とりあえずウミガメのスープを仕込もう。
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とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

1,650円 (税込)
699円 (税込) 1月9日まで

3pt

書き下ろし短編も! 本屋大賞受賞作『羊と鋼の森』の著者がおくる食エッセイ
「毎月一回食べもののことを書く。食べることと書くことが、拠りどころだった気がする。」(「まえがき」より)

月刊誌『ESSE』の人気連載が、待望の書籍化! 北海道のトムラウシに1年間移住したり、本屋大賞を受賞したり……。さまざまな変化があった6年半の月日を、「食」をとおして温かく描き出す。ふっと笑えて、ちょっと泣けて、最後にはおなかが空く。やさしく背中を押してくれるエッセイ78編に、書き下ろし短編1編を収録。全編イラストつき

【内容紹介】
◆一章 つくること、食べること◆「豆を煮る」、「泰然自若シチュウ」、「100%オレンジゼリー」、「お正月のカレー」、「ローガンと出汁」、「キノコ嫌い」、「楽譜とレシピ」、「塩鮭の注文」、「大雪のパンケーキ」ほか
◆二章 なんでもない日のごはんとおやつ◆「最強ハンバーグ」、「スイカの種」、「おいしい朝ごはん」、「ミルクティーとスリッパ」、「山の中のお正月」、「ゆかりたん」、「餃子とアジフライ」、「お金持ちのサラダ」ほか
◆三章 思い出の食べもの◆「君の名前」、「水ようかん」、「まぼろしのオムライス」、「おついたち」、「鹿まんじゅう」、「読書会のメニュウ」、「スープを煮込む」、「四月のかき氷」、「黄金色のジャム」ほか
◆短編 ウミガメのスープ◆イラストの公募展で大賞を受賞した私。うれしいはずなのに、がんばらなきゃならないのに、心細くて怖いのはなぜ? お祝いすら心の重荷になるのはどうして? 「お姉ちゃん、一緒にお菓子を焼こうよ――」ある日、家にやってきた妹と話すうち、私にとっての「描く」ことを取り戻していく。

※本書は、『ESSE』2011年9月号~2012年12月号の連載「宮下奈都の台所日和」と、2013年1月号~連載中の「とりあえずウミガメのスープを仕込もう。」に加筆・修正したものです。短編「ウミガメのスープ」は書き下ろしです。

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とりあえずウミガメのスープを仕込もう。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2016年本屋大賞受賞(『羊と鋼の森』)作家、宮下奈都さんの食エッセイ。
    一編あたり3ページほどなので、隙間時間に読むのにちょうどいい感じ。
    …なのですが、3編に1編ほど心にグサッときて、鼻の奥がツーン。
    さすが人気作家…人前で読むのは要注意ですね。

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    初めての宮下奈都さん
    食べることと生活をテーマに優しく暖かい文章でいっぱいな一冊
    小松菜を食べていれば大丈夫とかひな祭りの特別な献立とか共感する部分が多くて、でも宮下さんの自然体な丁寧さや北海道での一年に憧れる
    大きな鍋私も欲しいなあ

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    食べ物にまつわるエピソードのエッセイ集で、心にも栄養を与えてくれる。
    読んだあと、毎日を丁寧に生きていこう、と思わせてくれる一冊。

    0
    2023年06月10日

    Posted by ブクログ

    宮下奈都さんのエッセイ、すごく読みやすくて読みごたえがあって大好きだなあ。
    神さまたちの遊ぶ庭に続いて、こちらを読みました。
    食事ひとつにしてもそこに含まれる物語が優しくて、だけどスパイスで切なさと笑いがあって、宮下さんのあたたかさが伺える日常がとっても素敵。
    食べ物は自分の体だけではなく、そこに附

    0
    2023年04月23日

    Posted by ブクログ

    食にまつわるエッセイ。最後だけ、書き下ろしの小説で、最初それに気がつかなかった。それでも面白かった。

    0
    2022年07月04日

    Posted by ブクログ

    一編が短めなので、最初は少し物足りない気がして、最初の数編のあと1週間ほど空けてからもう一度、読み始めてすっかり宮下ワールドにどっぷりとなりました。出てくる食べ物の思い出を一緒に著者と会話してる気分になって、残り5分の4を一気読みして、おまけに代表作の「羊と鋼の森」を注文することに……しばらく宮下さ

    0
    2022年04月10日

    Posted by ブクログ

    これが随筆なのか短編かはわからないままに、『ESSE』の中の一頁の中に文字の物語・小さな挿絵があり読み進めてみた。つまらないかもという流れの中にふわっとしたものが在った。もう一度捲る。一冊の本として出会った時には買おうと思っていた。

    ‘水色の空’って、どんなのだろう、とおもっている。「四月のか

    0
    2022年03月14日

    Posted by ブクログ

    勝手にミステリーかなんかだと思って買った本。
    よみやすくて、出てくる食べ物も美味しそうでよかった。ほっとした感じ。
    丁寧な暮らしをされているんだろうなと思う。

    0
    2022年03月05日

    Posted by ブクログ

    心暖まる、いい作品でした。
    誰にでも、ごはんに関する思い出ってあると思います。
    私もこの作品を読んでいて、何気ない生活では思い出しもしない記憶がよみがえってきました。
    ノンフィクション作品ですが、物語のように描かれているので、読みやすく、何よりも心に響く作品ばかりでした。
    この作品はおすすめです。

    0
    2021年11月14日

    Posted by ブクログ

    雑誌ESSEに連載していた食に関する80弱のエッセイと、書き下ろし短編。
    昔の話も最近の話もある。
    食に対して大きなこだわりはないと言いつつも、レシピ本だけで何千冊?!も持っていたり色々な料理を手作りされていて、作家業でお忙しいはずなのに凄いなぁ。

    0
    2024年10月13日

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