早見和真のレビュー一覧

  • アルプス席の母

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    世の中に、学生スポーツや部活に焦点を当てた小説はたくさんあるし、何作品か読んできた。映画、漫画、アニメでもいわゆるスポーツを題材にした作品がたくさんある。でも、この『アルプス席の母』は、これまでと全く違う趣の作品だと思う。
    息子の航太郎が高校野球最後の夏、伝令として登場する様子に高揚し、思わず立ち上がり声を上げて応援してしまっている母、菜々子。その回想、という形で物語が始まる。
    夫を亡くし、自分一人で息子を育て、強豪と言われる神奈川県の中学生シニアリーグで野球をするのを支えている菜々子。その息子の航太郎が、進学先として選んだのは、一番の憧れだった山藤ではなく、大阪にある創設10年ほどの希望学園

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    2026年06月03日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    シリーズ最終章.になるのかな?

    なんだか、問題も含めて、
    奥が深いって思ったよー。

    本屋大好き❤

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    2026年06月02日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    早見和真先生も変幻自在やなー、とても店長がバカすぎてとか、ロイヤルファミリーと同じ作者とは思えないや。死ぬ権利はあるでも、その権利を執行するのは大変だ。ほんとにイノセントデイズやった。

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    2026年06月02日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    ネタバレ

    単純に中学受験の話かと思ったら、違った。
    家族の話で、すごくよかった。最後は泣いてしまった。
    お父さん素晴らしすぎる。なかなかこんな素晴らしい人いないよ。
    いい中学に入ってほしいというより、父と子の溝を埋めるため、家族の結束のための受験。子供が決めたら家族でそれを応援する。
    フィクションだとわかっていても、この家族に入り込んでしまった。

    がんばるべき時期に頑張れることって楽なんだぞ
    この言葉がいい!

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    2026年06月01日
  • アルプス席の母

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    「アルプス席の母」タイトルからしてもう泣ける。

    うちにも高校生の息子がいる。野球部ではないし寮生活もしていないが、菜々子の気持ちがわかりすぎて。
    特に入学して1ヶ月後に痩せ細った航太郎を見た時は他人事とは思えなかった。
    ご飯をちゃんと食べてるかどうか、離れて暮らす母としてはこれが一番心配だよね。

    父母会の役員。会計係の役目には引いたなぁ。
    これに似たことは実際に行われているんじゃないかと思った。監督を「監督さん」と呼ぶのにも独特の文化を感じた。
    部の掟や親同士の上下関係、受け入れつつも完全には染まらない菜々子の言動に好感を持てた。

    ラストも良かったな。
    航太郎かわいいな。

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    2026年05月31日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    この作品が世に出る少し前に、武蔵野市に6年間暮らしたことがありました。
    そして、中学受験に関わる仕事をしていた都合もあり、吉祥寺界隈の「お受験事情」が身近だったので、
    ふむフム!とうなりながら、読んでいました。

    でも、単に受験の物語だけではないんですよ。ちゃんと「家族」の物語になっているところが、この作品をおもしろく、素敵にしているのだと思います。

    前の作品「アルプス席の…!」も良かったデスが、こちらも、秀作です、充分に期待を裏切らない仕上がりになっています。

    「ロイヤル…ファ…」より、私は、本作の方が好きかもです。

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    2026年05月29日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    どうして?どうして?と悲痛な思いに耐えながらなんとか読み進めることができた。
    報われてほしかったし苦しかった。悲しみの連鎖でこんなに胸が締め付けられることはない。
    フィクションだからこそ救われる世界観。
    現実ではこんな悲しいことが起きる世界であってはいけない。

    また巻末の解説には作家の辻村深月さんが執筆している。一読者としての感想もあるのだが、さずが作家さん。話の構成も見事だが最後に「こういうことだったのだ」と締めくくる。それがまた幸乃の救いになっている気がして、この長い読書人生で初めて解説で涙した。

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    2026年05月28日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    再読。
    田中幸乃 30歳 死刑囚。
    彼女の生い立ちを通じて「人に必要とされる」ことの重さを深く考えさせられる。単純な善い悪いではなくもっと複雑で奥行きがある。

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    2026年05月24日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    馬の世界など全く知らなくてドラマもやってたこともあり楽しく読むことができました。
    馬主になる条件、馬主の孤独などなど繊細に描かれていました。

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    2026年05月23日
  • 笑うマトリョーシカ

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    哲学でした。

    改めて、人は見えてるものでしか判断できないんだと感じました。
    見えない本質を探ろうとしても、判断材料になるのは見えてるものであって、自分の経験を元にどれだけ深いところまで辿りつけたとしても、知りたいことが自分の想像できる域を越えているのであればそれまでで、

    操り人形が自ら操られるように、操っていると思わせるように、動いてたとしたら、、
    その目的が国のトップに立つことで、その目的がもっと他にあるのだとしたら、
    これ以上ない、ホラーです。

    とてもおもしろい作品でした。

    2026.4.26-2026.5.22

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    2026年05月22日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    よかった。
    本当にこれ良かったのかは分からないけど私は素直に良かったと思った。
    幸乃ちゃんはただ生きるのに向いてなくて
    消えるチャンスが来た。
    そうゆう運命なんだとおもうしそれが幸乃ちゃんのほんとうの幸せだったんだなぁ。
    私は途中から幸乃ちゃんを楽にしてあげて欲しいと思いながら読んでいたから幸乃を庇うつもりで動いていた人達を余計なことをするなと言う心情でずっと見ていた。
    真実=救うことにはならないこともある。

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    2026年05月20日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    競馬を題材とした大河小説。
    馬の血統と家族の絆を結びつけた継承のストーリー。

    テレビドラマ化もされたので、そちらでご存知の方も多いかも。さすがドラマの原作となるだけのことはある。

    筆者は桐蔭学園野球部であの高橋由伸の2学年下。高校野球を題材とした作品は読んだことがあったが、こんなにも壮大なストーリーを創作できるとは知らなかった。他の作品にももっと挑戦してみたい。

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    2026年05月19日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    少女はなぜ、死刑囚になったのか


    帯に書かれたキャッチコピーに惹かれて購入したけど、少女がいかに残酷で卑劣かを記しているわけではなく、自分の死を願う少女について他人目線で懺悔と共に真実が描かれていた。


    読み出したときは「暗いな」って思ってたけど、読み進めていくごとに、死ぬために必死に生きようとする彼女のこれまでの人生を読まないといけない、知らないといけないとどんどんのめり込んでった。


    序盤で結末は分かっていたはずなのに、終盤は「間に合え、間に合え、間に合え…!!」と心で叫びながらページをめくってた。

    でも刑務官が幸乃を救おうとわざと精神的に追い詰めて倒れさせようとした時に、幸乃が必

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    2026年05月17日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読んでいるだけで情景だけではない風の匂いまでしてくるような文章だった。
    一生なることがないであろう馬主のマネージャーを一緒にしているように感情移入しながら読んだ。本を読み終えた後に馬の生涯成績表で最高のハッピーエンドを知る素敵な仕掛けにやられた。。泣いた。

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    2026年05月16日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    今日はここまでにしようと思って閉じても、またすぐに開いてしまう。手が止まらん小説でした。
    最後は、タイトルの『イノセント・デイズ』が回収され、救いのない美しさで締めくくられていて、胸が苦しくなりました。

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    2026年05月17日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    本屋は永久に不滅です。

    シリーズ3作目。これで終わってしまうのか…。
    コメディ小説を今回の『店長がバカすぎて』で初めて読みました。
    ビジュアルのない文字だけの世界。山本店長、京子、武蔵野書店の社員・社長と、ここまでコミカルな言葉遣いや行動が、時に笑い、時に共感し、すべてイメージを膨らませ楽しませていただきました。

    オンラインショップで本が気軽に買える世の中となって、リアル店舗の本屋が生き残るためには…。
    山本店長は本屋の良さをきっと頭の中で構築されてて、たとえば幼稚園の子たちを呼ぶ、作者のトークイベントなど…
    京子は店長が「バカ」だと思ってるけど、これは絶対「バカ」ではない(バカバカって失

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    2026年05月14日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    古書店での一部始終を見ていた慎一に気付いていたし、真相を知る以前からずっと幸乃を信じ続けていてくれた彼が彼女の心のなかには絶えずいたと思う。久しぶりに読む手が止まらなかった。素晴らしい作品。

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    2026年05月12日
  • 店長がバカすぎて

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    店長を自分の上司に重ねて読んでいたせいで少し気持ち悪くなった所もありましたが読みやすく面白かった
    毎日会社辞めてぇーと、思っていますがもう少し抗ってみようと思います

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    2026年05月11日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    この作品を知ったのは、昨年の10月か11月だったと思う。旅行中で、温泉につかり、夕食までの時間つぶしにYouTubeを見ていた。そこに「ザ・ロイヤルファミリー」のTVドラマ映像を見つけた。サラブレッドのサムネから、競馬のドラマだと推察。競馬は今はやらないが、ずいぶん昔にはまっていたから興味はある。第1話を見てみた。そして、はまった!その時点で、ドラマは3話まで完了していた。家に帰って、3話まで見た。やっぱり面白い!そこから、最終回まで、毎週日曜日の21時が待ち遠しくなった。昨年の12月3週目だったと思う。最終話が放送された。感動した。約30年ぶりに有馬記念の馬券を買おうか真剣に迷ったぐらいに(

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    2026年05月10日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    以前の2作から間が空いてしまって、内容を思い出しらがら読みました。

    店長の奇天烈ぶりにまたもや笑ってしまいました。
    こんな人いたら、職場大変だろうなぁ。
    傍目から見てると楽しいですが…
    『他人の芝生は青い』と言ったところでしょうか?

    朝礼での店長の訓話もツボです。
    個人的には好きなパートです。

    そして、今回のメインとなる店長と谷原京子との恋仲は!?

    結末は読んでのお楽しみです。

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    2026年05月04日