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Posted by ブクログ 2021年05月15日
良すぎて震えた。
個人的には、「箱の中」よりも生々しい感じがして好きだった。葛藤する心情の追い方がより丁寧。一人称が変わらないから、その分だけ深いところまで描かれてるのかもしれない。
ドラマチックなのを読みたいときは、前述の作品がいいと思うけど、
この作品はじりじりと揺さぶってくる感じの本で、緊張感...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月25日
女装する男と彼を女性として好きになってしまった男の人間像が生々しくて…女装を解いた瞬間からが本番だった。恋の醜さも人間のずるさも強さも全部ひっくるめて愛おしかった。
もともと恋愛対象が女性だった男が同性を好きになる過程について、こんな残酷に、こんな赤裸々に丁寧に書くことってある?女装を解いた瞬間...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月03日
中盤の話上手くいきすぎ感と2人のメンヘラ具合にイライラはしたけどこんな感情乗って読める本は初
思ってることぶつけすぎて壊れてくのは仕方ないけど、女装が分かっていきなり突き放すのは流石にイラッとする。感情のジェットコースターだから仕方ないのかもしれないけど、もう少し優しい人であって欲しかった。
営業の...続きを読む
松岡は寛末の飾り気のない素朴な内面に惹かれていったんだろうなぁ〜と思いながら 一気に読んでしまいました。松岡の苦しくてどうしようもない胸の内が手に取るように分かる表現が素晴らしかった。さすが木原先生。
Posted by ブクログ 2017年04月07日
性別を超えるくらい好きになってくれればいいのに、と望む松岡。
どんな姿であっても愛せる、という寛末の言葉を聞き、真実を打ち明ける。
裏切られたと苛立ちを隠せない松岡だが、寛末の反応は自然かと。性別を偽られていたら、やっぱり騙されていたと思ってしまう。
それでも、真実の愛の前に性別って枷にしかならない...続きを読む
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