あらすじ
小学6年生の十和は、家族の幸せの形がわからない。楽しい母、やさしい父、かわいい妹。それなのに、どうして心がこんなに荒(すさ)むのか。中学受験に挑む娘と父の姿を通して、家族の成長を描く感動作。人気シリーズ「店長がバカすぎて」の山本猛店長も登場!!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
どうせ朱に交わって赤くなるのなら、その朱はいい朱の方が良くないか?
たとえば将来君が何かで大成功して、自伝を書くとする。そこで綴られる中学受験のことなんて、1行か、2行くらいのものだよ。「中学では親もとを離れ、大阪の中学に進学して」とか、「そのときに私が選んだのは大阪の私立の女子中で」とか、その程度のこと。その人生のたった1、2行のために、いま頑張ってるんだ。
結局、人はいまやるべきことをやることでしか現状を切り拓くことができないのだ。
Posted by ブクログ
中学受験に挑むある家族の話。すごく良いお父さんなのになんでそんなに嫌悪感を出すのかな、思春期きついなーなんて思いながら読んでいたが、お母さんと初詣に行ったあたりから事情が判明して主人公の気持ちが理解できた。
ゾーンに入った感じとか、家族で一丸となって取り組んでいるところとか、青春ものみたいでワクワクした。後半は電車の中で鼻水と涙を垂らさないように頑張って読んだ笑 胸が熱くなる作品だった!
あとは、登場人物に悪い人がいなくて良かった。友達も事件に巻き込まれるとかなくて良かった。
Posted by ブクログ
受験勉強を通じて、十和の成長する姿や家族の愛情に心打たれました。
読んでいて心が温かくなりました。
家族の幸せの形って、家族の分だけあっていいんだなと思いました
Posted by ブクログ
読書備忘録988号。
★★★★★。
良かったわぁ~。
思春期を迎えた小学校6年生の娘と父親という難しい関係性。
子供の将来の為にちょっとでもと中学受験を考える家族。
中学受験という生まれて初めて経験する戦いの中で、親子の関係性、正しい家族の形を問いかける物語。
★粗筋とはいえネタバレ臭あるのでご注意★
舞台は吉祥寺!
皆様!武蔵野書店吉祥寺本店のある街ですよ!
主人公長谷川十和。小6。
中学受験するために小4から至誠塾に通う。
塾の定期試験、国語の長文問題。「昨日までの家族」なる作品からの出題。
「問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい」
十和には家族の幸せの形がわからなかった。
大好きな母、優しい父、可愛い妹。
何不自由ない。それなのになんでこんなに心が荒むのか。
特に父と関わるのが嫌で嫌でしゃあない!
中学受験の為に塾に通えと言い出したくせに、塾に関することには一切関わらない母。代わって全てをサポートしてくれる父。うざい。嫌い。あたしに構わないで!
正直なんやねんこいつ!という気持ちにならなかったか?と言われれば嘘。こんな良い父親おらんで!キミ!うざいのは君や!十和!
イライラが★に影響してまうかも!となっていた物語前半。
物語半ば。
家族、特に父と離れたい一心で、大阪の難関女子中学「星蘭女学院中学校」を受験したいと宣言する十和。
大阪は母の故郷。祖母が一人で暮らしている(おばあちゃん?まだ50代やんか!ふざけんな!と八つ当たり)。
祖母のところから通うという。
娘と別居なんて絶対にヤダッ!という父は星蘭を第一志望とする条件として、地元の超難関「啓愛大付属中学校」も受験すること、そして星蘭と啓愛両方合格することを約束させた。
小6の夏まで一向にスイッチが入らなかった十和。
この宣言と共にスイッチが入った!夏期講習から怒涛の追い込みが始まる!
学力向上に向け、綿密に戦略と戦術を立てる父。そして、仕事以外のすべての時間を娘のサポートに注ぐ!
そして年は明け本番。受験の結果はいかにっ!
十和は条件を無事クリアして大阪に行けるのかっ!
物語後半からエンディングは一気読みでした!
星蘭女学院中学校は母が目指して受験しなかった学校・・・。
啓愛大付属中学校は父の母校・・・。
祖母、母、そして十和に続くストーリー。
執拗なほど娘の関係性に拘る父娘のストーリー。
そして「あの人」。
長谷川家の物語が大きな幹となり胸を打ちます。これ間違いない。
加えて、半年で娘の学力をレベチまで持ち上げる鬼気迫る父親のストーリーも胸をすく!
戦友たる3人の小6女子それぞれの問題と突破のストーリー。
そして!お待たせ!
武蔵野書店吉祥寺本店、山本猛店長と谷原京子さんとの絡み!
いやはや、この絡みだけで「店長が・・・」を★4つにしてしまいたくなる!
物語のラスト。大西賢也トークショー。
実は大西作品であった「昨日までの家族」から出題。
家族の幸せの形とは?十和は答える・・・。
そりゃそうでしょ!当たり前でしょ!それが答えよ!
グッと来ましたよ!
繰り返しますよ。「さらば!店長が・・・」は★4つの匂いがする・・・。
Posted by ブクログ
家族の心温まる素敵な話だった。
お父さんやお母さん、妹、おばあちゃんなど主人公に対する"愛"を感じた。
それを受けて成長して、受験を通して家族とは何かを考えて導き出している心温まる話だった
Posted by ブクログ
十和の中学受験での成長が描かれています。何回読んでも面白い。そんな本です。ある中学校の過去問でも出てきました。中学受験を目指している方は是非読んでみてください。
Posted by ブクログ
家族との収まりが悪く遠く離れた大阪のおばあちゃんと一緒に住みたいと思った十和。
一向に決まらなかった志望校を大阪の星蘭に決めて受験勉強のゾーンに入る。
その十和の受験勉強を家族が支えることを通じて十和が成長し家族のありがたさを気づいていく。
お父さんの十和への愛情が素晴らしい。子供の受験物は胸が熱くなる展開が多く、読んでいて感動するシーンが多い気がするけど、この本も同じだった
Posted by ブクログ
中学受験に前向きになれない長谷川十和という女の子と家族の物語。
何のために受験するのか、行きたい学校があるわけでもないし、と親友の野口とダラダラ過ごしているが、これじゃダメだとは頭では分かっていて。
そんな中、志望校を見つけたことで、本人もそして父との関係も動き始める。
思春期の繊細な悩み、家族との距離感、まわりへの苛立ち、自分への焦り。それらとひとつひとつ向き合っていく毎日を描いた話。
読み終わった後、家族にも自分にも優しい気持ちになれる本だと思います。
Posted by ブクログ
おーー
できすぎじゃん‼️‼️
最後のオチまでできすぎじゃん‼️
あたしは大好き❤
そして、野口といい、十和といい、今どきの小学生はこんなに大人なのかい‼️‼️‼️
Posted by ブクログ
とてもいい話であっという間に読み終わった。
中学受験と家族の物語
LINEで繋がる「あの人」の存在、そういう事だったんだと思った。
家族の幸せの形ってなんだろうね
Posted by ブクログ
最近購入してよかった本。
今では学ぶことや勉強が好きな私ですが
小学6年生のころは国語以外の勉強が嫌いでした。
中学受験したいと自分から言ったのに
隠れて塾をサボっていたことも度々。
この主人公同様にエンジンがかかるまで
「何のために受験をするのか」分からないときもありました。
だけど、父が夜遅くまで付きっきりで苦手な算数を教えてくれて、そんな父と主人公のお父さんの姿が重なって胸が熱くなってきて、気づいたら3日間くらいで読み終えていました。
Posted by ブクログ
とてもいい話だった。家族との付き合い方に戸惑いを感じている主人公の十和が中学受験をきっかけに少しずつ変わっていく家族の関係。最後には意外な結末が待っていた!
十和の考える家族の幸せの形とは?
大好きな「店長がバカすぎて」シリーズの完結編、「さらば!店長がバカすぎて」とも繋がっていた。
合理性を一度、脇に置く
家族の絆・家族愛という面も大いにありますが個人的には小学生だからこそできる、損得勘定のない能動的な努力について描かれている箇所に心打たれました。「コスパ・いかに失敗しないか」を重視している人ほど、今を生きる登場人物たちの、中学受験に対して手探りでぶつかっていく姿にハッとさせられることがあると思います。私自身もそうでしたが、無我夢中で努力するという体験がご無沙汰の方へオススメです。
Posted by ブクログ
店長がばかすぎて
をもう一度読みたくなった
中学受験をする十和と家族の物語
子ども同士の友人関係、母娘、父娘、祖母と母、いろんな関係性を絡めて家族のひとつの幸せのカタチをうまく描いてあって、最後は本と作家まで絡んでくる上手い作り!あっぱれ!
Posted by ブクログ
よかった。今、まさに思春期の息子とのなんだかうまくいかない日々で。自分が親に期待してたことしてきたつもりなのに、思ってるような親子関係にはなれなくて、どうして?どうしたら?てモヤモヤしてて、この本を読んだからって、いきなり息子との距離の縮め方わかったわけでも仲の良い家族になれると思えるわけじゃないけど、家族の幸せの形、親子、夫婦、みんな本当にそれぞれで。悩みもそうだ。
じゃあ私は私はどういう家族が親子が夫婦が幸せだと思ってるんだろ、どうなりたいんだろう。思ってるような親子関係ってなんなんだろ。
でもとにかく、生きててくれたら、笑っててくれたらええやんか。と思った。たまには私に笑ってほしいけど。苦笑
先々を心配しても仕方ない。今頑張ってること応援してくしかない。結果はでてからや。
そう、息子も受験なのだ。大学だから、とわちゃんよりよっぽど本人次第。とわちゃんのが大人みたいだ。
あんな風に勉強ではサポートできないけども。
いや、本当になんだか我が子の受験みたいに合格発表では緊張して、泣いちゃった。
Posted by ブクログ
中学受験に縁がなかった自分には、序盤は、子どもらしくない憂鬱そうな主人公や、歪そうな家族関係から、感情移入しづらい展開だった。
後半に入って、受験モードに火がつき、父親と二人三脚でまっしぐらに突き進んでいく様子は爽快で、印象がガラッと変わった。
キノッピーほか、主人公十和の周りの大人たちも魅力的。
物語のラストも綺麗で読んで良かったと思える一冊。
思春期だった、昔の自分にも薦めたい。
Posted by ブクログ
面白かったー。
小説を読んだら、家族の幸せの形の答えが描かれている。
中学受験と思春期、友達や家族の関係。
悩みの種は尽きないけど、全部ひっくるめて、最後は文句なしです。
Posted by ブクログ
複雑な家庭に育つ思春期の十和が、中受を通して、成長し、家族の形が変わっていく話
受験のシーンでも泣けるけど、お父さんの十和を思う気持ちに何度も泣けた 合格おめでとう!
Posted by ブクログ
中学受験の話であると同時に家族の話。胸が熱くなる本でした。とても良かった…!
6年生になってもいまひとつやる気になれない十和。さっぱりした母、優しい父、かわいい妹、なんの問題もないような家庭で十和はイライラしている。思春期ももちろんあるけど、実は家族の事情もあり…。
いろんなきっかけがあって十和のスイッチが入っていくところも、家族との距離が徐々に近づいていく感じも、本当に胸アツ!
ぐいぐい惹きつけられて後半は一気読みでした。親友の野口との関係やおばあちゃんとのこともすごく良かった。家族や周りの人たちが十和を応援して思う気持ち。特にお父さんの献身的な支えはすごいなと思った。それに応えていく十和。ふたりの距離感の変化にぐっときました。
家族の幸せの形について思いを巡らせる一冊。おすすめです!
Posted by ブクログ
やられたって云うのが一番の感想。なるほどそう云うことだったのねと納得。その意外性は「ロイヤルファミリー」にも通じるところありだった。うまいし、読後感良かった。書店長は別シリーズからの登場らしいが、それを読んでない私には不要だったと云うか、浮いてた。そこは残念・・・
Posted by ブクログ
中学受験の経験がないのでそのあたりはふんわりとした理解でしかなかったが、思春期特有の家族に対する疑問、表現のしようがない謎のモヤモヤ、といった面倒な青臭さは懐かしく感じた。
ステップファミリーだから歯車が噛み合わなかった、というのはまぁそうだろうなと。
実の親でも噛み合わないし、苛立つし、むしろそっちの方が言い訳のしようがないように感じる。その苦しさだったらもう少し共感できたのかなと。
『店長がバカすぎる』シリーズを読んでいたので知っている面々が登場するのは嬉しかった。
Posted by ブクログ
友達からのおすすめで手に取った本。
早見和真さんはドラマになった「ロイヤル・ファミリー」で知っていた作家さん。
ドラマ「ロイヤル・ファミリー」は痛快で大好きだったので、この本もそんな感じかな?と予想していた。
とにかく読みやすくてどんどん読めるのが印象的。
十和ちゃんは、本当に小学校6年生か?と思うほどに大人びている…が、今の小6はこんな感じなのか?とも思える。
私は、中学受験など思いもしない人生を送ってきたので、自分の高校・大学受験と重ねながら読んだ。
合格に向かってただひたすらに、一生懸命頑張ってた頃を思い出して、なんかよかったなあ、いいなあって懐かしんだ。
大学の教授に「ここからどうなっていきたいか、大学合格がゴールではありません」と言われたときを思い出して、なんとなーく仕事をこなしている今の自分がゴールだったかと言われると…うーん?何かに向かってまた頑張りたいと思えた。(思うだけ笑)
母からの「あんたは私の最高傑作だよ」という言葉に泣けた。そういう娘でありたいし、そう言える母でもありたい。
次は、「アルプス席の母」が気になります。
Posted by ブクログ
中学受験を通して家族の形や幸せを考える1冊。
正直、読み進めていて十和が星蘭ではなく啓愛に進学するんだろうなーとは予想ができた笑 きっかけはどうあれ、あれだけ星蘭合格を目指してひたむきに頑張って勉強してたから、そこは星蘭に進んで欲しかったかな~という気持ちは拭えず…。
野口のように、密会していた相手の存在もよく分からなかったけど、終盤で明らかになってなるほどと納得。
何よりも、『店長がバカすぎて』一ファンとしては、店長や京子が出てきたのは嬉しかった!小学生にも若干引かれる店長さすが笑 十和サイドの視点からも話を読んでみたかったというのが、今作を読んだ大きなきっかけ。またシリーズも読み直してみよう!
Posted by ブクログ
タイトルと全く同じ件で始まる。主人公の十和はその問いに対して答えることができない。中学受験を通してかぞくが本当の家族になり、悩み続けた問いに対する答えに出会う。私が小学生のときは中学受験した人は学年で1人しかいなかったので、その分、話の中にのめり込むことができなかった。
Posted by ブクログ
タイトル勝ち!中学受験に挑戦する家族の話。
主人公の十和が12歳よりも大人っぽい印象。
仲良しの4人組全員が小学生というより
高校生くらいの感じがした。外見も中身も。
なんと言っても、
十和の父、ヨシくん。
なんて出来た人なんでしょう!
早見さん、すごく愛情溢れる良い家族の中で育ったのかしら?
アルプス席の母といい、
本書といい、
めちゃ良い家族じゃん!
むしろ、この良い家族がスタンダードなの?
小説になる家族とか人物って、
もっとドロドロしてたりするやん?
我が家も問題山積みよ、現実は。
「谷原」「山本」にピンときた、そこのあなた!
この本の楽しみ方が広がります。
是非ご一読を。
Posted by ブクログ
全体的に読みやすい。思春期の娘と名門私立中学を卒業した父が、娘の私立中学受験を通して、家族の幸せを見つけていく話。複雑な家庭で、血の繋がっていない娘との距離感がうまく掴めなかった時に、母が私立中学受験を持ちかける。自分で志望校を決めると、こんなに頑張れるようになるんだと感心した。十和が頑張るのと同時に、周りの仲間も頑張っているのも十和の力になったと思う。受験を通して努力の大切さや、家族の幸せの形を知ることができた十和。この先もうまく家族とやっていって欲しい。最後に「店長が馬鹿すぎて」の山本店長、谷原さん、大西先生も出てきて、早見ワールドらしさを感じました。
Posted by ブクログ
中学受験をさせた親としては、色んな意味で綺麗事で出来過ぎの話だと感じました。
もっとドロドロで心をえぐられるような話をもとめていましたがあるのは家族愛ですね。
お父さんも出来過ぎだし、元のお父さんを批判するのもなんだか違うなと感じました。
とはいえ、文章はライトで最後までさくさく進みます。
Posted by ブクログ
中学受験に挑むもモチベーションがなく、家族の形に悩み、もやもやイライラする十和。葛藤する彼女は家族から逃れるための目標を見つける。本意では無いが協力してくれる父親と二人三脚で進むことで、十和が成長していく姿が描かれる。
やたらと父親を嫌う十和だが、どうみてもいい父親なので思春期にしてもひどいなと思っていたら、途中で明かされる家族の事情に納得。
十和はやたらといらついているが、そんな彼女を囲む家族を始めとした大人たちがちゃんと「大人」で安心して読める。
そして、あの! 山本店長がまたもちょい活躍で、山本節の炸裂に頰が緩む。いい味出してるわ。ラストで「店長」シリーズのネタばらしもあるし、「店長」シリーズから読むことをお勧めする。
ところで、作中ある作家が、自作を試験問題に使われることについて胸中を吐露しているが、あれは著者の本音かな。『アルプス席の母』とか試験問題として人気だから、思うところはあるのかもしれない。
Posted by ブクログ
中学受験に挑む少女と家族の物語。
我が家は縁がありませんでしたが、実際にこれをこなしている人もいるのだなと思うと、只々尊敬。並々ならぬ本人の努力と家族の協力&経済力が要りますよね。読んでいて「しんど…」と思いました。
全てが上手くいく展開に少々白けてしまいました。祖母との同居は余計じゃない?(笑)