早見和真のレビュー一覧

  • 笑うマトリョーシカ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    清家が空っぽで誰かにコントロールされているというのは正しくもあるが最終的には、コントロールしてると思っている側が人生をコントロールされているのが圧巻だった。

    0
    2026年07月15日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    テレビドラマを観て感動して原作を読みましたが、
    ロイヤルホープとロイヤルファミリーというサラブレットとそれを取り巻く人物たちに対して、前よりもっと愛を感じられるようになりました。
    馬のことを優先して考える(競走馬の余生まで)馬主となった耕一のことは特に…

    0
    2026年07月14日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    真実が語られていく中で、被告の見る目が変わっていく。読みながら次が気になって仕方がない。究極のテーマは、無垢な少女に、人への信頼を失わせてしまった人達の贖罪、再生の物語なのだろう。タッチの差なのがもどかしくもあったが、この物語全てを通じて、人の運命の歯車は本当に良くできており、最後も定められた結末なのではないか、と思ってしまった。神様っているのかもな、って、勝手に思った作品だった。

    0
    2026年07月12日
  • 八月の母

    Posted by ブクログ

    愛媛県伊予市で実際に起きた事件に着想を得たフィクション。
    14年前の愛媛の夏、団地で起きた17歳の少女への集団暴行致死事件。その事件を軸に、4世代にわたる女性たちの人生が丁寧に描かれていく。

    『母性』とは、女性が生まれながらに持つ性質だと言われることがある。しかし、その理想や役割を押し付けられることで苦しむ女性も少なくない。この作品に登場する母と娘たちもまた、それぞれの苦しみや傷を抱えながら生きていた。

    物語は「母と娘の業」を描くだけでなく、「母を許す」というあまりにも難しいテーマにも向き合っている。許せない相手だからこそ許すことはできるのか。負の連鎖を断ち切ることは本当に可能なのか。読み

    0
    2026年07月11日
  • 新! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    チッ!
    イラッとする!
    やっぱりイラッとする!
    きっといいことを言っているはずなのに、なぜか好きになれない!
    山本猛店長さんのことが


    それに比べていい奴じゃん!
    社長のジュニアはいい奴じゃん!
    最初はコイツもどーなよと思ったけどいい奴じゃん!
    社長のジュニアが公衆の面前で見境なくいきり立ってるときは大丈夫かと思ったけどいい奴じゃん


    続く第3弾で完結なのかな?

    はたして第3弾では山本猛店長のことを好きになれるのか…?w

    0
    2026年07月11日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クセの強い店長に振り回される書店員・谷原京子の奮闘を描いた人気シリーズの完結編である。
    本シリーズは、日常の理不尽や「バカすぎる」上司への怒りと向き合いながらも、自身の仕事に誇りを持つプロフェッショナルの姿を描くお仕事小説だ。3作目となる本作では、従来のお仕事要素はやや薄まり、女性のキャリアや結婚、そして、店長との行く末?に…
    さらに、「問題。」とリンクしていて、中学受験に挑む少女・十和の目線(『問題。』)と、現場で踏ん張る書店員・京子の目線(『さらば!』)が立体的に交錯し、互いの「答え合わせ」になっている。
    「なぜ大人は理不尽に耐えて働くのか」「家族を支えるとはどういうことか」という問いが、

    0
    2026年07月10日
  • 新! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目
    宮崎に行ったはずの店長がまた吉祥寺本店に戻ってきて繰り広げられる、相変わらずのズレた行動のあれこれ

    小柳店長は、コロナ禍で両極端になった書店業界のうち、忙しくなった方のお店を切り盛りするために奮闘したが
    他の書店員達の不興を買い、結婚と共に退職
    そして元店長の山本猛が宮崎から異動して吉祥寺本店の店長に
    谷原京子さんは相変わらず
    京子と同じく文芸担当の磯田さん
    キャラを作ってそうな飄々とした山本多佳恵
    新人店員の柏木雄太郎
    小料理屋でお客さんのリクエストに応えて様々なメニューを出すようになった父
    美晴

    磯田さんが見つけた掘り出し物の作品「ステイフーリッシュ・ビックパイン」と、

    0
    2026年07月09日
  • 八月の母

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とにかく紘子が辛過ぎる。
    生きようとしたのにその希望を端々から折られ、最期まで……
    その暗闇のなかで頑張って螺旋の階段を降りた日向が唯一の希望として輝く話だった。
    『イノセント・デイズ』、『アルプス席の母』と読んで、とにかく著者の力が凄い。

    0
    2026年07月09日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2020年コロナ禍で大会中止を余儀なくされた
    高校野球。。。球児、監督、保護者など………

    愛媛県済美さんと石川県星稜さんへの作者自身が
    インタビューしてまとめたノンフィクション本。

    ベンチ入りメンバーとベンチ外メンバーの葛藤………
    中止となってからの球児の心の変化………

    俺も高校野球は大好きで毎年一回は甲子園球場へ!
    (あの生のアルプス応援団や歓声はプロ野球とは)

    やはり色々問題はあるやろけど………
    高校野球は是非『甲子園球場』で9回戦で!!!

    0
    2026年07月08日
  • 普通に青い東京の空を見上げた

    匿名

    購入済み

    仕事、恋愛、結婚と27歳で現実と向き合う男女のエピソード。自分も27歳の時は、もう27歳。と、思っていたはず。今はまだ27歳はまだまだ若いと思うのに。30歳手前は色々と決断を迫られる年齢なんですね。
    短編集だけれど、登場人物は前回や前々回などに見た人達も出てくるので長編を読んだ気分です!それぞれの登場人物達に頑張れ!と素直に思う事ができました。

    0
    2026年07月08日
  • 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    朝礼は長く、空気は読まず、長いものに巻かれて主人公谷原京子をイラつかせる店長を筆頭に、一癖も二癖もある登場人物たちが魅力的なお仕事小説

    0
    2026年07月06日
  • 八月の母

    Posted by ブクログ

    まぁ読み疲れた
    帯からもわかるように
    誰かが死ぬんだろうなとは思ったけどまさかねぇ

    男目線だけど
    男を信じられなくなる内容
    そして
    男だからこそわかる『本音を隠す』部分
    唯一の救いはスーパーマンだな

    母親という螺旋階段って父親だけど
    理解できる

    ここのところ鬱作品ばかりなので
    次は心爽快な作品を選ぼう

    0
    2026年07月06日
  • ひゃくはち

    Posted by ブクログ

     昨年から本を読み始めていたところ、他に読む予定があった小説を繰り下げて偶然このタイミングで読むことになり、奇しくもこれが108冊目になった。

     甲子園を目指す高校野球の話。けれどあくまで男子高校生。リアルで純粋で、どこにでもいる普通の高校生。大人ではないけれど子どもというほど幼くもない曖昧な年代。
     がむしゃらに真っ直ぐ野球に打ち込む反面、はめを外して遊び呆けたり、何が正解か不正解かわからない問題に正面からぶつかって葛藤し爆発する姿。これは子どもであっても大人であっても体験できない、10代後半特有の特別な時間。
     既に過ぎ去ったその特別な時間を思い出して感傷に浸ると同時に、あのときのメンバ

    0
    2026年07月04日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「…言い換えるなら、昨日までの自分を更新できる場所です。そういう場所が街のいたるところにある社会を私は正常だと思うんです。逆さまに言うとですね、自分の必要なものしか求めない世界を私はディストピアであると思っています…」

    (本文から)

    街に書店が存在する意味について店長が熱く語るシーン、「バカ」ですかねぇ(笑)。

    『店バカ』シリーズもいよいよ完結。『「新店長」がバカすぎて』とか見たいですね。

    0
    2026年06月30日
  • 八月の母

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「よく覚えておいて。陽向ちゃんの人生は誰かのためにあるわけやない。生きることを絶対に誰かのせいにせんといて。あなたの人生はあなただけのものやから。それだけは誰にも、ママにも触れさせんといて」

    イノセントデイズが好きでシリアスものの早見和真作品が読みたくて購入

    母という存在から逃げ出すことができなかった、もしくは逃げ出す言い訳にしてきた女性たちの物語

    これまで読んできた本では、毒親から逃げ出すことができた、もしくは殺害することで離れることができた子供の作品が多かった中で、本作は結果として、逃げ出さなかった女性がページ数の半分を占めたなとおもった。

    自分の勘が鈍かったので、本のテーマがはは

    0
    2026年06月28日
  • 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルからは、とんでもない店長が暴れ回るコメディを想像していたが、実際に読んでみると店長は決して悪人ではなく、不器用ながらも書店や部下のことを考えている憎めない人物だった。そのギャップが印象的で、思わずクスッと笑いながら読み進められた。

    個性的な登場人物たちに振り回される一方で、本や書店という場所への愛情、そして一冊一冊の本を読者へ届けようとする書店員たちの誠意が随所から伝わってくるのも魅力的だった。ただの職場コメディではなく、本が好きな人だからこそ共感できる温かさのある作品。読み終えた後は、いつもの書店へ足を運びたくなる一冊だった。

    0
    2026年06月28日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    三部作、面白かった。
    かなり強引なところもあるけど、こんなノリのお話も面白いと思えました。
    主人公と同様に結局店長が優秀なのかそうでないのか分からなかったけど、周りの人に良い影響を与えるふしぎな魅力がある人というのは分かって、自分もいつしか店長のファンになっていました。

    0
    2026年06月27日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    続編だから登場人物は同じなのに、前2作とは、また全然トーンが違う。
    その訳は、前2作と同じ理由だった。
    私は、今作の雰囲気が一番好きだ。途中までは、感動して、涙が出たほどだ。
    これまでも少しずつ書いてあったが、この本では、書店の存続問題や書店員の在り方を通して、社会的な問題を正面から提起している。書店だけではないよね、専門店が、なくなりつつある。
    便利さだけを求めてきたが、どういう社会を作りたいのか、私たちも、もう一度考えて行動しなくてはならないと、訴えかけてくる。
    この調子で行くのかと思いきや、その後思わぬ方向へ。谷原京子さんと店長の関係は、私の思ったようにはならなかったけど、思い返せば、今

    0
    2026年06月26日
  • 新! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    店長がバカすぎて、の続編。前作が、書店やその周りの登場人物の説明をしっかりしてくれていたので、この本の話の中に、すんなり入ることができました。
    主人公は、前作に比べて過激に怒ることはない普通の人、また、店長は前作は謎めいた人物として描かれていたけれど、今作では、自分大好きな人物として描かれています。
    そのズレはどうしてか?というのは、この作品を読めばわかる仕掛けになっています。
    今では、登場人物たちの知り合いのような気がしてきて、次作が楽しみです。

    0
    2026年06月25日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    谷原さんの魅力を再認識した完結編でした。もちろん山本店長も、頼りないだけではなく人間としての奥深さを感じました。ホントに完結編なのかな?個人的にはまだまだ細々とでいいのでこの2人のやりとりをこれからも見守っていきたいと思います。

    0
    2026年06月21日