ母親になったことはないし、自分が部活をやっていたときは強豪野球部のような部員の親の密接な関わりはなかったから、共感はあまり無かったけど、きっとこ

    0
    2026年09月03日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『店長がバカすぎて』の早見和真さんの作品。『店長がバカすぎて』はヒット作のようだが、私には刺さらず、本書もどうかな?と思いながら読んだ。

    早見和真さんは多作で色々なジャンルを書かれていることから、あれはダメでもこれは良いかもと思いながら手に取とった次第だ。

    結果、良かった。

    よくある王道のような展開の物語だが、良かった。お父さんの娘を想う気持ち、父親目線で読んだので、より刺さった。これが学生時代に読んでいたらまた感想も違っていたと思う。本はいつ出会うかも重要だ。

    最後まで大円団で終わり、言うことはないが、大阪に住むおばあちゃんを東京に移住させるのは、流石にやり過ぎな気はする。

    星は3

    0
    2026年08月30日
  • 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    特に第4話 営業がバカすぎてが、なんか分かる!
    を綺麗に言語化していて素晴らしいなと感じた。

    本で見るとおバカな店長は、いい人なんだなと思ったが、本当に一緒に働くとなると疲れそうな気もする…

    0
    2026年08月29日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子供の母友達からの紹介で嫁が購入。
    競技は違うが、今のうちの状況とほぼ一緒。ケガで出られず、監督から気に入られずでずっと補欠。無理するとケガするし無理しなければレギュラーになれない。
    理不尽と不条理、でも家族の絆と愛情がしっかりと詰まったノンフィクションのような小説。
    ただ、最後の最後にハッピーエンドっぽくなってしまい、あまりに非現実すぎてさめてしまった。

    本屋大賞に興味を持ったきっかけになった本。

    0
    2026年08月28日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    シリーズ三作目。
    ついに谷原京子さんに運命の出会いが!そして自分の進むべき道を悩む谷原京子さんに、いちいち影響を与えてしまう山本猛店長の選んだ道は!
    (ちょっと店長風のアツい文章)

    相変わらず店長は意味不明なこと言ってるし、谷原さんは怒ってるし、またこの感じかぁと少し気乗りしないまま読み始めたけど、彼女の一生懸命さはやっぱり嫌いじゃなく、読みにくいこともなかったな。

    アナグラムは…もういいのでは。なんて。
    変な名前が出てくるたびに、アナグラム?と思うけど、メモを取って解体するまではせず。(ミルコとか苺とか、あやしくない?)
    そして謎な桃田さん。ミステリーすぎる。その後の谷原さんの生活もちら

    0
    2026年08月24日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なぜ田中幸乃は放火事件を起こしたのか、彼女の幼少期から関わった人物の視点で語られていくストーリー。
    救いのないところに逆に現実味がありました。
    それにしても、最後の絞首刑に間に合わなかったのはビックリして、記憶に残る締めくくりでした。

    0
    2026年08月22日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    何というか…共感できるようなできないような…
    幸乃の周りの人間がはちゃめちゃすぎる…
    幸乃に関わる人間がもっとまともだったら…

    ただ、信じた人から裏切られる経験があれば、2度と繰り返されたくないと思うのは、自分の経験上でも痛感する。それが何度も繰り返された幸乃には、これ以上の期待も落胆への始まりに感じるから、もう必要ないと思ったんだろうなぁ。

    真実がわかって、幸乃が出られたら、というハッピーエンドを期待しながら読んだけど、ラストは重すぎた…
    幸乃は死にたかった所に、都合よく?起こった事件に便乗して、でも実際に手を下した人間は流石に、こりゃ良かったなんてならないし、結局、更に重い罪を感じで死

    0
    2026年08月21日
  • 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    憧れの先輩や距離の取り方が難しい後輩、その中でもひときわ目立っていた登場人物が何を考えているのかわからない店長でした。
    店長に対する谷原京子の不満の表し方が、とても細かく描写されていて、場面を想像し思わず笑ってしまうほど面白かったです。

    私にとって小説は本の中でも少し手に取りにくいもので、正直今まであまり触れてきませんでした。
    文字を読む量も多いし、映像のほうがテンポよく物語が進んでいくしな、、と思っていました。
    しかし、本書を読み、映画などの映像と違い、読み進めるにつれて登場人物のイメージが想像できるもの面白い点だなと感じました。
    これからは小説にも注目して本を読んでいきたいです。

    0
    2026年08月21日
  • 新! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    一作目の伏線回収みたいなのがすごく面白かったけど
    さすがにこちらは考察できてしまった。
    やっぱり店長はただの店長か。

    0
    2026年08月21日
  • 新! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

     面白おかしく読め、嫌いではない作品だった。
    タイトルもしっかりもじってあるし、ところどころの話は声を出して笑える。いい表現も随所に見られ、新店長として腹をくくれるまでに成長するストーリー展開も良し。
     ただ、今回は突き抜ける何かが足りない気がした。展開が最後はドタバタで、もう少し丁寧にストーリーを展開させれば、驚きは何倍にもなっただろう。読み疲れて雑に文字を追ってしまった私の問題かもしれないが、最後の盛り上がりが残念だった。

    0
    2026年08月21日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ通して面白い。
    最後は店長と結婚してほしかったかも?
    いや、しない方がおもしろいのかなー
    これで最後なのかなー?

    0
    2026年08月19日