宮下奈都のレビュー一覧
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宮下奈都さん、実在するワンさぶ子の印象が強かったけれど(今実家にいるのも白柴なので)、著作名見たらいくつか読んでいました。
気持ちの良い作品書かれるなぁ…と思っていた。
エッセイも面白かったです!ご家族や周りへ向ける視線がおおらかで良いなぁと思いました。
国宝に住んでらしたところ、クスクス笑いました。近所も国宝。
掌編が載ってるのもよかった。ひゅっとなるけど「あしたの風」が好き。
島本理生「波打ち際の蛍」を読んだときのことも思い出しました。こんな恋愛小説があるんだ、と。
個人的に辻村深月が苦手で、なぜ皆さんこうヒョイヒョイ読めるんだろう、ドMなのか…?と思う。わたしはいつ読んでもキツいけれど、皆さんちゃんとそのキツさと向き合えるんだろうな、強いなぁ。
夫がヘルムート・バーガーとルドガー・ハウアーに似ている…男前だ!
ルドガー・ハウアーにラオウのイメージしかなかったけど、なんとなく同じカテゴリの美男子。。仮に好きだからよく見えるなんだとしても具体的ですので。
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ネタバレ第1話 1991年5月
渡辺孝代
一年二組の担任。
横山寧々
小学一年生。
柏木温之
ハル。小学一年生。
容子
ハルの母。
慎一
ハルの父。
浅野健太
小学一年生。
塚谷阿佐美
小学一年生。
大野遥名
中学一年生。ハル。勉強ができるのに隠して、眼鏡をかけてきれいな顔が目立たないようにしている。
大野聡
遥名の兄。AB型のRh(-)というめずらしい血液型。
香澄
遥名のクラスメイト。クラス委員。
洋司
遥名の父。
里桜
中学一年生。
第2話 1997年9月
温之
中学一年生。下の歯が抜けた。
花井
小学校の同級生。こけしみたいな女の子。
健太
遥名
大学一年生。聡が通っていた大学に進学。
美香里
遥名の同級生。
岩田
聡
地元に戻って中学校の先生になった。
沖田
遥名の同級生。
第3話 2003年5月
健太
温之
容子
車に撥ねられて死亡。
遥名
東京の大手企業に入社して三年目。
沼田
遥名の一年下。
河柄
遥名の隣の課。
北見菜々子
入社年次で遥名の二つ上だが、短大卒だから同じ歳。
彩香
仲村
課長。
澪
遥名の従姉。
第4話 2009年7月
温之
電気の配電工をしている。
社長
ハルがアルバイトをしていた電気工事会社の社長。
ミナ
ハルをアパートに住まわせていた。
遥名
仲村
美香里
第5話 2011年3月
笠原
入社二年目。
遥名
温之
第6話
健太
しーちゃん
しるし。
三田村綾乃
健太の婚約者。
温之
遥名
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表紙のイメージからてっきり「食べ物」「旅」のアンソロジーかと勘違い。実際は台湾や香港を感じられるアンソロジーでした。
特に好きだったのは、
「隣に座るという運命について」
幽霊疑惑のエイフクさんとのクスリとなるエピソードが好きでした。大学生が描かれており、懐かしい気持ちにもなりました。
「チャーチャンテン」
初読みの作家さん。何だか“縁”を思わせるストーリーも、作品に漂うごちゃごちゃしてるけど安心感のある雰囲気も、とても心地よくて好みでした。
「停止する春」
「あぁ、これは…」。心が痛むのに読まずにいられない。言葉が自分のなかに爪痕を残していくような妙にあとを引く感じ。島本さんの心理描写にひかれました。
角田光代さんの短編「猫はじっとしていない」では、ストーリーとはまた別に、猫の町がすごく気になりました。
アンソロジーは初読みの作家さんとの出会いが嬉しい!
今回は大島真寿美さんとの出会いが嬉しい。
他作品も読んでみたい。 -
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暑い夏の小旅行のお供にと手にした文庫。
台湾多めのアンソロジーで、待ち時間にちょこちょこと読むのに丁度よかった。
台湾には若い頃訪れたことがあるけれど
桜庭一樹さんも角田光代さんも描いていた「月下老人」は聞いたことがなかった。
角田光代さんの猫をモチーフにした輪廻にまつわる短編が、ぼんやりとした結末にも関わらずグッときた。(やっぱり角田さんといえば猫ですね…)
私自身に前世の記憶はないけれど、私の姉もひょんなことから前世の記憶が蘇ったという。
角田光代さんの前世の記憶が気になる…
前世の記憶はないけれど、私も生まれ変わったら出逢うべき人に出逢えるようにいつか月下老人にお参りに行きたい。
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私は、わりと長いタイトルの本が気になる。それが、この本を手に取った理由。
理想的な人との結婚、出産からの夫のうつ発覚、辞職、田舎での新しい生活。思ってもみなかったことを受け入れて、頑張る梨々子。なんとか馴染もうと頑張るけれども、夫とは気持ちがすれ違う。子どもの成長で気になることがあっても、相談できる人がいない。隣人は愛想笑いもしない。以前のママ友からは自慢のメールが届く。そんななかで頑張る梨々子の心情が、2年ごとのできごととともに綴られていた。
梨々子は、時がたつにつれ、場所にも慣れ、人にも慣れ、見方が変わって受け入れられることが増えていく。普通ってなに?と思う気持ちは、私もいつも思うことだ。そんななかで、自分のことを思いどおりにされたくないのと同様、夫も子ども達もそうなんだということに気づいた。「私はひとりだ。夫もひとりだ。でも一瞬ぱちっとつながった。これでじゅうぶんだと思っている。」こんなふうに思えるようになった梨々子の考え方、いいなと思った。
ただ、途中で芸能人と親しくなるのは、ご愛敬かな。
人生は、本当にどうなるか誰にもわからない。そしてなんの保証もない。でもそれは仕方がないことで、なんとかやっていこうと誰もが頑張って生活していると思う。始めは苦手だと思う人と、話すうちに打ち解けたり、いつのまにか助けられたり。人のことを一瞬で判断するのは、もったいないことをしているのかもしれない。
夫の田舎の洋品店のモデルは、10年で卒業。物語もひとくぎり。欲を言えば、夫はどういう思いでこの10年を過ごしていたのかを、もっと知りたかった。 -
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以前半分くらいまで読んで、読み進められなくなってそのままにしていた本。
また最初から読み直してみた。
主人公の心情が丁寧に描かれていた。
ちょっと独特な感性で。
でも、独特じゃない人なんていないと思う。
みんなちょっとずつ違っていて、感性が近い人と遠い人がいるだけではないか。
少なからずそのことはみんなわかっていると思うのだけれど、他人の気持ちを推し量れない人、うまく伝えられない人に世間は冷たい気がする。
理解できない言動をする人も、色々なことを感じたり、考えたりしているのにね。
そんな世間から気持ちを守るために感情を無意識に押し殺してきた主人公に胸が痛んだ。
最初は読みづらいな、と思って閉じてしまった本だけど、主人公が変化して行く様子に心が暖かくなるお話だった。
時間が経ったらまた読み返してみたいと思う。
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主人公、津川麻子の中学1年生、高校1年生、就職、社会人3年目を描いた作品。
家は古道具屋を営んでいる。
家族、恋愛、仕事、結婚という4つの「スコーレ」があったというのがタイトルの意味だろうと解説の方は書かれていた。
丁寧に丁寧に風景や内面が描写されていて、あっという間に読んだ。
私にとって物足りなかった部分を書く。
・あらすじにある「七葉の自由奔放さ」がよくわからなかった。
七葉との確執、七葉の思いも知りたかった。
何故七葉は古道具屋から遠ざかったのだろう?
・愼ちゃんが従姉妹たちをどう思いながら麻子に接していたのかよくわからなかった。
・幼少期から古道具屋にいて目が肥えていたのだろうが、全ての靴の値段が大体わかるとか、初めての買い付けを全て1人に任されるというのが、現実的でなくて少し白けてしまった。
・茅野さんの誘い方が強引で気持ちが悪かった。
・茅野さんとの運命的な過去が出来過ぎて急にマンガチックに感じた。
茅野さんが登場する迄は割と面白かったが、最後のまとめ方で結局何が言いたかったのかよくわからずこの評価。
言葉の選び方や流れる空気感は好き。