早見和真のレビュー一覧
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「新!店長がバカすぎて」を読む前に、こちらを読んでしまった。
なので、冒頭部分がよく理解できずに、少しずつ、最初の1作目を思い出しながら読んだ。
谷原京子が正社員になっていて、益々の成長ぶり。
店長は相変わらず、ぶっ飛びまくり!
親衛隊なるファンに囲まれて、超マイペース。
十和ちゃん、「問題。」の中にも「店長がバカすぎて」の事が書いてあったが、こちらにも登場してた。
それも、なかなか重要な立場で。
本が好きで、書店で働くのもありだし、
辞めて、好きな本だけ読むのもありだし、
仕事と結婚と、働く女性の生き方を考えさせられた。
店長と京子とのバディ、
ラストを読むと、これは続編があるのでは -
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秋山親子を支える周りの人々の優しさに、泣ける。。
湘南アパートの大家さん。
(航太郎が空けた壁の穴に対して)「こいつには価値がある。将来プロに行く選手にもこういう多感な時期があったんだって、いい教材になるじゃない。弁償いらない、このままにしておこう。」
本城クリニックの院長先生。
(菜々子が面接のときに)「君は野球をがんばって必ず甲子園に行く。僕はお母さんが寂しくならんようにたくさん話をする。それでええな?約束や」
そして、読んでいてあんなに憎かった佐伯監督でさえも、航太郎と出会って諦めないでいてくれたことに感謝してしまう。
「自分だけが限界を定めてしまうというのはよくある話です」 -
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『天然か、ピエロか…』
シリーズ3作目。店長は今回も健在だが…。どうした谷原京子、らしくないぞ!と思ってしまうのは前作までの店長の醜態を見てきたからか。
今作は武蔵野書店内で熱い店長がもてはやされ、冷めた谷原が孤立する。従来と立場が入れ替わり、どちらがまともで、どちらが異常か、見る者によって見え方が変わる構図となっている。
あいかわらずのアナグラム地獄だが、作者・早見和真さんの「本屋を守りたい」という熱い想いは伝わってきた。今作は特にメッセージ性が強い。店長は天然かピエロか、、、やはり底が知れない。店長の処遇については伏線が貼られている気がするので、タイトルを変えてシリーズ継続することを -
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ネタバレ第一話:おかえり!店長がバカすぎて
第二話:キッズがコワすぎて
第三話:インフルエンサーがバカすぎて
第四話:シン店長がバカすぎて
第五話:マイダーリンがバカすぎて
最終話 さらば! 店長がバカすぎて
1,2作目と続いてこの作品も本屋を舞台とする人情噺でした。笑いあり感動ありの小説だと思います。特に武蔵野書店に幼稚園児を連れてくるところは人情噺でグッとくるものがありました。ドタバタ劇中心の話が多くて面白かったです。アナグラムの話がちょっと多かったように思ってそこがマイナスポイントですかねぇ。
ホントにこれで完結なんですかね。この話は続きがありそうで期待しています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始め、慣れるまではこの主人公の語り口調がどうにも性にあわずゆっくりゆっくり時間をかけて読み進めていました。
ところが競馬場での場面となると不思議と勢いが出てきて、文章なのに競馬を見ているかのよう、不思議と馬を応援していました。
有馬記念、ロイヤルホープを応援し、山王社長の病状が気になり、感情が忙しかったです。
その後の第二章を読んで、これは継承を描いた物語なのだと気がつきます。ロイヤルファミリーを、そして不器用なところまでしっかり引き継いだ馬主 耕一をいつの間にか応援しているし幸せを願っている自分がいました。
第二章に入るまではこんなに惹き付けられる物語だとは思わなかったため驚きです。
競 -
Posted by ブクログ
人材派遣会社の社長であり馬主でもある山王耕造の秘書として働くことになった栗須栄治を軸に、馬主や競馬に関わる仕事をする家族を描いた作品。
競馬を詳しく知らなくても、「家族」「人」の物語として問題なく読める。
第一部を読んで「まだ続きがあるの?」と思ったほど、第一部だけでも作品として成り立つと思うが、第二部で「継承」が描かれることによって、よりファミリー感が強まりぐっと深みが増した。
レースの進捗は栄治の視点で感情込めて情景が描かれてグイグイ引き込まれ、勝負の結果は”競争成績”でシンプルに提示、というギャップには「やられた!」と思った。
著者に弄ばれている気がする(笑)