早見和真のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
8月は血の匂いがする。
越智エリカは愛媛県伊予市から出て行くことを強く思っていた。男に裏切られ、スナックで働いている時、七森博司と出会い拒み続けいた自宅へ招待する。そこには娘のアイカと息子レオ、水商売に浸かった母親の美智子が…わかっているつもりでいた博司だが…
月日が流れエリカの団地には高校生になったアイカと中学生になったレオと次女の陽向、レオの彼女の紘子が来る者を拒まず寛大な母になったエリカの家に集うように。
レオの彼女の紘子を我が子のように可愛がり紘子もエリカをママと呼び団地での生活が続くはずが…
逃げ出す事ができたが紘子は陽向を守ることを決め最後の最後まで悪魔達が住む団地から逃げずに陽向 -
Posted by ブクログ
嵐の最後のライブの日にこの本を読み終えたことはちょっとした奇跡のようだ。予約期間数ヶ月待ちだったから。長年嵐に関わってきたジュリーさんの言葉は私たちが知らない嵐の一面を見せてもらえたようで、興味深かった。
ジュリーさん曰く、
五人で始まった嵐が一人として欠けることなく五人で幕を閉じられる。一人も欠けることもなく二十五年駆け抜けてきたことは賞賛されるべきこというより、ただ彼ららしいということではないでしょうか。嵐らしさとは自分たちよりファンのことを第一に考えていること。それぞれのメンバーが他のメンバーを強くリスペクトしていること。一言でいうなら誰かを思いやる気持ちということ、それが強いことが嵐ら -
Posted by ブクログ
官房長官まで登り詰めた政治家の清家一郎、その秘書で高校からの友人でもある鈴木俊哉、彼らを取材するライターの道上香苗。主にこの3人の視点から「人が人を操る」ことをテーマに話が展開する。心理劇ミステリー、といった所か。
何となく聞いたことがあると思いつつ、たまたま目についたので手に取って夢中になって読み進めた。2024年にテレビドラマ化されていたことを後で知った。一郎らのルーツである愛媛での高校時代のエピソードから現在までを3人の視点で、時が縦横無尽に飛び回る展開。その全てがラストに向かって繋がっていく。
テーマと付随して人がどんなことに対して人を惹きつけていくのか、「自分を演じる」といった心 -
Posted by ブクログ
母親とは、いつから母親になるのだろうか?
女として生まれて29年。
思春期を過ぎたあたりから、ずっと思っている。
私の母は、愛がある。
姉と私。2人のことには無条件に尽くしてくる。
嫌いな家事もちゃんとしてくれた。
わがままを聞いてくれた。今でも姉と私を大事にしてくれている。
そんな母を見るたびに、
私には母性がないんだと実感する。
私と同年代の友人は結婚して、子供がいる。
当たり前のように子育てをしている。
自分の子供がどうしようもなく可愛くて、写真フォルダには何万枚もの写真がある。
それを見るたびに、
私には母性がないんだと実感する。
私は生理が来る前と来た時、メンタルの浮き沈 -
イメージ
人に対するステレヲタイプなイメージは恐ろしく危険である。そのイメージを与えている人たちはさらに暴力的だ。
人物からイメージが作られているのではなく、他者の勝手なイメージにより人が作られる。知らぬ間にイメージに合わせて生きている。この本を読んでそう理解した。