スリーピング・ブッダ

スリーピング・ブッダ

803円 (税込)

4pt

敬千宗の大本山・長穏寺に2人の若き僧侶が上山した。北陸の古寺の跡取り、小平広也。バンドでプロを目指すも挫折し、「安定」を求めて仏門を叩いた水原隆春。対照的な二人は、厳しい修行を通じてさまざまな現実に直面する。いまだ続く世襲制、先輩僧侶たちのいじめ、欲にまみれた夜遊び……。やがて2人はある決意を胸に行動を起こす。そして待ち受ける衝撃の結末とは。生きる意味を問いかける、熱き男たちの青春パンク小説!

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スリーピング・ブッダ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    裏表紙に「生きる意味を問いかける、熱き男たちの青春パンク小説!」とあり、宗教に関する小説でこの煽りが気になり手に取りました。
    若い男たちが僧侶になるために苦しみながら修行に励む姿は美しかったです。
    僕は自身を長らくパンクスと自称していたのでこの作品が訴えていることがよく分かります。
    人生にも音楽にも

    0
    2024年07月06日

    Posted by ブクログ

    なんなんだ?このお話は!

    何年間にも及ぶ時の流れの中で、主に2人の人間たちが、どう感じて、どう思って、どう決断して、という感じのお話でした。

    圧倒されました。

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    想像していた物語とは全く違いました
    が、面白かったです!

    海外留学している時に『あなたは何を信じて生きてるのか?』と何人かの留学生に聞かれたのを唐突に思い出しました
    答えられませんでした

    今も、答えられません

    0
    2024年01月18日

    Posted by ブクログ

    表紙のパンクさとはかけ離れたストイックな話
    山寺での修行までを描く前半と山を下りた以降の後半で構成されるが、前後半のギャップの凄さにも吃驚
    個人的には前半はわりと展開は凡庸なうえ、古いしきたりや腐敗っぷりに辟易し少々読むのが辛かったが、
    後半のある種容赦ない重たい展開は非常に面白かった
    爽快感は皆無

    0
    2022年10月16日

    Posted by ブクログ

    何ともジャンル分けし辛い一冊(^ ^;

    読み始めて割とすぐに
    「人が二人いれば争いが生まれ
     三人いれば派閥が生まれる」
    という言葉がずっと頭に浮かんでいた(^ ^;

    タイトルからも表紙絵からも分かる通り、
    お坊さんが主な登場人物。

    当たり前ではあるが、「坊主として生まれる人」はいない。
    寺の

    0
    2020年10月13日

    Posted by ブクログ

    それぞれの理由から、僧侶を目指す若者たち。
    理想とは全くかけ離れた地点に着地したけれど、なぜか嫌な感じはしません。ここが最終地点ではないから?

    自分もこれから、人生どんな流れが待っているか判らない…。そう気付かせてくれる一冊でした。

    0
    2018年02月16日

    Posted by ブクログ

    これほどまでに生きること死ぬことを考えながら読む本はない。仏門の奥で犇めく煩悩や欲が人間らしく、考えさせられた。仏門だけどパンク!

    0
    2015年04月15日

    Posted by ブクログ

    何だかよくわからなかったが、面白かったかも。
    この題材で最後まで、一気に読ませるのは、かなり傑作ということか?宗教を理解するのは難しい。カルトになるのは、同意できないが。

    0
    2014年10月24日

    Posted by ブクログ

    「スリーピングブッダ」って何だ?
    思いつくのは釈迦涅槃図。じゃ、涅槃ってなんだ?
     文庫版のカバーイラストと裏表紙の「青春パンク小説」というコメントが誤解を招くのだろう、ネット上の多くのレビューが「前半は面白いが後半はどうも」、であった。
     この作品はけっして青春パンク小説ではない。かなり深い所をえ

    0
    2014年09月28日

    Posted by ブクログ

    宗教って真面目にちゃんとやるとなると怖い。

    お釈迦さまもイエス・キリストもアッラーも真面目にきちんと極めようとして訳がわからなくなることも。そしてそれがちゃんと勉強して修行している僧侶だったりするんだな。

    音楽の夢破れた若き僧侶に、実家のお寺を継ぐためにめっちゃ売れてたバンドを脱退したDJさんを

    0
    2025年12月17日

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