宮下奈都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公、津川麻子の中学1年生、高校1年生、就職、社会人3年目を描いた作品。
家は古道具屋を営んでいる。
家族、恋愛、仕事、結婚という4つの「スコーレ」があったというのがタイトルの意味だろうと解説の方は書かれていた。
丁寧に丁寧に風景や内面が描写されていて、あっという間に読んだ。
私にとって物足りなかった部分を書く。
・あらすじにある「七葉の自由奔放さ」がよくわからなかった。
七葉との確執、七葉の思いも知りたかった。
何故七葉は古道具屋から遠ざかったのだろう?
・愼ちゃんが従姉妹たちをどう思いながら麻子に接していたのかよくわからなかった。
・幼少期から古道具屋にいて目が肥えていたのだろ -
Posted by ブクログ
「たった、それだけ」ってことはない 「羊と鋼の森」が好きで手に取った宮下さんの本です。本を読んでいる自分を客観的に見る機会を与えてもらいました。作品によって楽しんでいたり、懐かしんでいたり、考え込んだり、場面によっても変わりますが、私は基本的には自分の過去と照らし合わせて懐かしんでいるように思いました。私は二度と同じ人生は繰り返したくありませんが、自分のことは好きです。たった、それだけ。
贈賄の罪に苛まれる様子や、逃避行の様子が描かれているのかと思いましたが、容疑者の周辺の人生にスポットを当てていたのが印象的でした。
「たった、それだけ」、「たった、それだけ -
Posted by ブクログ
七葉との思い出を回想するたびに、何かしら事件というか大きな出来事を予想するのに、特にない。事件になるようなことは何もない。しかし麻子の心の内には深く印象に残っている。現実にそんな思い出って本当にたくさんあるなって。そういうなんでもないんだけど、自分の心の内に刻み込まれていて、誰かと共有することが難しいくらい些細なことを丁寧に回想してくれるのが印象的でした。
人を愛すること、ものを愛すること、が語られるとき、骨董品屋の娘という生い立ちや靴屋への出向がとてもストンときた。「物に執着し過ぎること」と「ものを愛する能力」は広義で同意義なんだなと受け取りました。 -
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