早見和真のレビュー一覧
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ネタバレもし店長と一緒に働いてたら鬱陶しく思いそう笑
でもどこか憎めなくて、なんだかんだ言って店長のこと好きになりそうだなって感じた笑
店長はどんな時でも堂々としてて、影で人の悪口とか言わなそうなところが結構好きかも笑
谷原さんが店長の両目を潰そうとしても、普通に話しかけてくれるくらいだし笑多分心は広いはず…笑
後半覆面作家の大西賢也先生が誰なんだろうって気になりすぎてお昼休みに読み切っちゃった笑
「たとえどんな仕事であっても、替えの利かない人なんていないから。必ず次の誰かがその枠に収まるものなんだ。働く意味は絶対に自分自身にある。自分で選び取らなきゃいけないんだ」
この言葉を聞いたら、替りはいるんだって自分の存在価値がわからなくなる気もするけど、仕事に自分の人生そのものを預けなくていいって訴えてるみたいで、私はこのフレーズが気に入った。私はまだ社会人になって2年目だけど、自分はこの仕事を続けたいのか?誇りを持って働けているのか?を大切に働いていきたいなって思った。 -
Posted by ブクログ
おりしも夏の甲子園真っ只中。観てても観てなくてもテレビは高校野球。小さな頃からそんな夏休み。絵日記はほとんど高校野球(笑)
1人で甲子園も(笑)おばさんおじさん。
とにかく感動するのよ。
あのコロナのときには、医療従事者としては致し方ないと思いつつ働いてたので、改めてこの本を読んでずんときた。
あの夏の正解は私達にとってもある意味、正解ではなく、人として成長した夏。
私はこの監督2人にはワクワクするので、掴みかオッケーすぎて申し訳ないが、甲子園どうこうより盛り上がってしまった。
スポーツってさ、負けられないとかになると金縛りになったように動けなくなる。楽しかったことが辛くなる。辛くても目指すものがあれば乗り越えていけるのかもだけど、この時の高校球児はそれが無くなった。何を目指せばいいのか、みんながみんな彷徨う。作者も彷徨う。その経過がちゃんとインタビューという形で、書かれていたノンフィクションで、最後は正解も無くったっていいやってなる。いや~いいな早見さん(笑)ひゃくはち読んでみよう。
あ、プロ野球見てたらこの本の中にインタビューされていた選手が。1人上がる(笑)
で、今度は、9回制か、7回制か。やっぱり9回かなあ
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Posted by ブクログ
バラバラの家族を繋ぎ止めていた母が病気になり、家族が動き出す。
私の環境に似通ったところの多い題材であったため、最高評価をつけざるを得ないところがありました。父はガンでなくなり、母も悪性リンパ腫(寛解はしたが苦しい闘病だった)ということがあり、兄と困りあったことを思い出しながら読み進めました。
文章、凝ったことがなく話を読ませることに注力していてとても読みやすいです。最近ゾンビ回収婦とかよくわからないものばかり読んでたこともありそれだけでもまずありがたい。
雨降って地固まるとはこういうことなのかな。小説なだけに、うまいこと話が進み過ぎなところはなくもないですが、前半、逆転の可能性がまるでない絶望へ向かって突っ走る流れを、よく終盤でうまいこと着地させたなというところにも感心しました。
家族とはなにか、幸せとはどこで決まるのか、あれこれ考えました。お金がなくても家族が元気なら幸せ、なんていう薄いところではない、もっと本質的なところでの家族のつながりを見せてもらった気分です。とてもよかった。単に面白いというより心にじんわり残る良さのあるお話でした。
しかし、とはいえ…やっぱりお金はあったほうがいいですね。 -
Posted by ブクログ
昔、ファンシーダンスという漫画が流行って、永平寺モノだったのだけど、あの系統かと思いきや、今の葬式成金仏教に対し、新しい仏教がどこまでいけるか足掻く若い僧たちの物語で、すごく気に入った。「もちろん宗教とは?」はすごく深い問いで、答えなど出るはずもないが、最後広也が共依存のカルト宗教みたいな方向に祭り上げられてきちゃうのも、宗教に寄りかかるタイプの人がいる限り仕方がないことなのかも知れない。
北陸の憲和寺の跡取り広也は、宗派である敬千宗の直轄大学卒業後、得度式をあげて僧となり総本山長穏寺に入山する。大学の同窓生のロッカーになりそこねた隆春もたまたま同日上山になった。同日上山は6人。最初から古参のいびりが始まる。
寒さと眠気と特に周囲からの視線が新生活を悩ませる。広也は奥住にデブでモタモタした声をかけてしまい、古参にいひられることご増える。
隆春も最古参に近い岩岡に目をつけられいびられている。坐禅で寝ていないのに警策を食らったりする。4と9がつく四九日日は坐禅が休みになる。先輩の滑川に頭を叩かれて頭に血が上り、殴りかかりそうになった時、嫌っている榊が庇ってくれた。当番所で正座の刑で済んだ。
奥住の足から異臭がして、皮が破れて意識を失っている。栄養不足と体力低下から毎年脚気が出るのだそうだ。奥住は医務室へ行ったが、脱走を企てた。
隆春は清掃や雑務を行う直歳寮への転役を命じられる。一ヶ月経って同安居は125人。3人が去っている。同期の集合写真を撮られた時に榊が寄ってきて、バンドで一緒にやったことがあるといった。すごい頭と刺青してたはずなのにと思ったらウィッグとペイントだったらしい。榊とよく喋るようになったら、執拗ないびりがなくなった。
夏と冬、100日間外に出ず修行に励む制中という期間がある。広也は父の縁故で岩岡に可愛がられている。奥住は精神が壊れていた。宿泊客の世話をする接茶寮にいるが、奥住がお客さんに馬鹿にされたと首を絞めた。客も悪かったので、不問にふしてくれた。心を病んだもののいく北禄院に行く話も出たがうやむやになってしまう。
隆春は榊と寺を抜け出す。というより巻き込まれてしまった。隆春は榊に不信感を抱き始める。
広也と奥住はダムの見える場所で坐禅する。仏殿で奥住は自殺していた。遺書を読んで奥住を守ってきたつもりだったけど、知らないことばかりだったのに気づく。奥住は助かった。別の修行寺に行くようだ。隆春と広也はふたたびつるむようになる。広也は1年で寺を降りる。隆春も1年半で降りる。
3年後、隆春は阿佐ヶ谷の健福寺で師匠と兄弟子のもと日々勤めている。広也と連絡が取れないことが気がかりだが日々が過ぎていく。と、いきなりクビになって、島根の輪芳寺を紹介される。その日広也が新宿に泊まっているとの連絡が入って会える。ホテルには岩岡もいた。広也の寺は震災で復興などに全財産使ってしまって潰れ、父も亡くなった。岩岡の叔父さんが東北の寺をやってみないかと言っている。檀家もいない寺だけど。