早見和真のレビュー一覧

  • アルプス席の母

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    恐らく多くの母親が抱く息子に対する気持ちに溢れている小説なのだと思う。この小説を読むにつけ、中学・高校の自分自身を母親の目線で見つめ直すような経験をした。自分が受験に失敗してうまくいかなかった時、彼女を初めて母親に会わせた時、自分の母親はおそらくこんな気持ちだったんだろうな、としみじみと思った。親孝行をしないといけないなとか、これから息子の成長が楽しみだとか、おそらく読み手の立場によって違った方面からこころを熱く揺さぶってくる、とても良い小説に出会えたと思う。

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    2026年04月25日
  • 八月の母

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    正代、美智子、エリカ、陽向の4人の女性の人生を描きながら、母娘の関係、母性について書いた物語。

    自分なりの解釈として、「許す」かどうかが最大のポイントだったのではと思う。
    美智子やエリカは、母親の男性に対する関わり方に疑問を抱き、否定的であった。にも関わらず、環境的にも結局は男性に頼ることしか出来ず、結果的に母親と同じような生き方を選ぶしか無かった。
    美智子については、完全にこれを許す事で、切り替えて、完全に男を利用するような立場、考え方で生きてきた。美智子が、ミチコで働く上ではそうするしかなかった。また、歳を重ねるにつれその考えが確実なものに変わっていった。
    エリカについては、母親の生き方

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    2026年04月25日
  • アルプス席の母

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    ネタバレ

    最初航太郎が登場した時にすでに涙腺が緩んだけど、(伝令か〜)と思ってしまった。
    でも、そこに至るまでの背景や葛藤を読んで、迎えたクライマックス。輝いている航太郎の姿にどうしたって泣けてしまう。
    最高だった。映画みた?ってくらい映像が浮かんだ。

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    2026年04月24日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    はじめてこの作者の本を読んだ。とても面白かった。ストーリーの進む速度が好き。早速、この作者の他の本も買った。楽しみ。

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    2026年04月24日
  • アルプス席の母

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    男の子の母として、感情移入しながら、涙をこらえ、夢中で読みました。父母会の人間関係の煩わしさや、ライバル校との運命の一戦、母親として息子を思う気持ちなど、書き振りがくどくなく、非常に想像しやすい文章で、ずっと引き込まれていました。他の作品もぜひ読んでみたいです。

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    2026年04月23日
  • アルプス席の母

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    さくさく読めました。自分自身元高校球児だったので、イメージしやすかったし、感情移入しやすかったです。ストーリーとしても面白かったです。

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    2026年04月23日
  • アルプス席の母

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    えっ…作者って男性よね。。。別に男女差別をしたいつもりは毛頭もなくて、母親視点の語り口をどしてそんなに機微に表現できるのかと。頭が何個あっても足りないくらい脱帽。

    甲子園を目指す高校球児を育てる母親視点の小説。一つ一つの感情や場面がきめ細やかに表されており、文面だけなのに活き活きとした情景が目に浮かんだ。

    素直に「なんでこんな文章書けるの…」と感服。読後だけでなく、読んでいる時から舌を巻いていた。明明白白とした情景描写はまさに唯一無二。圧巻であった。今回の本を通して、“真っ直ぐな心”“凛とした人間性”を題材とした本は結構好きなんだなと感じた。そういう本が好きな人はオススメ。


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    2026年04月23日
  • アルプス席の母

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    一気に読んだ。高校野球の裏側を支える母の目線で書かれた小説。秋山菜々子と航太郎は夫健夫を小4の夏に亡くしてから、母子で野球をしてきた。高校でそれまでの実績を買われ特待生として入学した所から、母の奮闘が始まる。息子の高校がある関西の羽曳野に神奈川から引っ越すのだ。そこで、高校野球
    父母会のヒエラルキーを見て、そしてなりたくもない父母会役員になるのだ。子どもたちの練習とは違う裏側の大変さ。その活動を通して、大阪のおかんたちと交流し、親友を得るのだ。子どもが高校野球していなかったら、経験できないことが山ほどやってくる。そして航太郎は甲子園を目指して奮闘し成長していく。
    詳しく書くとネタバレになるから

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    2026年04月22日
  • アルプス席の母

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    野球部の親ってどのスポーツより干渉が凄いと思ってたけど、親ってこういう気持ちだよなと感じる場面がたくさんある

    ぜひデビュー作の「ひゃくはち」も面白いから読んで欲しい。早見和真さんの作品は、いわゆる“脇役”に該当する登場人物を“主役”に変えるから面白い。

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    2026年04月21日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    再読。たまに思い出しては手に取ってしまう作品。
    読むたびにずっと苦しい。幸乃に抱く印象は、過去を知るほど揺らいでいく。
    幸乃はずっと、自分を必要としてくれる人に寄り添って生きてきた。だからこそ、幸乃を必要とする人のために、最後まで生きてほしかった。
    それでも、幸乃はあの最期を選んだ。その選択は、彼女にとって生き続けることよりも救いだったのかもしれないと思うと、どうしようもなく切ない。

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    2026年04月21日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    谷原京子の果てしない怒りが爽快。もっともっと怒ってほしい笑。こういう余計なことしかしない人って実際いるし、つい空気をよんで流しちゃうけど彼女みたいにちゃんと突っ込んだり怒ったりできたらなぁ。本屋で働いてみたくなる。

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    2026年04月21日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    死刑囚になった田中幸乃の人生が次第に顕になっていく過程から目が離せなかった。
    哀しさが残る結末だけど、少しの救いもあるラストだった。

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    2026年04月20日
  • 八月の母

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    個人的にすごく恐ろしい本だったし
    イノセント・デイズを遥かに超える作品だった。

    イノセント・デイズもこの作品も
    読み終わったあとに落ち込むというか
    本を閉じたあと遅れて鳥肌が立つ。

    エリカが最後までエリカであったところが
    怖くて、とてもリアルだった。

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    2026年04月19日
  • 小説王

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    小説家が小説家と編集者のことを書くって良いですね!
    小学校の同級生が小説家になりそれをサポートする編集者になるべく大学へ復学し…
    全てが上手くとはいかないところもリアリティあって良いなぁ。凄く面白くて先が気になって一日で一気読みしました!

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    2026年04月18日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    おーー
    できすぎじゃん‼️‼️
    最後のオチまでできすぎじゃん‼️
    あたしは大好き❤

    そして、野口といい、十和といい、今どきの小学生はこんなに大人なのかい‼️‼️‼️

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    2026年04月15日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    本作も面白かった!
    常に人をイラつかせるがどこか憎めずほっとけない店長と、周囲に振り回されて常にガルルっとしてストレス抱えまくり主人公の掛け合いが本作でもしっかり描かれていた。
    30分ドラマのような緩い雰囲気での実写で観たいなぁ。
    シリーズ三作目もあるみたいなので、そちらも期待!

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    2026年04月15日
  • 店長がバカすぎて

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    ほんっっとに面白かった!
    主人公のピリピリしながらから回ってる感も、
    ちょっと変わってるけど憎めない店長も
    どの登場人物も愛おしく感じました。

    書店のお仕事についても触れていて
    本好きとしては普通に興味深い内容でした。

    実際にこんな店長がいたら私も主人公みたくなるんだろうか?(笑)

    続き、はやく読みたい!

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    2026年04月14日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    本書を読んで、目に見えているものだけが真実とは限らないのだと強く感じました。世間で騒がれるニュースや噂の裏側には、さまざまな出来事や誤解、語られない背景があるのだと思います。

    優しく生きるとその優しさを利用され、正しく生きようとすると搾取されてしまう。そういう現実には、強い苦しさを覚えました。その中で「自分を大切にすること」「自分を守ること」とは何なのか、分からなくなってしまう感覚にもなりました。

    物語のラストは苦しく悔しさが残る一方で、どこか安堵するような不思議な余韻があり、読後の感情を簡単には言い表せません。自分が抱いたその苦しさや悔しささえも、傲慢なのかもしれないと考えてしまいました

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    2026年04月15日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    とてもいい話であっという間に読み終わった。
    中学受験と家族の物語
    LINEで繋がる「あの人」の存在、そういう事だったんだと思った。
    家族の幸せの形ってなんだろうね

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    2026年04月13日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    やっぱり好きです店長シリーズ!!
    伏線回収がスッキリするんです、、!
    店長と桃田さんの共通点にはそんなことあるかよ!って思いながらも笑い、問題。を読んでた身としては十和ちゃんの話がつながって、裏側が見れた気持ちに。
    最初はシリーズ1.2を思い出すのに苦労しますが、あーこんな感じだったかも!店長やっぱり飛んでんな〜と。もうさらばしちゃったから、続編はなしですかね。店長が書く作品読んでみたいです

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    2026年04月12日