木原音瀬の作品一覧
「木原音瀬」の「吸血鬼と愉快な仲間たち」「COLD HEART」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「木原音瀬」の「吸血鬼と愉快な仲間たち」「COLD HEART」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1995年『眠る兎』でデビュー。単行本デビューは1996年『セカンド・セレナーデ』。代表作に『箱の中』と続編『檻の外』がある。『キャッスル・マンゴー』は小椋ムク作画によりコミカライズされている。
Posted by ブクログ
純愛だった。愛だった。
だけど愛情は感じにくく、ずっと辛い展開だった。
最後は多分、ジャンルで言えばメリバ、そんな気がしています。ただ、バッドエンドとか鬱エンドとか言われる方向性です。
最終的には幸せ両思いなBL作品が好きな私は2人の重すぎる愛と拗れすぎた感情表現に戸惑いつつ、読み耽ってしまいました。
なぜこんなに時間を忘れて読んでしまうんだろう,自問自答してみるに、救いを求めていたんだと思います。いつか、きっと救われる。不幸の谷底が木原先生の作品では深すぎるんですが、それでもそこに蜘蛛の糸、一抹の光明、一筋の光、そんな救いが最後にあるから読み進めてしまうんですよね。。。
そして魅力的な作品
木原先生の作品、「美しいこと」で一気に引き込まれて、他代表作として書かれていた本作を読みました。起きる現実の淡々とした残酷さが壮絶。ただ真面目に、普通に生きようとするだけの堂野の身に起こる、冤罪との闘い、服役、詐欺被害、子どもの死、妻の浮気。作中で、何一つ、彼は報われない。作品の中で、彼から伝わる絶望や、家庭を築き普通の幸せに対して感じている心の温かさ、裏切られた妻に対して感じていたしがらみはすごく普通で、人間的だと思う。(本当にそんな残酷なことが人生で自分の身に起きたら普通には生きていられないとも思うけど・・)堂野の感情の機微が人間的なのに比べて、感情があまりに幼く描かれていて、際立つ。唯一