早見和真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書備忘録988号。
★★★★★。
良かったわぁ~。
思春期を迎えた小学校6年生の娘と父親という難しい関係性。
子供の将来の為にちょっとでもと中学受験を考える家族。
中学受験という生まれて初めて経験する戦いの中で、親子の関係性、正しい家族の形を問いかける物語。
★粗筋とはいえネタバレ臭あるのでご注意★
舞台は吉祥寺!
皆様!武蔵野書店吉祥寺本店のある街ですよ!
主人公長谷川十和。小6。
中学受験するために小4から至誠塾に通う。
塾の定期試験、国語の長文問題。「昨日までの家族」なる作品からの出題。
「問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい」
十和には家族の幸せの形がわか -
Posted by ブクログ
とりあえず航太郎メロすぎて、んもう大好きです。
どれもこれもリアルで、甲子園を目指す高校ってこんなかんじなのかなぁと想像しながら読み進めた。「健夫が生きていたら」という空想が何度も出てきて途中イヤになりそうだったけど、そんなところもやけに現実的で、もし私が菜々子だったら絶対そうなるもんなと、ものすごく感情移入して読んでしまった。中盤からは、あれ、私航太郎のこと産んだっけ?となるくらいの没入具合だった。
母子家庭ならではの息子とのぎこちなさや絆が涙を誘うし、ずっとお母さん視点で書かれていたのも話に集中できてよかった。無性の愛ってほんと美しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ先日ドラマ化されて話題になっていた作品。
テーマは「継承」
競馬のことは全然詳しくないので、馬主の世界や競走馬がどんな風にレースに出るまでになるのかなど知らない世界のことを知れて純粋に楽しかった。
そしてホープやファミリーの重要なレースでは手に汗握りながら一緒に応援しているような臨場感を味わえた。
それだけではなく、山王家をはじめとする色々な家族、血統を引き継ぐ馬たち、競馬という文化を繋ぐ馬主たち、色々なドラマがあり時には涙し物語に惹き込まれた。
トントン拍子に勝利させるのではなく、ドラマチックな負け方を重ね、戦績表でのみ語られるファミリーのドラマに思いをはせられる余韻まで楽しめて、最高 -
Posted by ブクログ
「生まれてきて、すみませんでした」
自分の人生に絶望し、生きる希望を失っていた若き女性が、自分には守るべきものがないからと他人の罪を重ねて被り、冤罪で死刑宣告される話。
いじめや万引き、殺人と通常であれば気分が悪くなるような内容が含まれているのに、静かに死を迎えようとする幸乃の静寂さ、幸乃が心開いた人たちだけが知る、本当は人を必要としていた人間味が読み取れたからか、不思議と嫌な気持ちで読み終えることがなかった。
早見さんの本は比較的青春系やクスッと笑える本が多いのかと思っていましたが、読み始めたら「あれ、東野圭吾さんの本だっけ?」と思わせられるくらい非常に濃い内容の構成でした。東野さんの本