• 木曜日にはココアを
    購入済み

    あたたかいもじ

    タイトルに惹かれて読み始めた。冬にぴったりそうな雰囲気、心温まりそうな予感。一軒のカフェから始まるバトンを繋いでいる。最初は素敵だなと思ったが、シドニーに場面が変わった頃からかな?気持ちが離れてしまった。一周して、現実が見えた感じ。優しい文体で心温かくなる作品ではある。

    #ハッピー #癒やされる

    0
    2025年11月30日
  • みかんファミリー
    購入済み

    すこしふつうじゃない

    中学生の美琴とお母さんとおばあちゃん。お母さんの同級生の家族とリフォームした古民家に住むことになった。最初は戸惑い不安もあったが、徐々にその生活に慣れてゆくが・・・
    少し普通じゃないか、それもありかなあと思う。人の優しさ、思いやりが心に染沁みた。

    #癒やされる #エモい #憧れる

    0
    2025年10月24日
  • サディーが死んだとき
    購入済み

    確信に変えるもの

    ある女性が何者かに殺されていた。第一発見者は夫である弁護士。その場に到着したキャレラ刑事に思いがけない一言を発した。犯人はすぐに検挙されるが、そこからキャレラの粘り強い捜査が始まる。弁護士とキャレラのやり取りが意味深でおもしろい。なぜ、そうした?なぜ、そうしたかった?答えを読者に預けたエンディングに、一度は拍子抜けしたが、あとから、ジワる作品であった。87分署シリーズ26作目、1972年の作品。

    #深い #シュール

    0
    2025年09月10日
  • フォークロアの鍵
    購入済み

    そこじゃないかも

    グループホームが舞台のよくある福祉系の小説。若干、大げさかなと思いつつ読み進める。急に毒親に悩む高校生が出てきて、短編集だったのかと混乱。やがて、千夏と大地が協力して問題解決となる。認知症高齢者の残存機能を理解して活用する、そうあるべきだと確かに思う。やがて、予想しない方向に物語が動く。うーん、そっちの方がすごく気になるんだけど。その犯人の目的とか、人格とか。そんな、もやもやが残る作品だつたかな。

    #ドキドキハラハラ #じれったい

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    2025年08月25日
  • しろばんば
    購入済み

    なるほどと

    時は大正、伊豆の山深い地区での、主人公の洪作の成長を綴っている。地域差と都会への畏怖と憧れ。近所の噂話や複雑な家族関係、今ではあり得ない教師の対応。子どもへの思いやりがない母・八重の発言。昔はすべての親が毒親だったんじゃないかと思ってしまう。でも、洪作は母親代わりのおぬい婆ちゃの絶対的な愛情を存分に受けていた。洪作を取り巻くすべての人が形こそ違えど、愛情を持って接していた。古き良き時代とは言い切れないが、洪作の成長が丁寧に描かれており、心に訴えてくる作品であった。

    #癒やされる #泣ける #感動する

    0
    2025年07月21日
  • グリーン・レクイエム 新装版
    購入済み

    ころがるように

    テーマは地球の存続が危ぶまれるような危機的な内容であるが、独特のふわふわした作風に癒される。恋愛小説でもあり、その劇的な終わりかたにグッときた。そんなに終わりを急がなくても、方法はあったのではと残念に思う。素直な人は終わり方も潔い。新井さんの作品は繊細さが心地よく、振り切らない感じが好きです。ずっーと前に読んで、久々の再読です。

    #癒やされる #切ない #共感する

    0
    2025年06月29日
  • 教祖の作りかた
    購入済み

    少しズレてる

    この作品、なんの予備知識もないまま、タイトルに惹かれ読みました。最初から、あらら〜、そう言う感じ?の連続で、テンポよく読めました。が、最後まで読んで、え?え?となり、すぐに、再度、読み直しました。なるほど、それに気がつかなかったのは、不覚としか言いようがない。読後は非常にスッキリしない。しかも、間違ってるし。少しズレてるところが怖い。

    #怖い #ドロドロ #ダーク

    0
    2025年06月16日
  • 刑事何森 孤高の相貌
    購入済み

    こっちがわから

    デフ・ヴォイス」で馴染みのある何森刑事が主人公。シリーズのスピンオフ。荒井尚人視線から何森刑事視線になり、伏線回収もできる。何事にも視線を変えると言うことは大切だなと感じる。視線を変えると生きやすくなるのにと思う。

    #アツい #切ない #共感する

    0
    2025年05月25日
  • おいしくて泣くとき
    購入済み

    なくときは

    中学生の心也と夕花。夕花は義父からの暴力、クラスメイトからのいじめなど問題を抱えていた。読み始めは私の心が辛くなって、読むのをやめてしまおうかと思った。でも、ふわふわとした不思議な伏線に引っ張られて読み続けた。ラストの伏線回収でほわほわと柔らかな気持ちになれた。今、問題を抱えている子どもたちが、みんな、幸せになれますように。支援する大人が増えますように。おいしくて泣く時が増えますように。

    #ハッピー #癒やされる #泣ける

    0
    2025年05月18日
  • 夜と昼
    購入済み

    どっち?

    87分署の1日をフルキャストで描いたスペシャル版。様々な事件が起こり、休日返上で刑事たちが駆け巡る。無惨に殺される人、拳銃で撃たる刑事、幽霊が出たと訴える主婦。そこには様々な人々の生活がある。ラッキーだったり、アンラッキーだったり。さて、どっちに転ぶか。市民も警察も、平穏が一番と思わせる作品。シリーズ25作目。

    #アツい #ドキドキハラハラ

    0
    2025年04月15日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで
    購入済み

    そこではない

    大好きな小説家と私。偶然の出会いから、日常的に関わるようになる。人気作家が才能に行き詰まる。そんな姿は見たくないとの思いから、私は小説を書くようになる。私は母に虐待され行き場がない。小説家は自分を見失いがち。お互いに足りないピースを補うかなように寄り添うが、解決策はそこじゃないんだなと、思いながら読んだ。世界観に没入できず、俯瞰的にしか読めなかった。

    #じれったい

    0
    2025年03月13日
  • 春、戻る
    購入済み

    ほわわん

    結婚を目前にしたさくらの前に突然現れた、兄と名乗る年若い男の子。見覚えのないお兄さんは、さくらのことを何でも知っていて、何かとさくらにおせっかいをやく。普通ならストーカーか?と恐怖を感じるところだが、読み始めた時から、霞のようなほわほわしたものに包まれていた。無条件に優しい人がいて、その優しさに触れ、優しさとは美徳だなと思う。

    #ほのぼの #泣ける #共感する

    0
    2025年03月07日
  • ひそやかな花園
    購入済み

    どっち?

    サマーキャンプに集まる親子。どんな関係性なのか子どもたちは知らないが、実世界とは違う安心感のようなものを感じていた。ある年を最後にサマーキャンプは行われなくなった。なんの手がかりもないまま、ストーリーは展開し、読者も子どもたちと同じように、理由を求めてどんどん読み進める。ミステリーのようなおもしろさがあった。テーマは重いし、何が正義なのか分からなくなり、気味悪さすら感じてしまう。父親、母親のそれぞれの立場や考え方の違いがある。どっちが?ではなく、どっちもなんだなと思う。

    #深い #ドロドロ #ダーク

    0
    2025年03月03日
  • 燕は戻ってこない
    購入済み

    あやうげすぎる

    北海道出身のリキ。東京で一人暮らしをしているが、派遣社員の給料は極めて安い。貧困と格差社会の中、リキはある夫婦の代理出産をすることになる。以前、N H Kでドラマをしていたが、全編しっかり見ることができなかった。原作はさすが桐野作品、リキの危うさが毒々しい。代理出産を依頼する夫婦も毒々しい。意外にも毒々しそうなリリこが清々しい。ラストもスッキリしないが後を引く。人間って、いやだな。

    #シュール #ドロドロ #じれったい

    0
    2025年02月22日
  • ロング・プレイス、ロング・タイム
    購入済み

    どこまで?いつまで?

    見知らぬ男を刺殺した息子にパニックになる母親のジェン。息子のドットを守るため、何故、刺殺しなければならなかったのかを知るため、ジェンは過去へ遡り続ける。遡ることは、明日のない1日を過ごすこと。でも、遡ることに意味がある。それは、夫ケリーへの不信感を乗り越えて、愛情を知ることだった。ミステリと思いきや、実は、深い愛情の物語だった。ジェンの心情にシンクロしながら、どんどん引き込まれていった。

    #感動する #深い #共感する

    0
    2025年02月16日
  • 試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。
    購入済み

    ほわほわ

    それぞれの恋愛、嫉妬もあり、迷いもあり。みんながみんな、
    自信満々で恋をしているわけじゃない。お洋服にその一端を担わせる気持ちがかわいい。どんな結末かを想像するのかが楽しい。ほわほわとなんとなくハッピーになれる作品でした。

    #ハッピー #ほのぼの #癒やされる

    0
    2025年01月22日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕
    購入済み

    人間の悲哀

    IQと人間性とは関係のないものだと思う。チャーリーが彼らしく生きることがベストだった。母親の愛情は歪んでいて、安らぎどころか恐怖でしかなかった。職場でも、妬みや軽蔑の的であった。結局、彼の居場所は何処にもなかった。なにが幸せなのか、最期までわからなかった。私もアルジャーノンに花束を供えたい。

    #切ない

    0
    2025年01月09日
  • アリスが語らないことは
    購入済み

    くりかえす

    大学卒業間近のハリーの父が亡くなったことが発端となる、過去と現在のループ。義母のアリスが自己中過ぎて、読み進むことに疲れてしまい、ミステリってことも忘れてしまった。すべては繰り返して、やがて、自分へと返ってくると言う教訓をもたらした作品。

    #ドロドロ

    0
    2024年11月03日
  • 警官
    ネタバレ 購入済み

    フリが長くて

    少年が87分署に手紙を持ってくる。補聴器をつけた長身の男に5ドルで頼まれたと言う。そこから事件は始まり、ほか2つの事件と混在しながら時間が進んで行く。デフ・マンと87分署との因縁の対決。だが、やはりデフ・マンに今回もツキはなかった。事件は一気に解決するが、序奏が長くて読むのが辛かった。87分署シリーズ22作目

    #じれったい

    0
    2024年09月29日
  • 八千万の眼
    購入済み

    新たな視点

    生放送中の画面の中、苦しみもがく人気コメディアン。八千万の眼がみたものは、迫真の演技なのか?殺人なのか?マスコミを描いた87分署シリーズ21作目。キャレラとマイヤーの軽快な会話。分署のメンバーとの絡み。時代背景は古く、今ではあり得ないことがたくさんある。でも、彼らの捜査が生き生きと描かれている。

    #カッコいい #シュール #怖い

    0
    2024年09月10日
  • 灰色のためらい
    購入済み

    方向違い

    2月のアイソラは極寒。雪が降る空のような、灰色のためらいを抱えたロジャーの語りで終始する。警察で話したいことがあるが、なかなか、決心がつかない。どの刑事に話そうかと、いつもの87分署の面々を値踏みしている。と、言った具合に、180度方向を変え、ロジャーの目を通して、読者はいつものメンバーを観察できます。87分署シリーズ19作目

    #深い #シュール

    0
    2024年08月24日
  • 夏と花火と私の死体
    購入済み

    夏だから

    夏と花火、そして死体が語り手となっている展開。健くんと妹の弥生ちゃんの悪戦苦闘の4日間。ドタバタなコントのようでもあった。それを見守る五月ちゃんの俯瞰目線が柔らかく、変にあたたかい。先が気になって一気に読んだ。想像していた結末とは全然、違っていた。伏線があったのに、気がつかなかったのが残念。

    #ドロドロ #じれったい

    0
    2024年07月31日
  • 可愛い世の中
    購入済み

    共感とも反感とも

    四姉妹の花、豆子、草子、星。華やかで外交的な花と星。地味で内向的な豆子と草子。両親のネーミングセンスを疑ってしまう。次女の豆子が突然、結婚宣言をする。豆子の葛藤を軸に物語が展開する。豆子に共感する部分は多いが、夫に対して考え方には、まったく共感できなかった。豆子の結婚式でノックアウトされたのに、タダでは起き上がらない姿が面白かった。

    #笑える #シュール #憧れる

    0
    2024年07月29日
  • 流浪の月
    購入済み

    事実とは

    凪良ゆうさんの作品は初読。更紗や文の気持ちや言葉が丁寧に書かれていて、繊細さとか、儚さをすごく身近に感じた。映画公開時に簡単なあらすじは知っていた。読もうがどうか迷っていたが、読んでよかった。事実を知ってどうなるのか?それを伝える意味はあるのか?色々、考えさせられた。

    #切ない #深い #シュール

    0
    2024年07月24日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
    購入済み

    幾重にも

    題名に惹かれて読み始めました。
    高校生の青磁と茜。茜はマスクに依存していて、自分に自信が持てなくなっていた。2人は、お互いに、素直になれなくて、傷つけあって、すれ違ってしまう。空の色のように、幾重にも展開しながら時が流れていく感じが心地良く、柔らかな感触の素敵な作品でした。

    #癒やされる #感動する #共感する

    0
    2024年07月21日
  • キノの旅VII the Beautiful World
    購入済み

    愛あれば

    旅先で出会う人々は形こそ違えど、また、形は歪んでいるが、愛に溢れている。その愛をどう表現するか、どう伝えるか、その匙加減が難しい。キノとエルメス、キノと師匠、師匠と相棒、シズ様と陸、その愛情も関係性も様々。旅は続く。

    #癒やされる #感動する #憧れる

    0
    2024年06月27日
  • 斧
    ネタバレ 購入済み

    安定の

    雑居ビルの地下室で管理人の高齢男性が薪割りの斧で殺害された。酸鼻極まる現場、それを取り巻く人間関係。過去に遡り、可能性は一つ一つ潰されていく。安定のサスペンスと人間愛。都会での生きづらさなど、今なお、解決できない問題がある。今回も皆、無事で何よりでした。87分署シリーズ18作目。

    #深い #カッコいい #シュール

    0
    2024年06月09日
  • 慟哭は聴こえない
    購入済み

    それぞれの世界で

    手話通訳士の荒井尚人。前作から時がかなり経過し、みゆきと結婚後、女の子を授かる。その子には聴覚障害があった。どのように育てて行くか、尚人とみゆきの葛藤。同時に4つの物語が並行して展開する。聞こえることが普通の私には、聞こえない世界がどんなものか想像できない。しかし、それぞれの世界で、悩みながらも成長してゆく。尚人、みゆき、美和と瞳美、そして司の今後が気になって仕方がない。

    #切ない #タメになる #共感する

    0
    2024年02月25日
  • 大雪海のカイナ(3)
    購入済み

    大雪海の天幕の村で育ったカイナ。その村は高齢化しており、若者はカイナだけであった。村人以外の人間を知らずに育ったカイナ。ある日、その村に女の子が突然、現れる。残り少ない水を巡っての国同士の争いに巻き込まれていくカイナは、この先、どうなるのか?二瓶氏らしい世界観。高低のある風景、鎧の形、所どころに「シドニア」を感じられる作品。武本氏の絵も美しい。

    #エモい #深い #共感する

    0
    2024年02月18日
  • 龍の耳を君に
    購入済み

    新しい知識

    手話通訳士の荒井とみゆき、みゆきの娘の美和との微妙な関係性を軸に3つの事件を描いている。荒井の心情の根底には、コーダだった幼少期の記憶があり、物悲しさを感じる。美和の同級生のえいちくんとの障害に、前向きに取り組む荒井の姿が心強い。シリーズ2作目。

    #深い #シュール #共感する

    0
    2024年02月17日
  • キノの旅VI the Beautiful World
    購入済み

    哀愁とはちがうか

    キノとモトラドのエルメス、シズ様と陸、そして師匠。それぞれの旅は続く。旅先の国はいつもながら、独特な法律や思想がある。ばかばかしさと理不尽さ。その根底に流れるのは哀愁とは違う何か。それが何なのかは、6巻を読み終わってもまだわからない。それぞれの旅は、まだ続く。

    #エモい #深い #シュール

    0
    2024年02月10日
  • 10プラス1
    購入済み

    何が大切なのか

    気持ちのよい春。男が狙撃される。そして、次々と事件は続く。刑事たちの推理と地道な捜査。被害者たちの関係性は?犯人は?ランダムのように見えて、計画性がある。犯人は何故、狙撃続けるのか理由がある。代替え案はいくらでもあった。諦めることも必要であった。戦後のアメリカ。その状況を推し量ることは難しい。

    #切ない #深い #ダーク

    0
    2024年01月27日
  • たとえば、愛
    購入済み

    それは愛なのか

    季節は4月。心中事件が発生する。心中なのか?違和感を感じた刑事たちは捜査を進める。その直前に起こった、飛び降り自殺を絡めながら、物語は展開する。この事件、たとえば、どんな愛なんだろうか?

    #深い #シュール #共感する

    0
    2024年01月24日
  • 空白の時
    購入済み

    87分署シリーズ15作目は短編集。前作の余韻もあり、短編を楽しむのもいいかも。3つの作品はいずれも、証拠集めと地道な捜査と刑事の勘が解決の糸口になっている。たまには短編いいかも。

    #カッコいい #シュール #共感する

    0
    2024年01月24日
  • クレアが死んでいる
    ネタバレ 購入済み

    でも、立ち上がって

    まだ暑さの残る秋。ある書店で銃乱射事件が発生。被害者の人物像や過去から犯人を追う。事件の捜査1本に絞った作品。87分署で1番若手のパート・クリング。金髪でスラっとして、彼のことを嫌いな読者はいないと思う。そんな彼のクレアが死んでいたのだ。前作と同様に人種差別が根底にあり、貧困層、性被害の問題も取り扱っている。

    #泣ける #切ない #共感する

    0
    2024年01月22日
  • 死にざまを見ろ
    購入済み

    生きざまを見ろ

    プエルトリコ出身者のしがらみ。よりよく生きようとする者、流れに歯向かえず悪事に手を染める者。人間模様の中に、複雑な思いを感じた。死にざまより生きざまを見せて欲しかった。

    #切ない #深い

    0
    2024年01月21日
  • これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~
    購入済み

    数字苦手だけど

    経理部の森若さんを中心とした、天天コーポレーションの日常を描いた作品。軽いテンポで心地よい。森若さんにすごく魅力を感じるが、実際に同僚であれば、苦手な人になることは確実。森若さんを演じた、多部未華子さんが素敵でした。続編も読みます。

    #カッコいい #萌え #スカッとする

    0
    2024年01月16日
  • チョコリエッタ
    購入済み

    懐かしさ

    イタリア映画の「道」「甘い生活」など観たことのない映画の題名が並ぶ。高校生のザラついた不安定さの中に純粋さがチラついた。払拭しきれない過去を持つ少女をほわほわと描いていた。

    #ほのぼの

    0
    2024年01月09日
  • デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
    購入済み

    心を繋ぐ手

    年末にドラマを観て原作を読みたくなった。荒井という人物のバックボーン、人間関係などがよくわかった。そして、手話について、新たな認識を得た。読後はやりきれないものを感じた。姉妹の葛藤、家族の繋がり、心の繋がりを強く感じる作品であった、

    #感動する #深い #シュール

    0
    2024年01月08日
  • 容疑者Xの献身
    ネタバレ 購入済み

    さいあい

    急に読みたくなり、再読しました。久々の湯川准教授との再会だったので、自分なりの湯川准教授を思い描きながら読みました。天才と言われながらも、できの悪い生徒相手の高校教師の石神。湯川准教授との対比がもの悲しく感じられた。隣人の花岡親子への自己犠牲的愛情。靖子の最終決定を促したのか娘の美里だった。映画の主題歌「最愛」がキーワードだったんだなと、こころが締めつけられました。

    #泣ける #切ない #深い

    0
    2023年11月26日
  • キノの旅 the Beautiful World
    購入済み

    3日間の意味

    題名のとおりキノが旅をするお話。立ち寄る国は、独特な決め事やらで、かなり、振り切った世界観がある。親子関係だったり、恋人との関係だったり、なかなか辛辣。キノと旅しながら、改めて、いきることを考えてしまう作品。

    #癒やされる #深い #シュール

    0
    2023年09月03日
  • 宙の家
    購入済み

    大切なものをなくすこととは

    姉と弟、母と単身赴任中の父。そして、父の母、つまり姉弟のあばあちゃんの5人家族。おばあちゃんはゆっくりと認知症が進行する。家族の認知症の捉え方が危うくて、心配になった。関わり方次第だとも思う。でも、それはかなり難しいこともわかる。おばあちゃんが亡くなった後、姉は眠さに支配される毎日を送るようになる。弟の友人とその兄との交流。ふわふわと不思議な展開であった。大切な人の死がもたらすものをしみじみ感じた作品であった。

    #切ない #深い #シュール

    0
    2023年08月31日
  • 黒い結婚 白い結婚
    購入済み

    やはり、何事も白い方がいい

    様々な結婚の形を色で表現した短編集。黒組は、あまり気分のいいものではなかった。結婚の意義って、そこにあるの?疑問に思ってしまった。白組も様々ではあるが、心癒されるモノばかりであった。

    #泣ける #切ない #感動する

    0
    2023年08月13日
  • また、同じ夢を見ていた
    購入済み

    わからないけどわかる

    雲のようなものに包まれているよな、不思議な感覚。ほっこりしたり、眉間に皺がよったり、さまざまに感情が揺れた。「幸せってなに?」声に出して言わないけど、いつも考えてしまう。ほんと、なんなんだろう?主人公と一緒に考えることができた作品でした。

    #泣ける #切ない #深い

    0
    2023年08月01日
  • 君の膵臓をたべたい
    購入済み

    まさか

    話題作で題名は知っていた。読むチャンスがなくて、今、ようやく読み終えた。膵臓の病気と戦う闘病ものと思いきや、まさかの展開に唖然とした。人を思いやること、愛することを大切にしたいと思える一冊であった。

    #泣ける #深い

    0
    2023年07月21日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    購入済み

    その展開はどきどきする

    高校生の葉山くんは、いつもたそがれている。そんな、葉山くんを陽の当たる場所へ引っ張りだした上村さん。自分もたそがれている時期があった。そんなことを思い出しながら読んだ。人にはいろんな試練がある。その乗り越え方も様々。手を差し伸べてあげられる人にならたらいいなと思う。

    #胸キュン #泣ける #エモい

    0
    2023年07月03日
  • 電話魔
    購入済み

    固定電話ありきの

    脅迫電話から、やがて、銀行強盗とアイソラ全体を巻き込む大事件となる、ただ、いつものワクワク感がなく、珍しく期待外れでだった。あとがきが毎回、面白い。古い話のようだが、当時の編集さんの苦労が感じられた。シリーズ12作目。

    #ドキドキハラハラ #タメになる

    0
    2023年06月30日
  • 大いなる手がかり
    購入済み

    雨のように陰鬱

    激しい雨の中で発見された鞄の中には、切り落とされた手首が入っていた。冒頭から気持ち悪い。嫉妬心か、独占欲か。結末は更に怪奇的。キャレラとホースの対比がおもしろい。マイクとエイプリルの成長も楽しみ。雨があがって、暑い夏に突入。87分署シリーズ11作目。

    #カッコいい #シュール #ダーク

    0
    2023年06月01日
  • おしまいのデート
    購入済み

    おしまいということ

    デートというキーワードが織りなす短編集。デートは相手によって、その意味合いが変わってくる。よく言う、一般的なラブラブなデートを扱う訳でなく、ちょっと変化球。それぞれの関係性にほっこりした。

    #胸キュン #癒やされる #泣ける

    0
    2023年05月25日
  • 薄闇シルエット
    購入済み

    まさに薄闇

    たまたま目にして購入した本であったが、私の元へ来るべくして届いた本だったのだなと思う。主人公のハナちゃんに共感し、自分を見つめ直しながら読む。ハナなちゃんと違って、私は忘れっぽいから、その分、気楽なのかな。何も持ってないのは気楽なんです、実はね。

    #切ない #深い #シュール

    0
    2023年05月20日