早見和真のレビュー一覧
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この物語のテーマ自体が自分にとっては、とても新鮮で非常に面白かったです。
多くの母親にオススメしたくなる気持ちも分かりますが、自分は母親じゃない人にこそ読んでほしいと思いました。
物語は甲子園を目指す高校球児を母親が回想する形で始まります。
物語が進むにつれて、勝たせたいと思っている母親と、別の思いを抱える息子の対立へと動いていきます。
このズレが非常に面白いです。
多くの母親が無意識のうちに、自分の努力や犠牲の証明となるものが息子の頑張りの結果という風に考えてしまうのではないのでしょうか?
応援しているつもりでいながらも、どこか結果を求めてしまっている。
しかし、徐々に気づいて -
Posted by ブクログ
横浜で看護師をしている秋山菜々子。
横浜のシニアリーグで野球をしている息子航太郎は地元で有名なピッチャーだった。関東の多くの高校から推薦の声がかかるなか、航太郎は大阪の野球部ができたばかりの高校に進学する。
母、菜々子も一緒に大阪に住むことになる。
親子の夢
「甲子園出場」
は叶うのか、
わたしは元々野球が好きで、甲子園も毎年見ている。
わたしの兄も高校まで野球をやっていたこともあり、野球部の解像度の高さに驚いた。
子が成長していくように、母親も子とともに成長していくことを実感した。
自分のことは1番自分がわかっていると思っていたが、自分自身が限界をつくってしまっていること。
傷つきた -
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四国・松山の名門高校に通う二人の青年の「友情と裏切り」の物語。
故郷、宇和島も出てくる。
27歳の若さで代議士となった男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。秘書となったもう一人の男は、彼を若き官房長官へと押し上げた。総理への階段を駆け上がるカリスマ政治家。
「この男が、もしも誰かの操り人形だったら?」
最初のインタビューでそう感じた女性記者は、隠された過去に迫る。
マトリョーシカ (大きな人形の中に一回り小さな人形が次々と入れ子状に収められた、ロシアの代表的な木製工芸品(入れ子人形)のこと)が空洞の入れ子になっている人形 中が空洞だから幾つもの仮面をかぶるのか あるいは空洞だから,中に入り込ん -
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ネタバレただのミステリー小説だと思って読み始めたがそこには犯人にしたてあげられた死刑囚の悲しい過去や人生に疲れきった死刑囚の悲しい思いが描かれていた。
人は目の前の報道や誰かの噂話ですぐにこの人はこういう人だと決めつけてしまう。その人の過去やその人が本当はどう思っていたのかも知らないのに。この本は人をしっかりと内側から見てあげないといけないという思いにしてくれる作品であった。
田中幸乃に死刑が執行されることを望まない人達が懸命に動いている一方で、はやく死刑執行がくだされないかと待ちわびる本人、最終的には無実なのに刑が下されたことに喪失感を覚えると共に本人が望む結果になったことで本人は幸せだったのではな -
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家族への不満みたいなものって、言えるうちに言っとかないと収拾がつかなくなる。家族だからってなんでもかんでも察してくれるわけじゃない。いまのうちに自分の言葉でちゃんと伝えな。
間違いなく楽しくなる。そして楽になる。がんばるべき時期にがんばれることって楽なんだぞ。
協力はありがたいと思うことと、期待に応えようとすることは別だ。
目標を定めて、そのためにがんばるのは楽しいことだよ。楽しいし、楽なんだ。
やらなきゃいけない時期にやれなかった頃の方が心はずっと苦しかった。
結局、人はいまやるべきことやることでしか現状を切り拓くことができないのだ。
大人だからって何もかもは悟れませんよ。言うべきことはきち -
Posted by ブクログ
自分の息子もスポーツをしているので、なんとなくおもしろそうで読み始め。
同じスポーツをする息子を持つ身として重なる部分も多く、「がんばれぇ!」な
気持ちで読み進めることが出来ました。
息子の出番を直視していられない気持ち、わかります。
目も背けたくなります笑
この本のような息子に育ってくれれば万々歳でしょうね~
現実はそうもいかなく、そこだけが「あぁあ…」って感じでしたが、これはあくまでも超個人的な意見。
作中に「男の子の母親って最高!」って感じのフレーズがありましたが、これには激しく同意です!
息子最高!スポーツ最高!息子たちのママ友最高!
今、私もこの本の主人公たちと同じ世界にいきてる