宮下奈都のレビュー一覧
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購入済み
なるほど❗って納得でした。
最近、じっくり読み進めることができなくて リタイア作品も多かったのですが、この作品は ピアノの知識がなくても作品の世界に引き込まれてしまいました。余韻の残る読みやすく素敵な作品だと思います。
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Posted by ブクログ
宮下奈都さんの初エッセイ集。
宮下奈都さんのエッセイは初めて読んだのですが、宮下さんって、小説作品数の割にはエッセイ集を多く上梓されている気がします(確か、今のところ4冊も出してる)。
その真摯で心地よい温度の小説をどのような方が書いているのだろうと思う読者が多いからではないか・・・と勝手に考えたのですが、そんなわたしの予想を裏切らず、優しくてほのぼのとした世界観が垣間見られるエッセイでした。
家族と小説を愛し、穏やかな日常をいとおしむ姿勢が素晴らしい。
こんな、ささいな日々の何でもないことから抽出した言葉が積み重なって小説となり、読み手に新しい視座を得るという体験を味わわせてくれるん -
Posted by ブクログ
ネタバレ約50年生きていると”食”にまつわるエピソードがこんなにも豊かにあるんだ。文章にできるか否かは別として誰にでもかけがえのない食にまつわる思い出はあるんだろうな。
どれもほっこりするエッセイ。
中でも知り合いの”栗ごはん”の話し。父親が珍しく栗ごはんを食べたいといい、その季節じゃないのであきらめようとしたけど和菓子屋さんから冷凍の栗を分けてもらい、無事作って夕飯においしく食べて、次の日父親は布団から起きてこなかった(亡くなってたという話し)なんていいお見送りができたんだろう。お父さんからの贈り物…。
でも、もしこの時”栗の季節になったら作るね”と先延ばししていたら…どんだけ後悔しただろう。
でも -
Posted by ブクログ
本をめぐる物語というか、本に係わる物語って感じ。
色んなかかわり方があるとは思うけれど、それだけでなく、
本が出来上がるまでに、色んな人が関わっているんだと思ったら
ますます本が愛おしくなります。
アンソロジーは新しい作家さんとの出会いの場である。
ましてや本関連のアンソロジーときたら、期待度大である。
好きなのは、「メアリー・スーを殺して」
話の流れから、どんな結末になるかと思ったら
さすがの乙一氏ですね。
ある意味、予想外で中田氏らしい終わらせ方でした。
ちょっとしたきっかけで、人って変われるんだって思わせる。
これは読後感がよいです(p^_^q)
「砂に埋もれたル・コルビュジエ」
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Posted by ブクログ
小路さんがいらっしゃるので購入。
電車移動時間等におすすめな読みきりサイズの短編集。
宮下さんはスコーレNo.4のみ読んだことがあり、他の方々の作品は初めて読みました。
本というキーワードを多角的な視点でピックアップして物語が展開しています。
「メアリー・スーを殺して」は、二次創作の畑を通ってきた身としては、お、俺を殺してくれ、と思うような暗黒時代を思い出させるような、そんなリアリティのある空気にえぐられました。面白かった。
やっぱり大好きな作家さんということで贔屓目もりもりな気もしますが、「ラバーズブック」がとても好きです。読み返したい短編。短絡的じゃなくて完結していてなおかつ重量がある -
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Posted by ブクログ
ネタバレ1人の男性が失踪した後の周りの人達に与える影響をそれぞれ別の人物の視点から描かれており、どの話もどうにもならない現実が描かれていて読むのが辛かったけど、なぜか本を閉じた時に心がじんわり温かくなってるような感覚が広がる。逃げるんじゃなくて、停滞から抜け出すっていのはいい言葉だなぁと感じた。
「逃げているように見えても地球は丸いんだ。反対側から見たら追いかけてるかもしれねーし」っていうトータの言葉が響いた。最初望月をめぐるミステリーかと思ったら全然違った。なんて自分勝手な奴だろうと思ったけど、読み進めると、どうやら違う様子。だけどマスコミや世間の吹聴で戻れなくなってしまったんだろうな…。
でも一番