宮下奈都のレビュー一覧

  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    小路さんがいらっしゃるので購入。
    電車移動時間等におすすめな読みきりサイズの短編集。
    宮下さんはスコーレNo.4のみ読んだことがあり、他の方々の作品は初めて読みました。
    本というキーワードを多角的な視点でピックアップして物語が展開しています。

    「メアリー・スーを殺して」は、二次創作の畑を通ってきた身としては、お、俺を殺してくれ、と思うような暗黒時代を思い出させるような、そんなリアリティのある空気にえぐられました。面白かった。

    やっぱり大好きな作家さんということで贔屓目もりもりな気もしますが、「ラバーズブック」がとても好きです。読み返したい短編。短絡的じゃなくて完結していてなおかつ重量がある

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    2015年02月08日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    書名通り、本をにまつわる、いろんな作家さんの短編集。その中で、時田風音の受難が少しコメディっぽくて、一番面白かった。

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    2014年10月08日
  • 羊と鋼の森

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    美しい表現が散りばめられた内容だった。こんな風に熱中できる仕事が見つかったら幸せなことだなと感じた。映画化されていたので、予告編を見ましたが、柳が外村をあんなに怒っているシーン、小説にあったっけと思い出せません。

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    2026年08月12日
  • 羊と鋼の森

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    お仕事小説だった。仕事で大事な、素直さとコツコツという2点がよく描かれていたと思う。先輩から素直に学び、コツコツと勉強し腕を磨いていく物語。特に新入社員や中途入社した方には刺さるんじゃないかな?と思う。実際、私は中途入社で未経験の会社に入社して日が浅く、素直にコツコツ頑張ろうと思えた。

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    2026年08月11日
  • 羊と鋼の森

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    第13回本屋大賞の1位受賞作品。

    文体がきれいで読みやすい。物語の起伏は少ないが、ピアノの音や調律の機微を文字で表現する描写は見事で、音や情景をイメージしやすい。

    物語に刺激を求める自分には少し物足りなかったが、何か一つのことに突き進み、スペシャリストや専門家を目指す人には、ところどころで共感できる部分があると思う。

    長くなく読みやすいため、学生にもおすすめ。

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    2026年08月10日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    ひたむきにドリフターズ・リストに向き合うあすわには好感が持てた。やりたいことリストを不可能リストと言っていてたしかになと思った。でも、やっぱり書く事で達成することもあると思う。豆料理をあすわたちが美味しく食べていて豆を食べたくなった。

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    2026年08月04日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    読みやすくて一気に読み終わった。
    誰か、特に家族と食べるご飯の大切さを改めて実感。
    何気ないご飯も後から思い出せば大切な思い出の一部。

    食事の時間を改めて大事にしようと思えました。

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    2026年07月29日
  • よろこびの歌 新装版

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     思っていたのとちょっと違ったかも。
    ザ・ハイロウズが好きな人ならもう何倍も楽しめたのかな!残念ながらわたしはあまり詳しくなくて…
     女子高生たちの考え方や視点は“らしい”感じがして良かったけど、少し浅かったような。どこか1ヶ所だけでもがっつり深掘りしてくれたらもっとグッとくるものがあったかもと思ったり。

     「楽しく生きること」「そのために、音楽があるんだ。音楽は目的じゃなくて手段だったってこと」。音大付属高校に落ちてしまった御木元玲が友人に話したこの部分。誰かの何かに通じるものがある気がして思わず付箋を貼った。

     音楽って、詳しい人でもそうじゃない人でも、生きてて一度は心が持ってかれる体

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    2026年07月20日
  • 誰かが足りない

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    予約を取ることも難しい、評判のレストラン『ハライ』。
    10月31日午後6時に、たまたま店にいた客たちの、それぞれの物語。
    認知症の症状が出始めた老婦人、
    ビデオを撮っていないと部屋の外に出られない青年、
    人の失敗の匂いを感じてしまう女性など、6人の人生と後悔や現状の悩みを描く。
    「ハライに行って、美味しいものを食べる」ことをひとつのきっかけにして、
    前に進もうとする気持ちを、それぞれ丹念にすくいとっていく。

    美味しいものが出てくる話が好き。
    宮下奈都さんも好き。
    ひきこもりの兄の話が印象的。
    本の内容自体も、苦しさもあるが優しい。
    ただ、
    表紙が私には寂しすぎて、怖くて、手元に置いていくのを

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    2026年07月20日
  • 羊と鋼の森

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    調律に正解はない。弾く人や曲によって調律の具合は全然違う。だからこそ、焦らずコツコツ続けることが大切で、いつか理想的な音が出せるように、その未来を信じて鍛錬を続けるしかない。
    真面目に学び続ける姿勢を持つ外村には、いつか善い音が出せる調律師になって欲しいな。

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    2026年07月18日
  • 静かな雨

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    さーっと読めた。
    読んでて、静かな情景が思い浮かんだ。優しい気持ちと、悲しさと。
    たいやき食べたくなったし、朝に豆のスープ食べてあたたまりたい気分になりました

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    2026年07月12日
  • 静かな雨

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    食べ物の描写がおいしそうで、食べ物にからめて人物の感情の描写も展開していく系統の小説。
    鯛焼きと豆のスープ食べたくなった。

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    2026年07月06日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    豆。そうなんよなぁ、自分にとっての豆をずっと探してる。
    ある気はするけど手掛かりが掴めないでいる。書いたり話したりしたけどなぁ。
    自分が会社辞めた時は気持ち良かった。周りに出来ないことだったり、違うことだったりを見せれた気がして。レールから外れる経験も気持ち良かった。でも次そうしたい訳でもない。
    次は、そうだな…、粛々と今の生活を、ぐらいしか思いつかない。
    動けって話だけど動く気力は今はない。明日からでもいいか。

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    2026年06月28日
  • 静かな雨

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    ネタバレ

    1つ目の作品「静かな雨」
    ・事故をきっかけに記憶障がいを抱えた女性と、生まれつき足に障がいを抱える男性とのお話。
    ・2人が結ばれることができたのは事故のお陰で、もし事故が起きていなくても、2人は結ばれたのだろうか?
    ・雨が降ったら土に染み込んでまた乾き、雨なんて降ってないように元通りになる。こよみの涙や悲しみもまた、一晩経てば忘れられて、なんでもないように、乾いて元通りになる。切ない。
    ・ブロッコリとリスボンのくだりが重なった時、可哀想で切なくなった。

    「世界は広い。だけどあたしの世界はあたしの身の丈にあったぶんしかない。そう思うと、焦るでしょ?いろんなことを知りたい、知らなきゃいけないって

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    2026年06月18日
  • 誰かが足りない

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    絶対、今邑彩みたいなミステリーだと思った。表紙の感じが似てる。
    読むと全然ミステリーではなく、どれも明るい兆しがして安心。
    でもやっぱりこのタイトルと表紙の絵は内容にあってないと思うのだけど、私だけかな。

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    2026年06月15日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    北海道の山奥に山村留学した宮下ファミリー。留学を決断しトムラウシで暮らした1年間が描かれているのだけど、一番の感想は「宮下家の家族の仲の良さが羨ましい」「家族のキャラがすてき!」ってこと。読んでいると口角が上がってくるよ

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    2026年06月13日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    ドリフターズ・リスト
    やりたいことリストのことなんや。

    本文にもある通り、カトちゃんも志村も長さんもブーも
    関係ない。
    関係ないんだけど、どうしても頭によぎってしまうな。


    このお話のいいところは、
    ドリフターズ・リストを作ったからって人生が好転するわけじゃなくて、まだまだ主人公は右往左往して悩んで悩んで進んでいくところ。
    色んな気づきがあるところ。

    それで良いんだよね。
    人生、ここで終わりじゃない。
    何かが叶ってもまだ続いてく。

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    2026年06月05日
  • 誰かが足りない

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    ネタバレ

    マイナスな気持ちにそっと寄り添って、いつの間にか前を向かせてくれるような温もりを感じる物語でした。タイトルからは不穏さを感じますが、足りない誰かを待つ幸せに目を向けさせてくれる物語です。美味しいと評判のレストラン「ハライ」そのものについての描写はありません。ですが、登場人物達がハライを予約しようと思うそれぞれの理由から、ハライが自分の大切な人を連れて行きたいと思わせる素敵な場所であることがしみじみと伝わってきます。私もそういう時に選ばれるレストランであるハライを訪れてみたくなりました。

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    2026年06月01日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    割とよくある「生きる意味を見つけられない私が、クセの強い人のおかげで一歩踏み出す」系の話。
    すでにそういう話をいくつか読んでしまっているので、可もなく不可もなくという印象になってしまったけれど、この本が最初だったらまた違っていたかもしれない。

    結婚しているとか、職種だとか、他の人によってもたらされる価値ではなく、自分そのもののよさを自分で見つけることで、人生を楽しむことができると思う。

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    2026年05月31日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    序盤の別れ話のシーンで、ご飯を食べる前と後どちらに嫌な話をするかという下りが失恋直後の半年前のわたしに刺さってしまい一度中断。恐る恐る、と言ったように読み進めていくうちにあすわと共に前を向くことができて、本当に楽しめた。美味しいご飯が食べたくなる、暖かくて笑顔になれる一作。

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    2026年05月30日