宮下奈都のレビュー一覧

  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    小説家宮下奈都の作家生活を交えた子育てエッセイ。逞しく生きる子供たちを、優しい視線と涙もろい感情で、何気ない日常を通しておもしろ可笑しくつづっている。一気によんだ。

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    2021年11月03日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    田中栄一の作品「メアリー・スーを殺して」。

    所謂オタク女子という人物が小説を書いていて、ある人の言葉を切欠に現実と関わる。
    関わる先は大きくなっていく一方、メアリー・スーは?
    そう、メアリー・スー=中二病となっているが自らが生み出したキャラだ。
    作中のメインヒロインを理想の女性として置き、それに自分を投影していく。
    彼女の作品の中に必ず出てくる彼女の理想が、メアリー・スー。
    没頭していた時代に同じくそれらに没頭していた友人が、少し離れた時間に現れて「あなたの作品が読みたい」と。
    久々に訪れた母校、そこで転寝をした彼女の前に現れたメアリー・スー。

    キーボードを動かし始める動作で物語は終わる。

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    2021年09月11日
  • マウンドの神様

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    甲子園を目指す球児や、野球を愛する人達の人間模様を描いた短編集。
    いつの時代においても、甲子園への夢は多くの人々を魅了し、憧れの存在であり続けるのだと思わされました。
    なかでも、あさのあつこさんの「梅里駅前商店街の熱い風」が良かったです。野球が人と人を繋ぐ様子がこの一話にぎゅっと詰め込まれていました。

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    2021年08月25日
  • はじめからその話をすればよかった

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    ネタバレ

    宮下さんのエッセイ2冊目。「神さまたちの遊ぶ庭」に出てきたお子さんたちが生まれた頃からのエッセイがあって、あの子たちが!という感覚で読めました。一番最初のおはじきや蝉の“なきがら”の話、「その日」の話、たわいもないようなことだけど、それが残っているのっていいなぁと思ったり。あとは旦那さんとの話がたくさんあるのも馴れ初めを聞いているようでよかったです。掌編では「サンタクロースの息子」が好きでした。眉だけで場面が想像できてしまう表現に凄さを感じました。紹介されていた本からも読んでみたいのが見つかりました。

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    2021年08月14日
  • 羊と鋼の森 上巻

    無料版購入済み

    痛い

    外村が双子を通して感じる感情は人間らしいと思います。
    和音に自分を重ねて、由仁を弟に重ねて。
    才能に嫉妬する気持ちは大抵の人間は抱く感情だと思います。

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    2021年07月22日
  • 羊と鋼の森 下巻

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    小説のコミカライズ版ですが、下巻にして完結編です。

    新米調律師の外村。
    双子の和音と由仁のピアノの調律をしていたが、由仁がピアノを弾けなくなってしまう...

    外村は、自分が何が出来るか、苦しむことに...
    やがて、和音と由仁は、、、

    最後が、ハッピーエンドで良かったです
    ♪♪♪

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    2021年07月02日
  • 羊と鋼の森 上巻

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    ピアノの調律師という仕事を通じて描く1人の青年の物語。

    『もう引き返せない、
     僕は調律という森に出会ってしまった...』

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    2021年06月20日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    足りないもの、芽生えていくもの。失っていくもの、積み重ねていくもの。たおやかな言葉の紡ぎが印象深い。
    拭えきれない挿絵の違和感は、解説に書かれた画家さんの想いと知る。
    作中に出てくる『額装』ということばに引きずられ、挿絵に目が行き過ぎた感も否めず。
    暫くあたためから再読したい。

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    2021年05月15日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    だいじょうぶだよ、というエッセイを断ったっていうエピソードが、すとんときた。
    だいじょうぶかどうかなんて誰にもわからない。

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    2020年12月08日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    中田永一(乙一)の作品が収録されていること、そして本にまつわる話のアンソロジーということで購入。
    しかし、朱野帰子「初めて本をつくるあなたがすべきこと」と沢木まひろ「時田風音の受難」以外はすべて『ダ・ヴィンチ』に掲載されたものだった。
    『ダ・ヴィンチ』に掲載される作品は結構クセがあるので苦手だ。
    案の定、この短編集も特徴的というか・・・。


    中田永一「メアリー・スーを殺して」
    おもしろかった。しかし、終盤にかけておもしろさが加速していくような他の乙一の作品と比べると、ややしりすぼみしている。
    あと、主人公の内面の話だと思ってたら外に向き始めたことにもやや違和感があった。
    「メアリー・スー」と

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    2020年10月07日
  • はじめからその話をすればよかった

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    エッセイは、書き手のプライベートな部分が垣間見れるようで楽しい。子ども時代から学生、就活、結婚、引っ越し、子育て・・・。世界観は小説と同じで優しくほほえましく楽しい。

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    2020年09月29日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    朱野帰子「初めて本をつくるあなたがすべきこと」、沢木まひろ「時田風音の受難」、宮木あや子「校閲ガール」が好き。「初めて本を~」は一番身近な感じがした。「校閲ガール」は単行本の第一話なのかな。キャラのポテンシャルが収まりきっていない印象(良い意味で)。

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    2020年06月01日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    2019.12再読。
    2年前に読んだときには、家族を亡くした年で心が死んでいたのか、手放し候補にしていたのだが、あらためて読み直すとあちこちに小さな同意と感動がある話だった。
    もう少し先が知りたいくらいで終わったのが残念。

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    2020年04月14日
  • はじめからその話をすればよかった

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    ネタバレ

    宮下奈都のエッセイ集。
    タイトルに納得、エッセイも面白いが、宮下さんはやっぱり天性の小説家だと思う。
    この本も、メインのエッセイより、付け合わせ的に収録されている短編小説のほうに引き込まれてしまう。

    宮下作品を味わいたいなら、手軽にまずはエッセイとか思わず、はじめから小説を読んだ方が絶対良いよ。間違いなし。

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    2019年12月17日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    アンソロジー、まとまった時間が取れない時や、気分が浮き沈みしている時に手に取る事が多いな。新しい出会いもあったりして嬉しくなる。

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    2019年11月24日
  • 羊と鋼の森

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    ピアノの調律師という、アンメジャーな職業に焦点を当てた時点で、賞賛。
    文章も読みやすく、想像しやすくて、主人公のキャラ設定も、とても好感が持てた。

    内容も一人の少年が仕事を通じて成長していく様が、とても共感でき、また双子の女の子のピアニストと調律師の夢を持つ瞬間も、素敵だった。
    こうやって、ちゃんと受け継がれていくと、職人がちゃんと生存するのにな。

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    2026年02月12日
  • はじめからその話をすればよかった

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    大好きな本や音楽、そして愛しい三人の子どもたちと共にある暮らしを紡いだ、著者初のエッセイ集。
    私と同じ1967年生まれということで、共感できる話題が多い。『ノストラダムスの大予言』により、32歳で死んでしまうと達観したのも同じである。それでも今、家族ができて細やかながら幸せを感じながら生きる毎日の尊さは、あの頃知った『ノストラダムスの大予言』のおかげかもしれない。

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    2019年04月20日
  • はじめからその話をすればよかった

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    なんか落ち着きます。宮下さんの作品。
    正直、エッセイ集としては、長時間読んでいると飽きます(失礼)。しかも、返却期日が迫っており、あまりしないのですが、飛ばし読み(重ねて失礼)しました。
    通勤電車でのひと時。心がざらついていると感じる時間帯に、ジワっと染み入りました。私は福井には行ったことありませぬが、なんとなく福井が好きになってきたのはこの方の作品に出会えたからかもしれません。
    たまにはいいですね、エッセイ集。宮下さんにはいつか、ミッシェルガンエレファントについて熱く語っていただいたい、というのが私のささやかな野望であります。

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    2019年03月30日
  • マウンドの神様

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    聖地・甲子園を目指し切磋琢磨する球児たちと交錯する人間模様を描く、人気作家たちの文庫オリジナル作品集。
    今年は夏の甲子園が第100回の記念大会。数々の記憶に残る名場面や名勝負がメディアで紹介され、心も熱くなる。主役である球児たちは勿論のこと、関わる人びとも応援する人びとも「高校野球」を盛り上げる。有名無名問わず、青春ドラマ1ページに登場する人びとの物語である。

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    2018年08月02日
  • はじめからその話をすればよかった

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    宮下奈都さんのエッセイ集。宮下さんのことがよくわかり、ますます宮下奈都の小説を読みたくなり、また読み返したくなりました。
    他の方の小説の解説もあり、読みたくなる小説がたくさんありました。

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    2018年07月20日