惑星

惑星

1,870円 (税込)

9pt

4.5

貧困、暴力、搾取、死。
自らを「宇宙人」と呼ぶ男の人生は、はたして“絶望”なのか――。
木原音瀬が挑む新境地。

漫画家・平庫ワカ氏によるカバーイラストにも注目!

「ジブンは地球の人間じゃない。早く宇宙の星に帰りたい」
自称「宇宙人」の男・ムラは、ドヤ街でホームレス生活を送っていた。空腹に耐え、過酷な日雇い労働をし、ある時には金をだまし取られながらも淡々と日々を過ごすなかで、ひとりの芸術家の青年に出会う。そんなある日、「星」にいるはずの父親の遺体が解体現場から発見される――。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    終始ムラの一人称で展開していく。
    『箱の中』の喜多川と通じるところがある。
    自らを客観的に把握できる第三者的な視点を持っていること、持てること。
    それを欠くと世界はこんなにも...










    〜〜〜以下(ちょっとだけ)ネタバレかも〜〜〜











    木原先生は商業本の完結編を同人

    0
    2024年10月04日

    Posted by ブクログ

    ジブンは、宇宙人だと思っているムラ。
    彼はホームレス生活や日雇い労働をして暮らしている。
    生きづらさを感じているだろうが、それを表現できずに淡々と暮らしている。
    母が出て行った記憶もあり、父と一緒に働いた記憶もあるのだが、それがいつだったのかは定かではない。
    ただ、早く父や母のいる宇宙の星に帰りたい

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

    主人公ムラ
    彼が自分で見ることのできた社会
    理解できた物事 を一人称で描く

    彼は貧困の中に育ち、母親からのネグレクト
    人物像としては、それだけでなく先天的な精神的障害をも持たせているかと思う

    母親が失踪した後
    父親は、ムラに土工の仕事を教え
    その社会の中で生きていく約束事を伝える
    父親が不在とな

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    凄い世界観でした!
    一人称小説で、初めは謎が多く、どういう方向性のお話なのかなってページを捲っていくうちに話に惹き込まれ、いつの間にか夢中になって最後までいっきに読んでしまいました!
    主人公ムラさん、掴めそうで無自覚のまま掴みきれてないものをどうか掴んで欲しいなぁ。
    続きが読みたくなるストーリーでし

    0
    2024年10月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これからムラはどうなるんだろう、最後契約したところからなんらかの理由で出てカンさんと幸せに暮らしてほしいな、

    0
    2024年10月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    Web連載のときには最初は読みづらさを感じたものの先が気になり引き込まれ続きが気になって待ち遠しくて更新を楽しみにしてました。ここで終わるの?って衝撃を受けたので、単行本は加筆があるとのことでどんなラストになるのかも気になり(救いも求めて)一気に読んでしまいました。
    ムラ視点中心なのでムラの惑星に迷

    0
    2024年10月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公ムラによる完全な一人称の小説。ムラの目を通して世界を見るため、ムラがわからないところはわからないし、話を聞かなかったら会話も描写されない。記憶もあやふやで、人の感情の機微もわからない。それでも、小説を読んでる読者はわかってしまう。
    そこが面白かった。
    ネット連載の単行本化。連載のその先がわかる

    0
    2024年10月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドヤ街でなんとか生きているムラさん。
    自分は宇宙人で、お父さんお母さんは先にその星に帰ってて、いつか自分にも迎えがくると信じている。
    底辺の生活の中でも、いつか来る両親からの迎えだけを希望にして生きているムラさんが、アーティストの卵のカンさんに出会うお話。

    きっついわー。
    ムラさん、幸せになってく

    0
    2024年11月05日

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