感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年03月23日
家庭に性(セックス)と政治と「宗教」を持ち込んではならないとある思想家が言ってあった言葉を時折思い出す。
歪んでいくのだろう。
その歪みを、反面教師として受け入れられた時に彼や彼女の人生が始まるのだろう。
子どもの心情に「宗教」との関わりの気持ちのようなものを描写していっているからか、その息苦...続きを読むしさはリアルであった。
でも、心情的に心理的に分かるなぁと思った。
分かるけれども、「宗教」のカギカッコを外すのは簡単な作業ではない。
Posted by ブクログ 2019年12月15日
ひょんなことから、父親と母親が別々の宗教にはまってしまい、家族の気持ちがばらばらになってしまった子供のお話。語り部が子供なので、重たいテーマだがそこまで重くならずに読める。主人公には支えてくれるいい仲間がたくさんいてうらやましいと思った。
Posted by ブクログ 2023年07月09日
内容は面白かったが終わり方がジャンプの「俺たちの戦いはこれからだ!」のような形に感じたので少し残念であった。
宗教問題は度々話題として上がるが、人に強要するものは宗教ではないと考える。ただの思想の押し付け。
その内容について子どもの心情について着目されており、自分が変わることで人も変わっていく変化...続きを読むを楽しめる。
Posted by ブクログ 2023年04月24日
父と母が別の宗教団体にハマり、家庭崩壊や家庭内暴力の問題の中で子供たちは自分の進む道を探し出していく。こう書いただけで面白くなさそう感がありありだし、ツッコミどころ満載で書き込み不足も否めず。スタンドバイミーの話を持ち出して子供の夢を追う姿に重ねるところもイマイチ。取ってつけた子供目線を書くには作者...続きを読むの実力不足か認識甘さか。
Posted by ブクログ 2022年04月24日
子供が辛い目にあう話と、自分の価値観に縛られて他者の意見を否定する人が苦手です。
だから、この物語は読み進めるのが困難な本でした。
主人公に、良い仲間がいてよかった。
Posted by ブクログ 2020年11月12日
11月-12。3.0点。
小学生の主人公、父親が交通事故に遭った後新興宗教へ。しばらくすると母親も。。
妹と奮闘する主人公、家族の復活はあるのか。
少しユーモア感のある悲惨さの中で、主人公の頑張りがホロッとさせる。
ラストが少し尻切れトンボだった気がする。もう少し描いて欲しい。
Posted by ブクログ 2020年03月31日
"世界中の神さまたちに告ぐ。クソ食らえ!"という衝撃的な言葉から始まる、小学生・征人の成長物語。両親が異なる宗教を信仰することで家族崩壊に至り、葛藤のなかで自分の生きる道を見出だす姿を描く。
作品内にあるとおり、他者を認められない神さまに価値はない。世界の紛争の多くは"...続きを読む神の教え"の違いから生まれるもので、別の見方をすれば、人間のエゴを神に押し付けている。