ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

小説・文芸
1,018円 (税込)

5pt

「知の巨人」立花隆と「知の怪物」佐藤優が作り上げた空前絶後のブックリスト!

まず「ブックリスト1」では、21世紀を生きるための教養書を、書斎の本棚からお互いが100冊選んだ。

「私は年齢は四十歳から五十歳ぐらいで、「教育」の現場に携わる人を思い浮かべて百冊リストを作りました。「教育」というのは学校教育だけでなく企業や役所での教育を含みます」(佐藤)
「二十一世紀はインターネット時代でもある。しかし、ネットで最先端の情報に辿り着き、わかるためには、評価が定まった基礎的な本をまず読んでおかなければならない。そうでないと、そもそも検索エンジンにどういうキーワードを入れていいかわからないはず」(立花)

ついで「ブックリスト2」では書店にある文庫・新書からお互いに100冊ずつ選んだ。

「意識したのは、二十代、三十代のがっついたビジネス・パーソン。武器として本を使う人を念頭において、徹底的に実用性を重視しました」(佐藤)
「万巻の書を読みつくせる人はいません。結局は、人生の残り時間を確認しながら、最大の成果を得られるように計画を作るしかない。そのとき、知識の系統樹が頭に入っていることが大切です」(立花)

博覧強記の二人が400冊もの膨大な愛読書を持ち寄り、古典の読み方から、仕事術、インテリジェンスの技法から、戦争論、歴史、宗教、科学を縦横無尽に語り、知性の磨きかたを徹底指南する。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / ブックガイド
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春新書
  • タイトル
    :
    ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊
  • タイトルID
    :
    446749
  • ページ数
    :
    328ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年06月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    激しい知的興奮を感じたとても刺激的な一冊!
    圧倒的な読書量を誇るお二人だけあって、名著にまつわる対話を聞いているだけで教養が身に付いた気がしてしまいます。
    特に第三章「ニセものに騙されないために」と第四章「真の教養は解毒剤になる」は面白かった。
    興味深いポイントを何点か列記すると…

    ・日本人に欠けている最大の教養はゲオポリティクス(地政学)であり、これが分からぬゆえ、大戦中に「欧州の天地は複雑怪奇」ということで総理が辞職してしまう。
    ・人間のダークサイドに関する情報が現代の教養教育に徹底的に欠けている。虚偽とは何か、詭弁とは何かについて学んでおくべき。
    ・いざ大変なことが起こると、日本の官僚組織では、ただ「うまくやれ」というとんでもない指示が上から来る。最終的に失敗したら、「何できちんと報告しないんだ」と部下に責任を押しつける。
    ・ニセ科学の破壊力はかつてないほど大きくなっている。検証すべき情報が厖大であると、とりあえず識者が言っていることを事実として受け止めてしまう。テレビのコメンテーターが説明していることを確かだろうと受け入れる。これが怖い。
    ・教養の定義は「人間活動全般を含むこの世界の全体像についての幅の広い知識」というようなことになる。
    などなど…

    お二人は200冊ずつ計400冊を本書の中で紹介していますが、単なるブックガイドにとどまらず、読み物としてもとても深い内容の一冊でした。
    脳に刺激の欲しい方に強くオススメします。

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    読んでいて楽しくなった。旧制高校時代と比べ今のエリートは確実に教養に欠ける。自分自身も高校、大学時代の読書量は少なく、殆どの時間を意味のない暗記に費やしてしまった。これから死ぬまで読書を重ね少しでも失われた時間を取り戻したい。
    立花さんのご冥福を心よりお祈りします。

    0
    2021年07月17日

    Posted by ブクログ

    もっと早く、大学一年生くらいの時期にこの本に出会っていれば良かった…読書を楽しむためではなく、あくまで社会に対しての態度を養うための教養を身につけるための最高のブックガイド。今からでも一冊でも多くキャッチアップしようというモチベーションになる。

    0
    2020年06月27日

    Posted by ブクログ

    「教養とは何か?」がよくわかる本である。たしかにネットで情報収集しようとしても、基礎的知識がなければ検索ワードさえ思い浮かばない。本書は「知の世界」に入るためにはどのようにすればよいのかのパスポートのように思えた。
    小生は立花隆氏の「中核vs革マル」と「天皇と東大」を数十年の時をへだてて読んだが、読後ともに興奮した記憶がある。
    立花隆氏はだいぶ前から「知の巨人」と言われていた。そして今、佐藤優氏も同じ評価を得ているが、新旧の「知の巨人」の対談は実に興味深かった。
    本書の内容は、マルクスからナウシカまで多岐にわたっている。立花隆氏が「風の谷のナウシカ」を映画版ではなくコミック版を押しているのは面白い。漫画の完全版と比べて映画版は「小指の爪だ!」との評価には思わず笑ってしまった。たしかにコミック版には深い思想性があった。
    また立花隆氏の「日本の教育はガタガタで、経済的破綻の根っこには知的な破綻がある」との言葉にはズシンとした重みを感じる。せめてこの二人の著書を読むことにより足下に少しでも近づきたいものだと思った。

    0
    2020年02月02日

    Posted by ブクログ

    非常にレベルの高い対談をベースに展開していきます。
    紹介された本が読みたくなります。
    で、自分の教養のなさにショックを受けます

    0
    2019年06月12日

    Posted by ブクログ

    "立花隆さんと佐藤優さんの「必読の教養書」、ブックガイドです。文藝春秋でも掲載されていたものを新書化したもの。この二人のインプット量が半端ではない。世の中をいろいろな視点から見つめて自ら考え続けるためには、こんな本を読んできたという体験談ともいえる。付録として立花隆さんの実践で役立つ14条というものがあるので、抜粋しておく。
    1.金を惜しまず本を買え。本が高くなったといわれるが、基本的には本は安い。一冊の本に含まれている情報を他の手段で入手しようと思ったら、その何十倍、何百倍のコストがかかる。
    2.一つのテーマについて、一冊の本で満足せず、必ず類書を何冊か求めよ。類書を読んでみてはじめて、その本の長所が明らかになる。そのテーマに関して健全なパースペクティブを得ることができる。
    3.選択の失敗を恐れるな。失敗なしには、選択能力が身につかない。選択の失敗も、選択能力を養うための授業料と思えば安いもの。
    4.自分の水準に合わないものは、無理して読むな。水準が低すぎるものも、水準が高すぎるものも、読むだけ時間のムダである。時は金なりと考えて、高価な本であっても、読みさしでやめるべし。
    5.読みさしでやめることを決意した本についても、一応終わりまで一ページ、一ページ繰ってみよ。意外な発見をすることがある。
    6.速読術を身につけよ。できるだけ短時間のうちに、できるだけ大量の資料を渉猟するためには、速読以外にない。
    7.本を読みながらノートを取るな。どうしてもノートを取りたいときには、本を読み終わってから、ノートを取るためにもう一度読み直したほうが、はるかに時間の経済になる。ノートを取りながら一冊の本を読む間に、五冊の類書を読むことができる。たいていは、後者のほうが時間の有効利用になる。
    8.人の意見や、ブックガイドのたぐいに惑わされるな。最近、ブックガイドが流行になっているが、お粗末なものが多い。
    9.注釈を読みとばすな。注釈には、しばしば本文以上の情報が含まれている。
    10.本を読むときには、懐疑心を忘れるな。活字になっていると、何でももっともらしく見えるが、世評が高い本にもウソ、デタラメはいくらもある。
    11.オヤと思う個所を(いい意味でも、悪い意味でも)に出合ったら、必ず、この著者はこの情報をいかにして得たか、あるいは、この著者のこの判断の根拠はどこにあるのかと考えてみよ。それがいいかげんである場合には、デタラメの場合が多い。
    12.何かに疑いを持ったら、いつでもオリジナル・データ、生のファクトにぶちあたるまで疑いをおしすすめよ。
    13.翻訳は誤訳、悪訳がきわめて多い。翻訳書でよくわからない部分に出合ったら、自分の頭を疑うより、誤訳ではないかとまず疑ってみよ。
    14.大学で得た知識など、いかほどのものでもない。社会人になってから獲得し、蓄積していく知識の量と質、特に、二十代、三十代のそれが、その人のその後の人生にとって決定的に重要である。若いときは、何をさいおいても本を読む時間をつくれ。

    何回も読み返しながら、気になる本から類書を含めて探索するべし。
    ただし、目的意識がないと続かないので、ご注意を。"

    0
    2018年10月21日

    Posted by ブクログ

    この本は知の巨匠たちがどんな本を読んで頭脳を鍛えているのかよくわかる対談本だ。初刊が20年弱前だが基本的な方法は色あせてないのではないかと思う。また立花さんと佐藤さんの考えに違いはあれど、高校までの学習が基礎となること、読書こそが頭脳を鍛える最適な方法であることは共通している。

    私の中高時代はゆとり教育への移行期だった。円周率は3.14だったけど、週休2日制が限定的に導入されていたし、今思えば詰め込み教育から少しずつ脱却していたように思う。世界をみる力、フェイクに騙されない力を身につけるには中高の基礎固めからだなと改めて思う。

    0
    2026年06月30日

    Posted by ブクログ

    買った当時に紙の本で買って、読んだ。出たのは2009年とのことだから、もう15年くらい前になるのか。歳をとると、感覚がおかしくなるなぁ。つい2、3年に読んだくらいのつもりだった。

     そんな昔に読んだ本だから、ほぼ忘れている。

     今回、読み返して次のところにラインを引いた。

    「
     知的な基礎訓練を受けた人たちが、物語を読み解き、また場合によっては物語ができるようになる必要があります。そうじゃないと、世の中で流通していることの物語性がわからなくなってしまう。物語だからいいかげんなところがあるのは当然なのに、人々が物語を唯一の真実と信じてしまうようになると、社会も国家もとんでもない方向に行ってしまうと思うんですね。
    」

     これは佐藤氏の言葉だ。

     立花氏と佐藤氏で神の存在とか、相いれない部分はありつつ、それを踏まえて知的な人同士の議論というのが楽しく読めたね。議論というのは、別にお互いが同意しなくてもいいんだよね。相手はどう思っていて、自分はそれとは意見を異にするんだけど、それはそれで尊重するよ、って。

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    正月の夕べに知的な刺激に浸ろうと本書を手繰ると、古典の読み方から戦争論やインテリジェンス、勉強法まで、知の巨人と知の怪物が繰り広げる縦横無尽の語り合いが、やはり面白かった。
    知の全体像を掴むために、巨大書店の書棚をすべて隅から隅まで見て回るのは、本書で立花隆氏が言及したのを読んだのがきっかけで、もう10年前続く私の小さな習慣になっている。
    立花隆氏が冒頭に挙げた「東大教師が新入生にすすめる本」と「教養のためのブックガイド」にも、今年は目を通しておきたい。

    0
    2023年01月03日

    Posted by ブクログ

    第五章が面白い。
    日本人に欠けている最大の教養アイテムはゲオポリティクスだと思います。という立花隆の言葉が印象的。

    0
    2022年12月29日

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    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / ブックガイド
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春新書
  • タイトル
    :
    ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊
  • タイトルID
    :
    446749
  • ページ数
    :
    328ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年06月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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