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Posted by ブクログ
知的好奇心を刺激する作品
情報量といい、内容といい立花さんの本のなかでも読みやすい作品であると思います。
・もっとも洞察が深いのは序論です。
立花さん独特の視点で、現在という時を超えて、過去の膨大な人類の歴史と情報を俯瞰したうえで、今と未来を分析している視点が、独特の説得力を持っています。
ある組織の成功要因が、時がたてば衰退要因となるというのは、いまや定説的ですが、1976年の段階で、文明においてさえ適応されるということを説いています。
・第3章以降は、いくつかの内容を並列的に記載しており、統合した分析をしているという形式ではないので、序論ほどの面白みにはかけます。
特に第3章の「人間とは何か?」のあたりは、洞察というより、事実データを羅列した内容となっています。
・現在の立花さんの言動をみても、正しく事実データを膨大に把握し、それをつなぎ合わせて分りやすく伝えるということを続けられており、その姿勢はこの著作にも生きています。
個人的に、とても好きな作品なのですが、この本の状態であれば、2010年の地球は崩壊して滅びていてもおかしくないくらいの印象をうけます。
立花に言わせれば、潜在的に崩壊と定義されるかもしれませんが、案外、地球も、人類も立花さんが書かれるよりはバッファーを持っているようにも感じます。
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