早見和真のレビュー一覧

  • ひゃくはち

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    2025年本屋大賞2位『アルプス席の母』、早見和真、デビュー作『ひゃくはち』。

    徳島への転勤辞令がでた青野雅人。
    恋人・佐知子から打ち上げられる、『私たち前に会ったことがある。』、『高校生のとき』…

    雅人が強豪・京浜高校野球部の補欠部員だったときに2人は会っていた…
    記憶をたどるうちに、甦る野球づけの日々からの煩悩…
    そして、忘れようとしていたある事件…

    強豪校の野球部員なのに、酒にタバコに合コン、体罰…
    大丈夫なのか⁇
    昔はなんでもありだったのか⁇
    そういえば、メジャーリーガー・Dもフライデーされてた、タバコ吸ってるところ。
    見つかって、出場停止とかになるのでは⁇とヒヤヒヤしながら、読み進める。

    確かに『子どもができたら、野球部をやめるなんて話』は聞いたことはない…
    が、子どもがいる高校野球部員も聞いたことはない…
    そもそも野球部を辞める前に、働くことを優先し、やめていかざるをえないだろうから。
    野球を続けることができない、が、正しいのだろう。

    が、野球をやめるか、子どもをおろすか。
    そんな選択肢はないだろう。
    人として、子どもを産むべきだ。
    それをノブに決めさせようとした、山田監督は教育者として相応しくない。
    野球部員である前に、ひとりの男として、ひとりの人間として、教育をしなければならないのに。

    高校野球の『基準』に抗う雅人。
    高校野球だけでなく、小さな世界の『基準』が、人間しての選択よりも優先されてはならない。

    ノブがちゃんと千渚と結婚し、好太を産み、育てていることに安心した、大変な苦労もあったはずだろうに。

    『アルプス席の母』の文庫化が待ち遠しい。



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    2025年09月07日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    購入済み

    タイトル含め

    全てが繋がり物語として伏線回収されることに
    ただただ感服

    最新刊の八月の母もですが、小説にエンタメを
    求める自分にはあまりに暗くて重い

    読み返すことはないけど思い出すことは
    今後も何回もありそう

    暫く引き摺る、実話を基にしていない分
    救われる。

    #ダーク #深い

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    2025年09月02日
  • スリーピング・ブッダ

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    なんなんだ?このお話は!

    何年間にも及ぶ時の流れの中で、主に2人の人間たちが、どう感じて、どう思って、どう決断して、という感じのお話でした。

    圧倒されました。

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    2025年08月30日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

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    2020年、済美と星稜の強豪2校に密着し「甲子園のない夏」の意味を問い続ける。

    監督、選手の率直な気持ちが見事に引き出されている。
    著者の学生時代と照らし合わせながら当事者の迷いや葛藤に向き合っている。

    困難から希望を見出す選手の姿に感動する。

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    2025年08月28日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ザ・ロイヤルファミリー

    テレビドラマ化されると知って、久々に小説を読みましたが、文章も読みやすく、競馬に詳しくない私でも最後まで飽きずに読めました。競馬に関しては、説明というよりは簡単なガイド的なものなので、逆により興味を持てました。順風満帆なサクセスストーリーではないのに、読み終えた後は、何となく競馬場の緑の芝生の爽やかな風が吹いてくるような後味の良さがあります。ドロドロした人間模様は疲れるから敬遠したい方におすすめです。取り敢えず私は、競馬場に行って美しい競走馬をこの目で見たくなりました。

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    2025年08月24日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    ネタバレ

    結局「ジャニー」という人間に関してはほとんど何も分からず仕舞い、特殊な関係性には特殊なエピソードが多いこと多いこと。

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    2025年08月23日
  • ひゃくはち

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    ネタバレ

    本屋にたまたま平積みしてあって、「ちょうど甲子園の期間だし」と購入。

    最初はなんだかあまり野球と関係なく、「失敗かな」と思いつつも読み始めると高校野球の内容に。

    高校時代のシーンの登場人物は好きになりづらいですが、現代のシーンとのつながりが良くいつの間にか入り込んでしまいました。

    このまま順調に行くと思ったら、最後は予想外の結末にとても楽しめました!

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    2025年08月20日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    一対一の対峙で、作家が丹念に藤島ジュリーという人物を掘り下げていく過程が興味深い。あの企業はなぜあれほど巨大化したのか?なぜあのような事件が起きて、あれほどの被害者が出たのか?そういったことはこの本を読むだけでは分からないけれど、その渦中に放り込まれた藤島ジュリーが、必死に問題解決を図ろうとしていたことは伝わる。私が1番感じたことは、日本の報道は作られたストーリーと結論ありきで報道しているのだなぁということ。あの悪魔のような人物に加担し、見逃していた多くのマスコミに気持ち悪さを感じた。嵐の活動終了ライブに向けジュリーさんが、何かしら気持ちの区切りがつけられるよう願わずにいられない

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    2025年08月13日
  • 6シックス

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    アルプス席の母から早見さんにハマってます。
    早見さんの作品はいつも感情が揺さぶられ、この作品も電車で読んでると涙が出そうになりました。6大学野球が舞台で野球に関わった様々な人の人生ドラマストーリー。主人公の甲子園優勝アイドル人気のピッチャー星くんに何かしら接点がある人たちが出てきます。アルプス席の母にハマった方は絶対楽しめます!野球好きは特に。

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    2025年08月07日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    学生頃は家業がある人っていいなって思ってた。特に女性はとりあえず自分のやりたいことやって、ダメだったら実家で働けばいいんだしなんて浅いこと思ってた。
    本を読んでみて、ジュリーさんは大きなプレッシャーと共に生きてきたんだろうな、そんな甘っちょろい状況じゃなかったんだなと他人ながら思った。
    著者も記載している通り、あくまで裏どりはしてないジュリーさん目線の話。一部今まで自分が見聞きしていた情報と異なるところもあるから、決して全てが正しいとは思わないが、親の血を継いだ高圧的な暴君的イメージからはだいぶ離れたイメージだった。
    問題発覚の時は、皆んな騒いで手のひら返ししてと思っていたが、所詮自分も情報に踊らされる側なんだと認識させられる。

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    2025年08月03日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    明らかに「問題作」であることは理解しつつ、どうしてもこの座組が気になってしまい購入。読みながら嫌な気持ちになることは思いの外少なかったし、小説家・早見和真の手腕に依るものなのか、母と娘の一代記としての側面が強かった。

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    2025年07月25日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    最近ジャニオタになったのをきっかけに興味があり手に取りました。元々ジャニーズとは無縁の人生を送っていたので、世間一般的に知られているイメージくらいの印象しか持っていませんでしたが、彼女がいかに壮絶な日々を歩んできたのか、メディアの恐ろしさみたいなものがそこには記されていました。芸能界という特殊な環境に関わり続けなければならない、いわば宿命の様な人生を選択せざる得なかった彼女は幸せでもあり地獄でもあったのだと個人的には思います。サクサク読み進めることができ、面白かったです。

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    2025年07月20日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    個人的に当時のタレントのことを話してくださったのが嬉しかった。TOKIOの話やKing & Princeの話は読み応えがあった。ジュリー藤島さんのアイドルに伝えている「お客様のことを第一に考えようよ」というのはファン目線からすると嬉しい。
    ただ、そのジュリーさんの気持ちが届きづらかったタレントが長瀬くんと平野くんというのは納得。
    長瀬くん、平野くんには共通する男気、ジャニーズ事務所では面倒見切れない規模の男たちだったと思う。

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    2025年07月20日
  • ひゃくはち

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    う〜ん、なんて熱い青春小説なんだ。

    あの頃の体育会ってどこも同じなんだろうけど、やっぱり高校球児ってどこか周囲から神聖視されていると思う。
    こうあるべきだ、こうに違いないと。
    それでもやっぱり普通の高校生の面は当然あるわけで、本人たちもそこで悩むわけだ。
    そのあたりを上手く描けるのは体験談込みの作品だからか。

    好太が出てきてからはとてもよかったし救われた気がした。
    いいラストだったな。いい人間ドラマが読めた。

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    2025年07月18日
  • 小説王

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    面白かった。けど何となく話がありきたり。作家と編集者の関係はよく分かったような気がするけど、内容的にはありきたりで最後は少し飽きてしまったかな。

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    2025年07月08日
  • 八月の母

    購入済み

    かなり重い

    そして暗い、少し引きずる
    店長が馬鹿過ぎてから著者さんを知り
    小説王でファンになり、アルプス席の母で
    確実なファンになったけど、これは堪える

    誰もレビューしないのも納得
    愉快な文章は一文なし、実際の事件が題材って
    知ってからは更に重い気持ちになります

    エンターテイメントとかを求めるのでしたら
    失礼ながらオススメしません。

    心して読むべし!

    #ダーク

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    2025年06月30日
  • 小説王

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    ちょっと回りくどいところもありますが、編集者の存在意義を知れて面白かったです
    今まで謝辞で編集者に触れているのは社交辞令と思っていたのがひっくり返されました

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    2025年06月26日
  • 小説王

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    「展開は読めるのに、気づけばページをめくる手が止まらない。」
    先が想像できるはずなのに、登場人物の熱や葛藤にどんどん引き込まれてしまう。
    “物語の力”をまざまざと見せつけられる一冊。

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    2025年06月13日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

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    今でも思い出す2020年、甲子園の中止が発表された時。
    本当に高校野球って甲子園って何だろう
    あの年大なり小なり色んなことが中止になっていく中で甲子園の中止が1番「ありえない」って感じた・・・。
    著者の早見さんが、強豪の済美高校、星稜高校に直接足を遊んであの年の夏の正解を探る、ノンフィクション作品です。
    監督の声、選手の声、そして元高校球児だった筆者の考え。
    苦い苦しい気持ちで読み進めながらも、
    不思議と爽快感もある読み応えでした!

    特に印象に残ったのは、終盤での「基本的に高校野球の最後って負けるんです」という言葉。
    負けることすら出来なかった3年生を思うと………掛ける言葉の正解が見つからない

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    2025年05月24日
  • ひゃくはち

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    始まりは一見野球小説とは結びつかない展開ですが、
    記憶を呼び覚ますにつれて色濃く語られる主人公"青野雅人"の高校野球部員時代の話。
    めちゃくちゃ青春が詰まった高校生活。
    高校野球とか甲子園とかってなんなんだろ〜〜〜
    魔物???野球をやった経験も、甲子園を目指した経験もない私ですが読んでるうちに球児達と同じ熱い気持ちなってしまう。
    作中ではずっと秘密にされてた佐知子との出会いは
    ああ、そんなもんかいみたいな気分だったけど
    その後明かされる事件、そして再会で普通に泣いてしまったし泣きながら笑って感情バグりました…。
    高校野球の延長戦が、最大18回だった時代の話。

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    2025年05月18日