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Posted by ブクログ
社会人野球クラブチームを舞台にした、選手やスタッフ、監督たちのまっすぐな想いが心地よい「イイ大人の」青春小説。爽やかででもそれだけでない苦さも含まれた、深みある物語です。
そして読み終わったあとには、この表紙の装丁のように、青空へ今一度駆けていこう、たたかっていこうというような、前向きな気持ちをもたらしてくれました。
みんなそれなりに挫折したり歯がゆい思いを抱えたりしている人生経験蓄えた大人だからこその、「それでも頑張ろう」と結論を出せる純粋さは、もちろん「現実そんなに甘くはないよ」と捉えられるところもあるかもしれません。
けれどあくまで(おそらく意図的に)肯定的なスタンスで貫いている描き方には、報われることがあると信じたっていいじゃないか、そうして生きていけたら最高じゃないか、なんて思わせてくれる「夢」が確かに感じられて、すばらしいな、と感じました。
厳しい状況を舞台にした小説を多く書く作者だからこそ、「夢を持って生きる」尊さをなにより生き生きと描けているんじゃないかな、とも僭越ながら思ったのでした。
大人のためのラノベ
同じ作者の「神の棘」や「革命前夜」「芙蓉千里4」などに随分感銘を受けたので、この作品も読んでみた。大人のためのラノベ といった描き方がされた作品で深い感銘は受けなかった。だからといって面白くない作品ではないが、多くの点が予想通り予定通りの展開で、それ以上でもそれ以下でもなかった。
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