早見和真のレビュー一覧

  • 小説王

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    エンタメ小説として面白かった。登場人物のキャラが立っており、それぞれが魅力的。作家と編集者が一切の妥協なく、ぶつかり合って作品を作っていく様子は感情移入してしまう。関係者の家族との関係までそれぞれに描いているのは少し欲張りな感じもしたが、その混沌とした部分がリアリティを増してくれてる。

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    2024年09月16日
  • 95

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    あの頃の渋谷が蘇るオジサンとオバサンに読んで欲しい…108の球児…ShibuyaLoveって何年前だ?…

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    2024年08月31日
  • 6シックス

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    第1週東大生高校で部活をやめた
    第2週マネージャーと監督
    第3週就活
    第4週ミスコン
    第5週母親
    第6週星君と北澤くん

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    2024年07月26日
  • 小説王

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    ネタバレ

    小柳俊太郎
    総合出版社「神楽社」文芸編集部勤務。三十三歳。

    加藤耕介
    俊太郎の先輩。副編集長。三十八歳。

    青島秀一
    神楽社に面接に来た大学生。ホストをしていた。神楽社から内定が出ていたから、新興のIT企業〈ストロベリーフィールズ〉に入社した。

    榊田玄
    文芸編集部編集長。新卒で入社した以来、ずっとマンガ畑を歩んできた典型的な「神楽マン」。KG。

    吉田豊隆
    大久保のファミリーレストランでアルバイトをしている。キッチン担当。十八歳のときに執筆した『空白のメソッド』が新人の登竜門と呼ばれる「小説ブルー新人賞」を受賞。俊太郎は小学校時代の数少ない友人。

    山本香苗
    豊隆と同じアルバイト先のホール

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    2024年07月16日
  • 小説王

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    ⚫︎感想
    久しぶりのエンタメ小説。青春、友情、仕事への真摯な思い、子育て、恋愛・・・編集者と作家の熱い仕事ぶりが垣間見れて最後まで面白く読めた。特に女性たちのキャラクターが際立っていて、それぞれ魅力的だったのが良かった。
    森絵都さんが解説をされていて、この物語が生まれたエピソードを知ることができた。森絵都さんの本も読みたくなった。

    ⚫︎あらすじ(本概要より転載)

    本の概要
    小説をめぐる熱き物語、ドラマ化!

    大手出版社の文芸編集者・俊太郎と、華々しいデビューを飾ったものの鳴かず飛ばずの作家・豊隆は幼馴染みだった。いつか仕事を。そう約束していたが、編集長の交代で、企画すら具体的にならないまま

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    2024年05月18日
  • スリーピング・ブッダ

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    想像していた物語とは全く違いました
    が、面白かったです!

    海外留学している時に『あなたは何を信じて生きてるのか?』と何人かの留学生に聞かれたのを唐突に思い出しました
    答えられませんでした

    今も、答えられません

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    2024年01月18日
  • 小説王

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    小説ができて読者に届くまでの過程、作者•編集者の熱の入れようが詳細に描かれていて面白かった。「店長がバカすぎて」もよかったけど、また違うテイストでこれもまたヨシです。

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    2024年01月12日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

    購入済み

    競馬を知らなくても楽しめるかも

    登場人物が順風満帆とはならなかったり馬も簡単に勝たしてもらえないストーリーにちょっともやっとしましたが、小説の結末の先にも物語があるなかなか上手い作品でした。宮本輝の「優駿」やディック・フランシスの競馬ミステリーとはまた違った面白さがありました。

    #ハッピー #癒やされる

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    2024年01月06日
  • 小説王

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    早見和真さんは信頼できると思った。
    著作全部読んでみよう。
    この本は女性は描けてると思うけど男尊女卑じゃない?
    読みやすい。
    1文が割と短いから?

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    2023年12月13日
  • 小説王

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    胸が熱くなった。やっぱり早見さんの書く熱が好き。

    こういう本を読んでると自分は本が好きなんだなとしみじみ思う。
    人が本を読む意味ってなんだ?なんで物語は存在するんだ?という問いに積極的に向き合っている作品。

    「人間なんて本当は種の繁栄にしか生きる目的がないのに、そこに"生きる意味"を持ち込んだのが物語で、あらゆる神話なんかがウソをつき続け、物語によって人間は同じ幻想を抱きながら生きている」

    「学校じゃ誰も小説なんて読んでないよ。電車に乗ってたって普通の人はみんなスマホを眺めてる。じゃあ、何を目指して本を作ってるのかなって。もちろん本好きっていう人はいるんだろうけど、そ

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    2023年12月10日
  • ぼくたちの家族

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    ローン月25万はキツい、年に300万?
    おそらく金利も高かったんだろうから元本もあまり減ってないとか、嫌すぎる
    バブル期にローン組んだらそうなってたらしい
    一人の視点じゃなくて、家族それぞれの視点が切り替わって進む
    どう決着つけるかわからなかったけど、最終的に収まるところに収まった感じ
    安心して読めた

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    2023年11月23日
  • ひゃくはち

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    痛々しいほど真っ直ぐな青春小説。学生時代に読めたら良かったなと思うほど、見事なまでにまとめられていて面白い。

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    2023年09月26日
  • ぼくたちの家族

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    こんなエンディングになるとは当初は全然思わなかった。良い医者に罹るかどうかが生死を分ける。その前に病気になりたくないけど。

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    2023年08月06日
  • ひゃくはち

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    今だったらSNSで飲酒と喫煙をばらされて出場辞退、妊娠騒動は面白おかしくマスゴミの餌食でしょうね。自分で責任取れないガキがやるんじゃないと言ってやりたいけど。それでもお父さんには泣かされました。

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    2023年07月23日
  • ぼくたちの家族

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    お父さんがちょっと抜けてて肝心なとこで頼りなくてかわいい。
    学生のときに出会っていたら読書感想文の本として絶対選んでたと思う。

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    2023年07月23日
  • ぼくたちの家族

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    母の物忘れからはじまり、どたばたと家族が追い込まれていく。
    なんだかすごくリアルで読みすすめながら怖くなったけど、家族のありかたを考えさせられた。
    俊平の明るさにだいぶ救われた!

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    2023年07月08日
  • かなしきデブ猫ちゃん

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    我が家にやって来たずる賢いニューフェイスのスリジエに、あんなちゃんを奪われ、焼きもちをやくマルちゃん。かわいがってくれてた大好きなあんなちゃんにデブ猫!と怒られ、愛媛県内旅にでた。恋もした。一回り成長した。続きも気になる

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    2023年07月06日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

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    ネタバレ

    夏の甲子園大会中止を受けての強豪校『済美』と『星稜』の話。
    彼らや監督のいつもと違う夏、目指していたものがなくなった夏、その葛藤、成長、思いは心に残った。

    だが、それ以上に『メンバー』と『メンバー外』の話が衝撃的だった。メンバー外からメンバーになることはまずないという話、メンバー外でもチームに誇りを持てるという話。わたしは心が狭いから、信じられないし、子供やきょうだいがメンバー外なら、辞めさせるかも。(実際、同じような経験あり)
    ただ、競争社会においては必要なことだから、今自分自身が直面している少数精鋭で結果をだすみたいな課題には、非常に役に立つ考え方だと思った。

    そして、やはり、甲子園だ

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    2023年06月26日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

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    どうあるべきだったかは本人たちに委ねればよい。ただ、前例のないことに悩み苦しんだ経験は如何にも代え難いものだと思う。

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    2023年04月29日
  • ぼくんちの宗教戦争!

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    家庭に性(セックス)と政治と「宗教」を持ち込んではならないとある思想家が言ってあった言葉を時折思い出す。

    歪んでいくのだろう。

    その歪みを、反面教師として受け入れられた時に彼や彼女の人生が始まるのだろう。

    子どもの心情に「宗教」との関わりの気持ちのようなものを描写していっているからか、その息苦しさはリアルであった。

    でも、心情的に心理的に分かるなぁと思った。

    分かるけれども、「宗教」のカギカッコを外すのは簡単な作業ではない。

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    2023年03月23日