あらすじ
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。読後、きっとこのタイトルに涙する。デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位に輝いた話題作、待望の文庫化。累計250万部突破のベストセラー!
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Posted by ブクログ
もう何回再読したか覚えていないほど何度も読み返した本です。高校生2人の非凡ながらも素敵な青春を覗かせて頂いてるような気持ちになりました。
改めて、明日があるということが当たり前に感じていることがどういうことかを考えさせられる1冊でした。
Posted by ブクログ
余命宣告受けた女子高生と引っ込み思案な男子高校生との物語ということで、涙誘う系の青春恋愛物を想像しましたが、それ以上の内容でした。
甘酸っぱい雰囲気や、行き場のない悲しみがありつつ、恋愛の枠を超えて感動させられるお話でした。
生きることへの向き合い方や人との繋がりや想い、など色々と考えさせられました。
奇抜なタイトルも、二人の関係を表す深い意味が込められていることが分かると、印象が変わりますね。
後日談「父と追憶の誰かに」もよかったです。
Posted by ブクログ
以前から気になっていた作品で、今回ようやく読むことができた。映画版はまだ未見。
読み始めた当初、正直に言えば主人公には少しイラッとしていた。あまりにも後ろ向きで、人との距離を置こうとする姿勢に、「もっと素直になれないのか」と思いながらページをめくっていた。
しかし読み進めるうちに、その感情の正体は、主人公への嫌悪ではなく「同族嫌悪」だったのではないかと思うようになった。
私は創作物において、いわゆる「リア充」の恋愛模様を見せられるのがあまり得意ではない。学生同士の青春恋愛ともなればなおさらで、見ているだけで心が痛くなることもある。
ところが、本作はそういう作品ではなかった。
主人公は友達がほとんどおらず、本ばかり読んでいる孤独な高校生だ。学生時代、学校で誰とも一言も話さずに帰宅する日の方が圧倒的に多かった自分と、どこか重なって見えた。だからこそ強く感情移入できたし、一方で、そんな主人公がヒロインから特別な存在として見られていく姿には、羨ましさや嫉妬のような感情も覚えた。
途中、主人公がヒロインと一緒にいるだけで「ストーカー」と陰口を叩かれる場面がある。
さすがに、それだけでそんなレッテルを貼るのは極端ではないかとも思った。しかし、「あいつはそういう奴だ」と根拠もなく周囲から決めつけられてしまう空気感には、不思議なほど現実味があった。コミュニケーションが得意ではなかった学生時代を思い返すと、「こういう理不尽さは確かにある」と感じられた。
一方で、ヒロインの親友が主人公に強い怒りを向ける理由については、最後まで完全には理解できなかった。それでも、人の感情というものは必ずしも論理だけでは説明できないし、高校生という年代なら、なおさら複雑なのかもしれないと思う。(もちろん、主人公に暴力を振るった元彼については擁護の余地はないが。)
印象に残ったのは、ヒロインの「これは偶然でも運命でもない。すべては選択の結果」という趣旨の言葉だった。
自己啓発などでも耳にする考え方ではあるが、死を目前にした彼女の口から語られることで、単なる前向きな格言ではなく、一つの人生観として胸に響いた。限られた時間を生きるからこそ、一日一日の選択を大切にする。その言葉には、不思議な説得力があった。
読み終えた今、この作品は単なる「泣ける恋愛小説」ではないと感じている。
人との関わり方、生き方、そして誰かと出会うことの意味を描いた青春小説だった。そして、自分自身の過去や価値観まで振り返らせてくれる作品でもあった。
結末は切ない。それでも読後には不思議と温かさが残り、前向きな気持ちになれる。多くの人に長く愛されている理由がよく分かる一冊だった。
Posted by ブクログ
恋愛とか青春物はあまり得意ではないけれど、これは読書体験として素晴らしかった。
ずっと心に残ってる。
映画化?されたみたいだけど、何も情報いれないうちに小説で全部読めて、心から良かったと思う。
めっちゃ泣いた。
Posted by ブクログ
あぁ、これ系の、死んじゃうけど希望がある系の話。自分に刺さりすぎる。めちゃ泣いちゃった。。
主人公たち2人が 自分に重なるところもあって、、すごいきた、、、 うぇぇぇぇん
タイトル回収もあるし、何より始まりがもう、彼女の死からなのが、救われないかと思いきや、希望ある感じで、また読みたいな。感動した!!!
Posted by ブクログ
僕は〇〇を選択した。僕は〇〇する事を選択した。辺りで一度、共病文庫を主人公が読んだとき
不覚にも…映画も見た覚えはあるんですが、文章の方響いてきますね、二度、オジサン泣いてしまいました。感想文打ち込んでいる通勤バスのなかで今も少し…
Posted by ブクログ
恋人、友達って表現は、
これからも当たり前の毎日があるから言えるのだと知りました。
全てが有限であることを大切にして、
生きていこうと思わせてくれる話でした。
今の自分は自分が選択してきた連続なんだって思えた。これこらも偶然に思える必然の選択を繰り返してしあわせになっていきたい。
Posted by ブクログ
何となく、哀しい物語は避けてきましたが、機会あり読んでみました。
やはり泣ける(泣)ただ、哀しいだけでなく生きるという事を問いかけてくれてる作品でした。
主人公の名前が、その人との関係性で示される仕掛けも面白かったです。
Posted by ブクログ
再読。やっぱり何度読んでも泣ける。
ふたりの軽口から伝わる関係性が恋とか愛とか名前をつけることすら烏滸がましいものに感じます。
文句なしの傑作、ずっと大好きです。
Posted by ブクログ
内容知ってたので、読むのが辛かった、、。男子校出身の私には理解できない共学の驚愕の地平線や。浜辺美波はかわいいし、ミスチルのヒマワリなんやな。
完璧なデビュー作
難病物にハズレなし。住野よる会心のデビュー作だ🎉カニバリズムめいた印象的なタイトルで大いに興味を惹いた上、高校生男女の軽妙なコントで巧みに笑いを取りつつ、次第にシリアスさを増し心に刺さるシーンを畳みかけてくる。そのラストは難病物らしい悲嘆号泣ではなく、朗らかな想いが心に満ち満ちてくるもので、本を閉じてもなお、余韻が残る😌特に感じ入ったのは、難病少女の結末であり、人生の言い尽くせぬ不条理が込められている🥺デビュー作とは、とても思えない程に、よく完成された作品だ👏
匿名
読んでよかった
いっぱいいっぱい考えさせられて、そんでもって泣ける名作でした
タイトルだけ知ってた頃の自分へ
早く読んでください
それを見て泣けるようになるから
主人公の人柄
主人公は最後、やるべきではなくて、もって生まれた使命だと確信するまでに成長していた。それは人を信じたりつながりを馬鹿にしてきた主人公にとってはとてもすごい成長だったし。それがとても心温まる方向に進んでいくこのストーリーで泣きそうになりました。人間として今から少しづつ失われて行きそうな感情を綺麗に描いた作品だと思いました。
とてもよかった...!!
映画では知ってたけど内容は全く知らなかったので、読みました。
短い寿命の中誰かと心を通わせて生きる実感を得るさくらちゃんと、長い間心を通わせる事を諦めてきたが彼女と一緒にいることで徐々に人に興味を持ち感情を覚えていく彼のお話
小説を読むのが趣味の彼の語りで物語が進むのでとても読みやすいです。
死ぬ前に色々やりたいことがあるといって彼を食べ放題や旅行につれていったり色々な事をしてたわいもない会話をしながら過ごす2人が甘くて爽やかでワクワクしながら読んでました。
8話笑顔で話すさくらちゃんが途中途中で怒ったり、実は死ぬ恐怖で泣いていたりその弱さを隠す様子が見られる部分に切なさや心苦しさや驚きを感じたり、あれほど人間に興味を持たなかった彼がさくらちゃんと過ごすに連れて、押し倒したり病気を心配してるんだといったり笑ったり感情が見えてくるところが見えて心が温かくなったりしてました。
病気で死ぬんだと思って彼が彼女への気持ちにやっと気づいてこれで2人はどう発展していくんだって時になんで....なんで.....
友達できてよかったな、温かい終わり方でよかったです。
これを読んで、人はいつ死ぬのかわからないから伝えたい事はすぐに言うべきなんだなって改めて痛感したこと、人は心を通わせて生きる実感を得ることを教えられました。
感動した
自分の彼や家族と照らし合わせながら読むと涙が止まらなかった。明日 相手または自分がこの世界にいるかは誰にも分からないだからこそ伝えたいことは今のうちに、しておきたいことは今すぐしようと思いました。
本当に感動した。
友達のいない僕と、友達に恵まれる咲良。
関わるはずのない彼らが友達になったのは、運命でもなんでもない、自分達がそう選んだから。。。
めちゃくちゃ泣けます
読みやすい文章なので、すらすら読めました。
最初の頃の春樹と桜良のやりとりに違和感(非現実感)を感じましたが、読み進むうちにまあこんな子もいるかなと思うように。
でも春樹が共病文庫を読んで、はばかりなく泣く場面は何度読んでも泣けます。
メールの既読かどうかのハラハラ感もすごく印象的でした。
正反対の二人の価値観もすごく伝わってきてよかったです。
ヤバい!
普段本を読まないけど、スゴく面白かった!
主人公のやりとりに笑えたし、超泣けた😭
最後の方は、泣けて泣けてしょうがなかった。
想像できない展開で、先が気になってどんどん読み進みました✨👍
最近よく聞くタイトルだったので
買ってみました。いつもはミステリーが好きで青春なお話は読まないんですが、とても良かったです。スラスラ読めるしじわじわと寂しさもでてきます。
泣いた
読後に爽やかになる話に久しぶりに出会いました。泣けるけど、爽やかな話っていいなぁ。久々に文芸書を読みました。普段は新書かビジネス書ばかり。正直、ヤングアダルト感があり、書店の本には手を出しづらかったのですが、食わず嫌いでした。先入観なく読むことって大切ですね。30代半ばのオヤジですが、心を洗濯されたようでした。
Posted by ブクログ
あっという間に、読んでしまいました。最初から、哀しい話ってわかっていて、最後まで、読んでて目が離せませんでした。映画にもなってたのが、良くわかりました。
Posted by ブクログ
2026/34
結論、ラスト50ページから泣きました
実際は【?????】くんのように人間関係の構築が得意ではないけれど、草舟なんかじゃなく、自分で選んでここに来てるから、人と関わるのも楽しいことがあるよね
日常を大切にしたくなるような作品で、読んだのが家で良かった
Posted by ブクログ
高校生の時に読んだ作品なので、その頃に読めて良かった。
最後に主人公との別れが来るありがちな感動系の話かな(それでも面白いけど)と思っていたら、突然の展開でビックリして泣きながら読んだ記憶。
不幸なことを抱えている人に更なる不幸事が訪れるなんて考えもしていなかったが、別にあり得ない話ではないと気付かされた。
その後、映画も流行っていたけど先に小説を読んでいたのもあって、映画は少しチープな気がした。
Posted by ブクログ
話題になっていた当時、衝撃的なタイトルに惹かれて購入。
設定はよくあるものだなあ〜と思いつつ、読み進めていくとまさかの結末にタイトル以上に衝撃を受けた。
「当たり前の日常を大切に」とか「明日は誰にでもやってくるものではない」みたいなメッセージを“余命宣告を受けたヒロイン”の存在によって伝える小説は割とよくあるけれど、「え、この結末でそのメッセージを伝えるんだ…」っていう。すごく新鮮に感じたのを覚えている。
Posted by ブクログ
2人の会話がテンポ良く、波長が合わないようで、実は最高な関係になる予感。。
涙涙の悲しいストーリーなのに、
なぜか読後はほっこり。
人との繋がりっていいな♡
素敵だな♡
Posted by ブクログ
「生きるってのは、誰かと心を通わせること」
?????くんと同じように、ここに答えがあったって思った。
そして、みんないつ何が起こるか分からないとも。
だからこそ、私は私で、心のままに、生きたい。
Posted by ブクログ
高校生の透明でまっすぐな感情が文面にも表れていて読みやすかったです。
君の膵臓をたべたい。
その言葉の意味を2人が変えて伝え合っていたのは冗談を交えた日々があった上だから。
そのことが、2人が生きてきたことなのだと胸が嬉しくなりました。
余命が宣告されるとそこまで生きていられる保証があると勘違いしてしまうけれど、そんな事ない。
その発想が一番、心に残りました。
例えば、余命までとか、卒業までとか、期限までにとか、猶予を決めてもそこまで生きられる保証はどこにもないのだとハッとさせられた。
共病日記いいなとも思った。
言葉でも文でも態度でも伝える術を身につけて後悔無いように生きていきたい。
Posted by ブクログ
若い頃に読んでたらまた違う思いかもしれないが青春時代の淡い恋心など思い出した。最後の日記の所は胸にせまるものがあり、主人公が一気に涙が溢れる所は泣かせにきてるとわかりつつも、涙が滲んでしまった。確かに死は皆に平等だったわけだがそういった意味でのどんでん返しは必要だったのかなぁ、でもそれがあったから亡くなってすぐは泣けず、あのシーンでの号泣につながるのだろう。二人のやり取りは若いなと思うが、とてもいい作品
Posted by ブクログ
この作者から伝わるメッセージ、好きだな。すべての出来事は運命とか偶然なんかじゃなくて、自分で選択した結果であるってこと。今の自分の人生を大切にするんだってこと。「また同じ夢~」に続き2冊目だけど、伝えたいことが明確に伝わってくるし、そのメッセージを肯定的に受け止められる。
そして「死ぬまでにやりたいことはあるでしょう?でも今、それをやってないじゃん。(中略)明日死ぬかもしれないのにさ」という言葉にドキッとした。
そうだよね、最近なんとなく生きてるよね私。ちゃんと精一杯生きなきゃね。
また読み返したい一冊。
小説ならではの仕掛け
よくある余命×青春ものですが、独特な仕掛けがあり良い体験でした。
名作と言われる理由も理解できました。
学生の方に特におすすめの一冊です。
映画も観てみようかな
自分の中で引っかかった?ポイントがあって、まず彼女の亡くなり方が意外で驚きました。寿命を全うして欲しかったです。
あとは、なぜ彼女が彼に興味を持ったのかというところがいまいち腑に落ちなかったなーと思いました。
でも、読みやすくてサクサク読めました。面白かったです。
映画の中で彼の呼び方がどうなっているのか気になるので映画を観てみようかなと思っています。
結構泣ける
若い子独特の純粋さに心打たれ、でも人生はこんな事ってあるはず無いと、ちょっと作り物っぽさをも感じながら読みました。
それでも尚、やはり心打たれ、そしてただ悲しいだけで無く、希望がある事にホッとしました。
Posted by ブクログ
これは言うまでもなく爆売れした作品
まあ売れたのも納得の内容
一つも無駄がなく展開の進み方とかも秀逸すぎる
主人公の女の子がものすごく魅力的
表現力豊かな住野よるらしい作品かな
Posted by ブクログ
世間の評価が高かった故に期待しすぎてしまい、少しがっかりした内容だった。
タイトル回収の仕方には驚いたが、個人的にはちょっと好きくらい。
2人の会話のテンポが速くておもしろかったので読みやすかった。内容もわかりやすかったが、深くはない小説だと思った。
登場人物の癖が強く、あまり共感できなかったため感動という気持ちにはなりにくかった。
とにかく登場人物がイタイというか、共病文庫の書き方にも共感性羞恥を感じてしんどかった。
でも内容はよかったので、期待値が高すぎたという結論。
Posted by ブクログ
⭐︎3.5くらい。
中間くらいからずっと泣いてた気がする笑
2人がどんどん変わっていく感じが尊かった。
『流されることも選択できる』といったところ良かったな。
彼側からしたら彼女の寿命が短い最後に、遊ぶ友人として選ばれたのが凄く特別感があり尊くて嬉しくて。彼女側も同じ気持ちで、友達を作らない自分を強く持つ彼からの特別枠、嬉しかったんだなって。
ただ、嘲笑ノリみたいな2人の面白くないノリが途中、結構萎えてしまった。ノリ結構独特じゃない?
冷めるけど、それでも感情移入して泣けるもんは泣ける。
あとは亡くなり方が最後、何となく予想していたそのままの展開になってしまって残念な気持ちにはなった。
まさか
話題作で題名は知っていた。読むチャンスがなくて、今、ようやく読み終えた。膵臓の病気と戦う闘病ものと思いきや、まさかの展開に唖然とした。人を思いやること、愛することを大切にしたいと思える一冊であった。