早見和真のレビュー一覧

  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    読んでてずっとしんどかった。読み終えた時は色々悲しすぎて萎えた。"こういう結末であってほしい"って思ってたけどそう上手くはいかなくて、でも最終的に主人公の気持ちを思うとこの結末で良かったのかもとも思える終わり方で、色々な捉え方ができる物語だった。

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    2026年08月15日
  • 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    もし店長と一緒に働いてたら鬱陶しく思いそう笑
    でもどこか憎めなくて、なんだかんだ言って店長のこと好きになりそうだなって感じた笑

    店長はどんな時でも堂々としてて、影で人の悪口とか言わなそうなところが結構好きかも笑
    谷原さんが店長の両目を潰そうとしても、普通に話しかけてくれるくらいだし笑多分心は広いはず…笑
    後半覆面作家の大西賢也先生が誰なんだろうって気になりすぎてお昼休みに読み切っちゃった笑

    「たとえどんな仕事であっても、替えの利かない人なんていないから。必ず次の誰かがその枠に収まるものなんだ。働く意味は絶対に自分自身にある。自分で選び取らなきゃいけないんだ」

    この言葉を聞いたら、替りはいるんだって自分の存在価値がわからなくなる気もするけど、仕事に自分の人生そのものを預けなくていいって訴えてるみたいで、私はこのフレーズが気に入った。私はまだ社会人になって2年目だけど、自分はこの仕事を続けたいのか?誇りを持って働けているのか?を大切に働いていきたいなって思った。

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    2026年08月15日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    一言で表すと継承がぴったりのお話。最近競馬場に行くことが好きになったから読んでみようと軽く読み始めたけど500ページ越えのボリュームに最初は面食らった。けど、2.3日で読み終えてしまうほど面白かったし、馬のリアルな疾走感や表現を通して本物の馬が見たい、、、と思った。競馬好きさんは読むべき、、!

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    2026年08月14日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    今回も仕掛けが鮮やかだな〜と驚きました。このシリーズのいいところではあるのですが、店長が本当にムカつく笑
    どうしても京子目線で読むので、店長に本当に腹がたつんです。お父さんと小柳さんが店長を庇ったとことか、本当に頭がカーっとなりました。あんたたちどうしちゃったの?って。
    途中、店長ってちゃんと本読んできてたんだと思って見直しそうになったけど、やっぱりダメ。

    続編も読みたいけど、こんなにカッカしてしまうなら、精神に余裕があるときでないとな〜と思います。

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    2026年08月13日
  • 笑うマトリョーシカ

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    ネタバレ

    面白かった
    作者の本は店長がバカすぎてに続いて2冊目
    笑うマトリョーシカは誰なのかという考察もさることながら、人物描写が細かく様々な視点で楽しめた
    作中の事件の犯人はいるものの、そうではない部分に満足感が大きい

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    2026年08月11日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

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    おりしも夏の甲子園真っ只中。観てても観てなくてもテレビは高校野球。小さな頃からそんな夏休み。絵日記はほとんど高校野球(笑)
    1人で甲子園も(笑)おばさんおじさん。
    とにかく感動するのよ。
    あのコロナのときには、医療従事者としては致し方ないと思いつつ働いてたので、改めてこの本を読んでずんときた。
    あの夏の正解は私達にとってもある意味、正解ではなく、人として成長した夏。
    私はこの監督2人にはワクワクするので、掴みかオッケーすぎて申し訳ないが、甲子園どうこうより盛り上がってしまった。
    スポーツってさ、負けられないとかになると金縛りになったように動けなくなる。楽しかったことが辛くなる。辛くても目指すものがあれば乗り越えていけるのかもだけど、この時の高校球児はそれが無くなった。何を目指せばいいのか、みんながみんな彷徨う。作者も彷徨う。その経過がちゃんとインタビューという形で、書かれていたノンフィクションで、最後は正解も無くったっていいやってなる。いや~いいな早見さん(笑)ひゃくはち読んでみよう。
    あ、プロ野球見てたらこの本の中にインタビューされていた選手が。1人上がる(笑)
    で、今度は、9回制か、7回制か。やっぱり9回かなあ

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    2026年08月11日
  • 店長がバカすぎて

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    主人公と店長をはじめとする、人間味のあるコミュニケーションの機微がすごく面白かった。

    コメディに加えて、ミステリ要素もあり個人的には両方好きだったので、内容もスッと入ってきてガンガン読み進められた。

    ちゃんと伏線がはられていたこに気づいた時には、おぉ!と感動できた。

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    2026年08月10日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    一人の秘書の目線を通して綴られる、馬と人間のドラマの数々に何度も涙が。馬主の、騎手の、そして馬自体の継承。月並みではあるが、まさに「競馬はロマン」という言葉の意味するところが理解できた気がします。ラストに鳥肌が止まらない。

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    2026年08月07日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ドラマを観たあとに読み泣けました。馬には様々なドラマがあります。熱狂的な競馬ファンには納得させられる。

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    2026年08月07日
  • ぼくたちの家族

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    バラバラの家族を繋ぎ止めていた母が病気になり、家族が動き出す。

     私の環境に似通ったところの多い題材であったため、最高評価をつけざるを得ないところがありました。父はガンでなくなり、母も悪性リンパ腫(寛解はしたが苦しい闘病だった)ということがあり、兄と困りあったことを思い出しながら読み進めました。

     文章、凝ったことがなく話を読ませることに注力していてとても読みやすいです。最近ゾンビ回収婦とかよくわからないものばかり読んでたこともありそれだけでもまずありがたい。

     雨降って地固まるとはこういうことなのかな。小説なだけに、うまいこと話が進み過ぎなところはなくもないですが、前半、逆転の可能性がまるでない絶望へ向かって突っ走る流れを、よく終盤でうまいこと着地させたなというところにも感心しました。

     家族とはなにか、幸せとはどこで決まるのか、あれこれ考えました。お金がなくても家族が元気なら幸せ、なんていう薄いところではない、もっと本質的なところでの家族のつながりを見せてもらった気分です。とてもよかった。単に面白いというより心にじんわり残る良さのあるお話でした。

     しかし、とはいえ…やっぱりお金はあったほうがいいですね。

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    2026年08月05日
  • 店長がバカすぎて

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    タイトル買い。
    書店員さんに関するお仕事小説的な側面も交えつつ、コメディ、日常、恋愛、ミステリーとあらゆるジャンルを横断しながら突き進む小説。
    面白かったなぁー。しかも普段読書にあまり馴染みがない方にも、最初の一冊として薦めやすいライトさもある。星6つけたい。

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    2026年08月02日
  • 笑うマトリョーシカ

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    非常に面白くてほぼ一気読み。次の展開、結末が気になってページをめくる手が止まらなかった。
    展開には何度も騙された。ブレーンはこの人か?違う?え?この人?この人も違う?というように。
    結末は、かなり良かったと思う。一郎も普通の人間なんだなと思えた。一郎より操ろうとした3人が不気味に思える。一郎は、マインドコントロールから抜け出せてよかったなと思った。

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    2026年08月02日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    幼少期から家庭に恵まれず非行から夜の世界に辿り着き、極悪非道な犯罪に至ったように語られる被告人の姿を間近で関わってきた物たちはどうみてどう感じるのか…
    物語の構成も上手で、報道のあり方や固定観念を揺るがせる内容。

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    2026年08月01日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    家族とどう向かい合うか考えさせられる小説だった。

    お父さんの言葉は覚えておきたい。
    「子が大きな思いを背負って挑む何かに親として、立ち会わせてもらえる機会はそうない。だから積極的に関わる」

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    2026年08月01日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    続きが気になってすぐ読み終わったけど、
    読むたびに主人公が報われなくて、読むたびにやるせ無い気持ちになった。
    最後死ぬためだけに自分の意思で生き延びる幸乃の描写がなんとも言えない。

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    2026年07月31日
  • 店長がバカすぎて

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    僕が好きになる作品の主人公は、
    得てして等身大で、足りなくて、愛おしい。
    そんな人見知りの権化たち。

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    2026年07月31日
  • 八月の母

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    これまで読んだ本の中でいちばんしんどく、読後数日間くらい気持ちを引きずることになった。が、それがよかった。

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    2026年07月30日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    今回は、主役の谷原京子さんが…結婚を意識する物語。

    「店長がバカすぎて」シリーズ3作目。
    最初、このシリーズがどんな話だったか思います出すのに、少し戸惑いました。
    読み進めるうちに、そうそうこう言う話し。

    この本のシリーズを読むと、本屋さんで働いてみたくなります。面白かったです。

    そして、著者の早見和真さん、「ザ・ロイヤルファミリー」の原作者なのですね。昨年のドラマを見ました。ワクワクしました。

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    2026年07月26日
  • スリーピング・ブッダ

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    昔、ファンシーダンスという漫画が流行って、永平寺モノだったのだけど、あの系統かと思いきや、今の葬式成金仏教に対し、新しい仏教がどこまでいけるか足掻く若い僧たちの物語で、すごく気に入った。「もちろん宗教とは?」はすごく深い問いで、答えなど出るはずもないが、最後広也が共依存のカルト宗教みたいな方向に祭り上げられてきちゃうのも、宗教に寄りかかるタイプの人がいる限り仕方がないことなのかも知れない。


    北陸の憲和寺の跡取り広也は、宗派である敬千宗の直轄大学卒業後、得度式をあげて僧となり総本山長穏寺に入山する。大学の同窓生のロッカーになりそこねた隆春もたまたま同日上山になった。同日上山は6人。最初から古参のいびりが始まる。

    寒さと眠気と特に周囲からの視線が新生活を悩ませる。広也は奥住にデブでモタモタした声をかけてしまい、古参にいひられることご増える。
    隆春も最古参に近い岩岡に目をつけられいびられている。坐禅で寝ていないのに警策を食らったりする。4と9がつく四九日日は坐禅が休みになる。先輩の滑川に頭を叩かれて頭に血が上り、殴りかかりそうになった時、嫌っている榊が庇ってくれた。当番所で正座の刑で済んだ。

    奥住の足から異臭がして、皮が破れて意識を失っている。栄養不足と体力低下から毎年脚気が出るのだそうだ。奥住は医務室へ行ったが、脱走を企てた。
    隆春は清掃や雑務を行う直歳寮への転役を命じられる。一ヶ月経って同安居は125人。3人が去っている。同期の集合写真を撮られた時に榊が寄ってきて、バンドで一緒にやったことがあるといった。すごい頭と刺青してたはずなのにと思ったらウィッグとペイントだったらしい。榊とよく喋るようになったら、執拗ないびりがなくなった。

    夏と冬、100日間外に出ず修行に励む制中という期間がある。広也は父の縁故で岩岡に可愛がられている。奥住は精神が壊れていた。宿泊客の世話をする接茶寮にいるが、奥住がお客さんに馬鹿にされたと首を絞めた。客も悪かったので、不問にふしてくれた。心を病んだもののいく北禄院に行く話も出たがうやむやになってしまう。

    隆春は榊と寺を抜け出す。というより巻き込まれてしまった。隆春は榊に不信感を抱き始める。

    広也と奥住はダムの見える場所で坐禅する。仏殿で奥住は自殺していた。遺書を読んで奥住を守ってきたつもりだったけど、知らないことばかりだったのに気づく。奥住は助かった。別の修行寺に行くようだ。隆春と広也はふたたびつるむようになる。広也は1年で寺を降りる。隆春も1年半で降りる。

    3年後、隆春は阿佐ヶ谷の健福寺で師匠と兄弟子のもと日々勤めている。広也と連絡が取れないことが気がかりだが日々が過ぎていく。と、いきなりクビになって、島根の輪芳寺を紹介される。その日広也が新宿に泊まっているとの連絡が入って会える。ホテルには岩岡もいた。広也の寺は震災で復興などに全財産使ってしまって潰れ、父も亡くなった。岩岡の叔父さんが東北の寺をやってみないかと言っている。檀家もいない寺だけど。

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    2026年07月09日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    山本店長をはじめ書店員たちの暴走ぶりに「仕事しろ!」と何度ツッコミを入れたことかw
    でも、そのバカバカしさの奥には本への愛情と人への優しさがぎっしり♡
    笑っているうちに元気をもらえ、読み終える頃には近所の本屋へ駆け込みたくなる痛快なお仕事小説でした!

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    2026年06月29日