早見和真のレビュー一覧

  • 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    店長さんがほんと、わけがわからない笑
    朝礼のあいさつはこちらもつい流し読みしてしまう。
    私は漫然と本を読むタイプなので、主人公の感性が繊細でうらやましい気がした。

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    2025年10月31日
  • 笑うマトリョーシカ

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    ネタバレ

    面白かったー
    青春モノがすきなので、前半はサクサク読み進めてあっという間に高校編が終わった。
    これからは鈴木が清家を利用して(とはいえ「友達」なのである程度お互いを尊重しながら)政治家を目指すって話かな?と思ったら二転三転するのでますます目が離せなくて一気読みだった。

    鈴木が操ってると思ったら蓋を開けたら母の存在…と思えばさらに蓋を開けると美和子の存在。
    ここまでは予想しながら読んでたけど、さらに蓋を開けたら清家がいて実は自分は自分でコントロールしていたと。清家、お前、中にいたんか?!って思った。
    初めてマトリョーシカを見た時って、まだ開くの?まだ開くの?…で最後にちっさいのが出てきて、お前

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    2025年10月29日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    よくできた作品である。
    が、やはり読んでて辛くなってくる。暗いのだ。
    あらすじを知らずに買った私が悪いのだけど、年取るとこういうのは避けるようになる。

    最後まで読めたのは作者の達者さであろう。
    この方の別の小説も挑戦したい。

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    2025年10月29日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    物事は表裏一体というが
    それは人物にも当てはまるものであって
    誰かの幸せは誰かにとっての不幸せであることを
    強く考えさせられた。

    イノセントには無罪の他にも純粋や無垢と言った
    意味があるそうで
    誰かに必要とされたいというたった一つの願い
    嫌われることが極端に怖いという感情を
    終始前面に押し出している様から
    幸乃は死を望みつつも節々に生を捨てられない
    純粋さを感じ、
    凶悪犯罪者と揶揄される存在ではなく
    いたって普通の女の子だと感じた。

    この手の本を読むとき、
    どんな事件にもその裏に生活の背景や事情があって
    メディアの情報に踊らされちゃいけないんだけど
    そこまで深掘りするほどの情熱はなくて

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    2025年10月26日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    なまじ知っている方のお名前が頻出するので、ついつい一言一句読んでしまい時間が掛かった。

    大変だな…と同情信も湧いたり…つい最近まで超売れっ子が、売れるまで相当時間を要したことを初めて知った。

    売れてからしか知りようがないので初めっから売れているグループと勘違いしてしまいがち。

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    2025年10月23日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    面白かった。が、その面白さを伝えようとネタバレする愚は犯したくないので、何とも歯痒い。裁判官の判決文を引いた各章のタイトルも非常に綿密に構成されているが…いや、それすらもネタバレか。誰かに必要とされたいと願い、そして裏切られ続けてきた女性の生涯を描いた物語。

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    2025年10月23日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    この本の主人公や登場人物について語ろうとするとき、私自身もたちまちこの本の中に組み込まれてしまう。客観的、俯瞰的な立場からの発言を許してくれない。

    面白かった。

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    2025年10月23日
  • 八月の母

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    家族愛について考えさせられる内容だった。男は信用出来ない、母親からの嫉妬と執着、愛のかたちが歪んでいて、読んでいて苦しくなる。最後の章で、彼女が下した決断がこれからの未来が幸せであることを期待したい。

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    2025年10月22日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    多くの読者にとっての「バッドエンド」が、幸乃にとっての「ハッピーエンド」で、かつそのハッピーエンドが「死」であることに何とも言えない気持ちになった。

    様々な場面で、現在社会の縮図を見たような思いがした。
    人間は基本的に利己的であるというところ。
    優しすぎる人がしんどい思いをするところ。
    メディアは都合の良いように書き、人々がそれを良いように解釈するところ。


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    「もし本当に私を必要としてくれる人がいるんだとしたら、もうその人に見捨てられるのが恐いんです」
    そして幸乃は微笑みながら、ゆっくりと私から視線を逸ら

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    2025年10月22日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    死刑判決をされた女性の刑執行日までのお話

    プロローグとして宣告される裁判の主文をなぞりながら、彼女の人生を振り返る。
    幼少期に両親が離婚、再婚。
    義父から暴力をうけ、
    水商売をする祖母に引き取られる。
    学生時代は窃盗・致傷で施設に入り、
    大人になってから今回の死刑判決につながる
    元恋人宅への放火を行う。
    この放火によって元恋人の妻と1歳の双子が命を落とす。

    いかにも「凶悪犯罪者」らしい経歴を持つ彼女は死刑執行前に何を思うのか。

    人は1人では決して生きていけないのだと、人生の痕跡は必ず誰かの元に残るのだと感じました。
    街ゆく人たちは皆自分と同じくそれなりの人生を“普通に”生きていると思いこ

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    2025年10月21日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    まず、裏表紙の怒ってる谷原さんが良い!続きが気になりつつも、続編って前作よりも微妙だったりするんだよなぁと期待薄で読んだせいか、前作の流れを受けてキャラの際立ちも感じられたせいか一段と面白くあっという間に読めた。お父さんのキャラ、お父さんとの関係性が良いよなぁと思う。終わり方はあんまり好みじゃなかったけど、それも良し。

    作中に出てくる本「ステイフーリッシュビッグパイン」、一体どんな話しなのか気になって仕方がない。「ケニアから見たらそんなのほぼ近所」も読んでみたい。

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    2025年10月21日
  • 笑うマトリョーシカ

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    2日ぐらいで読み終えた。
    なんとなく予想できていた展開ではあったけれど、
    最終章に行くにつれて何が正解なのか分からなくなってくる錯覚に陥った作品。

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    2025年10月19日
  • 笑うマトリョーシカ

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    最近ハマっている早見和真さん。

    キャッチーな作品名ですが、これがこの物語の核となっている。
    清家一郎という官房長官を務める政治家の半生を追う形で展開されていくが、この清家が不思議な人物で誰かに操られように役を演じ、それを上手くこなす。
    のちの秘書となる高校の同級生の鈴木俊哉と視点を入れ替えながら進み、後半は清家の性質に気づいた記者である道上香苗の視点も加わりながら真相に迫っていく。
    妖しい美人母、失踪した恋人、恩師の突然の死など謎を散りばめながらの展開で、終始先が気になる。
    久しぶりにお話に没頭できました。

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    2025年10月18日
  • 八月の母

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    先を予想して読みながらも予想通りの展開と予想外の登場人物の心の動きに感情が揺さぶられた。
    最初のうちは陽向の名前が明かされず、時代もずいぶん違っていたので戸惑ったがすぐに理解できた。

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    2025年10月16日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ロイヤルホープのレースは胸が熱くなり、目頭まで熱くなりました!『継承』されたロイヤルファミリー、続いていくから面白い!

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    2025年11月21日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    誰かが必要としてくれてるけど、1人だと思いそれに気づかないでしんだほうがいいと思ってる主人公がつらい。
    最後は全然ハッピーエンドじゃなく、こういうことで冤罪もうまれるんだなと思った。
    スッキリはしない小説

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    2025年10月16日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    相変わらずの山本店長。
    どこまでもポジティブで、空気の読めない店長…
    こんな上司はイヤ…
    なぜ店長のままでいられるのか疑問です。
    でも他人事なので、笑っちゃいます。

    京子が店長になればよかったのに…

    またまだ物語は続いていきます。
    次が楽しみです。

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    2025年10月13日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    前編を読んで面白かったし、続きが気になったので読みました。
    今回も面白かったです。しかも人も死なないし謎解きも無いので安心して読めました。
    やっぱり店長が面白すぎる。

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    2025年10月12日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    相変わらずの店長
    そして、今回の重要な本として出てくるステイフーリッシュビッグパイン。めっちゃ読んでみたい。
    その小説みたいな造りにこの小説自体がなっていて、やっぱり今回も!な展開に次作にも期待!

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    2025年10月11日
  • 笑うマトリョーシカ

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    ・良くできた内容ではあるし推敲に推敲を重ねて無駄なパートは無いと感じました
    ・誰しもが家族や友人、社会環境などに何らか影響(場合によっては支配)されているわけで、本作品における清家がたまたま傑出した「器」であったから小説として成立しているとも言える
    ・近年では経済学コミックス『カモのネギには毒がある』等で知られるようになったマニピュレーターについても軽く紹介されています
    ・ヒトを操りたい方(笑)にオススメの良作

    本の概要

    若き総理候補が、誰かの操り人形だったら? 人間の心の闇に迫るミステリー。
    47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。
    「彼

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    2025年10月11日