宮下奈都のレビュー一覧

  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    本をテーマにした短編集。
    どの物語も短いながらも、本が好きな気持ちに溢れていて、読んでいて楽しくなります。
    小路幸也さんの「ラバーズブック」が特に好きです!
    亡くなった人の代わりに、彼が遺していった本に旅をさせてあげたいというカフェのお母さんの温かい気持ちに心動かされます!

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    2025年12月21日
  • ふたつのしるし

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    2人の生き辛いハルの物語がとても丁寧に描かれていて、どんな人生を歩んで行くのか楽しみながら読んだ。
    しかし、2人の出逢いから後はうーんという感じ。
    それまでが詳細に描かれていたのにそこから急に「勘」という様な曖昧なものになってしまう。
    更に10年後迄飛んでしまう。
    結局「しるし」が何だったのかは描かれていないのだが、これまで、そしてこれから出逢う人達にはお互いにわかる「しるし」があるのだろう。
    急がない人をゆっくりと丁寧に描く宮下さんの目線はさすがだった。

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    2023年04月10日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    突然田舎に引っ越した鬱を発症した夫と二児の母の10年の物語。淡々としていて、それでも悩んでいる心の葛藤、独白を読まされている感じ。矢理自己肯定しようとしてもがく気持ちが淡々綴られていて抑揚がない。読み手が主婦だと共感できるのだろうか。
    読んでいて興味を惹かれる場面は少しはあったと思います。

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    2023年03月25日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    宮下奈都さんのファンですが、あんまり好きになれなかったかも…。日記が出てきたことで、「太陽のパスタ、豆のスープ」のドリフターズリストみたいに物語の主軸に絡むのではと期待しすぎてしまった。
    初めは面白かったけど、全体的には響きませんでした。
    自分が30歳になったらもう一度読んでみようと思いました。この本にうんうん、って思うには人生経験積まないとダメなのかも…。

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    2023年02月05日
  • 誰かが足りない

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    明るい話ではないんだけど、心理描写が繊細で丁寧に読みたくなる本。主人公たちが自分の状況を考え理解して前に進んでいっている感じ、単純にすごいなあと思った。

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    2023年01月16日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    タイトル通り、一冊の本、もっと言うと、主人公たちにとっての大事な「一冊目の本」との出会い、一冊の本で繋がる人間関係、なんかが軸にあるアンソロジー。さすがは「ダ・ヴィンチ編集」といった感じ。すでに知ってる話もあったが、原田マハ「砂に埋もれたル・コルビュジエ」・小路幸也「ラバーズブック」がお気に入り。その本に出会った時に置かれている自分の状況によってその本に抱く感情は当然変わってくるが、自分にとって運命の一冊とはなんだろうか?

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    2023年01月14日
  • 誰かが足りない

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    この本が好きな方にとっては酷評になってしまうかもしれないけれど、私にとっては難しい本でした。

    全体的に女性らしい感性と感情からの書かれ方していたなというまろやかな雰囲気ですが、どこか哲学の話をしているようで、淡々としたその雰囲気も相まって難しかった。

    もっと分かりやすく起承転結な方が、私としては好きなのです。

    宮下奈都さんの作品はこれ以前にも読んだことがあり、好きな感じだったのですが、
    書き方の柔らかさはその時のものと同じでも、思想・思考、そんなものの中で膨らませたようなお話になると難しさが出るなあ〜と。


    この本は、とある町のめちゃくちゃ美味しい『ハライ』という誰もが知るレストランが

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    2022年09月19日
  • たった、それだけ

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    贈賄犯として逃亡者となった男の周囲の人間による連作短編。
    愛人である女性がずっと語り手かと思ったら、妻や姉が出てきて意外だった。
    そして、娘に「涙(ルイ)」と名付けた理由は最後まで分からなかった。そういうことや、何人も愛人を作った心情とかが明らかになるのかと思ってたんだけど。
    最後がああで、あっけないというか、え、それだけ?となってしまった。

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    2022年09月14日
  • たった、それだけ

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    面白かった。
    せつないなぁ
    全てがせつなくて、ルイのこの先の人生が全て幸せでありますように。
    と願う。

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    2022年08月26日
  • つぼみ

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    問題を抱えた少年少女の生き方を描いた6つの短編集。最近の宮下奈都は言葉を捏ね繰り回した表現が多くなり文章に勢いが失くなってきたような気がする。宮下奈都って重松清のファンなの?

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    2022年07月18日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    小さな世界で大きな出来事は起きないけれども主人公は1つ1つに何故だろうと自分の答えを見つけていき、今まで何かが足りないと思っていた自分を、居場所を見つけていく。
    小さな世界、繰り返される平凡な日常にあるからこそ1つの事について深く考えたり感じる事が出来少しずつ足元が固まっていく。
    他の人には当たり前でも主人公には今までには自分とは関係の無い、手に入らないと思っていた事が周囲の人が彼女を受け入れてくれた事で彼女自身で考え選ぶ機会がもてるようになる。
    ハッピーエンドというわけではないけれども彼女ならこの先も彼女のペースで生きていける幸せを祈りたくなるような作品でした。

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    2022年07月13日
  • たった、それだけ

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    再読。
    連作短編、短いのであっと言う間に読めます。
    後書きにもあったけど…
    内容的には居た堪れない、
    窮屈な感じもするのに
    読み終わったあとは満ち足りた気分になる!
    「涙」に込められた真意は分かったけど、
    でもやって良いことと悪いことの分別は、必要だし
    大人でしょうよ…ってなるんだよなぁ…。
    解説で、ふむふむとなる。

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    2022年07月03日
  • 羊と鋼の森 上巻

    無料版購入済み

    ピアノの調律師専門学校の存在は知りませんでした
    原作は知りません。
    こころのきび ってこんな感じ?
    と読んでいて思いました。
    後ほんのチョット何かが足りない。

    何が足りないかがわからない自分が
    マズイ

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    2022年07月02日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    「羊と鋼の森」があまりにも良くって、勢いで別の作品を読んだのですが、相性が合わず、じゃあ音楽モノならばと本作を読みました。

    やっぱり「羊と鋼」は特別なんですかね。話がこじんまりしているんですよね。次回作に期待します。

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    2022年06月17日
  • 誰かが足りない

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    ご飯ものと、切ないのが合わさると
    私はメンタルをやられる
    というか
    なんだかいろんなこと思い出してしまって
    やるせなくなる

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    2022年06月02日
  • 誰かが足りない

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    ネタバレ

    予約1*地元に帰らずコンビニで働く青年
    予約2*旦那さんが亡くなり痴呆の始まった老女
    予約3*係長になったクミちゃんと幼馴染の不良だったヨッちゃん
    予約4*母を亡くし引きこもりから脱しようともがく兄(ビデオカメラを通してなら会話ができる)と妹といじめられた篠原さんの日々
    予約5*オムライスを作る青年と少しでも眠りたい女優の卵
    予約6*失敗の匂いを嗅ぎ取ってしまう女性

    レストラン ハライ(どこかの言葉で晴れの意)のある町で起こる連作短編集。
    ハライはみんなの憧れのレストラン。
    食事のシーンは一切出てこないが同じ様に憧れてしまう。
    宮下奈都さんの優しい視点は好きだが、もう少し暖かくなる展開が欲し

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    2022年05月09日
  • たった、それだけ

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    2回目、再読。
    解説によると四話と五話の人物について驚いたとあった。
    え、誰?
    前までに出ている人?
    もう一回読むか...

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    2022年05月07日
  • つぼみ

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    ネタバレ

    短編集なので、今の生活には読みやすかった。

    「なつかしいひと」で思わず泣いてしまいそうだった。鼻がツーーーンとした。
    重松清さんがでてくるのもいい。物語に深みを感じてしまった。

    最後のドラなんて、クスッと笑ってしまうところもあり、何て魅力的☆って思ってしまった。

    どの話もほのかに温かみがあって良かった。

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    2022年04月09日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    人とは違う感性の中で悩みながら生きてきた主人公が額装を通して自己や家族、周囲と関わりながら生きていく話。誰もが人とは違う感性を持っているからこそ素晴らしいんだなと感じた

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    2022年04月07日
  • 誰かが足りない

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    ネタバレ

    どの話も、一歩踏み出した後をもう少し読みたいと思ってしまい不完全燃焼気味。。
    予約4の兄妹+妹の友達の話はそこが解消されているのでよかった。不器用が3人の関係性がこの後も微笑ましく続いていってほしい。

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    2022年04月02日