坪内祐三の作品一覧
「坪内祐三」の「一九七二 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」」「革命的飲酒主義宣言」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「坪内祐三」の「一九七二 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」」「革命的飲酒主義宣言」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
坪内氏と私は同い歳、一浪して早大に入学したのも同じ(氏は文学部、私は商学部)。地方から出てきた私は4年間東京で生活したが、東京の雰囲気に馴染めずそそくさと故郷に舞い戻ってきてしまった。早大商学部から文学部へ行くには道路を渡って行った記憶があるのだが、ひょっとすると学生時代に氏とすれ違っていたかも知れない。私の入学と前後して山倉和博氏(1955年生)は巨人に入団し、後に阪神優勝の立役者の一人岡田彰布(1957年生)はキャンパスで本人を見かけた。中井貴恵(1957年生)嬢は第二文学部、石井めぐみ(1958年生)嬢は教育学部。入学当時この四人の早大生のことは知っていた。調べてみると、同時期に早大に在
Posted by ブクログ
1999年刊行のちくま文庫が復刊。上林本人はもちろん、編集した坪内祐三(またの名をスタンレー鈴木)も既に亡い。新版解説として青柳いづみこが文章をよせているが(pp328-333)、いつものとおり、おじいさんの青柳瑞穂とその周辺の文士の酒飲み話がダラダラ書かれているだけ。「そんな背景もあってか、上林の『禁酒宣言』は、酒よりもむしろ酒場の女性たちに焦点を当てて読んでみたくなる」(p330)というところまでは同感だけど、いづみこさんは、上林側に立って、酒場の女たちに向ける上林の視線と感情に共感している。青柳瑞穂も上林暁も、坪内祐三も、彼らに共感するいづみこさんも、ほんとうにお酒が好きなのかなあ?