早見和真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学生頃は家業がある人っていいなって思ってた。特に女性はとりあえず自分のやりたいことやって、ダメだったら実家で働けばいいんだしなんて浅いこと思ってた。
本を読んでみて、ジュリーさんは大きなプレッシャーと共に生きてきたんだろうな、そんな甘っちょろい状況じゃなかったんだなと他人ながら思った。
著者も記載している通り、あくまで裏どりはしてないジュリーさん目線の話。一部今まで自分が見聞きしていた情報と異なるところもあるから、決して全てが正しいとは思わないが、親の血を継いだ高圧的な暴君的イメージからはだいぶ離れたイメージだった。
問題発覚の時は、皆んな騒いで手のひら返ししてと思っていたが、所詮自分も情報に -
購入済み
かなり重い
そして暗い、少し引きずる
店長が馬鹿過ぎてから著者さんを知り
小説王でファンになり、アルプス席の母で
確実なファンになったけど、これは堪える
誰もレビューしないのも納得
愉快な文章は一文なし、実際の事件が題材って
知ってからは更に重い気持ちになります
エンターテイメントとかを求めるのでしたら
失礼ながらオススメしません。
心して読むべし! -
Posted by ブクログ
2025/06/15
相変わらず店長は変な人だが、京子さんは前作ほどガルルっとはなっておらず、なぜか安心した。新しく出てくる登場人物も個性的で、よかった。特に山本さん。京子さんと周りの人たちの会話の噛み合ってなさには、つい声を出して笑ってしまった。
また、第五話の仕掛けには驚かされた。
最終話でリニューアルオープンの準備が終わったときは、グッときて涙が出そうだった。働くことのよさがあのシーンに詰まっているような気がした。
アラサー女性の悩みって、仕事に結婚にお金にと、、無限にあるし、上を見たらキリがないけど、自分の好きなものだけは見失いたくないと思った。
働くことって辛いことが多いけど、た -
Posted by ブクログ
誰が「笑うマトリョーシカ」なのか?
清家一郎は「ニセモノ」なのか「ホンモノ」なのか?
幼い頃、習い事の教室にマトリョーシカ人形が置いテあった。
よく取り出したりして遊んだが昼間に皆で見ていたからか可愛らしい人形というイメージである。1番小さい人形がどんな顔をしていたかは覚えていないが少なくとも不気味な印象はない。
これが夜一人でいる時に目が合ったり、大人になった今見たら違う印象を受けるのだろうか。
物語はハヌッセンになりたい大人たちの視点から清家一郎との日々が語られていく。誰も清家一郎がわからない。
私たちは分からないモノが不気味で、勝手に真実なるモノを探してしまう。必ず真実があると追求 -
Posted by ブクログ
今でも思い出す2020年、甲子園の中止が発表された時。
本当に高校野球って甲子園って何だろう
あの年大なり小なり色んなことが中止になっていく中で甲子園の中止が1番「ありえない」って感じた・・・。
著者の早見さんが、強豪の済美高校、星稜高校に直接足を遊んであの年の夏の正解を探る、ノンフィクション作品です。
監督の声、選手の声、そして元高校球児だった筆者の考え。
苦い苦しい気持ちで読み進めながらも、
不思議と爽快感もある読み応えでした!
特に印象に残ったのは、終盤での「基本的に高校野球の最後って負けるんです」という言葉。
負けることすら出来なかった3年生を思うと………掛ける言葉の正解が見つからな