【感想・ネタバレ】95のレビュー

あらすじ

95年、渋谷。平凡な高校生だった秋久は、縁のなかった4人の同級生から突然カフェに呼ばれ、強制的にグループへ仲間入りさせられる。他校生との対立、ミステリアスな女の子との出会い……秋久の経験したことのない刺激的な毎日が待っていた。だがある日、リーダー的存在だった翔が何者かに襲撃されてしまう。秋久は真犯人を捜すため立ち上がった――。激動の時代を駆け抜けた少年たちの心の叫びがほとばしる、熱烈青春ストーリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

広重秋久
結婚して七歳の娘がいる。システム系の会社で営業をしている。
Q
星城学院高校2年生。一般的な家庭に育ち、高校1年までは成績優秀だった。翔のチームに誘われる。

新村萌香
星城学院高等学校2年R3組。高校卒業制作で1995年をテーマにOBに話しを聞く。

明日香
秋久の妻。

広重高志
秋久の父。普通の会社員。

広重悦子
秋久の母。共働き。

広重淳子
秋久の一つ年上の姉。

丸山浩一
マルコ
星城学院高校生。秋久の右隣の席。
実家は渋谷の丸山畳店。

鈴木翔太郎

星城学院高校生。
祖父の大里廣十郎は元総理大臣、娘婿の父も入閣経験のある政治家。

堺怜王
レオ
星城学院高校生。
父は広域指定暴力団、廣永会、白龍組の有力幹部。

新川道永
ドヨン
星城学院高校生。震災をきっかけに神戸から引っ越してきた。

オーナー
メケメケの店員。

殿内弥生
『東京フリッパーズ・マガジン』の編集長。

芹沢加奈
紫花女子高。
カラオケ好きで恵理子とよく歌いに行っているコギャル。

甲原恵理子
紫花女子高。
加奈の友だちのコギャル。明るい性格で、フィルムカメラで写真をよく撮っている。

岸セイラ
星城学院高校生。翔、レオ、ドヨンと幼稚園からの幼馴染み。

梓月
秋久の娘。

宝来隼人
Qと同学年の江戸橋学園生徒。

倉科
翔の家のじい。

翔の母親。

新城俊樹
Qのバイト先のゲームセンターで働いている大学生。家業は下町で何代も続いている花火職人。

栗田健吾
区内の公立高校に通う後輩。夏休み前に明けに退学し、地元の代々木上原近くでチームを作った。

吉田竜次
江戸橋学園の生徒。

牧野博利
渋谷の不良の間ではよく知られた三十代の実業家。

漣砥
秋久の甥。

大黒
武闘派の暴走族・キューティーハニーのリーダー。

蛭間
牧野の部下。

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2025年03月27日

Posted by ブクログ

積読本
渋谷って、わかんないけど、衝撃だった1995年。そして、大震災後の2015 年。時代が交互する辺りも面白い。
Qのように思った人間は若かろうが年寄りだろうが、いっぱいいただろう。何やってるんだよと。私もその1人。ノストラダムスは本当かもとか思ったもんなあ。
だからこそ、その時代にしかできないことをする。物語の中には喧嘩とか、タバコとか、きな臭いことはあるけど仲間がいて、青春が駆け抜ける疾走感がいい❗って、一気に読んでしまった。
1995.2015.もうじき2025じゃないか。
つまらない大人じゃない大人ってなんだろう。
答え探しだな
ドラマ化されてたんですね
見てみよう

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2024年12月19日

Posted by ブクログ

青春が駆け抜けていった。もちろんこんな仲間もこんな事件も周りには起きないけど、何処となく懐かしく感じた。

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2024年11月30日

Posted by ブクログ

ドラマ95を見て原作が読みたくなって購入。
個人的には実写化より原作の方が良いに決まってるからこの順番で摂取できる方が絶対幸せ。
と思っていたんだけど、これはもしかしたら原作を先に読んでてもドラマでガッカリしなかったかも。

ちょっとドラマの感想も入っちゃうけど、これってもう本当に「クソガキ大戦争」みたいな話なんだよね。これは良い意味でも悪い意味でも。
だから、何かを得られるとかそういうのもないけど、若さゆえの暴走とか頑固さとか勢いみたいなのが、湿気を感じる暑さみたいのを伴ってガンガン感じられるのがめちゃくちゃ良いんだよね。

それがドラマにちゃんと表現されていたし、うまくまとめられていたし、それらを映像のメリットである、カッコいい出演者で作っていて、あぁこれが実写化の最適解!と思った次第。
キンプリの海人くん、めちゃくちゃ良かった。

早見さんの小説は店長がバカすぎてしか読んだことなかったけど、同じ人とは思えなくて、作品ごとにだいぶ印象違いそうだな。
また別の著作も読んでみたい。

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2024年10月20日

Posted by ブクログ

あの頃の渋谷が蘇るオジサンとオバサンに読んで欲しい…108の球児…ShibuyaLoveって何年前だ?…

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2024年08月31日

Posted by ブクログ

高校デビューのごくフツーの主人公が、渋谷の黒幕と対等に渡り合い、たったの5人で渋谷を牛耳るという設定自体はあり得ない。
とはいうものの、高校生という限られた時期に、仲間とここまで濃厚な時を過ごし、想い出を作りまくられたことに対しては、純粋に羨ましく、かつ自分ももう一度青春時代をやり直したい、と痛切に感じた。

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2022年08月08日

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2018034

なんでもない平凡な高校生活が、仲間たちの出会いで一変する。他校正との対立や恋愛、仲間との友情。

悪い高校生の見本と言うことで、最初は取っ付きにくい小説だと思ったけど、途中から打算のない、こんな友情も良いなと思えてきました。

平凡が1番だとは思うけど、その平凡が今や難しい。権力に抵抗するのが、カッコいいと思うけど、いつの間にかその枠にはまっていたり。
それでも、誰かのために頑張るひとは、みんな格好いい。

若いときのカッコいいと、大人が思うカッコよさって、何かを護るものが出来ると出来ないとで違ってくるのかなと思う。

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2018年04月16日

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「1995年の渋谷は、青春のすべてが暴走する場所だった。」
この小説ほど、若者の衝動と社会の息苦しさを鋭く切り取った作品は少ない。
“普通”なんて幻想だと、読後は自分の生き方すら疑いたくなる圧倒的なリアリティ。

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2025年06月12日

Posted by ブクログ

1995年の高校生時代と2015年を
交互に語られる青春小説でした
渋谷を舞台に1995年当時のことがいろいろ
書かれておりそんなこともあったなぁとか思いながら
読んでました
主人公の秋久ことQちゃんがでも変わりすぎで
あんなにも変わっちゃうものかなと
まぁ小説なんでそこのところはあまり気にせず
しみました

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2024年10月28日

Posted by ブクログ

ドラマ化されたと言うことで読んでみた。自分が1995年に馴染みがないことめあると思うが、話がゴチャゴチャしていたように思う。2回目読んだら変わるのだろうか。

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2024年06月26日

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ネタバレ

「渋谷」という響き。
少し怖いものと触れてみたいという感情。

ただ、自分には縁がなく、住む世界が違う人たちの青春。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

【2023年18冊目】
きっと私がパッとしない青春を送っていたから、なのかもしれませんが苦笑、最初はあまりにも若くて青過ぎる春についていけず、登場人物の心情に共感できませんでした。

が、物語が進むにつれ、もがきながらも仲間のことを想って行動する登場人物たちにますますの青さを感じつつも、疾走感溢れる展開を楽しく見守ることができました。

半グレとかちょい悪の青春話、あんまりピンと来ない質なんですが、当時を振り返るかたちで、登場人物たちは既にいい大人になっている、という構図が良かったです。

この話から青春時代を思い出してしみじみする人もいるのでは……?!

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2023年01月30日

Posted by ブクログ

青春。渋谷。
大人が読むと切ない気持ちになる。
ストーリーは面白かったけど、文章というか描写がいまいちハマらなかった。

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2020年11月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

若さゆえ。。。美しい友情の物語なんだろうけど、ケンカとか暴力とか得意じゃないので、95年の章は斜め読み。

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2018年05月03日

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