早見和真のレビュー一覧
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ネタバレ中学受験をするお受験ストーリー小説だが、
その中に主人公の十和と家族とのストーリーも盛り込まれている
「家族との幸せとはなにか?」を考えさせてくれる物語。
離婚した母親と、再婚相手の父親、そして父親の連れ子と
4人で暮らす十和。
ちょうど6年生という思春期に突入する難しい時期で、
なんとなく今の父親とうまくいかず、家に居づらいと感じる十和。
中学受験をするために塾に通っていたが、成績は芳しくない。
ある日、母方の祖母が住む大阪に1人で出かける。
そこで知る母親の子供の頃の話、そして母親も同じく中学受験をしており、
失敗していたことを知る。
母親が合格できなかった大阪の私立中学の見学に祖母と -
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ネタバレ今作もめちゃくちゃ笑いました笑
店長の名前間違え面白すぎでしょ!
新入社員の名前全部間違ってたり谷原京子が西岡夢子になって最終的に夢岡西子になったところはもう吹き出した!笑
1作目読んだ時店長のこと凄くイライラしたけど、2作目、3作目と読み続けるとなんかよく分からない可愛さみたいなものを感じるのはなんで?笑
朝礼の挨拶の復唱のページ開いた時も大爆笑!!
おざっす!の羅列が目に飛び込んできて外で読んでたのににやにやがとまらなくなった!!
京子ちゃんのツッコミも最高なんだよね〜
結局美晴の酷評レビューしたのって店長なんですかね??
そこの掘り下げも欲しかったかも!
親父の禍々しい発言も面白くて笑
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ネタバレ内容を全く知らずに読み進め、途中からあの事件をなぞっているのではと気づき、解説で確信した。
自分の人生は誰にも触れさせない、誰のせいにもしない、母親でさえも邪魔になるなら離れる、という言葉が深く刺さる。
ふとした時にほだされる、あの頃に戻りそうになる、何度裏切られても期待してしまう、この感覚はよくわかる。
外部から見ると警察に…と思うが、簡単な話ではないことまで人物描写で丁寧に描かれている
美優の言葉も響く。
後半長女長男の言動、香織の言動から、それぞれ抱えているものが垣間見える
ラストシーン、子どもは確かに無償の愛を与えてくれるが、永遠ではないことに親は無自覚である。自分の人生と向き合って、 -
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面白かった。高校球児を応援する母親の物語。
自分も高校野球ではないけどスポーツをやっていて、その時の記憶が蘇った。
スポーツの世界はどんなところでも厳しいものだと思う。割と成功した話で終わってくれたからまだハッピーな感覚だけど、8割方はこんなきれいな話には収まらないことも改めて思い出した。(作中でももちろん苦労していることは十分伝わっている)
ぶっちゃけどんなに練習してもうまくいかないものはいかないし、チャンスをその場でものにすることも至難の業だと思う。実際そうだった。
航太郎のように、どんな環境でもポジティブで前向きに野球に向き合っていけることも才能だ。
母親も母親で子供の気持ちを思いや -
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この著者の本は、つい気になり手に取ってしまう。小6の受験生の女の子が主人公。
きれい事ではない、家族への感情に共感しつつ、、
瀬尾まいこ著書「ありか」を読んで、幼い子の愛らしい言葉に、なんだか素直にかわいいかわいいと思えなかった心根の今の私だから?余計に、こんな毒を吐く女の子の本音が、これこそが、本来の姿なんだろうな、、と妙にしっくりきた。
受験を通して、最後にこんな境地に辿り着けたら、言うことない。
十和と父、それぞれの受験の作文にグッときた。
「家族の幸せの形」本当にそんな問題が出たとしたら、、「作者の気持ちを述べよ」みたいな問題って、、、答えって一体誰がわかる??と改めて感じた。 -
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高校球児の母の気持ちに触れる事ができる物語です。
高校野球強豪校の華々しい活躍には、野球中継やニュースを通じて触れることができます。ただし、それはほんの一面、結果の部分であって、そこに至るまでの事情や関係者の気持ちは考えもしないことが一般的かもしれません。関係者が近くにいない限り知ることもない事情や気持ちを物語を通して垣間見ることができました。
母親の目線から見た、レギュラー選手と控え選手の気持ち、子供の好調不調、ケガと出場をめぐる葛藤、ケガの治療をめぐる葛藤、高校の選択をめぐる葛藤、子供と監督の関係。
母親と監督の関係。
母親と、他の保護者、中でも子供がポジション争いをしている保護者との関 -
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■勝手に予告編
吉祥寺に本店を置く《武蔵野書店》では、今朝も店長のありがた〜いと思える部分が微塵もない朝礼に、スタッフ一同は辟易していた。
店長から度々的にされる谷原京子は、店長の口から発せられる一言一句に苛立ちを隠せず、しばし睨みをきかせる。
「ちゃんと聞いてくれていますか?三津浜風子さん」
「誰だよ!!」
今日も《武蔵野書店》吉祥寺本店の忙しい一日が始まる。
■読後の感想
前作を読み終えてから時間がだいぶ空きましたが、瞬時に作品の世界を思い出しましたね。
店長と不愉快がってる仲間たちの物語。
今作も楽しく読ませてもらいました。
ただ第五話では「何を読まされているんだ?!」と怒 -
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店長がバカすぎての完結編。1作目はミステリーとしての面白さがあり、2作目は失礼ながら、その下位互換みたいな印象でしたが、完結編の3作目は書店業界への愛がテーマだったと思う。
今の時代、正直言って、書店業界に限らず斜陽産業は沢山ある。日本のマーケットが小さくなっている中で、日本酒業界なんてどんどん縮小方向だし、家電のように中国の安価なメーカーに押されている業界、マスコミのような業界もかつてはイケイケの時代があったんだろうと思う。
そんな中、書店業界というのは、斜陽業界の一つのフラッグシップ的存在でもある。その書店は作家にとってはお客さまとの接点を持ち続けるためのビジネス上でも重要な場所だし、