早見和真のレビュー一覧

  • アルプス席の母

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    母は強く、優しく、麗しい。

    輝かしい高校野球の光と闇の部分を描いていて、
    これまでになかった視点でありながらしっかりと濃密な野球ドラマとして面白かった。

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    2025年11月27日
  • アルプス席の母

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    母親と息子の高校野球小説。設定といい、展開といい、こうくるよなぁと納得しながら読んだ。子供は女子ばかりの身としては、羨ましくもあり、また別の距離感で難しいだろうなと感じた。表題が、少し残念かな?

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    2025年11月25日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    いやー!私はこの本が大好きなんですよ。
    このシリーズが大好きなんです。

    店長バカシリーズとしては3作目。
    私は悲しいかな、読んだ側からどんどん忘れていってしまう人で。
    (これは多分体の性質上仕方ない、本当に悲しいくらいに記憶力が乏しい)
    だからシリーズ3作目を読みながら、1作目、2作目をおさらいしてるんだけど。
    ずーーっと作者は
    本屋を守ろう!紙媒体を守ろう!
    っていう思いを伝えているんだと思う。
    ...違ったらすみません。笑
    .
    本作でもその情熱を感じてて。
    キッズがこわすぎて、インフルエンサーがバカすぎて
    からもひしひしと感じるんだけど。
    街の本屋を潰していいの?だめだよ!守れよ谷原京子

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    2025年11月25日
  • アルプス席の母

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    母の気持ちが痛いほどよく分かった。目の前の子どもが一生懸命がんばっていることを、手放しで全力で応援したい。
    親子の成長が心強く、たくましかった。

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    2025年11月24日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    店長がバカすぎてシリーズ第三弾が完結してしまった。
    谷原さんの店長への鋭いツッコミがもう読めなくなるのは残念。
    パワーアップしてまた帰ってきて欲しい!!

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    2025年11月24日
  • アルプス席の母

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    学生時代、同級生がいた「シニア」には厳しい上下関係があり、親同士にも序列があるように見えた。その理由が本書でようやく理解できた。

    野球好きな少年たちが、学校や監督、親、仲間との複雑な関係に揉まれながらも成長していく姿が、母親の視点で描かれる。厳しい環境でも球児たちはどこかあっけらかんとしており、その清々しさが印象的だ。

    地域で名の知れた選手でもプロに進めるとも限らない現実にもハッとさせられる。

    「男の子の母親でよかった」と思える人生でありたい──そんな気持ちを抱かせる一冊だ。

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    2025年11月24日
  • アルプス席の母

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    野球部の息子を持つ母の目線で語られているのが新鮮だった。
    普段は子供目線で本を読むことが多く、自分の子供時代と重ねて感動したり共感したりするが、今回は母親目線で息子の成長を感じられた。
    まだ自分には子供はいないが、子供ができたらこんな気持ちなんだろうと思い、泣けた。

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    2025年11月24日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    著者の過去作も数冊読みましたが、物語の中でのタイトルの回収方法が見事。読み進めていて、一回本を閉じて表紙をしばらく眺めていた時間がありました。様々な形の「家族」を著者の作品を通してみてきました。
    物語序盤の思春期特有の不穏な雰囲気、終盤まで明かされない「あの人」の存在。
    どんどんと物語に引き込まれていきました。お涙頂戴の感動はありません。信念を貫き通す強さやスイッチが入る場面のカッコよさで震えました。とてもお気に入りの本になりました。気合を入れる時にまた読み返し、主人公に力をもらいたいと思います。

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    2025年11月23日
  • 八月の母

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    なんかの本で無条件の愛を注ぐのは親ではなく子供ということを見たことがある。それとはまた一線を画すような視点。抜け出せないような螺旋階段。
    世界が狭くなる、抜け出せないと思うことはわかる気はする。
    母とはなんだろう。父とはどんな存在なんだろう。
    そんなことを考えながら読み進めた。

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    2025年11月23日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    星4.4

    おもろい。

    生涯で競馬の負け額200万を超える私でもおもろいと思ったので、おもろいでしょう。

    競馬の魅力を最大限に表現する物語構成。

    競馬を嗜む身としては、新たな知識を得ることもできたし、馬券検討の際に馬主のことまで気にしてしまいそう。さらに負け込むな、こりゃ。

    ちなみに日曜劇場枠でドラマ化しているが、もちろんこっちはこっちで楽しんでいる。
    ドラマ化前から購入していて、なんとなく読み始める気にならなくて、ドラマ化を知って慌てて読んだという経緯は内緒である。


    さて、その物語だが。
    伝えたいメッセージをそのまま言語化してしまうのはどうか、という部分はあるが、まさに「継承」の

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    2025年11月23日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験の頃を思い出して、いろいろな自分の昔を考えることができた
    小説の内容は、思春期の気持ちが上手く表現してあったし、店長がバカすぎるとの絡みも凄く面白かった

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    2025年11月23日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    完結編。ついに、その時が来る。

    『店長がバカすぎて』シリーズの三作目にして、一応の完結編。怒れる谷原京子は今回も健在だ。もちろん、我らが山本猛店長も健在なのだが——今回は、様子が違う。

    店長には、京子が「原理4」と呼ぶ店長派の店員がいる。その謎のカリスマ性が、なぜかさらに増大している。ひょっとすると、ほんとに有能なのか。そう思わせる店長なのだが、やはり京子にとっては理解不能であることに変わりない。

    結婚式から、今回の物語は始まる。これまで一緒に働いていた同志、磯田真紀子が結婚して辞めてしまうのだ。新しく入った新人、猫娘こと花岡苺は原理4のひとりで、京子には目を合わせてもくれない。ガルルッ

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    2025年11月22日
  • アルプス席の母

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    書き出しの文章がイイ。よい布石だ。
    先生に恵まれないと、やや苛立つ展開が続くが、それを成長につなげるコウタロウがたくましい。人との出会い、巡り合わせとは重要だ。前向きに、腐らずに。見習いたい。
    焼肉屋のコウタロウにも幸あれ!

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    2025年11月22日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    さすが!山本猛!
    主人公の成長と心情、お店の人の移り変わりと変化は月日とともにあるが、主人公の周りにはネタを拾っている人が常にいる笑
    愛すべき店バカまだ完結しないでしょー⁈まだまだ山本猛劇終わってないですよ!

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    2025年11月22日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    写真一枚でその先も想像させるのが素晴らしいと思った。
    純粋な血統でなくとも、家族は継承されるのだと実感した。
    ドラマはつぎはぎされているようなので、
    展開が別物で、両方見るとごちゃごちゃしてきてしまうかも。
    でも、映像で見ると馬の爽快感や感動は違うなと。原作は細かく表現しないと伝わらない故に、ちょっと長いなと。

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    2025年11月22日
  • 八月の母

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    ネタバレ

    イノセント・デイズを越えるまでは行かず、★4.5でした。
    途中までは母娘2代の話かと思いきや、実は3代の話というちょっとした引っかけみたいな仕掛けが面白かったです。
    最後の紘子の下りは、お願いだから最悪の事態だけは…と願いましたが、やはりダメでした…。
    この祈りながら読む感覚は、イノセント・デイズの最後を読んだ際と似た感じです。

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    2025年11月21日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    痛すぎる。
    本当にイノセントデイズだった。
    最後の、私を必要としてくれる人がいて、その人にもう見捨てられたくない。
    っていう。だったら死んだ方がいい。って。
    物凄くわかるからめちゃ泣いた。
    幸乃にとっては死刑が救いだったのかな。
    他の人には救いにはならないけど、凄くわかる。自分の発言も怖いけど、凄くわかる。
    にしても、学生時代の皐月や理子たちには腹がたってしょうがない。悲しすぎた。

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    2025年11月21日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    私もドラマで泣いたのをきっかけに本を取りました。
    第一部は山王耕造社長が魅力的で自分自身もクリスになったような気分で入り込んで読めましたが、第二部での耕一には全く共感できず、クリスと同様にどんどん心が離れていきました。
    それも作者の術中なのかもしれませんが、もう少し耕一にも共感したかったな、というのが本音です。
    とはいえ、かなり楽しく読ませていただきました。

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    2025年11月21日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    競馬をちゃんと見たことないけど、頭の中でロイヤルホープ、ロイヤルファミリーが走ってる姿を想像していると、有馬記念のシーンとかどんどんスピードが上がってスラスラ読めた!
    馬も人間も家族の繋がりの大切さは通ずるものを感じた。クリスとその周りの人の繋がり1つずつの出会いがロイヤルファミリーに繋がって行ったんだと思った。耕一が亡き母の名付けた馬をホープの繁殖牝馬に選んだところがジーンと来た。

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    2025年11月21日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    何度か泣きそうになりました。
    子供の頑張りって、いろんな意味で心がソワソワします。みんなに、それぞれの桜が咲く事を祈って。

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    2025年11月20日