早見和真のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
インタビュアーが著者じゃなかったらここまで率直に切り込めていなかったと思う。
ジュリー氏も補償問題で多忙な中時間を作り可能な限り真摯に答えているとは思う。
思うんだけど、やはり何か物足りない。
核心のメリーの隠蔽には触れず(母親のメリーは知らなかったと思うと語っているのには驚いた)本人もあの呼び出しがあるまでの7、8年は事務所にも行っておらず時間を巻き戻せるならあの時行かなければと語っている。
行かなければこの騒動の渦中の人にはならずにすんだと思っているのかな。
嵐との絆もよくわかったし、爆発的に売れ始めたあたりからSMAP担当の飯島氏とは疎遠になっていってしまったのはわかる。それに逆らえない大人の事情も。
この本はジャニーズ事務所の内部のことを赤裸々に語っているけど、ジャニーのしてきた罪にはなんら言及はしていない。そこが不満といえば不満だった。
被害者以外で結局、一番不利益を被ったのは東なのかもね。
あと、松岡はめっちゃいい奴だってことが改めてわかった。(あの長時間の記者会見の間中ずっとソデにいて見守っていたらしい) -
Posted by ブクログ
全然八月じゃないけど。角川文庫夏フェスで買ったんだけど…笑
舞台は愛媛県伊予市。越智エリカは、この街から出ていきたいと強く願っている。母に囚われ、蟻地獄の中でもがいていたエリカは、予期せぬ娘を授かる。
あの夏、あの団地の一室で起こった悲劇。母性とは一体…。
どこまでもリアルで、重たい気持ちになりました。ずっと酷い。とにかく酷い。けど、実際にあった事件ベースということもあり、顔を顰めながら読みました。
名前の明かされない母視点のプロローグから始まり、美智子の話、エリカの話、陽向の話と、母娘の物語が続いていきます。どこを切り取っても他責思考で、こうなってしまったのは環境が、母親が、あいつが、あれが。結局何があっても「私だってつらいことばかりで、」が入ってくるこの長い長い物語に嫌気がさしました。
そんな母娘の話の中で起きたひとつの事件。どこまでも悲惨な事件。それでも出所後の母エリカは…。
だからこそ陽向は強いなって思いました。
嫉妬や執着、憧れ。色んな感情を閉じ込めた「母性」というもの。備わっているものなのか、身につけていくものなのか。
結局その人の選択次第なのかなって。そんな簡単に選択という言葉で物語を終わらせて良い気はしないですが、もし、警察に連絡できていれば。もし、団地に向かわず、学校に行っていれば。もし、行為を断っていれば。もし、あいつと付き合わなければ。
1つの選択を自分ができなかった時、あいつのせいで、あのときのせいで、と選択しなかった自分ではなく、その時の相手や物に責任をなすりつけようとしてしまう。人間の弱さと同時に人間らしさなのかなと思いました。
重い内容を長々と書きましたが、『笑うマトリョーシカ』の福音や清家の名前が出てくるところが、個人的に「おっ」ってなりました笑 -
ネタバレ 購入済み
タイトル通り
の作品
我が家の宗教戦争を思い出す件に
気づくと少し嬉しかったりもありますが
他の著者さん拝読後の期待感持ってると
不完全燃焼気味で終わってしまうかも
星の数は正直です
-
Posted by ブクログ
宗教って真面目にちゃんとやるとなると怖い。
お釈迦さまもイエス・キリストもアッラーも真面目にきちんと極めようとして訳がわからなくなることも。そしてそれがちゃんと勉強して修行している僧侶だったりするんだな。
音楽の夢破れた若き僧侶に、実家のお寺を継ぐためにめっちゃ売れてたバンドを脱退したDJさんを思い出した。
スリーピング★ブッダ。
ふっと頭に浮かぶ人も多い、肘をついて横になっているお釈迦さま。
メインの大切にしなくてはならない人と、プライベートの生活があって、それをちょっぴり過ごしやすくしてくれる存在が宗教なのだと理解。
というか、宗教を信じるということはそれ以上でもそれ以下でも辛くなるんだろう。
ビバ!無宗教!!
ねんねのお釈迦さま、いい夢見てね。 -
購入済み
競馬の話
モノローグ的な語り口は平易で分かりやすくどんどん読み進めることができる。しかしともすれば単調な展開に陥ってしまう危険性がある。しかしこの作品は、「競馬」というドキドキする世界を扱っているせいか、単調に陥ることなく緊張感を持ってストーリーが進んでゆく。しかし、私に競馬に対する知識や興味がないせいで、それほど楽しむことができなかった。