早見和真のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレいやー!私はこの本が大好きなんですよ。
このシリーズが大好きなんです。
店長バカシリーズとしては3作目。
私は悲しいかな、読んだ側からどんどん忘れていってしまう人で。
(これは多分体の性質上仕方ない、本当に悲しいくらいに記憶力が乏しい)
だからシリーズ3作目を読みながら、1作目、2作目をおさらいしてるんだけど。
ずーーっと作者は
本屋を守ろう!紙媒体を守ろう!
っていう思いを伝えているんだと思う。
...違ったらすみません。笑
.
本作でもその情熱を感じてて。
キッズがこわすぎて、インフルエンサーがバカすぎて
からもひしひしと感じるんだけど。
街の本屋を潰していいの?だめだよ!守れよ谷原京子 -
Posted by ブクログ
ネタバレ星4.4
おもろい。
生涯で競馬の負け額200万を超える私でもおもろいと思ったので、おもろいでしょう。
競馬の魅力を最大限に表現する物語構成。
競馬を嗜む身としては、新たな知識を得ることもできたし、馬券検討の際に馬主のことまで気にしてしまいそう。さらに負け込むな、こりゃ。
ちなみに日曜劇場枠でドラマ化しているが、もちろんこっちはこっちで楽しんでいる。
ドラマ化前から購入していて、なんとなく読み始める気にならなくて、ドラマ化を知って慌てて読んだという経緯は内緒である。
さて、その物語だが。
伝えたいメッセージをそのまま言語化してしまうのはどうか、という部分はあるが、まさに「継承」の -
Posted by ブクログ
ネタバレ完結編。ついに、その時が来る。
『店長がバカすぎて』シリーズの三作目にして、一応の完結編。怒れる谷原京子は今回も健在だ。もちろん、我らが山本猛店長も健在なのだが——今回は、様子が違う。
店長には、京子が「原理4」と呼ぶ店長派の店員がいる。その謎のカリスマ性が、なぜかさらに増大している。ひょっとすると、ほんとに有能なのか。そう思わせる店長なのだが、やはり京子にとっては理解不能であることに変わりない。
結婚式から、今回の物語は始まる。これまで一緒に働いていた同志、磯田真紀子が結婚して辞めてしまうのだ。新しく入った新人、猫娘こと花岡苺は原理4のひとりで、京子には目を合わせてもくれない。ガルルッ