ユーザーレビュー
感情タグBEST3
噂話を聞くのも言うのも好きじゃない。
あの人がこう言ったから、などの言い訳がましいところもなく。
かと言って冷たい訳でもない。
そんな、森若さん、好きです
表現もくどくなく、文章も読みやすい。
内容も経理がらみなのに固くはなく、人物たちの絡みからの内面描写も面白い。
働く独身者には「そやねん」ってうなずく場面も多し。
ぜひ、おすすめですよ。
Posted by ブクログ 2023年05月10日
経理の仕事をしている身としては、、、もう少し専門的なことも織り交ぜてくれたら、より面白いのに、という感想。2巻以降、その点を期待して読みたい。登場人物がそれぞれ個性があって良い。
Posted by ブクログ 2023年04月06日
スラスラ読めて、おもしろかった。森若さんも、太陽くんも、がんばれ‼︎って応援したくなる。最後の食事をした後の二人も気になるな〜。2巻で描かれるのかな。
フェアじゃなくて、イーブン。そういう考え方もあるんだな。裏表紙にもある、だいたいの社員は入社すると少しずつずるくなる。ってめちゃくちゃわかるな〜。き...続きを読むっとどの職場だってそうで、ならないほうが珍しい。
森若さんの、実は周りの人のこと色々考えてるとことか、今の自分の生活を充実させてるところとか良いな〜と思った。周りの人たちもなかなか良いキャラしてて楽しいし、続きも読んでみようかな。
Posted by ブクログ 2023年02月18日
お仕事小説。読みやすいです。
感情を揺さぶられることなく、スラスラ読めます。
主人公は仕事に対して真摯。全てのことに対してムダがない。相手に対しても自分の言葉で的確に思いを伝えられる…。でも、自分に自信のないところもあったり…。
1はまだ途中。2も読んでみます。
Posted by ブクログ 2023年02月11日
森若さんのマニキュア事情のくだりが、けっこうお気に入り。そういうところに女性のオンオフ切り替えの気持ちがあらわれることをよくあらわしてると思う。2も早く読みたい!
Posted by ブクログ 2023年02月05日
すんなり頭に入ってくれてスイスイ読める!
こういう本も大好き!気楽に読める!
最後のエピローグで私は真夕タイプだなぁと確信した笑
②以降もちょっとずつ読んでいきたいな〜
Posted by ブクログ 2023年01月20日
いま8巻まで読みました。
森若さんの週末ルーティンが好きで、気になったことを都度調べて影響されています。
例えば、平日はベージュやピンク、休日は派手めな柄のネイルをする森若さんに憧れてネイルを始めようと一つ購入してみたのですが、乾くまで物を触れないストレスに耐えられず、諦めました。
それぞれの人物の...続きを読む描きかたがとてもリアルで、面白いです。
お気に入りは、いませんが。
Posted by ブクログ 2023年01月04日
青木裕子さん作品は2作目ですが、素直に面白かったです。
本作が#10までシリーズ化・ドラマ化されているのも頷けます。ちょっと疲れてる、物語に入り込めない‥、などの方にはピッタリの作品ですよ。
私は時折、肩の凝らない作品を無性に読みたくなるんですね。軽〜く読めるやつです、ハイ。
そんな時<集...続きを読む英社オレンジ文庫>が、私を手招きしているではありませんか! そもそもこのレーベル、「駅などで気軽に買えて、出張の合間や自宅で読める軽い読み心地のものを」というスタンスだそうで‥。な〜んだぁ、私の気持ち分かってんじゃない、このぉ!(お前、最近仕事してる? つーか、疲れてる?)
さて本作ですが、物語の舞台は、石鹸や化粧品の開発・販売などを手がける天天コーポレーション。実は、同文庫から先に出ている『風呂ソムリエ』と同じ会社が舞台で、本作はそのスピンオフ作品として書かれたものだそう‥。むむ、知らなかった〜。
経理担当の独身女性が主人公の、いわゆるお仕事小説です。しかし、スポットライトが当たらない仕事ながら細部がリアルで新鮮、キャラクターも実像が目に浮かぶように魅力的など、それらが日常の小さなドラマに散りばめられ、スルッと引き込まれてなかなか侮れないんですよ、これが!
しかも読後感は爽やか! 元気をもらえ、癒されたり共感できたりするのが、本作の最大の魅力だと思います。
Posted by ブクログ 2022年12月29日
人気シリーズの一作目、だったんだな…。面白いんだけど、主人公のちょっと浮世離れしたクールさは小説なのだからOKって事なのかな。軽いミステリー仕立て。
Posted by ブクログ 2022年12月26日
私も経理関係の仕事に携わっているので共感できる部分もあり、読んでて面白かった。
仕事だけじゃなく、恋愛要素もあるし
日常でありそうな事が物語になっていて想像しやすかった。
沙名子が太陽に気がある感じで、この先どうなるのか気になった!
Posted by ブクログ 2022年11月05日
「派遣社員あすみの家計簿」が面白かったので本書も!
とても読みやすくサクサク読めてしまう。
止めどころが分からん!
「これは経費で落ちません!」とピシッと領収書を突き返す場面をイメージしていたけど違った!
イーブンな沙名子さんに好感が持てます!
隙のない沙名子さんが太陽くんを前に少し動揺する感じは、...続きを読む可愛いのか?
いや、でもそこは鈍感に…又はそこも隙ない沙名子さんが見たかったような…^^;
続きも読み進めていこう。
Posted by ブクログ 2022年09月25日
TVでも話題になった本だったので購入してみた。
タイトルからすると問題の経費処理を頑固に拒否する女性をイメージしたが、全然違っていた。主人公は彼氏無しの27才、融通は利かなそうなのだが、最後は処理してくれる。(本当にイイのと思ってしまう)
心の声で不平不満は一杯あるようだし、自分でも頑固とは思ってい...続きを読むる。一方、皆からも慕われているし、好きだと言ってくれそうな男子も・・・
愛すべきキャラの森若さん。続編も楽しみ。
Posted by ブクログ 2022年09月21日
派遣社員あすみの家計簿が好きで、同じ作者なので読んでみました!
もっとビシッとこれは受けれない!ってつっぱねるお話なのかと思ったら違いました!笑
でもこれはこれで面白いかもしれない!
あと真夕ちゃんがヴィジュアル系が好きで~ってところが親近感しかなくて最高に面白かった笑
続きも買ってあるので読んで行...続きを読むきマース!
Posted by ブクログ 2022年07月25日
日々の小さな仕事、そこから生まれる違和感から導き出される結論が、とても面白かったです。
主人公に愛社精神がないので、勧善懲悪とまではいかない感じが、ムズムズするけどリアルだと感じました。
Posted by ブクログ 2022年06月14日
何気に本屋で見かけて購入しました。
経理部の経費精算に関する煩わしさや、経理知識を織り込んだビジネス本に近いのかと思って興味をもったのでした。
20代の控えめクールな女性の目線に、経理部というフィルターをかけ、会社で起こる「ちょっとした」事件をストーリーとしていく展開です。
会社生活で半沢直樹の...続きを読むような勧善懲悪なことってもちろんなくて、この本のように人を羨んだり妬んだり憧れたり、普通の人たちの「ちょっとした」感情の拗れが大きな「うねり」に変わっていくと、大きな事件になるんだと思うのです。
会社組織は大きなうねりになる前に気がつく仕組みを作り、処理をすることが重要で、この本では主人公がそういう役割なっています。
主人公がそういう役割になって嫌がるシーンがありますが、損な役割を押し付けられるって実社会でもあるのではないでしょうか。
私も経理の仕事をしていますが、秘書の着服なんてあったら絶対に許さないと思います。しかし毎回半沢直樹みたいなことやってたら本業の仕事が進みません。
経理の仕事って、実はいい加減なところがないとやっていけない仕事でもあると思うのです。
後輩の経理部の女性が自分は適当だと思うというところがありましたが、経理に向いているということを描いていると私は思うのです。
調べてみたらシリーズになっているんですね。
主人公の20代女性としての揺れる気持ちも分かりやすく表現されていて、その後の続編も是非読んでみたいと思いました。
Posted by ブクログ 2022年03月31日
再読。NHKのドラマで観て、ハマって本も読むようになり、読めば読むほどドラマの配役がドンピシャなことに驚きつつ、もうそのイメージで読み進めています。
森若沙名子…多部未華子
山田太陽…重岡大毅
佐々木真夕…伊藤沙莉
田倉勇太郎…平山浩行
有本マリナ…ベッキー
再読してみて、マリナさんや咲ちゃん、...続きを読むいたなぁ〜って懐かしくなりました。マリナさんはこれからややこしいことになっていくわけだけど…
沙名子さんの一人暮らしの完璧さには感心しつつ、そこにこれから太陽くんがどんどん侵食していくのが楽しみです♪♪
太陽、がんばれ!!母は応援してるぞ(笑)
日常ミステリーっぽい謎解きもあるけど、あくまで経費として正しく使われているか判断するだけで、森若さんが探偵役というわけではありません。まだ続編を読んでいないから分からないけど、もう少し謎解き要素を強調しても面白いかも・・・
主人公の森若さんが、会社にいるずるい奴らにタメ息をつきながら、正義感を振りかざすでもなく、安易に流されるでもなく、正しく計算してオールクリア。何だか、処世術を学んでしまいます。女社会って特に面倒くさいなーと思うので、彼女みたいなサラリとした躱しは成程~✨
Posted by ブクログ 2023年03月24日
面白いと思ったが、じゃあ続きを読むかと言われたら先に優先すべき本があるので読まないかな、という感じ。タイトルからサスペンスっぽい内容かと思ったら違った。
いつか思い出した時に、続きを読むかもしれない。
Posted by ブクログ 2022年12月30日
真面目な経理社員・森若沙名子が活躍する「経理部の森若さん」シリーズ第1弾。全4話収録。
森若の仕事ぶりと、少し細かいことが気になってしまい、仕事とは割り切りつつもついつい追ってしまう心の揺れが面白い。経理部にあがってくる伝票からは会社のお金の流れだけではなく、お金を使った人たちの人間模様も見えて...続きを読むくるから面白い。
ドラマでも登場した佐々木真夕、山田太陽、中島希梨香ら個性豊かな面々が脇を固め、テンポよく話が進んでいくので、とても読みやすい。
Posted by ブクログ 2022年07月19日
久しぶりに続けて読んでみたいと思う作品だった。
基本的に続編?が続いていくような作品は読まないのだが読みやすく、性格面、人間模様が細かく描かれていて良かった。
Posted by ブクログ 2022年04月14日
すごく面白い性格というかちょっと
変わった考え方を持った森若沙名子。
きちっとした労働と無理をしない完璧な
生活を心がけ、足りない物も過剰な物もなく
イーブンを貫く私生活に思いもよらぬ
外からの変化が森若自身を悩ませ少しずつ
変化していくさまがよかったです。
確かに経理部での領収書からいろんなこと...続きを読むが
見えてきたり多少謎だった部分もその後の
話でわかってくる展開は面白かった。
ありそうで無かった経理×ラブコメ小説。
かなり続刊が出ているのでぼちぼち
読んでいこう・・・この先どうなるんだろう。
Posted by ブクログ 2022年03月27日
ドラマでこのタイトル見たことがあるなあ、と読んでみた。
石鹸、入浴剤のメーカー、天天コーポレーションの経理部の森若沙名子。入社5年目、27歳。
ひっかかりも、足りないものも過剰なものもない。きっちり働いて責任を果たし、働いた分の給料を適正にもらい、自分のために使う。
会社にも、他人にも。与えた以上の...続きを読むものは求めず、求められた以上のものは与えない。
そんな沙名子の完璧な生活を乱す事件たち。
営業部の若きエース、山田太陽はデート費用を経費で落としているのか
研究所の受付に置いている物販の売上金額が合わない謎
沙名子に好意を寄せる太陽のアクシデント連発な一日
秘書室の有名人、マリナからのメール誤信と現金入金
沙名子の仕事と生活がきっちりしていて憧れる。
こういうキチンとした人になりたかった。
本人視点だと冴えない描かれ方だけど、太陽くんの視点からの沙名子が新鮮で、そんな彼女も好き。
沙名子の周りの人々も個性的で楽しいんだけど、表面に出てこない悪意がじんわりと染み出す感じが、不気味。
まだ続くようなので、今後、人間関係がどうなるのか気になる。
Posted by ブクログ 2022年07月06日
経理部の森若さん。プライベートと仕事はキッチリ分ける。会社の余計な噂話は極力耳にいれない。
森若さんは自分のことなんでも普通レベルだと思ってそうだけど、意外と森若さんのスタンスでいるのは難しいと思う。
経理の仕事あるあるが詰まってそうです。ちょっと経理に興味湧く。
やたら人間関係がリアルなお仕事小...続きを読む説でした。希梨香ちゃんも真夕ちゃんも太陽くんも…その他もみんなちょいクセの憎めないキャラ。サクッと軽く読めるけど先が気になる。森若さんを知れば知るほどファンになりそう。
Posted by ブクログ 2021年01月23日
経理部の森若さんが経理に関する事件や問題をを解決していく物語。
最近、お仕事小説に興味が傾き、ブク友さんの本棚やレビューにもあって本屋で手に取った。
「わたしはフェアではありません」イーブンです。
をモットーとする主人公の合間合間に出現するブラック沙名子が可愛い。
女子目線の語り部が中心なのだ...続きを読むが、おじさんの私が読んでも充分楽しめた。
続編も機会をもうけて読んでみたい。
Posted by ブクログ 2021年07月09日
某公共放送でドラマ化されたのを見て原作もと読んでみた。
主人公の森若がドラマよりも若干毒のあるキャラだったのが意外だった。
それとも多部未華子が演じたからチャーミングだったのか。
その他の主要人物たちはほぼドラマの配役に似て(いや、ドラマの方が寄せていてと言うべきか)、脳内変換しながら読んだ。
第...続きを読む一巻で秘書のマリナが出てきて、意外。
どんな職場にもいるよね、こんな人という人物がたくさん出てくる。
要領の良い人、自分で責任を取らない人、いい人なんだろうけど優秀ではない人、ズルいんだけど頼りにされている人。
森若もまたフェアではない。イーブンをモットーにしている。
愛社精神はないと言い切っている。きっちりした労働を行い、それに値する給料を貰えればいい。
面倒な人間にゴチャゴチャ言われる時間を取られるくらいなら、さっさと自分でやってしまった方が手っ取り早い。
だけどそれではゴネ得ではないのか、真面目にやっている人が損をするのではないのかというジレンマもある。
何を以てイーブンとするのか、物事は経理伝票のように貸借がピッタリ同じ金額とは行かない。
結局のところ『これは経費では落ちません!』と言いつつ、落としているのだが、それぞれの結末は一介の経理部社員がやったこととしては頑張ってるんじゃないかと思える。
何しろ森若は社内の悪事を糾弾したいわけではないのだから。
ドラマ同様、穏やかな日々を送りたい森若に波を立てる山田太陽がドーンと登場して、さてこれからどうなるのかと思わせる。
問題があって、経理的な視点からあれこれと指導的なこと(どこがマズくて、どうすべきだった/どこがマズいので、どうしたらいいか)も書いてあるのかと思ったが、そんな話題はなかった。そこが残念。
まぁ、あまり入り込むと堅苦しくなるからかなぁ・・・
ドラマから入りました。面白い視点のお話だな、と思ったので原作を読んでみました。
私と同じような形で入って読まれた方は、驚くと思います。
ドラマと原作は別物ですね。
まず作者さんの文章がとても稚拙な上に、言葉の使い方が間違えてる箇所があります(せせこましい、という表現の使い方、など)
場面転換も下手な...続きを読むので急に変わっていて戸惑ったり、どのセリフが誰のものか判読しづらい時があります(特に第2章のお話)
まだ小説家になりたての方かと思ったら、デビューして14.5年目に書かれた作品とのこと。
びっくりしました…
それからいわゆる「タイトル詐欺」に当たる作品かと思います。経理の話中心かと思ったらそうではなく、経理の話はうすーーくしか出てきません。
経理部でお仕事されてる女性の日常、という感じです。
決して経理のお話が中心ではありません。
所々思わせぶりな伏線のようなものが出てきますが、それらは特に回収もされず(たこ焼き代4800円、など)スルーされてオチもなく話は終わります。
なので、この作者さんは何が言いたくてこの作品を書いてるのかさっぱりわからないです。
その上、主人公の森若さんがとても偉そうな上から目線で、気分悪くなります。
「給料分の仕事」というセリフが出てきますが、それを判断するのは本人じゃありません。
会社です。
それなのに「自分はそのレベルの仕事をしている」という自負を森若さんは持っています。
そして仕事ができないと自分で判断している人たちを見下して見ています。
確かに「この方はミスしやすいから先にフォローしておこう」とか、そういう判断をする場面は実際の仕事にもありますが、仕事は相互作用です。
自分が助けることもあれば、助けられることもあるはずです。
気づいている、いないに関わらず。
普通はそこを想像して周りにも感謝するはずなのですが、森若さんにはその観点は一切ありません。
でも作中ではとてもよくでき、人に慕われる人物として描かれています。
きっちりしている事と、人に対して冷たい事は全く違います。
心で思ってることは口に出さなくても雰囲気に出るので、人に対して冷たく当たってるけど好かれる、そんな事有り得ません。
以上に書いた様なアラが目立つ、つまり作品世界に浸ることが出来ない、イマイチすぎるお話でした。