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Posted by ブクログ
坪内氏と私は同い歳、一浪して早大に入学したのも同じ(氏は文学部、私は商学部)。地方から出てきた私は4年間東京で生活したが、東京の雰囲気に馴染めずそそくさと故郷に舞い戻ってきてしまった。早大商学部から文学部へ行くには道路を渡って行った記憶があるのだが、ひょっとすると学生時代に氏とすれ違っていたかも知れない。私の入学と前後して山倉和博氏(1955年生)は巨人に入団し、後に阪神優勝の立役者の一人岡田彰布(1957年生)はキャンパスで本人を見かけた。中井貴恵(1957年生)嬢は第二文学部、石井めぐみ(1958年生)嬢は教育学部。入学当時この四人の早大生のことは知っていた。調べてみると、同時期に早大に在籍していた後の著名人も相当いるようだ。この著作を読んで、自分の学生時代を思い出しました。とても楽しい作品でした。『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り』と同様に素敵な作品です。
Posted by ブクログ
昭和は長い。そうだ、明治と大正を足したより長いもんな。
坪内さんが語る主に精神史から見た昭和の世代論。
世代論と言えば、西暦でも元号でもおよそ10年おきに括って論じるが特定の年代にとっては一年の差が大きく影響している年がある。
旧制中学から新生への移行時期に何年生だったか、日本共産党が180度の方針転向をした六全協の時に何年生だったか。70年学生紛争において東大が入試を中止した年に受験生だったかどうか等々。
各世代にとって重要な事件を通して昭和という時代を描こうというもの。
雑誌連載であったために構成がちょっと緩めで話題が脱線したりするのでたまに混乱することもあった。
坪内さんが拘る1960年より前か後かが「新人類」の境界だというけれど、これだけは一寸納得がいかなかった。
「おたく」等にはそれを構成する諸要素があるけれど「新人類」って生まれ年だけで定義づけられている気がするんですよね。
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小説・文芸
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