立花隆の作品一覧
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ユーザーレビュー
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今さらですがなんで私は大学に行って好きな事を勉強しなかったんだろうかと後悔してます。
経験や知識は宝物だと改めて実感。
Posted by ブクログ
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1971年に出版された本とは思えない。人類の進むであろう道を生態学の観点からものの見事に言い当てている。立花隆、恐るべし。いよいよ地球環境が異常になっている昨今において、一人ひとりが地球規模で物事を考えることができるかどうか、全員は無理だろうが、自分自身はそうありたい。
Posted by ブクログ
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今から10年程前、今の夫と出会って二回目にこの本を渡された。彼のポケットから出てきた本だった。この当時、彼はなぜかこの本を何冊か買い、事あるごとに、人に渡していた。
私はちょうどその時、大手企業で寝る間もなく働き、自分のやりたい事など忘れてしまい、なんとなく周りの人間に遜色なく生きることに精一杯で、
...続きを読む同時にどこかに違和感を覚えながら苦しんでいたときだった。彼はなんとなく手渡した本だったのかもしれないが、私にとっては人生にとって私という人間が生きる上で何をしたいのかを気付かせてくれる本になったことは間違いない。そして彼もまた、この本と出合ったことで、自身の仕事をリスペクトし、その意義を再確認しながら突き進んでいたのだろう、と思う。
この本の中では特に、猿回しやレコーディングミキサーという職業が印象深い。そのような職業に明るくなかった、もしくは考えたこともなかったからだ。それぞれの人生で何を極めるか、それはそれぞれの環境に影響されもちろん多種多様である。何も考えなければ私のようになんとなく大手企業に入り、なんとなく親が安心するのであろう人生を歩めば良い。それで違和感なく生きられるのならそれで良い。ただ私には、早朝に半分眠りながら始発で電車に揺られ、同じように疲弊した人間たちとずらずらと就業場所まで向かい、同じ服を着て、決められた時間に昼食を取らされ、また終電まで仕事をする、この日常は死んでいるに等しい期間だった。私である必要があるのだろうか、というような疑念がずっと私の中にはあった。
この本と出合い、転職をした。この後、何度も転職を重ねることになる。日本の社会では転職を重ねることはあまり好ましくないとされる。あれから私は模索を続け、もがきながらも見えない何かに向かっていた。かなり遠回りをしたが、今思えば、この本と出合った時に、行き着きたいゴールは私の中ではすでに見えていたようにも思う。そのゴールは、今となってはやっと辿り着いた私のスタート地点となった。遜色なく生きることなんて、なんとも無意味なことで、シンプルに自分の気持ちの通りに生きること、ただそれだけだった。
人生の岐路に立った時にこの本を読みたいと思う。何度読んでも良い。器用な生き方は私にはできない。だからこそ、人生の岐路に立つのは一回じゃなくて良い。一つ進んで、また新たな岐路に立ち、この本を読むとまた違う道が見えてくる、そのように思う。
そして今またこの本を読みたいと思える。自分はこの本を読み直すことで、新たなフェーズに進めたんだなと感じることができる。
あの時、私の状況や心境を彼が知っていたとは思えない。自分自身もまだ、気付いていなかった。ただなんとなく渡さなければならない気がしたのだろう、と思うようにしている。
私も同じように、人にこの本を手渡すことがある。もし感じるものがあればと思った時に、同じようになんとなく手渡すようにしている。ある人は影響を受け、ある人は退屈に思う。それはその人の状況にもよるかもしれない。ただそのタイミングが一致した時に、何か見出すことができたらいいなと願う。
Posted by ブクログ
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政治的視点、宗教的視点、ビジネス、科学、感情、、、様々な視点の考え方を一読できて、何度も読み返したい1冊。
感覚として捉えられるのは目の前のものだけであるけれど、
宇宙という(現在分かっている限りで)果てしない空間で実際に感覚として捉えた先人たちのおかげで視点はいくらでも変えられると思った。
同
...続きを読む時に、人間はあらゆる体験からその視点の広げ方を得ることができて、だからこそ有神論や宗教が生まれたのだろうなと感じた。
また無神論についてもおなじ。
上には上があり、下には下がある。
何でも限界があるといえばあるし、無いといえば無い。
無限♾️、、、
今持っている語彙でまとめるのが難しい…
ひとまず次は「ガイア」を読もうと思う。
Posted by ブクログ
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数年間かけて、世界最高クラスの天才があらゆる準備を行っても、残り数分で死ぬ状況に落とし込まれる宇宙開発のリアルを体感できる
その天才が、何十人も束になって宇宙物理学的なものとコンピュータを駆使して、何とか成功に持ち込んでいると考えるとイーロンとかJAXAに対して、結果だけみて感想を言う愚かさを感じる
...続きを読む
たった400年しか歴史のないnation stateという枠組みに固執している現代社会で大国が対立する状況に対して、米ソのトップが宇宙で会談を行うべきだという提案の真の意図が理解できる
自分自身、神や天国というものを無意識に信じてるが、それすらも超越したものを感じたとゴリゴリのクリスチャンアメリカ人が話しているのも新鮮で面白い
とにかく宇宙飛行士は、物理学、工学、計算機科学、地質学などの学問を理解した上で、肉体的に鍛え抜き、国民代表としての人格の良さも求められる、という人類代表感が感じられて、非常によかった
それを裏で支えるサイエンスにも感動させられる
Posted by ブクログ
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