早見和真のレビュー一覧

  • 普通に青い東京の空を見上げた

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    27歳が主人公の全6章からなる連作短編。
    今振り返れば「まだ27歳」なのに、当時は確かに「もう27歳」だった。30歳を前にした焦りや不安が、ふと自分の記憶と重なる。
    最後の章で6人が繋がるのだが、各章で主人公の名前が出てこないので、あれ、これ誰だっけ?と結びつけるのが大変だった。

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    2026年02月06日
  • アルプス席の母

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    母息子が亡くなった父との目標でもあった甲子園を目指す物語。胸熱要素がいっぱいで一気に読み進めてしまった。
    人生は続いていくのだから、やりきること、悔いを残さないこと。

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    2026年02月06日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読み始め、慣れるまではこの主人公の語り口調がどうにも性にあわずゆっくりゆっくり時間をかけて読み進めていました。
    ところが競馬場での場面となると不思議と勢いが出てきて、文章なのに競馬を見ているかのよう、不思議と馬を応援していました。
    有馬記念、ロイヤルホープを応援し、山王社長の病状が気になり、感情が忙しかったです。
    その後の第二章を読んで、これは継承を描いた物語なのだと気がつきます。ロイヤルファミリーを、そして不器用なところまでしっかり引き継いだ馬主 耕一をいつの間にか応援しているし幸せを願っている自分がいました。
    第二章に入るまではこんなに惹き付けられる物語だとは思わなかったため驚きです。

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    2026年02月05日
  • 普通に青い東京の空を見上げた

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    話が繋がってくる短編集
    27歳の男女が主人公
    自分にもこんな時代があったのかと思う一方で、普通に恋愛できたり仲間がいることが羨ましかったり
    自分の人生は自分だけのもの、当たり前だけどなかなか、実践できてなかった
    最後の碑文谷フラワーチャイルドの主人公の気持ちは、若い頃の自分と変わらないと共感したり。あの時に戻れるなら、当時の自分を叱っていたのになぁ。

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    2026年02月05日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    人材派遣会社の社長であり馬主でもある山王耕造の秘書として働くことになった栗須栄治を軸に、馬主や競馬に関わる仕事をする家族を描いた作品。

    競馬を詳しく知らなくても、「家族」「人」の物語として問題なく読める。

    第一部を読んで「まだ続きがあるの?」と思ったほど、第一部だけでも作品として成り立つと思うが、第二部で「継承」が描かれることによって、よりファミリー感が強まりぐっと深みが増した。

    レースの進捗は栄治の視点で感情込めて情景が描かれてグイグイ引き込まれ、勝負の結果は”競争成績”でシンプルに提示、というギャップには「やられた!」と思った。
    著者に弄ばれている気がする(笑)

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    2026年02月05日
  • アルプス席の母

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    ネタバレ

    『アルプス席の母』は、選手でも監督でもなく、スタンドから息子を見守る「母親」を主人公にした高校野球小説だ。看護師の菜々子は、夫を亡くし、女手ひとつで息子・航太郎を育ててきた。幼い頃に憧れた甲子園への夢を胸に秘めながら成長した航太郎は、中学で頭角を現し、名門校への進学を目指すことになる。

    しかし、そこには厳しい環境、父母会のルール、経済的負担など、親にとって重い現実が待っている。野球に詳しいわけでも、余裕があるわけでもない菜々子は、迷いながらも息子の夢に寄り添い続ける。

    本作は、よくある成長譚ではなく、「支える側」の葛藤と覚悟を丁寧に描いた物語だ。高校野球の華やかさだけでなく、その裏にある孤

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    2026年02月04日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    なんという、後味。重い。苦しい。
    死刑が確定した田中幸乃。彼女がどんな人物だったのか、その輪郭がだんだんハッキリしてゆく過程でいったいどんなラストになるのか、予想できなかったけど、、、
    こんなラスト。苦しいなあ。

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    2026年02月04日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    歩み寄りたいだけなのにうまくいかず、いろいろな課題がある。
    共通の課題が家族にあることが、家族を強くするのかもしれない。家族って帰って来れる居場所だけど、一緒に乗り越えると強くなれる。

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    2026年02月04日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    どんどん、おかしくなっていく店長。でも、憎めない。行動力がありすぎて周りを巻き込むが、なぜか憎めない。
    本屋とは何か、ということを突き詰めた作品。

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    2026年02月04日
  • 店長がバカすぎて

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    山本猛店長がいる武蔵野書店。そこで働く谷原京子が店長の理不尽(?)さに振り回されながら仕事するドタバタコメディ。
    抱腹絶倒とまではいかないですが、面白く個性あふれる登場人物に思わず笑ってしまう。
    山本店長が職場にいたら楽しそうな反面、ウザいと思うのかもしれない…でも、そんな店長のボンクラさは嫌いじゃない。真面目なんだよね。でもどこか抜けてる。たしかに京子は苛立つことが多そうだ(笑)

    書店員の仕事は、作家、物語をリスペクトし、お客さんに寄り添う職業だと思いました。
    もちろん、本の知名度向上と売上が主目的ではあるのだが、たくさんの人に読んでもらいたい本を相手の心を震わせられるかどうかを考え提案を

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    2026年02月03日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    休みの日11時から止まれなくて、気づいたら夕方。一気に読んでしまった。読み終えて本当に慟哭してしまった。簡単には言葉で言い表せない。この本を読んでよかった。

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    2026年02月02日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    新しい登場人物が出てくると瞬時にアナグラムが気になってしまう(笑)
    エンタメとして面白いし、この3部作を登場人物たちが書いた、という視点が面白かった。
    吉祥寺のどこかで彼らが今日も働いているような、、楽しい本だった。

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    2026年02月02日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    4.1
    ・なかなか勝てないところがリアル
    ・ホープとファミリーの前半、後半に分かれているが、両方とも読み応えがあった。
    ・ドラマではどこまで描かれているか気になる

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    2026年02月02日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    3作目で今までのキャラを総動員して心温まりました。仕事や人生に対して前向きに生きる、がテーマかなと思いました。『問題』の長谷川とわちゃんも出てきて良かったです。最後は、この先どうなるのかワクワクしました、辞めるの辞めないの?みたいに。前日譚エピソード0みたいな感じで、本当に出たら面白いなと思います。多部未華子さんが、谷原さん役でドラマ化希望。

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    2026年02月02日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    死ぬために生きる。
    この作品に登場する人物は誰も幸せではなく、また一人を除いて救われることはない中で幸乃が最後に人生で初めて他人に抗ったことで読者の私もどこか救われたような気がします。

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    2026年02月02日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    「以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい」って、回答に悩む小学生の女の子が中学受験を目指す。途中で気付いたけど、舞台は武蔵野市なので、読む順番を気をつけた方が良いですね。

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    2026年02月01日
  • アルプス席の母

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    主人公が「母」であるためか、特に序盤の反応や台詞にとてもイライラさせられた。それらも含めて、流石に読ませる作者の作品であり、スポーツものとしても良く出来ている。

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    2026年02月01日
  • 店長がバカすぎて

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    おもしろーい!!!
    契約社員かつ妙齢女性の考えがリアルな感じとか店長にイライラするポイントとか、でも愛おしく思えちゃう感じも面白いのに、ちょっとミステリーな感じもあり、最後の終わり方もえ!どういうこと???って続きが気になる。。。

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    2026年02月01日
  • アルプス席の母

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    野球詳しくないので楽しめるかな?と思ったけど、すごく面白かった
    高校球児の物語ではあるんだけれど、主人公は球児のお母さんで、野球がメインというよりは親目線の高校野球への献身がメインで、なかなか知る機会がないものなので興味深かった。
    親になっても、スクールカーストとかマウントとか、なんなら学生時代の頃よりあからさまにあるもんなんだなあと思った。
    家族ぐるみで献身しないといけないような強豪運動部に所属する親って大変だ...
    分かりやすいサクセスストーリーって感じではなく、泥臭い親目線の高校野球を追えるのが現実味あって胸に迫ってくるものがあった。

    実際プロで活躍したり、甲子園などの大舞台で活躍でき

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    2026年02月01日
  • アルプス席の母

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    3回泣きました。

    その内の最初の涙は感動ではなく、親の視点から見た時に辛すぎて泣けてきました。
    ですがその後、この角度からのカタルシスってあるんだなぁと。
    内角をえぐられ仰け反って倒れたのに「ストライクッ!」と判定されたような感覚になりました。

    面白かったです!!

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    2026年02月01日