無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
私たちは日々の忙しさや喧騒の中で、自分の「持ち時間」や「残り時間」を振り返る余裕がなくなっています。目先のことで精いっぱいという状態です。しかし、人生の残り時間は刻一刻と減っていきます。若くて元気なうちは、この当たり前のことを意識することが難しい。時間があたかも無限に続くような幻想を持ちがちです。ですが、年を取って体が思うように動かなくなったり、病気をしたりすると初めて、自分の時間が有限であることに直面します。その時になって、残り時間の少なさに愕然としたり、時間の使い方を改めて考えるようになります。長い人生の時間を俯瞰して見た時、「45歳くらいから時間の質が変わる」と著者は考えます。簡単にいうと、45歳までは「足し算の時間」がベースで、45歳以降は「引き算の時間」がベースになります。45歳まではどんどんプラスしていく人生であり、「足し算の時間」ということになります。その後45歳からは、積み上げてきたものを使って結果を出していく時間になります。持っているものを増やすというより、有効に使っていくというイメージが強いので「引き算の時間」という表現になります。引き算の時間は、「完成の時間」でもあります。残りの人生を展開する中で、最終的に自分の人生をどう締めくくるのか。どんな完成形を描き、それに向かってどのように残りの時間を使っていくか。その意味では、引き算の時間は足し算の時間以上に、クリエイティブかつ有意義な時間であるということができると思います。時間というものはどんなに努力しても、どんなに取り乱して抵抗しても、その進みを止めることはできません。著者自身も大病を経験し、残された時間を強く意識した経験を踏まえ、人生後半の時間の使い方、キャリア終盤の役割と使命について紹介します。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
人生の「時間泥棒」を排除し、カイロスを生きるための戦略書
本書は、単なる時間管理術の本ではない。人生の残り時間を意識し、いかにして他者に奪われる時間(クロノス)から、自分自身の創造的な時間(カイロス/トゥルース)を取り戻すかを説いた「人生戦略書」である。
自身のキャリアの転換期において、以下の視点が極めて重要だと感じた。
・時間泥棒との戦い: 他者のための時間は、自分の時間を奪われているという強い認識を持つこと。
・カイロスの記録: 毎日の単なる事実の羅列ではなく、そこに思考を書き添えることで、客観的な時間を主観的な意味ある時間へと変換する。
・引き算の戦略: 45歳を過ぎたら、何をするかではなく、何をしないかを決める引き算の時間。
仕事においては、まだ早いかもしれないが「承継・戦略優先」の意識を持つことで、突発的なタスクへの反応から、長期的視点へのシフトが可能になる。
「朝時間を聖域化する」という即効性の高い戦術から始め、情報のノイズを遮断し、自身の創造性を最大化するサイクルを確立したい。主導権を取り戻したいビジネスパーソンに推奨する一冊。
Posted by ブクログ
■「自分時間」を過ごすためには
「自分時間」とは、主体的に生きている時間、「他者時間」とは何者かによってコントロールされている時間。この違いを意識すること。主題はこの一点。
その上で、どのように自分時間を使うかを考えるにあたり、まず人生の終末を意識して目的を明確化することが大切と説く。ただ、輪廻転生思想に見られるように人生を円環的にとらえる宗教的、文化的背景を持つ日本人は、キリスト教をバックグラウンドとする西欧的な考え方、つまり人生を直線的にとらえ、終点(ゴール)を認識することが苦手だという。確かにそうかもしれない。
なら無理に残時間を意識して目的を明確化せずとも日本人の思想にマッチする方法で自分時間を使えばいいのでは?というのが僕の提案。すなわち、目的ではなく自身の「価値観」に沿った時間の使い方であるかという視点を持つということ。もちろんこの場合、大切にしたい「価値観」を明確にさせることが前提になる。けど人生の目的設定よりは考えやすいかな。
■その他メモ
・ノイズ(仕事に関係ない情報)こそが教養⇔タイパ・コスパ主義
・時間(カイロス)の意味付けとしての日記・記録
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用