早見和真のレビュー一覧
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続編だから登場人物は同じなのに、前2作とは、また全然トーンが違う。
その訳は、前2作と同じ理由だった。
私は、今作の雰囲気が一番好きだ。途中までは、感動して、涙が出たほどだ。
これまでも少しずつ書いてあったが、この本では、書店の存続問題や書店員の在り方を通して、社会的な問題を正面から提起している。書店だけではないよね、専門店が、なくなりつつある。
便利さだけを求めてきたが、どういう社会を作りたいのか、私たちも、もう一度考えて行動しなくてはならないと、訴えかけてくる。
この調子で行くのかと思いきや、その後思わぬ方向へ。谷原京子さんと店長の関係は、私の思ったようにはならなかったけど、思い返せば、今 -
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「あなたへのおすすめ」に出てきたハイスコア作品として期待して読んだ。早見和真さんの作品は「店長がバカすぎて」しか読んだことがなかったので、同じような軽めの作品かと思ったら、重い重い作品だった。
冤罪がテーマと聞けば、最後には晴れて無罪放免となるのかと思いきや、さにあらず、怒涛の展開。
確定死刑囚・田中幸乃の人生に登場する複数の人間の視点から各章が語られ、「本当の」幸乃の姿が徐々に浮かび上がる。「もしかして無実?」という疑念は徐々に確信に変わっていくのだけれど、肝心の真相は最終盤まで伏せられる。
「誰にも必要とされないのなら、生きている甲斐が無い」、という気持ちは程度の差はあっても多くの人 -
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8月は血の匂いがする。
越智エリカは愛媛県伊予市から出て行くことを強く思っていた。男に裏切られ、スナックで働いている時、七森博司と出会い拒み続けいた自宅へ招待する。そこには娘のアイカと息子レオ、水商売に浸かった母親の美智子が…わかっているつもりでいた博司だが…
月日が流れエリカの団地には高校生になったアイカと中学生になったレオと次女の陽向、レオの彼女の紘子が来る者を拒まず寛大な母になったエリカの家に集うように。
レオの彼女の紘子を我が子のように可愛がり紘子もエリカをママと呼び団地での生活が続くはずが…
逃げ出す事ができたが紘子は陽向を守ることを決め最後の最後まで悪魔達が住む団地から逃げずに陽向 -
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僕はひねくれてるので読もうと思っていたらすでに話題になってて読まず状態だった(買ってはいましたよ)
で、ずっと買ったこと忘れていたんですけど「うまレボ」という競馬バラエティ番組に唐突に著者が出演されて読んでいなかったことを思い出した
「昨日から続編書き始めました」なんておっしゃっておりタイミングが来たな、と
更には以前何かの感想で僕が書いたJRA初女性ジョッキーG1制覇の際のジョッキーカメラの映像の素晴らしさ、小説という空想を完全に超えた映像だった、負けたと力説されているのを見て興味も湧いた。そこにジョッキーカメラに土がつきボヤケた映像が夢物語を演出しているとも話されており感性にも共感した
ど -
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中学受験の国語で引用回数が多い一冊。とのこと。本書のテーマも中学受験。中学受験の合格体験記には必ずといっていいほど家族への感謝が述べられていますが、それぞれの家族で色々あったうえの感謝なんですよね。それが家族の幸せの形の1つなのかもしれません。幸せって瞬間的なのでこれで安泰ってわけにもいかないのが難しいですが。
家族がテーマの本書ですが、幸い、ままならない状況で終了する登場人物がいたり、胸クソを悪くさせる人はいませんので、お子さんも安心して読めます。
■父の愛
長谷川氏の一生懸命さ。(ネタバレしないように)あの立場だと悲しいニュースもある中で、十和に一生懸命関わる姿は「愛情深い」以外の何者で