宮下奈都のレビュー一覧

  • スコーレNo.4

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    特別なことは起きないけど世界に引き込まれた。
    小説全く読んだことなかったけど、言葉で雰囲気や景色が見えたり素敵だ。本読もう

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    2024年05月18日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    東京から何もない夫の故郷に引っ越してきた妻の10年間の物語。宮下奈都さんの作品は、人の感情が本当に繊細に表現されている。

    “回り道の一歩一歩が私の人生”

    特別を期待する気持ちも、理想と折り合いをつける気持ちもわかる。

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    2024年05月11日
  • たった、それだけ

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    「たった、それだけ」ってことはない 「羊と鋼の森」が好きで手に取った宮下さんの本です。本を読んでいる自分を客観的に見る機会を与えてもらいました。作品によって楽しんでいたり、懐かしんでいたり、考え込んだり、場面によっても変わりますが、私は基本的には自分の過去と照らし合わせて懐かしんでいるように思いました。私は二度と同じ人生は繰り返したくありませんが、自分のことは好きです。たった、それだけ。

    贈賄の罪に苛まれる様子や、逃避行の様子が描かれているのかと思いましたが、容疑者の周辺の人生にスポットを当てていたのが印象的でした。

    「たった、それだけ」、「たった、それだけ

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    2025年12月03日
  • スコーレNo.4

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    星3.5
    正直、ストーリー自体は至って平凡。家族、姉妹、会社での人間関係、恋人との関係など色々な局面でのストーリーが読める。
    だけど、その場面場面での情景描写や表現の繊細さ、言葉選びのセンス等、宮下奈都さんにしか出来ない味付けが絶妙。羊と鋼の森を読んだ時も同じような感じを覚えた。良書。

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    2024年04月13日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    ネタバレ

    ガーシュウィンの曲を聴きながら感想を書いてみる。
    まず手に取ったきっかけは、装丁。このイラストが可愛くて可愛くて、それが中にも挿し込まれていて嬉しかったな。そしてこのイラストを手掛けられた植田真さんの解説も良かった。最後に解説を読みながらもう一度絵を見て、物語を振り返っていく作業が好きだった。
    内容としては、佐古さんが丁寧にひとつひとつの物事と向き合いながら生きているのが印象的だった。それは周りから見れば自由であり豊かにも見えるんだけれど、自身はそうは思っていない。卑屈でいるつもりはなくても、自然と自己否定的になっている。でも、わかる気がする。佐古さんの苦しみに共感した。
    そこから先生やあの人

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    2024年04月09日
  • スコーレNo.4

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    七葉との思い出を回想するたびに、何かしら事件というか大きな出来事を予想するのに、特にない。事件になるようなことは何もない。しかし麻子の心の内には深く印象に残っている。現実にそんな思い出って本当にたくさんあるなって。そういうなんでもないんだけど、自分の心の内に刻み込まれていて、誰かと共有することが難しいくらい些細なことを丁寧に回想してくれるのが印象的でした。

    人を愛すること、ものを愛すること、が語られるとき、骨董品屋の娘という生い立ちや靴屋への出向がとてもストンときた。「物に執着し過ぎること」と「ものを愛する能力」は広義で同意義なんだなと受け取りました。

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    2024年03月20日
  • 静かな雨

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    いい話だったけどちょっと恋愛要素の描写が少なくて怖く感じた(何も知らないのに一緒にいるのが)
    それがいいのかもしれないけど。
    もう一つの日をつなぐはただただ心がきつくてラストもめちゃくちゃ微妙なとこで終わるやん!モヤモヤだった

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    2024年03月09日
  • はじめからその話をすればよかった

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    作者のエッセイ、小説、書評、自著解説が詰め込まれた贅沢な文庫版。
    個性豊かな3人の子どもの行動や言葉にそれでいいんだよとやさしく見守る姿が印象的。
    そして読みたい本がさらに増えた。

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    2024年02月17日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    装丁買い。
    梨々子同様に私自身も、妻として、母として、娘として、一人の人間として、属し、弾かれ、言語化できなさや辻褄の合わなさの中を生きている。その一切合切が詰まっているがゆえに、苦しくもあり救いもあり。
    梨々子の10年日記のように、側に置いて、年に一度読み返したい一冊。きっと目に留まる心情は違うはず。それくらい、私(たち)の人生は揺らぐのだから。

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    2024年02月17日
  • ふたつのしるし

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    ネタバレ

    遥名の中学生の頃の生きにくさに近いものを経験してきて、私は当時の喋り方が癖になってしまったなあと振り返ったりなど。

    傷付きたくなくてばかなふりをしている遥名、学生生活の狭さに自分が埃のような気分だったハル。
    出会うべくして出会った気もするけど、出会ってからが急展開すぎてついていけなかったなあ。
    でもそれも「勘」なのかな。
    そして勘を磨くためのこれまでだったのかなあ。

    ハルが配電図に対して「自分が何を扱っているのか、わかる」という感覚を持ったこと、嬉しかったし、読んでいる私も興奮した。

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    2024年02月09日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    どのお話もにおいとか、料理している音とかが聞こえそうな感じ。
    もっともっと食べることを大事にしようと思った。

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    2024年01月30日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    この旦那…ため息でる
    でもこれが結婚出産の現実なのか…
    リリコちゃんを私が毎日褒めてあげたくなる
    そして人間は一人…この言葉沁みる

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    2024年01月29日
  • つぼみ

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    大人になって振り返る子どもの頃の自分…がテーマかな?
    の、短編集。
    自分の子どもの頃を振り返りたくなる…
    ・なつかしいひと 胸キュンです。

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    2024年01月20日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    最後の話にあった水平思考ゲームの「ウミガメのスープ」が入ったタイトルだったので思わず手に取る。
    はじめの方の話は上手くいえないけど少し食に関する宗教っぽさがあって苦手かもしれないと思ったけど、段々読みやすくなってきた。

    ハンバーグを作った時の「食べておいしい食パンの内側だけを使いましょう。贅沢ですね。おいしくなるに決まっていますね」がかわいい。

    雪国で暮らしてきた作家さんなのと、読んだ時期が冬だったのでスープを作りたくなった。それも、ことことと静かに煮込んで、毛布にくるんで放置しておくやつ。
    あと、帆立と大根のサラダ。

    どのお話も、冬にスープを飲んだ時みたいな気持ちになった。

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    2024年01月16日
  • 静かな雨

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    一見静かできれいなんだけど、よく考えたらなかなかの地獄。
    特に2話目は危うすぎる状況で読んでいてしんどかった。
    感想を読むと、人によって受け取り方がだいぶ違う作品だと気づく。

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    2024年01月05日
  • たった、それだけ

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    ちょっとしたきっかけで人は誰かを傷つける。
    そして、ちょっとしたきっかけで人は誰かを助けられる。

    正直に生きる。
    これがなによりも大切。

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    2024年01月02日
  • 静かな雨

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    ネタバレ

    「博士の愛した数式」が作中に出てくるあたり、作者も、この設定が決して珍しいものではないと思っていると思います。問題なのは、それによってなにを言いたかったのか。

    思い出、ではなく「毎日の生活の中での思い」で人はできているのではないか。だから、記憶が刻まれなくとも、主人公との仲が深まり、たい焼きは一層味に深みを増す。
    だから、大丈夫。

    宮下奈都さんのデビュー作ということですが、今に通じる源泉みたいなものが節々に感じられますね。
    「思い」の繋がりみたいのを大切にしているような気がします。特に食事、たい焼きの描写が、ウミガメのスープを読んだ時とリンクしました。

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    2023年12月24日
  • 静かな雨

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    ネタバレ

    優しい話。

    読後感も、ふんわり。

    内容

    たい焼き屋さんの女の子。
    を好きになる男の子。
    彼は、足に障害が。
    2人は会話するようになる。
    女の子、事故で意識不明。
    お見舞いに通う男の子。
    目が覚めたら時には
    記憶を1日しか保てない病気に。

    同じCDを何度も買ってしまったり
    嫌いな食材を毎日出されたり
    切ないね。

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    2023年11月04日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    本がテーマのアンソロジー。
    私は原田マハの「砂に埋もれたル・コルビュジエ」が断然良かった。
    作者のあとがきにこの話が柳宗理さんの体験談を聞いて書いたということが記されていてなおのこと心に沁みました。
    自分の命が危ないというそんな中で、私なら何をするかなと考えてしまった。
    この本だけでも助かって欲しいと思えるほどの本と出会えるなんて素晴らしいなと思った。

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    2023年09月21日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    ネタバレ

    冒頭の式場の予約までした段階での婚約破棄という設定が衝撃的すぎて、その後が中々頭に入って来なかったです…笑 そんな絶望的な気持ちに陥っても、ちゃんどドリフターズ・リストを書いて、立ち直っていける明日羽は強い人なんだと思いました。周りの人達のキャラクターや明るい黄色の鍋がこの物語を引き立てていると思います。

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    2025年12月21日