あらすじ
小学6年生の十和は、家族の幸せの形がわからない。楽しい母、やさしい父、かわいい妹。それなのに、どうして心がこんなに荒(すさ)むのか。中学受験に挑む娘と父の姿を通して、家族の成長を描く感動作。人気シリーズ「店長がバカすぎて」の山本猛店長も登場!!
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Posted by ブクログ
最近購入してよかった本。
今では学ぶことや勉強が好きな私ですが
小学6年生のころは国語以外の勉強が嫌いでした。
中学受験したいと自分から言ったのに
隠れて塾をサボっていたことも度々。
この主人公同様にエンジンがかかるまで
「何のために受験をするのか」分からないときもありました。
だけど、父が夜遅くまで付きっきりで苦手な算数を教えてくれて、そんな父と主人公のお父さんの姿が重なって胸が熱くなってきて、気づいたら3日間くらいで読み終えていました。
Posted by ブクログ
とてもいい話だった。家族との付き合い方に戸惑いを感じている主人公の十和が中学受験をきっかけに少しずつ変わっていく家族の関係。最後には意外な結末が待っていた!
十和の考える家族の幸せの形とは?
大好きな「店長がバカすぎて」シリーズの完結編、「さらば!店長がバカすぎて」とも繋がっていた。
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パパがいい。
パパが頑張っているところがすごくいい。
パパが泣くところも、それに対する十和ちゃんの想いもいい。
少女たちの苛立ちや家庭環境の変化を読んで
同じ年頃の子どもがいるので、あーリアルだなと思う。
やる気スイッチ、うちの子たちも入るといいなー。
Posted by ブクログ
小学6年の十和は「家族の幸せの形」がわからない。
嫌な家族ではないのに、家族といると心が荒む。
家族と離れて大阪にいる祖母と暮らすため、
十和は中学受験をすることを決める。
中学受験は長い人生の中のほんの一部の出来事。
でもその人生のほんの一部の時間が
きっと自らを大きく成長させ、
ここでの経験がこれからの人生を歩む時の自信や糧になっていくんだろう。
受験生の十和、それを支える家族。
父の優しさ、母の見守り、妹の応援。
バラバラになりかけていた家族が
受験を通してひとつになっていき、
「家族の幸せの形」は何かを見つけ出した
十和の答えにとても賦に落ちた。
受験のように答えが決まっていることのほうが世の中には少ない。
「正解」なんてないことが多い人生を
自分なりに答えを導きだしていくことが大事なんだと
この物語を通して感じた。
そして帯にもちゃっかり載っているが、
「店長がバカすぎて」の、あの山本店長や谷原さんも登場。
2つの世界が交わっていることに嬉しく感じ、
店長、今回も良い仕事してました(笑)
昨年読んだ早見さんの「アルプス席の母」とはまた違った家族の形。
こちらもとても面白くおすすめです。
Posted by ブクログ
LINEのスタンプに出てくるデブ猫ちゃんは実在してたのか…!!読みます!!
自分に重なるところが多くて感情移入しながらじっくりと読めました。一気読み!
Posted by ブクログ
単純に素晴らしい作品だと思った。
家族の在り方とか考え方がよく伝わってきた。主人公の成長、周りの関わり方全てが自然に表現されている。家族を持っている人、子どもがいる人は特に読んでもらいたい。
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中学受験を控えた家族を舞台にした物語
中学受験のリアルを描きながらも、思春期における心情,考え方の変化をより詳細に描いており、面白く読むことができた
Posted by ブクログ
中学受験ってこんなに大変なんだ…経験していないので全く知らなかった。
受験を控えた女子小学生が主人公だが、家族問題や友達との関係をリアルに描いていて面白かった!『店長が馬鹿すぎて〜』の作者だったんですね。あの小説も面白かった。本作にその作品が出てきたりしてなかなか遊び心がある♪こんな感じの作品、もっと読みたい!
Posted by ブクログ
中学受験に臨む主人公の女の子と家族の物語。中受を経験した身としても、苦しみや喜びには懐かしさを感じるし、今も忘れることがない原点の記憶としてある。
今これを読む自分は親になっていて思う。中受は受験生ひとりだけでなく家族も一緒に受験をするのだと。本人の思春期の変化もそうだが、受験生を中心に動きサポートできる家族の形になることが戦う条件なのかと感じさせられた。
特に、お父さんの全力なサポート姿勢と流す涙に、もらい泣き。素晴らしく、理想な父親像。お母さんもおばあちゃんも妹も友達も塾の先生も、理解ある素敵な人たちに囲まれているなと思う。
子どもが受験する年齢になった時には、関わり方の参考として再読したいと思った。
ストーリーには、ミステリー要素・伏線もあり、最後まで楽しめた。
Posted by ブクログ
中学受験と家族の物語。
最初はそうでもないかなと思ったけど、なんだかぐいぐい引き込まれて、一気読みだった。面白かった。
十和の家族がみんな素敵で(十和自身は居心地の悪さを覚えているけど)、羨ましいくらい。
一緒に受験に立ち向かってくれるお父さん、カッコイイなぁ。
子供との向き合い方を考えさせられて、ちょっと胸が痛かった…
スイッチが入ったあとの十和は、それまでが嘘のようにものすごい集中力で、読んでいるこっちまで達成感がすごい!まるで我が子がやり切ったかのような気にもなって、感動しちゃう。
十和ちゃん、すごいよ〜!!頑張ったね〜!!
そして、受験に臨んだあとの十和の決断も、なんだか清々しい。こんな家族、いいなぁ。羨ましいなぁ。
さらには、吉祥寺が舞台ということで、「店長がバカすぎて」の武蔵野書店が出てきて、ちょっと興奮。実はあまり細かくは覚えていないんだけど、まさに今、二作目が手元にあるので、そちらも楽しみ。
合理性を一度、脇に置く
家族の絆・家族愛という面も大いにありますが個人的には小学生だからこそできる、損得勘定のない能動的な努力について描かれている箇所に心打たれました。「コスパ・いかに失敗しないか」を重視している人ほど、今を生きる登場人物たちの、中学受験に対して手探りでぶつかっていく姿にハッとさせられることがあると思います。私自身もそうでしたが、無我夢中で努力するという体験がご無沙汰の方へオススメです。
Posted by ブクログ
やられたって云うのが一番の感想。なるほどそう云うことだったのねと納得。その意外性は「ロイヤルファミリー」にも通じるところありだった。うまいし、読後感良かった。書店長は別シリーズからの登場らしいが、それを読んでない私には不要だったと云うか、浮いてた。そこは残念・・・
Posted by ブクログ
家族とは何?と改めて考えるお話。
たしかにいろんな家族の形があるし
とわちゃんの 父親に対する気持ち
すごくわかるところもありました。
自分も親になっていろいろわかる気持ちも
あるんだろうなぁーと思います。
あ、母親もこんな気持ちだったんかな?とか。
将来子どもに読んで欲しいなーと思います。
たしかに受験ってその時はすごく大変で
しんどいことやったけど...
人生の通過点でしかないもんなー。と
改めて感じました。
Posted by ブクログ
中学受験を通してほんとうの「家族」になっていくドラマ。
小学生の女の子が家族との関係性を上手く築いていくのって、簡単じゃないんだと思う。主人公のような環境にあったらなおさら。
家庭の居心地の悪さから中学受験を目指した主人公。
ラストには思わず暖かい涙が溢れちゃいました。
そしてなんと同じ著者の「店長がバカすぎて」の書店、店長、谷原さんもちょっとだけ出てきます。相変わらず店長面白いよ…
Posted by ブクログ
家族の幸せの形ってどんなのなんでしょうか。ウチの家族は正しい家族なのか、正しい家族とはなんなのかを考えさせられました。「さらば!店長がバカすぎて」との関連も楽しませてもらえました。
Posted by ブクログ
中学受験をするお受験ストーリー小説だが、
その中に主人公の十和と家族とのストーリーも盛り込まれている
「家族との幸せとはなにか?」を考えさせてくれる物語。
離婚した母親と、再婚相手の父親、そして父親の連れ子と
4人で暮らす十和。
ちょうど6年生という思春期に突入する難しい時期で、
なんとなく今の父親とうまくいかず、家に居づらいと感じる十和。
中学受験をするために塾に通っていたが、成績は芳しくない。
ある日、母方の祖母が住む大阪に1人で出かける。
そこで知る母親の子供の頃の話、そして母親も同じく中学受験をしており、
失敗していたことを知る。
母親が合格できなかった大阪の私立中学の見学に祖母と行き、
そこで十和の決意が固まるーーー。
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十和の成長をものすごく感じることのできる内容だった。
そのなかで、キーパーソンとなる再婚相手の父親との
二人三脚の『お受験』が、また巧みに絡み合っておりおもしろい。
物語の合間に現れる「あの人」が、は十和の実際の父親であり、
最初は一緒に暮らす家族に対して複雑な気持ちだった十和が
どこかすがるような気持ちで実の父親にたびたび会っていたわけだが、
最後は受験の成功とともに「今」の家族の幸せの形も見出すことができ
結果として「今」の家族と暮らしていく決意を小学6年生の少女が
決断するまでに至ったというところはなんとも感慨深かった。
すらすらと一気読みした。
Posted by ブクログ
この著者の本は、つい気になり手に取ってしまう。小6の受験生の女の子が主人公。
きれい事ではない、家族への感情に共感しつつ、、
瀬尾まいこ著書「ありか」を読んで、幼い子の愛らしい言葉に、なんだか素直にかわいいかわいいと思えなかった心根の今の私だから?余計に、こんな毒を吐く女の子の本音が、これこそが、本来の姿なんだろうな、、と妙にしっくりきた。
受験を通して、最後にこんな境地に辿り着けたら、言うことない。
十和と父、それぞれの受験の作文にグッときた。
「家族の幸せの形」本当にそんな問題が出たとしたら、、「作者の気持ちを述べよ」みたいな問題って、、、答えって一体誰がわかる??と改めて感じた。
Posted by ブクログ
中学受験の話かと思ったらメインは家族の話だった。
両親が良い人だし姉妹仲良すぎてなんか不気味だなと思いながら読んでいたら、ああそういうことか…という展開があった。
バカすぎる店長が出てきてうれしい。
Posted by ブクログ
中学受験を通して家族が1つとなっていく過程、どの場面も登場する大人たちがみんな素敵。
常にイライラする思春期の子供、十和の気持ちも分かるなぁと思いつつも、頭がよく賢くて行動力もあり優しい理想のお父さんをそんな邪険にしないであげてと思いながら読んでいた。
複雑な過程環境が明かされ家族の在り方の難しさ、上手くいかない理由にも納得。
周りにサポートされ愛されて目標を目指し勉強に熱中する主人公を羨ましく感じた。
合否結果の場面と父の塾への手紙の場面は感動。
家族、離れた場所に住むお婆ちゃん、親友、塾の友達、、小学生って子供だけど、既に社会に揉まれて生きてる。
幸せな家族の形なんて、40字以内で答えられるか!!
Posted by ブクログ
「店長がバカすぎて」シリーズが面白くて、その流れでこの作品に辿りついた。著者である早見和真氏は、物語の中にミステリーのような伏線回収の要素をさりげなく織り込む作家だと、改めて感じた。読み進める中で少し引っかかっていた疑問や、どこか腑に落ちなかった部分が、後半できちんと回収されていく。その構成がとても心地よく、物語の面白さをより深めていた。
本作の中心にあるのは「受験」と「家族」。
本来、受験というのは受験生本人の意志で進めていくものだと思う。しかし、小学生という年齢を考えると、それを完全に本人だけで決めるのは難しい。どうしても親の意向が強く反映されてしまうものだろう。
けれど、この物語の主人公・十和の両親は、十和の意志を尊重し、応援するという形を選ぶ。家族が一つの目標に向かって協力し合うことで、ただ受験を乗り越えるだけでなく、家族の絆そのものが少しずつ深まっていく様子が描かれている。
大きな変化ではなくてもいい。
ほんの少し勇気を出してみる。
家族で支え合いながら、一歩踏み出してみる。
その小さな積み重ねが、十和の成長につながり、同時に家族それぞれの成長にもつながっていくのだと感じた。
人は変わることができる。
そして、人間関係もまた、変わっていく。
この物語は、そんな当たり前だけれど忘れがちなことを、やさしく思い出させてくれる一冊だった。
Posted by ブクログ
早見和馬さんの本は、"店長がバカすぎて" シリーズ、"アルプス席の母" と読んできましたが、この本も非常に読みやすくおもしろかった。うちの娘が小学校高学年なのですが、小学校でこんな大人みたいなこと考えるんだと思いつつ、ところどころでは感情移入して泣きそうになってしまいました。
Posted by ブクログ
ミステリーじゃないのに伏線回収がいっぱいで
ワクワクハラハラしながら中学受験を自分がしたみたいな感覚に。
店長がバカすぎてシリーズが好きな私にとってうれしい作品です
家族の形、友達との関わり、受験の考え方、
人生の歩み方、さまざまな問題。について考えさせられた。
綺麗な形の家族じゃなくても、なにかに一緒に打ち込むことで家族になれたり
素直に話せる友達は大切にしていきたいと思ったり、
親の子供への愛情やしつけは本当にそれで合っているのか、子供のしたいことを見つけてあげられる親になるって相当難しいんだろう、と。
Posted by ブクログ
中学受験を控えた小学生達、その家族が主役の物語。
子供達の葛藤は予想を越えていた。小6という年齢は、ようやく自我が生まれ、世間に対して色々な疑問を持つ年頃。
受験したいのは自分の意思なのか、それとも親の意思の刷り込みか。受験組、それ以外の友達との関り合い方も難しい。親の収入格差まで関わってきたら、もう複雑すぎて倒れる。。
それに本作の問題は難しすぎない?たまに国語とかで、それが本当に正解?解釈は人それぞれで良いのではと思うこともある。
家族が受験という1つの目標に全力で向かっていく姿は、どこか羨ましくもあり応援したくなった。ただお父さん、ハイスペックすぎるかも。
最後にあの山本店長が出てくれたのは予想外で嬉しかった。
Posted by ブクログ
難しそうな話と思いきや。
最近こんな真っ直ぐな人たちばかりのお話を読んでいなかったような笑
受験を控えた人生の一瞬の家族の形。
浪人を機に家を出た私の受験も思い出したけど、家族に心配かけてたなー。
Posted by ブクログ
オーディオブックで一気聴き
掴みやすいシンプルな人物像とストーリー。『店長がバカすぎて』のスピンオフなんだと後半にようやく気づく。同書は未読だが多分ネタバレもなく程よい絡みだと思う。
父親は本音は自分本位な人間性が感じられ好きになれない。
Posted by ブクログ
家族の幸せの形とは何かー。
国語の模試で出題されたその問いに対して、十和は答えを見つけることができなかった。
しかし、自らの中学受験を経て、家族との関係性に変化が生まれたことで、家族の"幸せの形"について一つの答えを導き出す。
そんな十和の成長を綴った物語です。
私も中学受験経験者ですが、受験をさせてもらって良かったと心から思っています。
あの時、必死になって勉強に取り組んだ自分の頑張りは忘れませんし、塾での思い出もたくさんあります。
結果として、第一志望の学校を補欠合格するという奇跡が起きたので(笑)、合格の嬉しさも不合格の悲しさも両方味わいました。
そして、共に受験に挑んでくれた親と喜んだり悲しんだりした日々は、今思い返してみると私の"幸せの形"だったと思います。
自分を含めて家族を取り巻く環境は日々変化していきますし、何を幸せと捉えるかについてもその時々で異なってくるものだと思います。
家族にとって大切な瞬間を見過ごすことのないよう、今ある幸せを噛み締めて生きていかなきゃなと教えてもらいました。
Posted by ブクログ
早めの思春期の中、中学校受験する十和。外見は穏やかな4人家族、実際はそうでないことで悩むけど、一番応援し支えてくれたのは継父だった。家族が離れて暮らすことは認めない、でも本人の第1志望は大阪、合格したらどうなる…そんな中で父親の出した条件、東京の自分の母校を受験すること。全合格の結果を出しながら十和の選択、大阪には進学せず父親の母校に通う、そのため祖母を東京に呼び寄せる、は大人ならまだしも12歳の子が考えつくか?ちょっと私は引っかかったがそれが家族にとっての幸せならよかったと思う。