山内昌之の作品一覧
「山内昌之」の「悪の指導者(リーダー)論(小学館新書)」「朝日おとなの学びなおし! 歴史学 歴史を見る眼を養う 世界史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山内昌之」の「悪の指導者(リーダー)論(小学館新書)」「朝日おとなの学びなおし! 歴史学 歴史を見る眼を養う 世界史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
北海道大学卒。『現代のイスラム』で発展途上国研究奨励賞、『スルタンガリエフの夢』でサントリー学芸賞を受賞。その他著書に『嫉妬の世界史』、『帝国とナショナリズム』、『失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇』(野中郁次郎、杉之尾宜生、土居征夫、河野仁、山内昌之、菊澤研宗との共著)などがある。2006年に紫綬褒章受賞。
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「失敗の本質」の本を読んだことがあり、その後に久しぶりに野中先生の本が読みたいと思い読んでみた。非常に興味深い内容で、今まで通り日本軍の戦争を研究材料としつつ、戦場でのリーダーシップについて大量の論文とデータを元に分析されて納得感のある内容であった。
個人的には第8章の辻政信の内容に思うところがあった。幼い頃から文武両道で部下の信頼も厚く飲み会や風俗などが大嫌いで教科書に載るお手本のような軍人であるのにも関わらず、組織として何故上手く立ち回ることができなかったのか?日本人が目指すべき人物に限りなく近いはずなのに何故同世代のエリートには嫌われていたのか?そもそも日本の学問における優秀な人材は何
Posted by ブクログ
認められたい。優れていることを証明したいという欲は暴走すると自らと周囲を滅ぼすことになる。そして、そのことによって自らの名誉(存命中・死後問わず)を失うことをスターリンや東条英機から学びたい。
私は小さなことで嫉妬に狂う凡夫だ。優秀な人の能力を目の当たりにすると自分の中で嫉妬の炎が燃えるのが分かる。読み進める中で、歴史に生きた人も同様であることに安心感を覚えたが、それと同時に嫉妬に狂った人生が喜びに満ちたものに終わらないこともよく分かった。
本書でも言われたように『知足』は嫉妬心を上回る心の支えになると思う。日々の小さな喜びを見出して、満足を得たい。
そして、優秀な人を見ても『余所は余所、
Posted by ブクログ
ほんと読みたい本ばっかりです。
①歴史への問いかけ
ヘロドトス『歴史』―脱線の名人
トゥキディデス『戦史』―冷静無比の予言者
司馬遷『史記』―「激励の書」天道、是か非か
班固『漢書』―班馬の優劣はいかに
原勝郎『日本中世史』―日本史の美意識、西洋史の方法
②叙述の魅力
ギボン『ローマ帝国衰亡史』―ペシミズムと諸行無常の物語
頼山陽『日本外史』―叙事詩の人気
ブルクハルト『イタリア・ルネサンスの文化』―倫理的遠近法の歴史家
ホイジンガ『中世の秋』―美しい歴史の世界を求めて
ブローデル『地中海』―隠された「ヨーロッパ愛国心」
(付録1)ロレンス『知恵の七柱』―人間観察の芸術品
③歴史を見る眼