早見和真のレビュー一覧

  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    主人公の小学校3年生までの人生が色鮮やかに幸せ過ぎて、その後の境遇を考えるとまさに地獄。ただ、主人公と自分の年代が近いことから、主人公が経験した出来事が起こり得る時代だったし、その淀んだ空気感などを思い出すに至った。また、一方的に目や耳にする情報や強烈なフレーズを伴う記事の見出しに対し、自分はあまりにも無防備であるということにも改めて気付かされた。この手の物語(事実と報道の食い違いが生じている物語)を読むたびに気を付けなければ、と思うのだが、読み終えてからは日に日にその思いは薄くなってしまう自分がいる気がしてならない。

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    2026年03月21日
  • アルプス席の母

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    タイトルや表紙から、高校野球に関わる内容なのかなと想像した。選手はもちろん、親にとっても特別な体験なのだろうな。冒頭から特別なシーンが続く。母親の秋山菜々子が息子の航太郎の出場シーンを見入る。その思いを想像する。高校3年生の甲子園球場。高校最後の大会であり、しかも甲子園。特別な場面であることが感情移入させる。次第にわかってくるこの登場場面。それは、延長に突入していて、ピンチの場面でのベンチからの伝令だった。つまり、航太郎はベンチにいたのだった。甲子園初出場という言葉が、特別な意味をもつ。航太郎、そして菜々子にはどんな気持ちが膨らんでいるのだろう。私には、なかなか想像がつかない。嬉しい気持ちもあ

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    2026年03月21日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    この先、これ以上の作品に出会う事が出来るのかという気までする。
    人生観を表すような1文が詰め込まれていて、言葉にできない感動があった。
    見る人によって、結末への感じ方は異なると思う。
    私は、救われる物語だと思った。

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    2026年03月21日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    騙されたと思って読んでみて!絶対に面白いから
    ってゴリススメされて、私は競馬って興味ないのよね、、、ってしぶしぶ
    騙されました!めっちゃ面白くてハマってしまいました
    このお話は血縁、血統、人と人、物語のテーマは「つながり」でしょうか
    サラブレッドとは500キロものはち切れそうな筋肉の塊を、しなやかで今にも折れそうで繊細なガラス細工のような4本の脚足で支える、選ばれし異物的な存在
    ドラマも見ます!早見和真さん苦手って言ってすんません

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    2026年03月18日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    幸乃は自分の人生を彼女なりに全うしたんだなとすんなり受け入れることができればハッピーエンドともとれるが...
    自分を犠牲にして誰かを庇うと、自分本人より庇われた人のほうが傷つくんだなとしみじみ思う。

    登場人物たちの度を越したグロさに目を瞑れば、ヒューマンドラマとしても読み応えがあった。早見さんの著作を手に取るのは今回初めてだったが、すごく読みやすい文体だと感じた。

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    2026年03月16日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    単純に素晴らしい作品だと思った。
    家族の在り方とか考え方がよく伝わってきた。主人公の成長、周りの関わり方全てが自然に表現されている。家族を持っている人、子どもがいる人は特に読んでもらいたい。

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    2026年03月16日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験を控えた家族を舞台にした物語
    中学受験のリアルを描きながらも、思春期における心情,考え方の変化をより詳細に描いており、面白く読むことができた

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    2026年03月15日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験ってこんなに大変なんだ…経験していないので全く知らなかった。
    受験を控えた女子小学生が主人公だが、家族問題や友達との関係をリアルに描いていて面白かった!『店長が馬鹿すぎて〜』の作者だったんですね。あの小説も面白かった。本作にその作品が出てきたりしてなかなか遊び心がある♪こんな感じの作品、もっと読みたい!

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    2026年03月15日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    継承の物語であり、命の物語。私はつながりという言葉がいいんじゃないかと思った。父から子へ夢のつながり、血のつながり。マネージャーの父から子へ期待のつながり。馬と人のつながり。人と人のつながり。など。最後があっさりしているのが逆にいい。こうして競馬は繋がって行くんだな。ここに1つの物語はあったけどそれを置いて世界が進むというのがよくわかる。

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    2026年03月14日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験に臨む主人公の女の子と家族の物語。中受を経験した身としても、苦しみや喜びには懐かしさを感じるし、今も忘れることがない原点の記憶としてある。
    今これを読む自分は親になっていて思う。中受は受験生ひとりだけでなく家族も一緒に受験をするのだと。本人の思春期の変化もそうだが、受験生を中心に動きサポートできる家族の形になることが戦う条件なのかと感じさせられた。
    特に、お父さんの全力なサポート姿勢と流す涙に、もらい泣き。素晴らしく、理想な父親像。お母さんもおばあちゃんも妹も友達も塾の先生も、理解ある素敵な人たちに囲まれているなと思う。
    子どもが受験する年齢になった時には、関わり方の参考として再読した

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    2026年03月14日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    とにかく京子さん、
    イライラが減って
    幸せになって良かった。

    店長みたいな人とは
    穏やかに暮らせそうにもないけど

    京子さんが
    書店を語るところでは泣けた

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    2026年03月13日
  • 笑うマトリョーシカ

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    最後に笑うマトリョーシカとはどういう意味なのか、マトリョーシカというのは縁起物だが、顔は笑顔だが中身ががらんどうというネガティブな意味なのかと問い詰めて読み進めた。
    日本の政治家も皆演技をしていて、外っツラばかりで中身すっからかんなのだろうかとも。

    最後までサイコパスの狂気が見え隠れして、どのページでも先が気になる文章力だと感じた。

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    2026年03月11日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験と家族の物語。
    最初はそうでもないかなと思ったけど、なんだかぐいぐい引き込まれて、一気読みだった。面白かった。

    十和の家族がみんな素敵で(十和自身は居心地の悪さを覚えているけど)、羨ましいくらい。
    一緒に受験に立ち向かってくれるお父さん、カッコイイなぁ。
    子供との向き合い方を考えさせられて、ちょっと胸が痛かった…

    スイッチが入ったあとの十和は、それまでが嘘のようにものすごい集中力で、読んでいるこっちまで達成感がすごい!まるで我が子がやり切ったかのような気にもなって、感動しちゃう。
    十和ちゃん、すごいよ〜!!頑張ったね〜!!
    そして、受験に臨んだあとの十和の決断も、なんだか清々しい。

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    2026年03月10日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    やっぱり重要なのはキャラだよなあと思わされる。店長の変な人っぷりはあいも変わらずで面白いし、谷原さんの店長に対する態度やその変化もしていく様が楽しいんだよなあ。タイトル「さらば!」だけどまだまだ続けられそうじゃない?

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    2026年03月08日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    「店バカ」シリーズ集大成の「さらば!店長がバカすぎて」はまさに涙と笑いのエンタメ映画そのもののような展開。映像として鮮やかにその場面が立ち上がるほどでした。主人公が成長していく姿、そして自分の夢を諦めずに掴み取っていく姿に感動しつつ、主人公を取り巻く多くの個性的なキャラクターも魅力的です。たびたび登場するアナグラムもワクワク感満載でした。店長としてお店を、街を、仲間たちを守っていくだろう将来の姿が想像される一方、よき伴侶を得て、プライベートもきっと幸せになっていくだろうな、というあたたかい想いが読後に残りました。
    さらば!といいながら更に続くのではないかという期待感を抱かずにはいられない小説で

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    2026年03月03日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    山王耕造の人生を亡き父に重ねながら読みました。私の父も馬主というものにはまり、その為に命を削って生きていたのかなとも思います。クリスさんが病に冒された山王耕造に「もし生まれ変わったとして社長はまた馬主になりますか?」と問います。その答えは「次の人生はもう少し長く生きたいんだ。もっとリラックスして生きてみたい。こんなふうに緊張を強いられる人生はまっぴらだ」きっと私の父が同じことを問えばそうに答えるのではと思えました。ほんとに太く短くの人生。のんびりもう少し長く生きて欲しかったです。競馬のことはわかりませんが、そういう意味で感慨深い一冊でした。

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    2026年02月28日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    「世界はアナグラムでできている」
    またもや「店バカ」の不思議な優しくて楽しい世界に引き込まれてしまいました。
    登場するキャラクター達の個性の描写が細かく、目に浮かぶようでした。一貫して、書店員の仕事の楽しさ、厳しさ、苦労を散りばめながら、でも暗くならない物語の進行は色んな仕掛けとマッチとして一気に最後まで読めてしまいます。
    とにかく本が好き!書店が好き!という方にはぜひ読んで頂きたい小説です。
    本がますます好きになる、本に対する愛情がさらに深まる作品だと思います。

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    2026年02月28日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    登場人物のそれぞれの視点から田中幸乃への思いが描かれていてテンポよく読めました。特に終盤にかけて、結末がどうなってしまうのか気になり過ぎて一気に読んでしまいました。読み終えた後、これから日常で見るニュースの見方、考え方が変わりそうです。

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    2026年02月27日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    前作同様最高な1冊でした。
    登場人物に感情移入しながら読むことができた。前作と違い、新しい個性的な人物も加わり最後まで飽きることなく読むことができた。

    電子書籍で本を読む人やネットで本を買う人が増えている現代、自分は書店に足を運んで、本との出会いを大切にしている。年齢、性別、性格、容姿、関係なく気軽に入ることができる書店が大切な人生の1ページとなっている。これからも、書店に通い本をたくさん読みたい。
    書店の大切さも感じることのできる1冊であった。

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    2026年02月25日
  • 店長がバカすぎて

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    書店員さんと出版社の関係性、主人公の葛藤などの学びもありつつ、とにかく店長と主人公の掛け合いが面白すぎる。声をあげて笑いながら本を読んだのは初めてかもしれない…。

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    2026年02月23日