早見和真のレビュー一覧

  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    高校球児の母親目線の作品というだけで泣ける。母と子のユーモアある会話や逞しく生き抜いていく姿が良かった。

    0
    2026年10月04日
  • 笑うマトリョーシカ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    かなり良かった。
    政治家を目指す少年と、それをフォローする友人
    母親。
    フォローする人達は自分のコントロールの結果、少年が成功を続けていると思っている。
    でも違う。
    少年は、自分をコントロールしようとしていること、自分を裏切る行為をしていることも全て知っていた。
    憤り、切り捨てていく。
    政治ものかと身構えて読んだけど、登場人物もあまり多くなく、文章も易しかったから、とても楽しめた。

    0
    2026年10月03日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    主人公は、シングルマザーの看護師の秋山菜々子
    一人息子の航太郎は神奈川の中学球児で関東一円の高校からスカウトのかかるピッチャー
    甲子園に行きプロ野球選手になることを夢見ている
    航太郎は、強豪校に入り、様々な試練を経て、甲子園を目指す
    菜々子も強豪校の高校球児の母として、父母会に入り、様々な試練に挑み乗り越えていく
    高校野球の強豪校の裏側を垣間見る異色の高校野球小説
    菜々子は、航太郎は、夢を叶えることは出来たのか
    楽しい高校生活を送るのか、強豪校の裏側とは、
    プロ野球選手にはなれるのか。。。

    とても興味深く面白かったです

    0
    2026年10月03日
  • 新! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    前作から見劣りする事なく、痛快なエピソードが綴られている。
    登場人物も武蔵野書店を中心にどんどん広がっていく。ネタバレになるので本編に触れることはしないけれど著者の言葉選びにより心情が伝わるような一体感が生まれ一気読みしてしまった。

    0
    2026年10月03日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    高校野球を描いた物語だけれど、主役はグラウンドではなくアルプス席にいる母親だ。息子の夢を支えるために慣れない土地へ移り住み、父母会やお金の問題、将来への不安と向き合う姿がとてもリアルだった。母親だからこその喜びや葛藤が丁寧に描かれていて、何度も胸が熱くなる。
    特に終盤は、息子の成長とそれを見守る母の思いが重なり、思わず涙がこぼれた。野球の結果以上に、親子が積み重ねてきた時間の尊さに心を動かされる。個人的には、親の立場で読むとより刺さる一冊だった。

    0
    2026年10月02日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    こんなにも何度も目が潤んだ小説は初めてだった。
    野球をしている人も、していた人も、興味がない人も。その家族にも。みんなに読んで欲しい。
    甲子園のマウンドで腕を振っている姿が、友人と重なった。
    決して順風満帆だけではなかった主人公の人生を、こちらも決して順風満帆ではなかった母親の目線で描くストーリーに、心が動かされた。
    少年野球の描写が本当にリアルで、お茶当番など、家族の手助けが必要なシーンを細やかに描いていて素晴らしかった。
    全ての登場人物に愛らしさと強さがあって。一人一人に、感情移入できた。

    0
    2026年10月02日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    受験で家族の絆が深まる。最後らへんに出てきた「窓に映る自分を見てる」というところに、主人公は感心していたけど、私からするとそれは「自分」を見つめていることなのかな。とか思った

    0
    2026年10月01日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    【Audible】

    序盤は監督絶対の雰囲気や、陰険な父母会の上下関係の話でイヤな感じだったけれど、中盤からはちょっとずつ雰囲気が変わって読後感はスッキリでよかった。後半、涙は出なかったけれど、泣きそうにはなりました。息子達の成長が素晴らしい。おかん達の友情も。

    少年野球、高校野球の世界は、今も昭和を引きずっている人達がいるのでしょう。息子が小学生の時に所属していた野球チームはいい監督、コーチ、保護者に恵まれて息子もいい経験ができたけれど、甥っ子が所属していた野球チームの監督はパワハラがひどく、姉夫婦は疲れていたし、甥っ子も監督にはいい感情を持っていなかったみたい。この話の監督のように簡単にいい人間になることはないだろうと思います。

    意外と若い監督コーチでも昭和な感じがあるみたいだし、甲子園の裏側では、外からは分からないところで大変なことがたくさんありそう。

    少年野球、高校野球に携わる人たち全員がこの本を読んだらいいのに、と思いました。

    0
    2026年10月01日
  • 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    書店大賞作ばかりをつまみ食い読んできたが、書店の現場に立つ従業員に興味を持ち手に取った一冊である。書籍に対して作家に対しての愛が溢れる書店員の等身大のまっすぐな姿勢に共感できる。
    何よりも、主人公谷原さんと店長のクスッとする関係性がありながらも少し涙が出る。読書とは本当にいいものだ、時間、場所関わらず、物語を通して追体験できる

    0
    2026年10月01日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

    Posted by ブクログ

    中学受験をするべきかしないべきか、子供のために一緒に頑張っているのか、子供の楽しい時間を奪って無理に頑張らせているのか。
    子供の人生だから親は色々考えるし、子供は子供で色々考えているけど、勉強を頑張る時間をどう捉えるかを共有できるかで人生の満足度が変わると思った。
    受験を通して変化する家族の関係性が面白く、小学生ながら葛藤するシーンに感心した。
    面白かった。

    0
    2026年09月30日
  • 春までのセンセイ

    Posted by ブクログ

    早見和真さんの最新作だ〜となにも考えず手に取って読み始めたが、中学三年生の女子校の話。
    これは自分の年齢的にも話についていけず面白くないか?と一瞬不安になったが、前半からとても面白く読めて、最後は泣きはしなかったけれど感動のラストでした。
    合唱曲を聴いてみたいので映像化してくれることを祈ってます。
    早見さんの作品の中で1番好きかも!!

    0
    2026年09月28日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ある事件の死刑判決を下すところから始まり、その死刑囚の過去や、周りの人から見た人物像などが描かれた作品。

    世の中には酷い事件がたくさんあるけれど、それを事件背景を知らない第三者が勝手な思い込みでとやかく言うことではないと思った。

    0
    2026年09月28日
  • 春までのセンセイ

    Posted by ブクログ

    明日は頑張らなくていい
    今日だけ頑張ればいい
    言葉を胸に刻み込む

    目に見えて素晴らしい毎日を送ることは難しい
    だが、いつか今振り返った時
    素晴らしい毎日だったと思える
    そんな今日を重ねたい

    あの日、あの教室にいた、あなたに
    この物語が届きますように

    0
    2026年09月27日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ良かった。
    中学受験を控えた六年生の主人公の思春期の葛藤を描いているが、お父さんとの関係性もお母さん、おばあちゃんとの関係性も凄く良かった。5年後、2匹目の受験前にもう一度読もうと思った。そしてもう一度店長がバカすぎてシリーズが読みたくなった!早見先生の他の本ももっと読んでみたくなった。学生の話ってなんか良いんだよなー。

    0
    2026年09月26日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    『ザ・ロイヤルファミリー』

    第1章:知らなかった競馬の世界への扉
    普段は競馬をせず、レースの経過も知らない僕ですが、SNSでの話題をきっかけに本書を手にとりました。

    そこに広がっていたのは単なるスポーツやギャンブルではなく、人生のすべてを懸けた熱い人間ドラマでした。
    ------------
    第2章:絶対の信頼と、宿命の血脈
    作品の魅力は、ワンマン馬主、オーナーの山王耕三と、彼を支えるマネージャー・栗須栄治の絶対的な信頼関係です。

    経営者は、リスクに敏感です。
    それゆえ、「人は裏切る」という性悪説の視点も織り込んで業を励行します。

    オーナー山王氏の「だからこそ俺を裏切るな」と迫る凄みに、わけもあり一気に引き込まれました。
    ------------
    第3章:父を超えたい執念と、隠し子の涙
    真に涙を誘うのは、山王の隠し子である耕一の葛藤です。

    「父を超えたい」と執念を燃やすものの、挑むほどに父の背中は遠ざかります。
    ましてや、もう、この世にはいないのですから、、、。

    血統の世界で無名馬が奇跡を起こす展開。
    また、人間が馬の特性に寄り添う姿にも深く胸を打たれます。

    馬そして人間双方における、血の宿命が生み出す、紡ぐ物語に胸が締めつけられたのは、自然なのかもしれません。

    静かに涙が溢れ出したのでした。
    ------------
    第4章:時代を超えて受け継がれる、魂の物語
    本作の真骨頂は「継承」のドラマにあります。

    馬の血統だけでなく、人間の執念や愛憎までもが時代を超えてバトンされ、ラストへ向かって結実していきます。

    まさに、馬のようにゴールにむけて疾走する展開です。

    競馬の知識が全くない人でも一気に引き込まれ、読み終えたときには、馬の走りを見たくなるそんな名作です。

    ぜひに、ご覧ください。

    0
    2026年09月26日
  • 春までのセンセイ

    Posted by ブクログ

    自分も加賀美先生と同業である。
    加賀美先生の「自分のことが嫌い」という発言に大変共感をした。先生も理想との矛盾を抱えたまま,一人一人の生徒と向き合っている姿に感銘を受けた。矛盾の中にも,自分で考えるという筋が通っていて,それを生徒が学び実践して行く姿も良かった。
    私も毎日を当たり前にこなすのではなく,「今日一日を頑張る」と自らに言い聞かせて,心新たに頑張りたいと思う。来年の春が大変待ち遠しい。

    0
    2026年09月26日
  • 春までのセンセイ

    Posted by ブクログ

    自分が中学生のときに読みたかった
    生徒ひとりひとりの想いがしっかり書かれてて、絶対に共感できる生徒がいるはず。あの時期特有の感情をこの本で思い出せた気がする。
    ラストもよかった。

    0
    2026年09月25日
  • 春までのセンセイ

    Posted by ブクログ

    早見和真の作品には、ものすごいパワーを持ったものが多い。
    その中でも、この作品がダントツだな、と思いました。
    中学三年生の新学期が始まる時から翌年の春まで、時間の経過と共に32名の生徒たちが成長していく様が描かれているのですが、さすがだな、と思ったのは主に2点です。
    まずは32名の生徒それぞれの事情や人物像が、しっかりと描かれていること。
    そしてもう一つが、生徒一人ひとりが主役になるタイミングが絶妙であったことです。
    執筆前に、よほど練り上げられたのでしょう。
    著者に対しては、ただただ畏敬の念があるばかりです。

    生徒たちの成長、自立する姿があってこそ、熱く命を燃やし、生徒たちに言葉をかけ続けた先生の存在が、より偉大に見えてなりません。

    0
    2026年09月24日
  • 春までのセンセイ

    Posted by ブクログ

    32人の青春群像劇。そして偽りなく全員が主役。
    定番のラストかもしれませんが涙が止まりませんでした(泣)

    0
    2026年09月24日
  • 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    超面白かった!
    誰しも職場への不満はある、それでも生きるために働がなければならない。非常に良いお仕事ものだった。

    ずっと主人公視点でのためちょっと偏っていたり過激的なところもあるけど、京子もバカで未熟でダメな面もあるというのがちゃんと表現されていたと思った。どちらかが善で悪でというわけではなくて、みんな良し悪しがある中で折り合いをつけながらカバーし合う事が、働くということ。

    実写化するなら、谷原を久保史緒里、店長を岡田将生、小柳を木村文乃で推していきたい。

    0
    2026年09月23日