理工 - 講談社の検索結果

  • 土と生命の46億年史 土と進化の謎に迫る
    4.3
    『土 地球最後のナゾ』で河合隼雄賞受賞を受賞した著者による、書下ろし最新作! 〔前書きより〕 「土とは何なのか?」「なぜ生命や土を作ることができないのか?」という本質的な問いをあいまいなままにしておくことはできない。46億年の地球の歴史を復元し、豊かな土と生命、文明を生み出したレシピを明らかにすることがこの本の目的である。 生と死は、生物と無生物は、土でつながる。多くの陸上生物は土から命の糧を得て、やがて遺体は土の一部になる。つまり、土も変化する。土が変われば、そこで生きられる生物も変化する。40億年の相互作用の中で、地球は次の時代の主役となる生物に適した土壌を用意する。土に居場所を見つけた生物は生存権を得て、さもなければ絶滅してきた。途中でレースを降りた恐竜の化石とは違い、土はいつも陸上生物のそばで並走してきた。土は、地球の変化を見続けてきた“生き証人”としての顔を持つ。 どうだろうか。もし、足元の土が実は生命誕生や私たちヒトをも含む生命進化、今日の環境問題の根っこにまで大きく関わる46億年にわたる壮大なストーリーを教えてくれるとしたら。もう恐竜の化石にすべてを任せておくわけにはいかない。身近にありながら、普段はあまり注目されることのない土だが、私たちは土なしに繁栄していなかっただろうし、いまだに人類が人工的に作れない複雑で神秘的な力を秘めている土が未来を照らす一条の光となるにちがいない。
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い
    値引きあり
    3.9
    生物は、なぜ進化するのか? 生命40億年の冒険が始まる! なぜウマの指は1本になった? 獲得した形質の遺伝は存在する? 「共通祖先」は地球最初の生物ではない? 脳は進化の証拠か? ヒトは進化に抗うことができるのか? なぜ生物は変わるのか? 進化は進歩ではない!  『種の起源』・自然淘汰・生物・遺伝子・生命・ヒト――6つのキーワードをもとに、 進化の驚くべきメカニズムと、複雑にも単純にもなりうる生物の多様な姿を解説します。 全生物の「共通祖先」とは? 種の絶滅とは? ヒトは進化途上の生き物なのか? 世界一楽しい進化論講義が始まる! 進化論に関しては、未だに間違った考えがたくさん流布している。「生物は進化することによって進歩していく」、「私たちは進化を目の当たりにすることは不可能である」といった考えだ。これらの誤解について、なるべく簡単に、わかりやすく説明することが目標の一つである。本書にはもう一つ特徴がある。それは、ダーウィンについての態度である。私はダーウィンを歴史上もっとも偉大な生物学者であると考えているけれど、だからといってダーウィンの言ったことがすべて正しいと考えているわけではない。間違いは間違いとして、はっきりと指摘することを心掛けた。<「まえがき」より抜粋>
  • ホログラフィー原理とはなにか 宇宙と素粒子を統一する最新理論
    4.0
    相対性理論、量子力学、超ひも理論のさらに先にある、新しい理論であるホログラフィー原理。物理学者たちが長年追い求め、そしていまだに未達成である「四つの力の統一」を説明できる可能性をもった、物理学の最新理論です。それは「重力が司っているこの世界は、じつは重力とは関係ない力とその力を受けて運動している物質からなるホログラムの像のようなものである」というものになります。この世界がじつは重力と関係なく、ホログラムのようなもの? という量子力学よりもさらに不思議でつかみどころのない最新理論を、京都大学の誇る人気物理学者、橋本幸士先生が一般向けにわかりやすく解説します。 目次 第1章 宇宙は何からできているのか? 第2章 ホログラフィー研究の今 第3章 ミクロの物理学、その成功と立ちふさがった大問題 第4章 重力とはどのような力なのか 第5章 ホログラフィー原理の歴史--ブラックホールが生んだ原理 第6章 ホログラフィー原理は力を時空と置き換える 第7章 ホログラフィーの未来--超ひも理論がホログラフィー原理を証明するか? 第8章 量子もつれが時空をつくる? ワームホールとホログラフィー 第9章 はたして、私たちの宇宙はホログラフィックなのか?
  • 論文から技術文書まで 「AI翻訳」で書く理系英語入門
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「AI任せ」で書くと、必ず失敗する! AI翻訳の能力を最大限に引き出す3つのポイントを伝授! ChatGPTやDeepL、GeminiやClaudeなど、急速に進歩したAI翻訳を使えば「破綻のない英語」を書くのは簡単です。 しかし、「破綻がない」=「理系英語として正確」かつ「世界に通用する」ではありません。 AI翻訳による「破綻のない英語」を「正確な理系英語」に整える力とはどのようなものか。 「正確な理系英語」を出力させるための、日本語原稿作りの重要ポイントとは? 全理系人に必須の考え方とテクニックを、豊富な実例を交えて懇切丁寧に解説します。 入門書にして決定版! 著者: 1961年、東京都生まれ。東京都立大学教授。慶應義塾大学大学院理工学研究科より博士号(理学)を取得。広島大学、インディアナ大学、東京都立科学技術大学、首都大学東京を経て現職。専門は物性理論および機械学習の物理学への応用。著書に『2つの粒子で世界がわかる』(講談社ブルーバックス)、『元素紀行』(オーム社)、『入門 熱力学・統計力学』(森北出版)、『朝倉物理学大系 10統計物理学』(共著、朝倉書店)。翻訳書に『デモクリトスと量子計算』(森北出版)、『量子論が試されるとき』(みすず書房)、『スタンフォード物理学再入門』シリーズ(日経BP)他多数。自身の英語論文執筆に加え、20年ほど前からは学術論文や産業分野の技術文書の英訳を手がけてきた。大学院生向けに科学英語の講義も担当している。
  • 博物館資料保存論 第2版 学芸員の現場で役立つ基礎と実践
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 学芸員の資格取得をめざす人のためのコンパクトにまとまったスタンダードな教科書。文部科学省の要綱に準拠した構成で、中学理科や高校化学の復習と用語解説を充実させたフルカラーの改訂版。基礎から学びたい入門者に最適。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • よくわかる分子生物学・細胞生物学実験 原理&実験の組み立て方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 複雑な分子生物学の実験手法の、原理と流れがよくわかる。100を超す手法と原理を紹介し、バイオ実験初心者でも実験の全貌をスムーズに理解できます。
  • 生命の起源を問う 地球生命の始まり
    5.0
    地 本書は、科学に興味をもつ者にとって、永遠の問いの一つである、「生命とは何か」「生命の起源はどこにあるのか」の本質に迫る企画である。著者は、東京科学大学の教授であり、地球生命研究所の所長である、関根康人氏。土星の衛星タイタンの大気の起源、エンセラダスの地下海に生命が存在しうる環境があることを明らかにするなど、アストロバイオロジーの世界的な第一人者である。  46億年前の地球で何が起きたのか? 生命の本質的な定義とは何か? 生命が誕生する二つの可能性などを検証していきながら、著者の考える、生命誕生のシナリオを一つの「解」として提示する。  我々とは何か、生命とは何か、を考えさせられる一冊。 主な内容 ◆世界最古の生命化石 ◆生命の定義と細胞の基本図 ◆生命を育む惑星の循環 ◆スノーボールアース ◆大量絶滅 ◆ミラーの実験 生命の起源をさぐる ◆原始の地球はどのような環境だったのか ◆オパーリンの化学進化説 ◆月の探査が原始の地球を教えてくれる ◆ジャイアント・インパクトの二つの可能性 ◆原始の生命とはどのようなものか ◆共通祖先LUCA ◆LUCA以前の原始生命たち ◆RNAワールド ◆さまざまな条件が交わる場所で生命は生まれた
  • iPS細胞と医療 最新技術でどこまで臓器は治せるか
    -
    iPS細胞の研究史から、最新の知見まで 世界的トップランナーによる詳細な解説で 21世紀のiPS医療「革命」を知る1冊 マウスiPS細胞が発表されて20年。 2012年、山中伸弥博士のノーベル・医学生理学賞受賞を経て、 研究はついに再生医療製品の実用化へ駒を進めた。 幹細胞から作る“ミニ臓器”であるオルガノイドや 臓器チップの開発や活用で世界的な実績を持つ著者が、 iPS細胞研究の歴史を俯瞰し、再生医療の現在地を解説する。 本書は、21世紀の医療に革命を起こすであろう、 再生医療と創薬の未来をも読み解く一冊である。 第1章:生命の始まりからiPS細胞へ 第2章:iPS細胞はこうして生まれた 第3章:iPS細胞を育てる 第4章:iPS細胞で目を救う 第5章:iPS細胞で脳の病気に立ち向かう 第6章:研究の裏側にある課題 第7章:iPS細胞を使った薬作り 第8章:iPS細胞の未来を切り拓く技術
  • 日本史を地学から読みなおす
    4.0
    列島誕生以来、地震・噴火・津波・台風などの自然災害の脅威に絶え間なくさらされてきた災害大国・日本。いくつもの巨大災害が、日本史上にその名を残してきた。平安時代を揺るがした貞観の大津波、近世では宝永の富士山噴火や安政南海地震、近現代では関東大震災や阪神淡路大震災、そして東日本大震災……。歴史を大きく塗り替えた自然災害はなぜ発生し、日本人にどのような影響を与えてきたのか。浮かび上がる「歴史の法則」とは。地球史的スケールで日本史をとらえなおす。
  • 電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子
    4.3
    物理学の基本がよくわかる、入門的なまさに科学への入口ともいうべき一冊。 「電子」の発見から、その基本的な性質、量子力学からみた電子のありさまとそのふるまい、あらゆる化学反応の主役ともいうべき電子のはたらき、われわれの生活技術を支える、金属・半導体と電子、そしてヒトをふくむ生物の体の中でも活躍する電子など、世界に充ち満ちている「電子」の性質、その不思議なふるまい、ま支えている支えているその多岐にわたるはたらきを余すところなく解説していきます。 著者は、上智大学で「身近な物理」の講義を受け持ち、科学雑誌ニュートンの監修などでもおなじみの江馬一弘先生。難しいテーマもわかりやすく、面白く伝えてもらいます。 目次 プロローグ 電子はこの世界の主役 第1章 電子は自然界の「最小部品」 第2章 電子の謎の解明が「量子力学」を生んだ 第3章 電子が見せる量子力学的なふるまい 第4章 化学の主役としての電子 第5章 金属と絶縁体、そしてIT社会を支える半導体 第6章 生物の体の中でも電子が大活躍 エピローグ 電子の物理学とその未来
  • 地球の中身 何があるのか、何が起きているのか
    4.4
    物理・化学・生物学を総動員し、地震波観測・理論的考察・高圧高温実験を組み合わせ、地球の中身とその歴史の謎を解く! ターゲットは地表から深さ6400キロの中心部まで、現代から46億年前の地球誕生まで。 世界で初めてマントル最下部の主要鉱物(ポストペロフスカイト)を実験室でつくりだした著者が、地球科学の最前線へと誘う! 宇宙に浮かぶ大きな球体である地球――わたしたちはその表面の様子しか見ることができない。しかし、科学の進歩が「地球の中身」の理解を可能にした。 ・地球内部にはどのような物質が詰まっているのだろう? ・その物質はじっと同じ場所にとどまっているのだろうか? ・誕生したばかりの地球の中身はどんなふうだったのだろう? ・なぜこの惑星には海があり、生命が繁栄できたのだろう? 地球科学は答えを見つけつつある。 マントルには色とりどりの鉱物があり、その下には液体の鉄の層がある。それらは沈み、浮かび、動き回っている。そして、地球深部の現象が地表環境――海があり、生命が活動する場所――に大きな影響を与えていることがわかってきた。 答え合わせだけでなく、謎解きのプロセスを知ることで、さらなる謎まで見えてくる。あなたの「地球観」を一変させる一冊。 【目次】 序章 地球の中に潜る前に 第1部 現在――地球は何でできているのか? どんな活動をしているのか? 第1章 地球を覆うもの――大気、海、地殻 第2章 地球の白身――マントルは何でできているのか? 第3章 地球の白身は動き回る――プレートテクトニクスとマントルの対流 第4章 地球の黄身――コアの構造と運動 第5章 白身と黄身が殻を決める――3つの層の相互作用 第2部 過去――「生命の惑星」はどうやってできたのか? どのように進化してきたのか? 第6章 はじまり――地球誕生からマグマオーシャン、生命の誕生まで 第7章 進化――地球の過去を復元する 第8章 謎――地球はどうして生命を宿すことができたのか
  • 「場」がわかれば世界がわかる 電磁場・量子場・重力場 なぜ波が伝わるのか
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界は「場」でできている! 電磁場から量子場へ――マックスウェルの歯車模型という「電磁場」の姿。 量子の不思議な振る舞い<生成と消滅>を描く「ファインマン図」を手掛かりに見とおす「量子場」への発展。 そして、現代物理学の難題「重力場」について、アインシュタインの重力からその最新研究まで紹介します。 マックスウェル、パウリ、アインシュタイン、ディラック、朝永振一郎、ファインマン……天才たちの思考を軽やかに横断し、「場」という現代物理学の根源が手ざわりをもって理解できる。 ●巻末特別収録「ヒッグス場の話」 なぜ、なにもないのに波が伝わるのか? 空気や水の波は、細かく切り取ると粒々が見えてくる。 さらに細かく見ると、そこには電子やクオークという素粒子が潜んでいる<中略>。 森羅万象は素粒子からできている<中略>電子やクオークであれ、光子であれ、森羅万象は「量子力学」に支配されている。そこでも「場」という考えが使われており、「量子場」と呼んでいる。 電波は本質的に「場(電磁場)」であり、さらに根本的なレベルで世界は「量子場」からできている、というストーリーだ。――「新版へのまえがき」より抜粋―― ●直感で理解できる「場」の正体! 本書収録の「ファインマン式スキャナー」を使って、実際に手を動かしながら「場」が見える!
  • 新体系・大学数学 入門の教科書 上
    値引きあり
    -
    1~2巻999~1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高校までの数学と大学数学のギャップは大きい。ε‐δ論法や1次独立・1次従属など、新しい言葉や定義が立て続けに出てきて、抽象的な概念の理解を要求される。大学数学は他の学問と比べて、最初の一歩をよく理解することが極めて重要である。そこさえクリアすれば、じつに楽しい学びの世界が広がっている。本書は、冒頭で述べたようなギャップを埋めることを主な目的として、さらに、大学数学の導入部分の簡単なガイドを兼ねることも目標とする、まさに入門の教科書である。上下2巻を読まれた暁には、大学数学全般の入門部分を一通りつかめるように構成してある。 上巻 【もくじ】 1章 集合・写像と同値類 1・1 「1対1の対応」と整数誕生 1・2 集合と論理 1・3 写像 1・4 集合の濃度とカントールの対角線論法 1・5 同値関係と同値類 2章 離散数学の入り口 2・1 「数えること」に3種類:帰納的,2通り,対称性 2・2 知り合いの関係から理解するグラフ理論 2・3 整数条件が強力なデザイン論 2・4 ISBN記号による誤り検出と符号理論 3章 極限の概念 3・1 「すべて」と「ある」の用法と開区間・閉区間 3・2 実数の連続性 3・3 数列の極限 3・4 関数の極限とε-δ論法 3・5 関数の連続性 4章 微分学入門 4・1 微分に関する基礎的定理 4・2 テイラーの定理 4・3 不定形の極限値 5章 積分学入門 5・1 積分の導入 5・2 有理関数の積分 5・3 広義積分 補章 アルキメデスの取り尽くし法による円の面積公式の証明 (下巻のもくじ) 6章 群・環・体の入り口 6・1 偶置換・奇置換の一意性と演算 6・2 群とはどのようなものか 6・3 環と体はどのようなものか 7章 線形空間と行列 7・1 線形空間と次元 7・2 線形写像から導入する行列 8章 行列と行列式 8・1 行列 8・2 連立1次方程式 8・3 行列式 9章 固有値と実対称行列の対角化 9・1 固有値 9・2 実計量線形空間と実対称行列の対角化 10章 統計の基礎にある数学上の勘所 10・1 異色な分布であるポアソン分布 10・2 多変量解析と距離の概念・分散共分散行列 10・3 正規分布の面積が1であることの証明 補章 代数学の基本定理の証明
  • 宇宙のはじまりと素粒子 ウロボロスの蛇でたどる現代物理学
    NEW
    4.0
    宇宙の創成は物質の創成であり、 物質の創成は宇宙の創成である 「夜空はなぜ暗いのか?」という素朴な問いから出発し、 星や銀河の形成、さらに物質の根源である素粒子へ。 宇宙の始まりと最小単位を円環として結ぶ 「ウロボロスの蛇」を手がかりに、 その接点に潜む究極の謎へ迫る一冊。 科学的視点で世界の成り立ちを総覧しながら、 読者を研究最前線へと誘う、知的興奮に満ちた一冊。
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」
    値引きあり
    4.1
    人は悲しいから泣くのか? それとも泣くから悲しいのか? これは脳科学においては、昔から論争が続いている根源的なテーマです。実は人間の行動は「頭で考えたこと」に従うよりもはるかに、「情動」によって支配されています。情動がなければ、私たちは永遠に意思決定できない場合もあります。いったい情動とは何なのか? それはどこから起こるのか? 最先端のテーマについて、世界のトップランナーが興味津々に解説します!
  • 建築論
    4.0
    本書は、建築家・建築研究者である森田慶一(1895-1983年)が、自身の建築理論を包括的に論じたものです。 東京帝国大学工学部で建築を学んだ著者は、京都帝国大学で教鞭を執るようになり、1934年から36年にはフランス、ギリシアに留学して、古典建築を学びました。教育活動に加え、建築家としては、京都帝国大学楽友会館(1924年)、京都大学基礎物理学研究所湯川記念館(1952年)などの設計で知られる著者は、博士論文の主題でもあった古代ローマの建築家ウィトルーウィウスの『建築書』の研究を続け、唯一となる日本語訳を刊行しています(講談社学術文庫より近刊予定)。 京都大学退官後に東海大学教授を務めた著者は、古典建築の研究に裏打ちされた思想を理論化し、多くの学者を育てた日本の建築学・建築理論の創始者にほかなりません。 本書は、東海大学での講義を基にした「建築論概説」、「建築論の特殊問題」、「西洋建築思潮史」の三編に、ポール・ヴァレリーの建築論的な対話篇である『エウパリノス』(1923年)の日本語訳を加えて構成されています。物体性、効用性、芸術性、超越性を軸にした総論である「概説」から始まり、様式、法則、造形をめぐる各論である「特殊問題」を扱った上で、古代ギリシアからロマン主義に至る歴史を一望する「建築思潮史」に至る構成は、講義ならではの明快さも相俟って、類を見ない建築論概説となっています。末尾に配置されたヴァレリーの『エウパリノス』は、他の訳書も知られている作品ですが、建築家であるからこそ可能な妙味をもつ貴重な訳業だと言えるでしょう。 著者が生涯を賭して研究したウィトルーウィウスの訳書とともに、その主著をも合わせて学術文庫に収録されることで、この大家の仕事が長きにわたって受け継がれることを願っています。 [本書の内容] 建築論概説  序 章  一 物体性の問題  二 効用性の問題  三 芸術性の問題  四 超越性の問題  五 建築の各存在様態相互間の相関  むすび 建築論の特殊問題  一 様式の問題  二 法則と自由  三 建築造形における表現の諸相 西洋建築思潮史  一 古代ギリシアの建築思想  二 ウィトルーウィウスの建築論  三 中世の建築観  四 ルネサンスの建築思想  五 近世フランスの建築思想  六 古典主義とロマン主義 ポール・ヴァレリー「エウパリノスまたは建築家」 解 説(田路貴浩)
  • 新しいゲノムの教科書 DNAから探る最新・生命科学入門
    4.2
    DNAという言葉は誰でも知っているし、日常会話のなかでもよく口にする言葉です。しかし、DNAが生命の設計図であることはなんとなくわかっていても、それが具体的にどんな形で私たちの体の構造の「情報」になっているのか、想像するのは簡単ではありません。また、ニュースで毎日のように取り上げられる、PCR検査やゲノム編集、遺伝子組換え、クローンといった話題が、DNAとどう結びついているのかを正確に理解している人も少ないでしょう。 本書では、中学や高校で習う原子や分子といった知識があれば理解可能なように、DNAに基づく生命科学の大枠を、DNAに書かれた生命情報という観点から解説を試みました。少ない予備知識の読者でも最初から順を追って読めば基本を理解でき、少し知識がある読者なら、基本を確認しながら最新の解析技術まで深めることができる1冊。 第1章 生命の情報~なぜDNAという分子が重要なのか 1生命の単位としての細胞 /2原核細胞と真核細胞 /3細胞の多様性と分化 /4クローン生物とはなにか /5ES細胞、iPS細胞と再生医療 /6すべての細胞に同じ「ゲノム情報」 /7DNAの構造 第2章 遺伝子とはなにか 1遺伝子という概念の変遷 /2RNAとセントラル・ドグマ /3転写――RNA合成/4mRNAを成熟させるRNAプロセシング /5タンパク質の基本構造 /6タンパク質の多様性 /7翻訳―ータンパク質の生合成/8翻訳後のタンパク質の成熟 /9非コードRNA遺伝子 /10 DNAの複製 第3章 ゲノムDNAの全体像 1ヒトゲノム計画 /2いろいろな生物のゲノム /3すべての生命に必要な代謝システム /4ヒトゲノムDNA の中身をのぞいてみると/5 トランスポゾン とはなにか/6 ウイルスとゲノム /7 遺伝情報システムとしてのゲノム /8ゲノムの不安定化とDNA修復/9ヒトゲノムの個人差と多様性 第4章 クロマチンとエピゲノム~ゲノムに追記される情報 1DNAのヌクレオソームとクロマチン構造 /2細胞記憶を担うエピジェネティクス /3エピゲノムの片腕――DNAメチル化/4もう一方の片腕――ヒストンコード /5遺伝子のスイッチ /6転写を増やす働きをするエンハンサー /7エンハンサーの謎 /8インスレーター の二つの構造/9核構造と相分離 第5章 生命科学を大きく発展させるDNA解析技術 1 DNAを扱う基本操作 /2遺伝子のクローニング /3すっかりおなじみになったPCR /4DNA塩基配列決定法の基本/5「次世代」のDNA塩基配列決定法 /6遺伝子の発現解析法 /7クロマチン構造の解析法/8DNA解析に変革をもたらすゲノム編集技術/9新次元のゲノム情報をもたらすメタゲノム解析
  • なぜヒトだけが老いるのか
    値引きあり
    3.6
    人間以外の生物は、老いずに死ぬ。 ヒトだけが獲得した「長い老後」には重要な意味があったーー。 生物学で捉えると、「老い」の常識が覆る! 【ベストセラー『生物はなぜ死ぬのか』著者による待望の最新作!】 ・産卵直後に死ぬサケ、老いずに死ぬゾウ、死ぬまで子が産めるチンパンジー ・ヒトは人生の40%が「老後」 ・長寿遺伝子の進化 ・寿命延長に影響した「おばあちゃん仮説」と「おじいちゃん仮説」 ・老化するヒトが選択されて生き延びた理由 ・ミツバチとシロアリに学ぶ「シニアの役割」 ・昆虫化するヒト ・不老長寿の最新科学 ・85歳を超えたら到達できる「老年的超越」というご褒美 ・老化はどうやって引き起こされるのか ・生物学者が提言する「最高の老後の迎え方」とは ……ほか 「老いの意味」を知ることは「生きる意味」を知ることだった。
  • ダーウィンの呪い
    値引きあり
    4.0
    ダーウィンを祖とする進化学は、ゲノム科学の進歩と相まって、生物とその進化の理解に多大な貢献した。一方で、ダーウィンが提唱した「進化論」は自然科学に革命を起こすにとどまらず、政治・経済・文化・社会・思想に多大な影響をもたらした。そして、悲劇的なことに、進化論を曲解した彼の後継者たちが「優生思想」という怪物を生み出した。〈一流の進化学者〉たちによって権威づけられた優生学は、欧米の科学者や文化人、政治家を魅了し、ついにはナチスの反ユダヤ思想とつながり「ホロコースト」という悲劇を生み出すことになる。 第一線の進化学者の進化学の歴史に詳しい著者は、ダーウィンが独創した進化論は、期せずして3つの「呪い」を生み出したと分析する。「進歩せよ」を意味する〈進化せよ〉、「生き残りたければ、努力して闘いに勝て」を意味する〈生存闘争と適者生存〉、そして「この規範は人間社会も支配する自然の法則だから、不満を言ったり逆らったりしても無駄だ」を意味する、〈ダーウィンもそう言っている〉である。順に、「進化の呪い」「闘争の呪い」「ダーウィンの呪い」である。 本来、方向性がなく、中立的な進化が、なぜひたすら「進歩」が続くと信じられるようになったのか。ダーウィンとその理解者、そしてその志を継いだ後継者たちが、いかにして3つの呪いにかけられていったのか。稀代の書き手として注目される著者が、進化論が生み出した「迷宮」の謎に挑む。 第一章 進化と進歩 第二章 美しい推論と醜い 第三章 灰色人 第四章 強い者ではなく助け合う者 第五章 実験の進化学 第六章 われても末に 第七章 人類の輝かしい進歩 第八章 人間改良 第九章 やさしい科学 第十章 悪魔の目覚め 第十一章 自由と正義のパラドクス 第十二章 無限の姿
  • 原子爆弾〈新装改訂版〉 核分裂の発見から、マンハッタン計画、投下まで
    4.3
    凄まじい破壊力はどこから生まれるのか? 終戦80年、ロングセラーの最新決定版。 核分裂の発見から原爆投下まで、わずか6年8ヵ月──。 物理学の探究はなぜ、核兵器の開発へと変質したのか? 「永遠不変」と信じられていた原子核が、実は分裂する。 しかも、莫大なエネルギーを放出しながら──。 1938年にこの事実がわかった瞬間から、おぞましい兵器の誕生は運命づけられていたのだろうか。 物質の根源を探究し、原子と原子核をめぐる謎を解き明かすため、切磋琢磨しながら奔走する日・米・欧の科学者たち。 多数のノーベル賞受賞者を含む人類の叡智はなぜ、究極の「一瞬無差別大量殺戮」兵器を生み出してしまったのか。 近代物理学の輝かしい発展と表裏をなす原爆の開発・製造過程を、予備知識なしでも理解できるよう詳しく解説する。 〈原子爆弾はなぜ、同じ国の二つの都市に投下されなければならなかったのか? 世界唯一の被爆国である日本は、たとえ明快な答えが得られなくとも、これらの疑問を永遠に問い続け、世界に訴え続ける責務を負っている。原爆投下の事実は、決して歴史上の過去の出来事として片付けるわけにはいかないからである──。(「はじめに」より)〉
  • とうがらしの世界
    4.0
    いつ、日本に伝わったのか? なぜ、辛いのか? 辛いししとうと、辛くないししとうの違いとは? ダイエットの効果はあるのか?  「辛い」というよりも「臭い」ハバネロ、「ネズミの糞」の名を持つ激辛種・・・。 知れば知るほど汗が出る。科学と食文化の両面から、世界のトウガラシを挟み撃つ、刺激的な「食の教養」! 第一部では、食用トウガラシの起源から、たくさんの種類、辛さの秘密、トウガラシでのダイエットまで、「トウガラシの基礎知識」を解説。 第二部は、トウガラシの故郷・中南米のハバネロに代表される激辛料理に始まり、スペイン、イタリア、東欧などのヨーロッパの郷土料理、さらにアフリカ、インド、タイ、中国、韓国・・・などなど、「世界一周トウガラシ紀行」。そして、実は豊かな日本の「唐辛子文化」を京都、信州はじめ各地に訪れる。
  • 単純な脳、複雑な「私」
    4.6
    「心」はいかにして生み出されるのか? 最先端の脳科学を読み解くスリリングな講義。脳科学の深海へ一気にダイブ! ベストセラー『進化しすぎた脳』の著者が、母校で行った連続講義。私たちがふだん抱く「心」のイメージが、最新の研究によって次々と覆されていく──。「一番思い入れがあって、一番好きな本」と著者自らが語る知的興奮に満ちた一冊。
  • 夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす
    4.6
    1巻2,200円 (税込)
    累計43万部突破!ベストセラー『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』に続く、高校生への脳講義シリーズの最新刊がついに刊行。 なぜ僕らは脳を持ち、何のために生きているのか。 脳科学が最後に辿り着く予想外の結論、そしてタイトルに込められた「本当の意味」とは――。 なぜ脳は存在するのか、僕らはなぜこんなに大きな脳を持ってしまったのか、時間はなぜ存在するのか、この世界は現実なのか、人工知能にとって人間とはなにか、私とはなにか―― 数々の問いを巡らせていくと、全てがつながり、思いもよらない答えを導く。 人気脳研究学者である著者が、3日間にわたっておこなった圧倒的迫力の講義録。 「というわけで、「ああ、そうか、ならば生きなくては」と僕は感じる。能天気なヤツかもしれない。 君らはどうかな。そうは感じないかな。 僕はね、どうせ生きるんだったら、せっかくなら楽しく生きようよ、と思わずにはいられない。だって、生きているだけで役に立っているんだよ。そんなシンプルな喜びって、他に何があるんだろう。 そうした生命の本質的な原理を、脳の研究をしながら、強く感じる」(本書より) 「いま一番思い入れがあって、一番好きな本」と自らが語る、渾身の一冊。 本書でシリーズ完結となる。
  • 時空のからくり 時間と空間はなぜ「一体不可分」なのか
    3.4
    時間と空間が融合した「時空」とは何か? 個別に分けて考えることができないのはなぜか? 「時空のゆがみ」こそが重力の本質であるとはどういうことか? この宇宙に「絶対的」なものは唯一、光速度だけであり、時間と空間を含むその他すべてのものを「相対化」したアインシュタインの画期的アイデアが時空を生み出した! おどろきとふしぎに満ちた時空の性質を一から解き明かし、相対性理論の「宇宙観」をゼロから理解する。
  • カラー図説 生命の大進化40億年史 中生代編 恐竜の時代ーー誕生、繁栄、そして大量絶滅
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、40億年にわたる生命の進化史を綴る全3巻企画の二冊目、中生代編です。進化の新たなステージに登場した特徴的な種を特に取り上げ、豊富な化石写真と美しいカラー復元画とともに解説していきます。 中生代は、約2億5200万年前から約6600万年前まで、約1億8600万年続いた時代です。その間、一般的にも注目され人気の高い恐竜が誕生し、繁栄し、絶滅しました。 恐竜が誕生した三畳紀、恐竜が巨大化し、種類を増やし、さらには空にも進出を始めたジュラ紀、さらに多様化し、多くの羽毛恐竜が現れ、大繁栄の末、巨大隕石の衝突と共に絶滅した白亜紀。 本書では、これら三つの時代を、恐竜をはじめとした様々なグループ、約110種の生き物を紹介しながら概観していきます。登場する生物を追っていくだけで、生命の進化の流れが理解できる構成になっています。 目次 第1章 爬虫類時代の始まり 三畳紀 第2章 恐竜時代がやってきた! ジュラ紀 第3章 繁栄は続く 白亜紀 著者紹介 土屋 健 オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『機能獲得の進化史』(みすず書房)、『地球生命 水際の興亡史』(技術評論社)、『恋する化石 「男」と「女」の古生物学』(ブックマン社)など多数。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース
    値引きあり
    4.0
    陸上植物が生まれてから約5億年といわれるが、そのその長い時間、植物と病原菌は生死をかけた「果てしなき戦争」を繰り広げてきた。スパイさながらの防諜戦、大量破壊兵器とそれを迎撃するミサイル、感染すると細胞がアポトーシスする「自爆機構」など、植物と病原体の分子レベルの闘いは、きわめてダイナミックである。本書では、そんな植物と病原菌の関係にフォーカスを合わせ、その驚くべき攻防の舞台裏を解説する。
  • 新装版 相対論的宇宙論 : ブラックホール・宇宙・超宇宙
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全ての近代宇宙論は相対性理論から始まった。星の終末、ブラックホール、宇宙の端、宇宙の膨張……相対性理論が描き出す、驚異の宇宙像。アインシュタインの重力方程式を解いた著者の名著が、いま蘇る。(ブルーバックス・2003年11月刊)
  • 生命にとって金属とはなにか 誕生と進化のカギをにぎる「微量元素」の正体
    4.0
    金属なくして、生命の誕生も進化もありえなかった! 体内に1%以下しか存在しない微量元素の驚異のはたらきと機能を解き明かす!
  • 京大理系の科学入門 「すごい研究」はこうして生まれる
    4.5
    iPS細胞、多孔性配位高分子(PCP/MOF)、小林・益川理論……国内最多のノーベル賞を生んでいる「京大理系」の秘密とは? 本書では、大学院・学部から附属研究所、高等研究院に至るまで、個性豊かな京大理系の世界を大解剖。 2025年ノーベル化学賞受賞・北川進先生をはじめ、京大を代表するトップ研究者とその教え子たちへの取材から、 最先端科学の粋を集めた「おもろい研究」の源泉に迫る。
  • はじめての圏論 ブンゲン先生の現代数学入門
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★★「現代数学の最重要理論」をわかりやすく!★★★ 21世紀の数学界をにぎわす「圏論」。 その基本的なアイデアを一言で表すなら、次のようになる。 「モノとモノを矢印でつなぐ」 このシンプルな発想が、なぜ「現代数学の最重要理論」なのか? その理由は、高度な抽象性と普遍性をあわせもつ圏論が、 とてつもない応用可能性を秘めていることにある。 本書では、圏を組み立てるための「基本ルール」から、 「関手」「自然変換」などの用語の意味まで、 圏論の本質をていねいにレクチャー。 身近な例をベースに圏論をやさしく語る、待望の入門書!
  • カラー図説 生命の大進化40億年史 新生代編 哺乳類の時代--多様化、氷河の時代、そして人類の誕生
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 40億年にわたる生命の進化史を綴る全3巻にわたる好調企画の三冊目、新生代編です。白亜紀末の大量絶滅により恐竜がいなくなった後に繁栄した哺乳類の多様化と進化を中心に、さまざまな分類群の特徴的な種を取り上げながら、豊富な化石写真と復元画とともに解説していきます。 本書では、三つの時代を、哺乳類をはじめとした様々なグループ、約100種の生き物を紹介しながら概観していきます。 第1章は、古第三紀、恐竜絶滅後の世界です。恐竜の生き残りである鳥類、急速にニッチを獲得し多様化した哺乳類の時代です。第2章は新第三紀、現在の哺乳類の祖先となる動物たちが現れ繁栄した時代です。人類の祖先が登場したのもこの頃です。第3章は、第四紀、氷河時代です。氷河時代から現在までつながる時代区分のなかで、気候変動による生物の進化と絶滅を見ていきます。 目次 第1章 始まりの時代 古第三紀 第2章 冷えていく時代 新第三紀 第3章 氷河とともにある時代 第四紀 著者紹介 土屋 健 オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『機能獲得の進化史』(みすず書房)、『地球生命 水際の興亡史』(技術評論社)、『恋する化石 「男」と「女」の古生物学』(ブックマン社)など多数。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 生命知能と人工知能 AI時代の脳の使い方・育て方
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    これからのAIの時代、私たちの脳(生命知能)とAIの違いを知れば恐れることはない。私たちが豊かで幸せな生活を送るためのヒント満載の「希望の書」。 池谷裕二氏も瞠目。これからの学びの核心がここにある! 「ただの流行に乗った人工知能の本と思うなかれ。知能の本質、脳の本質を鋭く抉る異次元の一冊だ。 『自分』の動作原理に興味のある人は手にとってほしい。生き方のヒントさえ見つかるだろう」 これからますますAIがわれわれの日常生活に実装される時代、私たち人間がこれからも豊かに幸せに生きるためにはどうすれば良いのか? そのためにまず必要なのは、私たちの脳とAI、それぞれの特質をよく知ること、 そして、私たちの脳の特質を生かした知能=生命知能を成長させることだ。 最新の知見をもとに、生命知能と人工知能の違い、生命知能を支える意識の働きを解説、 生命知能を成長させる脳の使い方、育て方のヒントを提示する。  【本書の内容】  序 章 人工知能化が進む日本社会 第1部 私たちの脳と計算機  第1章 脳という巨大な情報システム  第2章 「進化」から見る脳  第3章 脳は勝手に動く   第2部 知能とは何か   第4章 生命知能を創る  第5章 知能はどう育つか      第3部 知能を支える意識  第6章 意識とは何か  第7章 人工知能は芸術作品を創れるか  第8章 意識が科学と宗教を生んだ       終 章 強い生命知能と豊かな意識を育てるために
  • なっとくする数学記号 π、e、iから偏微分まで
    3.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数学や物理で出てくるさまざまな記号。ふだん使い慣れた+や-の持つ意味や、「-(-1)はなぜ1か」といった当然のことも、詳しく知るとより数学的な感覚を理解できます。また、中学や高校で習った忘れかけている記号の学び直しや、認識を新たにすることで、科学本の読書に役立つことも。大学で習得する偏微分の記号などまで含め、記号を通して幅広く数学を学べて知識を深められる1冊です。 小学校から使っている記号、中学、高校で勉強した記号、大学の数学レベル、と読み進めていくうちに、今まで難解に感じていた分野に関してもスッと頭に入ってくる作りになっています。 また、読むだけでためになる、ちょっとした雑談の種になるようなこともあり、初心者でも10代からでも楽しく読めます。 ハイレベルの数学につまずいていた人の学び直しから初心者のチャレンジまでにも役立ち、記号から数学の本質に迫ります。 理系学生の事典的存在として重宝された『なっとくする数学記号』(2001年刊)をまとめ直して刊行します。
  • サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語
    3.8
    約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。  本書では、サカナの仲間から始まった脊椎動物の先祖が、どのように体を変え、新しい特徴と能力を手に入れ、サピエンスへ近づいてきたのかをつぶさに見ていく。これまでの生命史にはなかった画期的な視点で、およそ70の特徴に焦点を当てた、姿形のまったく違う祖先から人類への大進化史!   主な内容 ●序章 最初からもっていた「眼」 ●黎明の章 すべてが陸続きの時代/二つの肺の獲得で陸を目指す/耐乾燥卵で内陸に進出/爬虫類と分かれる/単弓類の進化/史上最大の大量絶滅 ●雌伏の章 毛をもつ/哺乳類の登場/聴覚の発達/子を産み、育てる/有胎盤類式繁殖法はいつから?/再び絶滅の危機 ●躍進の章 哺乳類時代の始まり/脳より先に体を大きくする/長い妊娠期間と大きな胎児/アフリカの仲間と分かれる/ローラシアの仲間と分かれる/森林での進化 ●人類の章 真の「猿の惑星」/森から平野へ/尾の消失と二足歩行/氷河時代の始まり/サピエンス以前のホモ属/サピエンスと生きたホモ属
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか
    3.8
    人はなぜ眠らなければならないのか? いまだに科学が解明できていない疑問に、覚醒をつかさどる物質「オレキシン」を発見した著者が挑んだ名著『睡眠の科学』の改訂新版。脳は睡眠時に洗浄されてアルツハイマー病を防いでいるという新研究、世界で初めて日本が発売した画期的な不眠症治療薬、寝不足でたまる「睡眠負債」とは何か、どう返せばいいのかなど、この6年余りでの最新の研究成果を大幅加筆!
  • 健康寿命と身体の科学 老化を防ぐ、50歳からの「運動・食事・習慣」
    3.7
    「年を取っても元気な人」には、科学的な共通点があった! 最新研究でわかった、「日本人の体質に合った健康法」とは? あなたの食事や運動習慣、ライフスタイルに応じて、 「老化時計」の進み方は大きく変わる―― 運動疫学や運動生理・生化学の発展に伴い、 精緻なエビデンスが積み上げられてきた《健康科学》。 近年は、老化プロセス自体をコントロールすることで、 健康寿命を延ばす「ジェロサイエンス仮説」も注目されている。 本書では、その成果を豊富な最新データとともに紹介。 日本人ミドル~シニア層を対象とした調査研究から、 長生きにつながる高い運動・食事・生活習慣を指南する。
  • なぜヒトだけが幸せになれないのか
    4.0
    【シリーズ累計25万部突破! 「幸せに生きる」ための生物学講義】 『生物はなぜ死ぬのか』では死の意味を、『なぜヒトだけが老いるのか』では老いの意味を生物学的に考察してきた著者によるシリーズ最新作。第三弾となる本書のテーマは「幸せ」。 生物の中でも、ヒトは「ある変化」を機に幸せに生きにくくなったという。その理由とはなにか。幸せに生きる方法はないのか。生物学から「ヒトが生きる意味」を考える。 生物学的な価値観から「幸せ」=「死からの距離が保てている状態」と定義してみます。この定義に当てはめて現状を考えると、何がヒトの幸せの妨げになっているのかが見えてきました。意外なことにその原因の一つは、私たちの細胞一つ一つに存在する「遺伝子」にあったのです。ーー「はじめに」より ・ヒトだけに見られる「遺伝子と環境の不適合」 ・幸せは「死からの距離感」で決まる ・進化的に見た生物の「幸せ」とは ・生物学的視点から考える「リーダーの四つの条件」 ・移動をやめて格差が生まれた ・ヒトはテクノロジーの使い方が上手くない ・豊かさと幸せは一致しない ・地方に住むと「幸せ」になれる? ・ため込まないことの幸せ ・「幸せ」は遺伝子に刻まれている ・長生き以外の「幸せ」の要因 ・ヒトは絶滅の危機にある?  ……ほか ◆おもな内容 第1章 進化からみた生きものの幸せ 第2章 ヒトの幸せとは一体なにか 第3章 「幸せ」は遺伝子に刻まれている 第4章 なぜヒトは「幸せ」になれないのか? 第5章 テクノロジーはヒトを「幸せ」にするのか 第6章 「幸せ」になるために――生物学的幸福論
  • 自転車に乗る前に読む本 生理学データで読み解く「身体と自転車の科学」
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キーワードは”疲れない”! 通勤・通学・買い物を「自転車」にかえるだけでいいんです! もちろん軽快車(ママチャリ)や電動アシスト付き自転車でも、体は変わります! 中年期から始まる筋力低下。そしてメタボリックシンドロームに起因する「糖尿病」「肥満」「循環器系のトラブル」……。 体質を改善しながら、筋力を鍛えるための最高のアイテム「自転車」。 その乗り方のコツや体への影響を、運動生理学の専門家が、さまざまなデータとともにより運動効果を高めるための自転車の乗り方のコツ、そして体質を改善するための自転車活用の目安をレクチャーします。 ウォーキングやランニング、筋トレなど、さまざまな健康法が提唱されています。そのなかにあって、なぜ「自転車」なのか? そのヒミツは、自転車の構造と体の使い方、そして道路事情にあります。 ★信号待ちでとまる:無意識のうちに運動に緩急をつける「インターバルトレーニング」が行えています。 ★交差点でとまる:交差点は中央部が高くなっています。そのためスタートで自然に脚に負荷がかかります。 ★ツラくないから続く:被験者のフィードバックでは、ジムなどのエアロバイクよりも、野外を走る自転車は、同じ運動量であっても爽快感を感じており、運動を長く持続できます。 自転車に乗るまえに、必読の書です! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • マンガ 一晩でわかる中学数学 実社会で役立つ数学力を身につける
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中学数学には、実社会で必要な数学のエッセンスがすべて揃っている! ――プロ漫画家でありながら延べ20年間、執筆のかたわらで個人指導で数多くの生徒の「数学苦手」を克服させてきた作者が、 中学3年間の数学を“一目でわかる”マンガで活写! “他人に教えられるようになる”ほど丁寧かつ分かりやすいコマ描写で、方程式や関数などの基礎はもちろん、苦手分野になりやすいマイナスや少数点・分数の扱いや不等式、割合、平方根、因数分解などもカバーし徹底講義! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 生命はデジタルでできている 情報から見た新しい生命像
    値引きあり
    4.2
    科学出版賞受賞作家の書き下ろし最新作 「全生物に読んでほしい!」人気YouTuber・ヨビノリたくみ氏絶賛  いま、生物学の分野で静かな革命が進行しつつある、と言ったら読者の皆さんは驚くだろうか? その生物学の分野とは、ゲノム科学である。ゲノム科学に関する新しい知見がネットに流れない日の方が珍しい。 「寿命を伸ばす遺伝子発見!」 「『がんゲノム医療』検査に保険適用」  なんだがすごいことがこの分野で起きているっぽい。だが、なぜ、「突然」こんなことになっているのか? その疑問に答えてくれる報道は少ない気がする。本書の目的はそれを少しでもわかりやすく説明することにある。  そのために、本書ではDIGIOMEという造語を導入した。DIGIOMEとは何か? それは、デジタル信号処理系としてゲノムを捉える考え方だ。ゲノムを構成するDNAが、ゲノム情報という意味で、われわれ生命の設計図たる情報を担っていることは、ワトソン=クリックによるDNAの二重螺旋構造の発見の頃から知られていた。だが、本書ではそこを一歩踏み込んで、ゲノム自体をデジタル情報処理装置として捉える見方を提案したい。  我々人類が、デジタル情報処理装置の恩恵を日常的に享受できるなったのは、わずかにここ数十年のことに過ぎない。だが、生命体はそのそもそもの誕生時からこの高度なディジタル情報処理系の恩恵を享受してきた。周知の様に、我々人類がデジタル情報処理装置の恩恵を享受するには、高性能ながら安価な情報処理装置(例えば、スマホ)の発明が必須だった。生命体はそのような精密な情報処理装置を持っていないにも関わらず、ゲノムをデジタル情報処理装置として機能させることに成功してきた。本書で語りたいのは、なぜ、そんな奇跡のようなことが可能だったのか、ということだ。  実際、デジタル信号処理系たるゲノムは、われわれ人類が作り上げた精緻で緻密なそれとは、にて非なる側面をもっている。ある面では我々のそれより優れているし、ある意味では劣っている。そして、いま、このタイミングでその詳細が詳らかになったのは、デジタル信号処理系としてゲノムの動作を克明に観測して記録できるだけの技術と知識を我々が手にしたことによる。いままで秘密のベールの奥に隠されていたその機構の謎が日々、その観測技術によって続々と白日のもとにさらされている。前述のゲノム科学における新発見の連鎖はその帰結に過ぎない。そして、その技術の一端にはいま流行っているAI=機械学習の進歩も大きく関わっている。この本はそんな存在、DIGIOMEを巡る冒険譚を、極力最先端の知見を用いて語ることを目的とする。この本を読み終えた時、きっとあなたは、いままで見ていた「生命」をそれまでとは随分と違う目で見ることができるに違いない、と信じる。
  • 疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた
    4.0
    疲労することが恥とされてきた欧米では、疲労の研究はタブーとされ、結果として、日本が世界の疲労研究をリードしてきた。しかしいま、うつ病や新型コロナ後遺症によって、疲労は世界共通の大問題となってきた! どうすれば科学的なアプローチができるのかもわからなかった疲労研究において、疲労の度合いを正確に測定する方法などを開発して世界のトップランナーとなっている著者が、そもそも疲労とはなにか、ヒトはなぜ疲労するのか、疲労を起こすメカニズムはどのようなものかを説く、かつてなかった疲労を科学する本!
  • 宇宙兄弟リアル
    4.5
    大ヒット漫画『宇宙兄弟』に出てくるキャラクターたちの“リアル”! 漫画のキャラクターと対比させながら、JAXAで働く人物たちを徹底取材。そこには、マンガでは描かれていないドラマや感動があった!【内容】・金井宣茂/元医師の宇宙飛行士(伊東せりか)・佐孝大地・中村大地/フライトディレクタ(ビル・ハガード)・中山美佳/宇宙飛行士マネージャー(小町ミチコ)ほか。マンガに描かれていないエピソードがこんなにも…!漫画のキャラクターと対比させながら、実際の仕事現場を徹底取材。『宇宙兄弟』のモデルとなった仕事の、リアルな深いイイ話。【内容】・金井宣茂/元医師の宇宙飛行士(伊東せりか)・佐孝大地・中村大地/フライトディレクタ(ビル・ハガード)・中山美佳/宇宙飛行士マネージャー(小町ミチコ)・木平清人/きぼう利用センター研究開発員(伊東凛平)・樋口勝嗣/フライトサージャン(九条光利)・上垣内茂樹/宇宙飛行士ユニット長(星加正)・植松洋彦/JAXAチーフエンジニア(福田直人)・油井亀美也/宇宙飛行士グループ長(ジェーソン・バトラー)その他、ISS滞在中の金井宇宙飛行士との、ISS⇔地上インタビューも収録!リアルな「宇宙兄弟」たちに聞く、もう一つの物語。そのリアルな物語と言葉には、人生と仕事のヒントがある!
  • 山はどうしてできるのか ダイナミックな地球科学入門
    値引きあり
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あたりまえのように「そこにある」山は、いつ、どのようにしてできたのか──。あなたはこの問いに正しく答えられますか? 実は「山ができる理由」は古来から、地質学者たちの大きな論争のテーマでした。山の成因には、地球科学のエッセンスがぎっしりと詰まっているのです。本書を読めば、なにげなく踏んでいる大地の見え方が変わってくることでしょう。(ブルーバックス・2012年1月刊)
  • 川はどうしてできるのか 地形のミステリーツアーへようこそ
    3.9
    川の面白さは、家で地形図を広げて眺めているだけで、「なぜこんな姿をしているんだ?」という謎が次々に浮かんでくるところにあります。標高数千メートルのヒマラヤ山脈を越える川、砂漠でいきなり洪水を起こす川、黄河・揚子江・メコン川の不思議な流路、平地より高く流れる川、ほかの川の流れを奪う川……まるで魔術のような数々の現象は、なぜ起こるのでしょうか? (ブルーバックス・2014年10月刊)
  • 生命とは何か 溶けていく「個体」の境界線
    5.0
    「わたし」の中に無数の生命が潜んでいる。あなたの中の「他者」とは何か? 異なる生命体の共存と融合が形作る「生命」。最新研究でわかった「驚きの生命観」 中江有里さん(女優)絶賛 生物は独りでは生きられない。 「他者」とつながり、体の内の「内なる下界」に 生かされ、長い時を重ねて私はここに居ると感じ入った。 「はじめに」より 本書が描く生命の姿は、複合体としての実在である。「わたし」の中には、実は多くの生命体が複合体として存在している。それは遺伝子という意味でも、細胞内小器官(オルガネラ)という意味でも、また生物種の共生体という意味でもそうである。どこに区切りがあり、どこからが「わたし」で、どこからが「あなた」なのか、その境界さえ判然としないものも少なくない。生命は合体し、新たな形の生命を生んでいく。「あなた」と「わたし」は混在しており、そしてその合体は、時に物理的な「わたし」だけでなく、「意識」や「心」としての「わたし」にさえ影響を及ぼしている。 「あなたはだれ?」 本書を読み終えた時、その問いかけに、果たしてあなたはどう答えるだろうか? 第32回科学出版講談社賞受賞作家が描く「驚くべき生物たちの姿」 読み始めたらとまらない ビックリ仰天のエピソード満載 ●オオカミを群れのリーダーにするトキソプラズマ原虫 ●ウシはウシだけでは ウシになれない? ●腸内細菌の移植で性格が変わる! 便移植で臆病なマウスが活発なマウスに ●光合成生物を取り込んだ生物を、さらに取り込んだ生物をさらに取り込む…葉緑体を巡る驚きの共生マトリョーシカ ●私たちの皮膚を守る保湿成分の生成にウイルス由来の遺伝子が関わっていた ●カマキリを「入水自殺」させる寄生者ハリガネムシの恐るべき宿主操作術 ほか
  • 学問の発見 数学者が語る「考えること・学ぶこと」
    4.1
    広中平祐氏の自伝的数学啓蒙書です。「学問とは何か」「学ぶとはどういうことか」「数学とは何か」など、数学や科学するときの最も大切な基本姿勢を教えてくれる1冊。広中平祐氏が特異点解消問題を解決して、1970年にフィールズ賞を受賞した経緯にも触れられていています。
  • マンガ おはなし数学史 : これなら読める!これならわかる!
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 史上初! 笑いながら読める数学の本。サイコロ賭博から『確率論』、大砲の弾飛ばし競争から『関数』など、けっこう意外な理由で発展してきた数学の歴史を、面白ギャグ満載の「おはなし」にして紹介。(ブルーバックス・2000年12月刊)
  • リズムの生物学
    4.0
    地球上に生まれた瞬間から40億年近く、あらゆる生物は太陽の光、月の満ち欠け、潮の流れに同期しながら、体の中にリズムを奏で続けてきました。我々の小さな細胞がなぜ、宇宙のサイクルに呼応してしまうのか。眠り、刺激、脳波、心臓――体内で繰り返し起こるリズム発生のメカニズムとは? 「繰り返し」に安らぎを感じてしまう人間の本能を、生命の神秘にまつわる21の視点から解き明かします。 本書は1994年10月に中公新書より刊行された『いのちとリズム』を改題、加筆したものです。 目次 1天体の動きとリズム 2サーカディアンリズムの進化 3サーカディアンリズムの分子生物学 4眠りのリズム 5刺激の伝達のリズム 6脳波のリズム 7心臓の拍動 8非線形振動 9線虫の運動のリズム 10受精波 11細胞分裂のリズム 12細胞という繰り返し構造 13細胞性粘菌の集合のリズム 14ベローソフ-ジャボチンスキー反応 15体節という繰り返し構造 16進化のリズム 17DNAの繰り返し構造・ 18遺伝子の繰り返し構造 19非平衡系と生命現象 20繰り返しと心の安らぎ 21文化とリズム おわりに 参考文献 講談社学術文庫版あとがき
  • 遺伝子時代の基礎知識 ゲノム科学の最先端をぜんぶ見て歩く
    4.0
    遺伝子組み替え食品、遺伝子診断など、いやがおうにも生活に関わってくる遺伝子技術の最先端をレポート。遺伝子の仕組みから現状の課題までを解説。 "ギモン猫"チビの素朴な突っこみに"解決"ワコさんが切りかえす対話形式で、遺伝子のしくみからクローン技術まで、知っておきたいその現状と課題をやさしく解き明かす。ゲノム科学のすべてがわかる入門書。
  • 宇宙の哲学
    3.5
    宇宙の歴史は有限か無限か? 「この宇宙」はどのように生まれたのか? 時間以前には何があったのか? …… 宇宙の謎をめぐる人類の探究の歴史を、ケプラーのSF的宇宙探索物語、パスカルの無限空間への恐怖、ニュートンの普遍力学、カントのコペルニクス的転回、ラプラスの魔、パースの進化論的宇宙論といった魅力的なトピックとともに、コンパクトかつ深く辿る! ビッグバン宇宙論や多宇宙論など、物理学の最新成果を踏まえた、哲学の泰斗による「新しい自然哲学」構築の試み。 解説は、『なぜ宇宙は存在するのか』の野村泰紀氏(理論物理学/カリフォルニア大学バークレー校教授)。 [目次] ■講義 自然哲学の行方 第一講 コスモロジーの自立 (われわれの生きる宇宙/…新しい自然哲学の時代のとばぐち/…) 第二講 ケプラーの夢 (伝統的思考法からの独立/…世界初のサイエンス・フィクション/…) 第三講 無限宇宙の永遠の沈黙 (…沈黙する宇宙と人間の孤独/…パスカルの根源性と先駆性) 第四講 時空をめぐる論争 (ニュートン力学が切りひらいた問い/カントによる時空論の総合/…) 第五講 レヴォリューションーー回転か革命か (世界観の転換/…時空やカテゴリーは固定的か) 第六講 決定論の崩壊 (ラプラスの魔/…非決定論の方へ) 第七講 ビッグバンの方へ (「人類の偉大な一歩」/…哲学に役割は残されているか/…) ■補講 宇宙の時間、有限か無限か 補講一 有限説と無限説 (カントの「誤り」を超えて/…宇宙の歴史は無限か/…) 補講二 カントのアンチノミー (アンチノミーが暴くもの/…ゼノンのパラドクスから一九世紀の数学・論理学へ) 補講三 パースの宇宙論 (進化論的宇宙論ーーカオスからコスモスへ/…現実の「外」へと目を向ける方法) ■解説 新しい自然哲学は未解決問題に挑めるか 野村泰紀 ■人名索引
  • 生命誌とは何か
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私とはなにか、私たちはどこからきてどこへ行くのか――。この根源的な問いにたいし、分析と還元を旗印とする科学、とりわけ「生命科学」は、有効に答えてきただろうか。「生命誌」は、科学によって得られる知識を大切にしながら、生き物すべての歴史と関係を知り、生命の歴史物語を読み取る作業である。博物学や進化論、DNA、ゲノム、クローン技術など、人類の「生命への関心」を歴史的に整理し、科学を文化としてとらえる。(講談社学術文庫)
  • 生命の意味論
    -
    伝染病も老化も死も、官僚制も企業も大学も、「免疫」からはこう見える! 『免疫の意味論』(大佛次郎賞)を凌駕する圧倒的スケールで描かれる、稀代の免疫学者による「超」生命論。(解説:養老孟司) 「私はこの本で、生命の持つあいまいさや多重性、しかしそれ故に成り立つ「超(スーパー)システム」の可能性について考えた。そこには「不気味さ」と「美しさ」が紙一重で同居している」――「まえがき」より [目次] まえがき 第一章 あいまいな私の成り立ち 第二章 思想としてのDNA 第三章 伝染病という生態学(エコロジー) 第四章 死の生物学 第五章 性とはなにか 第六章 言語の遺伝子または遺伝子の言語 第七章 見られる自己と見る自己 第八章 老化――超(スーパー)システムの崩壊 第九章 あいまいさの原理 第十章 超(スーパー)システムとしての人間 参考文献 あとがき 解説 多田富雄さんと私 養老孟司
  • ゼロからはじめる音響学
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ゼロから学べる超入門! サポートサイトでしっかり理解♪ 息をのむほど、わかりやすい! 音響学を学ぶすべての人に読んでほしい。 ・理解しておきたい基本的な内容をしっかり押さえ、体系的に解説した。 ・サポートサイト(http://floor13.sakura.ne.jp)で実際に音を聞くことができ、より理解を深められる。 ・図が多く、イメージしやすいので、すらすら読める。 ・工学系に限らず、メディア系でも、言語聴覚士養成でも、教科書として使用できる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 分類思考の世界 なぜヒトは万物を「種」に分けるのか
    3.4
    生物の「種」って何? それは実在するか? 生物分類学の歴史は2000年に及ぶ。その知的格闘を平易に跡づけ、「種」をめぐる最も素朴で根本的な疑問を考える。前作『系統樹思考の世界』と対をなす怪著! (講談社現代新書)
  • 大人のための生物学の教科書 最新の知識を本質的に理解する
    3.8
    本書は、生物学の基本から最新の話題まで、網羅的に解説した入門書で、図版も多く、基本を知りたい人、学び直しをしたい人に最適なつくりになっています。   「受験をするわけではないし、中学レベルまでは理解しているけど、その先が知りたい」 「最新のニュースを理解するために基本を知りたい」 「教科書よりも堅苦しくなく、おもしろく学びたい」 という読者のニーズに応えた、画期的な一冊! 主な内容 第1章 細胞から分子レベルの生物学 細胞と生体膜-生命の基本単位/タンパク質と酵素-生命活動の実働部隊/DNA-生命活動の黒幕/光合成と窒素同化-物質循環とエネルギー循環 など 第2章 個体の継承と形成に関する生物学 遺伝と減数分裂-縦続保存を種族保存を支える原理/発生-生命最大の神秘/バイオテクノロジーの光と影 など 第3章 個体の維持に関する生物学 血液を知る-生きていることの驚異/肝腎なはなし-24時間はたらくタフな臓器/脳-最後のフロンティア など 第4章 生物の集団レベルの生物学 生物界をマクロな視点で見る/森と海を守るために-豊かな生態系を楽しむ など 第5章 生物界の時間的・空間的な広がりを考える生物学 生物分類-博物学はやはり不滅/進化-あらゆるところに見ることができる生物の歴史
  • マンガ 生物学に強くなる 細胞、DNAから遺伝子工学まで
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 細胞、DNAから遺伝子工学まで、圧倒的な図解で生物のしくみが一目瞭然! 高校生物を中心に、生命科学の基本を楽しくマスター。とある高校の生物部員4人が国際生物学オリンピックめざして大奮闘! 「細胞の中ってどうなっているの?」──そんな素朴な疑問から始まり、生命科学の世界をひもといてゆく。読めば必ず生物学が好きになる!
  • 時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間
    5.0
    【朝に多い】 → 心筋梗塞・脳梗塞・くも膜下出血・不整脈 【月曜日に増える】 → 狭心症 【冬に3割増】 → 心臓死 病気が生じやすい“魔”の時間帯はなぜ存在するのか? 〈体内で時を刻む精巧なメカニズムが、健康と病気をコントロールしていた!〉 脈拍や呼吸、睡眠はもちろん、細胞分裂やたんぱく質の製造まで、人体はさまざまなリズムにしたがって「いつ」「何を」おこなうかを精密に決めている。そのリズムの乱れが、健康を害する引き金になっていた。 「朝」「月曜日」「冬」など、病気が生じやすいタイミングがあるのはなぜか? 脳出血や心臓性急死にみられる約1.3年のリズムの正体とは? 薬が効く時間、効かない時間はどう決まるのか? それらを治療に活かす方法は? 時計遺伝子やカレンダー遺伝子の機能としくみから、体内時計を整える食品まで、生体リズムに基づく新しい標準医療=「時間治療」をわかりやすく紹介する。
  • 生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起きたのか
    4.7
    生命はどこから生命なのか? 非生命と何が違うのか? 生命科学究極のテーマに、アストロバイオロジーの先駆者が迫る!
  • 「香り」の科学 匂いの正体からその効能まで
    4.2
    人類は何千年も前から香料を利用してきましたが、じつは「匂い」を感じるメカニズムや、その正体が何かということについては、長い間謎に包まれていました。自然にはどんな香りが存在するのか?人は新しい香りをどのように作りだしてきたのか?アロマテラピー、香水、シャンプーや石鹸などの香りは、人体にどのような影響を与えるのか?香りの神秘を最新科学で解き明かします。
  • 大人のための算数練習帳 図形問題編 : 発想力を豊かにする図形問題の傑作選
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 情報を整理する力が身につく! 図形問題傑作選補助線を使って相似・合同の基本図形を描き出し、図形に潜む多種多様な条件から必要な情報だけを見抜くことができれば、苦手な平面・空間図形の問題も好きになる。(ブルーバックス・2004年9月刊)
  • 遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎
    4.3
    2003年にヒトゲノムの解読が完了したが、これで「遺伝子」がわかったのかというとそうではない。DNAにコードされている遺伝子の構成が判明したことで、ヒトゲノムの複雑さがかえって判明してきた。また、DNAに遺伝子はコードされているが、それらは非コード配列やそのコピーである多様なRNAなどによって、たくみに制御されていることがわかってきた。「遺伝子」とは、それらの制御機構を抜きにしては語れないし、「遺伝子」の概念は新たなステージで考える必要があるのではないだろうか?  本書では、メンデルの実験から、ワトソン、クリックによる二重らせんモデルの発表など、「遺伝子」をめぐる科学史を追いかけながら、「遺伝子」の正体を問い続ける。ゲノムの解読は終わりではなく、「遺伝子とは何か?」という、古くて新しい問いとその答えをめぐる研究の始まりであることを明らかにする野心的な一冊。
  • 宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在
    4.0
    宇宙に「命の星」はいくつあるか? 宇宙物理学者が、この宇宙における「生命の発生確率」を真剣に考えると――。 これまでも生命の発生については、「ミラーの実験」や「ドレイクの式」など、さまざまにそのアプローチが提唱されてきました。 それではビッグバン理論、インフレーション理論などの最先端の宇宙論・物理学をもとに、RNAの合成、生命活動のはじまり、それらの発生頻度をあてはめたとき、我々の知る138億年の宇宙には、地球以外にも生命は存在するのでしょうか? 2023年4月17日、木星氷衛星探査計画 ガニメデ周回衛星「JUICE」が打ち上げられました。 日進月歩で進展していく宇宙探査・理論をもとに考える「生命」とはなにか? 本作のもとになるものは、2021年、2023年に同著者より発表され、世界的にも大きな話題となった論文です。 なぜ、われわれは存在するのか? われわれは孤独なのか?――その究極の問いに迫る!
  • ゲノム編集とはなにか 「DNAのハサミ」クリスパーで生命科学はどう変わるのか
    3.5
    ゲノム編集は、生物のもつ全ての遺伝情報であるゲノムを正確に書き換える技術である。この技術は、ヒトを含む全ての生物で使うことができることから、研究の世界だけでなく、産業界、さらには医療の世界を大きく変えようとしている。しかし一方で、ゲノム編集がどんな技術であるのか、遺伝子組換えとの違いはどこにあるのか、安全性はどのように考えられているかなど、一般への理解が進んでいないのが現状である。ライフサイエンスの研究者でも技術を十分に理解できていないのが実情だ。 このように理解が進んでいない原因は、ゲノム編集技術の開発スピートが非常に速く常に新しい技術が生まれていることや、技術が広範な分野に及ぶため様々な分野で技術の捉え方が異なることが理由として考えられる。また、研究者であれば誰でも使えること(特に基礎研究であれば)や一般の方の身近な問題に直接関係することなども、既存のバイオテクノロジーとは性質が大きく異なる点と言える。研究者の世界においても一般社会においても、これだけ影響力のあるバイオテクノロジーはこれまで例がなく、予想外の技術への対応が追いついていないのが現状である。まさに、SF映画で見ていた世界が、ゲノム編集で現実となる可能性もでてきた。  ゲノム編集の可能性は、応用分野ではアイディア次第で無限大と言っても過言ではない。これまで長い時間をかけて作られてきた有用な品種が、ゲノム編集によって意図も簡単にしかも短時間に作ることが出来る時代もそう遠くない。地球環境の変化を考えると、ゲノム編集は食糧問題を解決する重要な技術にもなるであろう。バイオ燃料をゲノム編集技術によって効率的に生み出す微生物などの開発も進みつつある。健康問題に関しても、ゲノム編集は創薬や疾患治療に有効であることが証明されている。がんを治療する技術、感染症を治療する技術、ウイルスを簡便に検出する技術など、次々と新しい技術が開発されている。  本書では、ゲノム編集とはどんな技術なのか、既存の遺伝子組換え技術とはどんな違いがあるのかを、まず紐解いていく。本書を読めば、2012年に開発されたクリスパー・キャス9が、なぜノーベル賞を取る技術と考えられているのが理解できるだろう。さらに、応用分野でどのようなことが可能であるのか、あるいは既に技術が開発されているのか、具体例をあげながら解説していく。
  • 細胞とはなんだろう 「生命が宿る最小単位」のからくり
    3.7
    すべての生物の基本構成単位として、あたり前のようにとらえられている「細胞」。 その細胞を、「生物ではない」けれど、「細胞への侵入が可能な存在」であるウイルスの視点から見つめ直すと、何が見えてくるのか? あたかも、ウイルスに侵入してくれと言わんばかりの構造をしている細胞膜。 ウイルスに容易に乗っ取られてしまうタンパク質合成装置=リボソーム。 ウイルスに瓜二つのエネルギー工場=ミトコンドリア。 新型コロナウイルスにもまんまと利用される輸送システム=細胞内膜系。 そして、細胞の“司令塔”たる細胞核にいたっては、ウイルスによって生み出された!? 細胞の機能としくみ、その一生はなぜ、現在の私たちを構成するあのような細胞となったのか? そして、その進化の過程でウイルスが果たした役割とは? ──気鋭のウイルス学者が、「侵入者目線」で新たな細胞像を解き明かす、傑作サイエンスミステリー。
  • 寿命遺伝子 なぜ老いるのか 何が長寿を導くのか
    3.2
    生物の寿命は、特定の遺伝子のよって決められている! それは線虫からマウス、そして人間まで変わらない! ならば遺伝子によって「不老不死」は実現するのか? 人類究極の願望をかなえるため、「寿命遺伝子」の探索にしのぎを削る世界の「遺伝子ハンター」たちの研究合戦をスリリングに描く!
  • DNAとはなんだろう 「ほぼ正確」に遺伝情報をコピーする巧妙なからくり
    4.0
    どのように遺伝情報を伝えるのか? なぜ遺伝情報を担う物質に選ばれたのか? 本当に「生命の設計図」か? 生命最大の謎に迫る!
  • 時計遺伝子 からだの中の「時間」の正体
    4.3
    体内時計とは何か? 生体リズムはどのように生まれるのか? 時計遺伝子は、様々な体の機能に関わっていた! ・生体リズムの乱れが、生活習慣病を引き起こす ・深夜にコンビニに行くと元気になるのはなぜか ・「朝日を浴びると良い」「寝る前のスマホは良くない」理由とは ・「寝る子は育つ」の本当の意味 ・時差ぼけを解消する薬ができる? ・ブルーライトはなぜ体に良くないのか? ・朝型・夜型を決める遺伝子があった ・分子レベルでみた「規則正しい生活」が大切なわけ ――遺伝子レベルで体内に何が起きている? 睡眠、血圧、体温、ホルモン分泌…… 体の中で起きているほとんどの生理現象は24時間の生体リズムを示します。一体なぜか。 その謎に答えを出したのは、2017年のノーベル生理学・医学賞のテーマにもなった「時計遺伝子」でした。 37兆個の全細胞に存在する時計遺伝子が臓器のリズムを作り、脳の視交叉上核という小さな部位が司令塔となって、全身の「時間」を司っていたのです。 哺乳類における生体リズム研究の第一人者が、その分子機構から、睡眠障害・生活習慣病の関係までを解説。 【主な内容】 第1章 からだのリズムを作る時計遺伝子 第2章 生体リズムはどこで作られるのか? ――時計中枢の発見 第3章 時間情報の送信ルートを特定せよ ――脳から全身の臓器に至るまで 第4章 時計遺伝子は細胞分裂の時間も決める 第5章 光と時計遺伝子の深い関係 ――「朝日を浴びると良い」理由 第6章 生活習慣病と時計遺伝子 ――高血圧を分子レベルで解明する 第7章 時差ぼけはなぜ起こるのか? ――生物が初めて直面したリズム異常 第8章 視交叉上核の謎を解く ――朝型・夜型遺伝子の発見と睡眠障害治療薬の可能性 第9章 睡眠と時計遺伝子 ――霊長類の時計と睡眠覚醒リズム 第10章 なぜ生物は体内時計を持つようになったのか ――からだの「時間」を作る様々なメカニズム
  • 二重らせん
    3.8
    生命科学の基礎を築いた大発見の舞台裏 ワトソン博士ノーベル賞受賞から50年を記念して新書化 DNAの二重らせん構造はどのように発見されたのか 共同発見者のフランシス・クリック、モーリス・ウィルキンスらとの出会いから、「多才な巨人」ライナス・ポーリングの猛追をかわして、二重らせん構造の発見にいたるまでの、その舞台裏をワトソン博士が赤裸々に綴った感動のドキュメント。
  • HSPと分子シャペロン 生命を守る驚異のタンパク質
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 タンパク質を守り、タンパク質を育む「タンパク質」。生命を脅かすあらゆるストレスからタンパク質を守り、誕生から、機能を失い分解されるまでタンパク質のために健気に働く「タンパク質」それが、HSPであり分子シャペロンだ。生命が40億年かかって手に入れたナノレベルのこの驚くべきシステムを解説し、創薬へのチャレンジまでを紹介する。(ブルーバックス・2012年6月刊)
  • 植物はなぜ5000年も生きるのか 寿命からみた動物と植物のちがい
    4.2
    生物にとって、寿命とはなにか? 200歳の人間はいないのに、200歳の屋久杉はまだまだ子供。どちらも細胞からできているのに、動物と植物のこのちがいは、なぜなのだろうか。なぜ生命には寿命があるのだろうか。生物の「生」の不思議を解き明かす。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 睡眠の起源
    3.8
    私たちはなぜ眠り、起きるのか? 長い間、生物は「脳を休めるために眠る」と考えられてきた。 それは本当なのだろうか。 新発見!脳をもたない生物ヒドラも眠る――。 世界を驚かせた気鋭の研究者が睡眠と意識の謎に迫る 極上の科学ミステリー! 起きていることは、なんて特別なことだろうか――。 眠りの世界から見えてくる〈生物進化のふしぎ〉 【本書のおもな内容】 ●人類は睡眠について何を考えてきたのか? ●眠りが「死の疑似体験」だと解釈された時代 ●なぜ寝だめは無意味なのか? ●眠っている脳と起きている脳の違い ●睡眠は「脳を休めるため」ではなかった? ●睡眠を調節する「睡眠圧」と「体内時計」 ●眠らない生き物は存在するのか? ●生物の“ほんとうの姿”は眠っている姿 ●私たちが眠らなければいけない理由……ほか 【目次】 はじめに――生物はなぜ眠るのか? 第一章 クロアゲハは夜どこにいるのか 第二章 眠りのホメオスタシス 第三章 眠りと時間 第四章 ヒドラという怪物 第五章 眠りのしくみ 第六章 眠りの起源は何か 第七章 眠りと意識
  • 生物はなぜ死ぬのか
    3.9
    【死生観が一変する〈現代人のための生物学入門〉!】 生命の死には、重要な意味がある。 遺伝子に組み込まれた「死のプログラム」とは? なぜ、私たちは“死ななければならない”のでしょうか? 年を重ねるにつれて体力は少しずつ衰え、肉体や心が徐々に変化していきます。 やむを得ないことだとわかっていても、老化は死へ一歩ずつ近づいているサインであり、私たちにとって「死」は、絶対的な恐るべきものとして存在しています。 しかし、生物学の視点から見ると、すべての生き物、つまり私たち人間が死ぬことにも「重要な意味」があるのです。 その意味とはいったい何なのか――「死」に意味があるならば、老化に抗うことは自然の摂理に反する冒涜となるのでしょうか。 そして、人類が生み出した“死なないAI”と“死ぬべき人類”は、これからどのように付き合っていくべきなのでしょうか。 ■主な内容 ・恐竜が絶滅してくれたおかげで、哺乳類の時代が訪れた ・宇宙人から見た「地球の素晴らしさ」とは ・地球上で最も進化した生物は昆虫である ・遺伝物質DNAとRNAの絶妙な関係 ・「死」も、進化が作った仕組みである ・ヒトだけが死を恐れる理由 ・“若返る”ベニクラゲの不思議 ・超長寿のハダカデバネズミは、なぜがんにならないか ・ヒトの老化スピードが遅くなっている理由とは? ・「若返り薬」の実現性 ・少なめの食事で長生きできる理由 ・老化細胞は“毒”をばらまく ・テロメアの長さと老化は関係ない? ・生物学的に見ると、子供が親よりも「優秀」なワケ ・ヒトが生きる目的は、子孫を残すことだけではない ・“死なないAI”を生み出してしまったヒトの未来 ・有限の命を持つからこそ、「生きる価値」を共有できる ・私たちは、次の世代のために死ななければならない ――すべての生き物は「死ぬため」に生まれてくる。 第1章 そもそも生物はなぜ誕生したのか 第2章 そもそも生物はなぜ絶滅するのか 第3章 そもそも生物はどのように死ぬのか 第4章 そもそもヒトはどのように死ぬのか 第5章 そもそも生物はなぜ死ぬのか
  • ウイルスはそこにいる
    4.3
    ヒトはウイルスと共に生きている。私たちのからだは一見きれいに見えても実はウイルスまみれだった! 免疫学者とウイルス学者がタッグを組んで生命科学最大のフロンティアを一望! ウイルスはつねに悪者というわけではない。われわれの身の回りには病原性を持たないウイルスがいくらでもいる。われわれのからだの表面や気道や消化管の内腔には多くの細菌が存在して常在細菌叢を形成しているが、実はこれらの場所には多種多様なウイルスが同時に存在していて、常在ウイルス叢というものが存在する。 さらに、私たちの遺伝子の中には非常に多くのウイルス由来の配列が散在している。これに加えて、ウイルスそのものまでがゲノムの中に挿入されていることがあり、その一部はなんとヒトの遺伝子として働いていることがわかってきた。つまり、ウイルスは外界からの侵入者ではなくて、一部のものはわれわれの体内に棲みついて、われわれはそれを利用しているのである。われわれのからだという「母屋」がウイルスに「軒を貸した」状態になっていて、まさに「ウイルスはそこにいる」のだ。 ●なぜ感染すると病気に? ●ミクロの世界で繰り広げられる 驚きの攻防戦とは? ●新型コロナウイルスは持続潜伏する可能性が ●巧妙な仕組みで体内に潜伏する肝炎ウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス ●子宮頸がんウイルス、麻疹ウイルス、エイズウイルス、EBウイルスなど、体内に潜伏する病原体 【本書の内容】 第1章 新型コロナウイルスでささやかれる持続感染の恐怖 第2章 ウイルスとは何か 第3章 ウイルスに感染すると、なぜ病気になるのか 第4章 ウイルスがからだに潜り込むカラクリ 第5章 厄介な潜伏ウイルスたち 第6章 病原性ウイルスvs.人類 ミクロの世界で繰り広げられる攻防戦 第7章 ヒトのゲノムに入り込んだウイルスたち 第8章 医学でウイルスを克服できるのか
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く
    3.8
    【第29回 講談社科学出版賞受賞】 ネアンデルタール人は現生人類と交配したか? ジュラシック・パークの夢は実現するか? 古代DNA研究が解き明かした生命進化の謎の数々を、わかりやすく紹介する。化石のささやきに耳を澄ませる生物学者たちの奮闘をつたえる好著! (講談社現代新書)
  • 意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く
    3.7
    驚愕の研究、最前線! 脳からコンピュータに意識を移す!! 意識はどのように生まれるのか? 生命科学最大の謎を解く、切り札がここに! 意識のアップロードを可能にする秘策とは? 永遠の命を得た意識は、何を感じ、何を思うのか? 科学者人生を懸けた渾身の書! 【本書の内容】 ・なぜニューロンの塊にすぎない脳に「意識」がわくのか ・「意識の解明」と「不老不死の実現」一石二鳥の妙案 ・右脳と左脳を切り離すと、二つの意識が現れる ・新型ブレイン・マシン・インターフェースで、脳半球と機械半球をつなぐ ・人工神経回路網に意識を移し替えることで、意識を解き明かす ・意識のアップロード後には、現実世界と見紛うばかりの世界が待つ ・アップロードされた「わたし」は「わたし」であり続けるか 【目次】 1章   死は怖くないか 2章   アップロード後の世界はどうなるか 3章   死を介さない意識のアップロードは可能か 4章   侵襲ブレイン・マシン・インターフェース 5章   いざ、意識のアップロード! 6章   「わたし」は「わたし」であり続けるか 7章   アップロードされた「わたし」は自由意志をもつか 8章   そもそも意識とは 9章   意識を解き明かすには 10章 意識の自然則の「客観側の対象」 11章 意識は情報か 神経アルゴリズムか 12章 意識の「生成プロセス仮説」 13章 意識の自然則の実験的検証に向けて 14章 AIに意識は宿るか 15章 意識のアップロードに向けての課題 16章 20年後のデジタル不老不死
  • ブルーバックス解説目録 2025年版
    無料あり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2025年2月刊行分まで収録の「ブルーバックス解説目録2025年版」を電子化! 書目一覧、部門別既刊書目一覧、既刊全書名、著者・訳者名索引、書名索引を収録しています。 巻頭特集として、佐原実波さんによる特別漫画「ガクサン×ブルーバックス」を掲載。「読みやすい」「学びやすい」ブルーバックスを選んでもらいました! 茅野うるしと福山譲による紹介で、ブルーバックスがより身近に、そして科学のワクワクが深まること必至! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えた ガチンコ相対性理論
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 俺だって数式が読めるかっこいい男になりたい! 分不相応な野望を抱いたド文系オヤジが、数式世界の最高峰ともいえるアインシュタイン方程式を読み解く旅に出た。「さがさないでください」という一通の書置きをのこして。はたして彼は、この数式に何が書かれているかを読むことができるのか? 予定調和なしの決死行を見守りながら相対性理論がわかってしまう、世界初の数式エンターテインメント! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • アカデミック・フレーズバンク そのまま使える!構文200・文例1900
    5.0
    世界中の研究者に愛用されているウェブサイト「Academic Phrasebank」の邦訳書がついに登場! これが、英語論文によく使う表現文例集の決定版。日本語訳付きは便利でやっぱり安心。そのまま使える!ずっと使える! 【主な内容】 第1部 セクション別表現集 第1章 研究を紹介するための表現 第2章 関連文献に言及するための表現 第3章 方法を説明するための表現 第4章 結果を記載するための表現 第5章 得られた知見の考察に用いる表現 第6章 結論を述べるための表現 第2部 場面別表現集 第7章 批判的態度で臨む際の表現 第8章 慎重を期す際の表現 第9章 分類と列挙の表現 第10章 比較対照の表現 第11章 用語を定義する際の表現 第12章 傾向や予測について説明する表現 第13章 量の記述に用いる表現 第14章 因果関係の説明に用いる表現 第15章 主張を裏づける例を挙げる際の表現 第16章 次の話題に移る際の表現 第17章 過去について述べる際の表現 第18章 要旨で用いる表現 第19章 謝辞で用いる表現 第3部 学術的文章を書くということ 第20章 学術的文章のスタイル 第21章 学術的発表(プレゼンテーション)のスタイル 第22章 間違えやすい単語 第23章 英国綴りと米国綴り 第24章 パンクチュエーション(句読法)について 第25章 冠詞について 第26章 文の構造 第27章 複数の発想を連結する際に使用される語句について 第28章 段落(パラグラフ)の構造 第29章 どうやって書くか 訳者あとがき 本書の使い方・翻訳の方針 監修者あとがき
  • アクチュエータ工学入門 「動き」と「力」を生み出す驚異のメカニズム
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どこから力を生み出し、どう制御するのか? 携帯電話の“ブルブル”、ロボットを動かす人工筋肉、体内を自走する内視鏡、地中を掘り進むトンネル掘削機――。超精密なミクロの世界から、強力なパワーを要する重機・巨大構造物まで、「ものを動かし、操る」動力機構を図解で詳説。(ブルーバックス・2014年7月刊)
  • 味のなんでも小事典 甘いものはなぜ別腹?
    4.0
    「プリン+醤油=ウニ」は本当だった! こんなにあった!「味」にまつわる身近な疑問や謎。なぜおしるこに塩をひとつまみ入れると甘味が増す? ワサビは辛いのに、なぜ食べても汗が出ない? なぜコーヒーやビールのような苦いものをおいしく感じる? 毎日の生活の中から出てくる疑問ばかり全84項目をとりあげ、舌と脳で感じる「味」のふしぎをやさしく解き明かす。
  • アストロノミカ
    -
    本書は、紀元1世紀、帝政を迎えた古代ローマに生きた詩人マルクス・マーニーリウスによる、天文学・占星術について記された最古の文献の一つです。作者マーニーリウスについては『アストロノミカ』の著者であること以外、確かなことは知られておらず、本作に見られる記述から初代皇帝アウグストゥスから第二代皇帝ティベリウスの時代に書かれたことを推測できるにすぎません。 古代において、天文学と占星術のあいだの区別は存在しませんでした。執筆当時のローマを見れば、アウグストゥスが生まれた日に占星術師プブリウス・ニギディウスが「地上世界の主が生まれた」と断言したと伝えられ、アウグストゥス自身も天文学や占星術を利用していたことが知られています。未来を知ることができる技術がとりわけ政治家にとって重要な意味をもつことは想像に難くないでしょう。だからこそ、マーニーリウスは本作の第一巻の序歌にこう記しました。 「生きた身ながら果てしない大空を巡ること、そして星座や 逆行する惑星の動きを知ることは喜ばしい。 だがこれらの知識だけでは不充分だ。大宇宙の心臓部さえも知悉すること、 それが星座を介して生物を生み出し支配する方途を 認識すること、そしてアポッローンの調律に従い それを詩に語ることはいっそう激しい喜びとなる。」(1.13-19) つまり、星座の分布や天体の動きに関する知識だけでなく、それらがいかなる力をもって地上に働きかけるのかという問題にまで踏み込んでいく必要がある、言い換えれば「天文学」の知だけでなく「占星術」の知をも身につけて初めて宇宙について知ることができる、と詩人は宣言しているわけです。 それゆえ、本書には古代の宇宙に関する知識のすべてが書かれています。「教訓詩」と呼ばれる韻文としてそれを綴った本作は、きわめて貴重な古典にほかなりません。残念なことに、本作にはラテン語原典から韻文の形で日本語に訳出したものは存在しませんでしたが、気鋭の訳者を得て、ここにその偉業が成し遂げられました。星空を眺め、宇宙に思いを馳せながら、ぜひ手にしていただきたい1冊です。 [本書の内容] 第一巻 第二巻 第三巻 第四巻 第五巻 訳者解説 訳者あとがき 図 表
  • アスリートの科学 能力を極限まで引き出す秘密
    3.0
    スポーツにおける最高峰の戦いは、スポーツ科学、医学、情報、そしてテクノロジ―を駆使したものへと大きく変化を遂げています。ナショナルチームの育成やサポートなどの中心にいる、国立スポーツ科学センターのセンター長である著者が、スポーツに欠かせない科学の力とは何か、さまざまな面から、スポーツ科学の最前線を解説します。スポーツ競技の側面を知ることで、オリンピックをはじめとする、ハイレベルのスポーツ観戦をより深く楽しめます。、また、アスリートでなくても、体づくりや健康のため、またスポーツ上達のために参考になる内容も。 第1章 記録はなぜ伸びるのか。競技はなぜ進化するのか (スポーツの高速化と高度化、なぜ日本は陸上100m×4リレーで勝てるのか、水泳競技の高速化、スピードスケートの科学、体操競技は50年でウルトラCからウルトラIへ、サッカーも分析力の差がチーム力の差に) 第2章 アスリートを支えるサイエンス・テクノロジー (車いす競技と義肢競技の進化、義足のほうが速く走れるのか、なぜパラリンピアンは8m跳べるのか、判定に大活躍のハイスピードカメラ、テニスのチャレンジは軍事技術!? ゴルフ上達ツールに迎撃ミサイル技術、もはやGPSなしでは語れないスポーツ) 第3章 アスリートはいかに効率的に身体を作っているか (運動、栄養、休養の科学的セオリー、食事のタイミングでパフォーマンスは劇的に変わる、アスリートにとって休養とはなにか、リカバリーが勝負を決める) 第4章 ウェイトコントロールの科学 (アスリートと一般人の減量の違い、水分を減らすかと脂肪を減らすか、世界初のMRI画像で見える減量プロセス、なぜ吉田沙保里と伊調馨はかつ続けられたのか、アスリート研究から見た一般人のダイエット) 第5章 アスリートと水分 (水分補給もスポーツの一部、競技で異なるアスリートが競技中に飲んでいるもの、箱根駅伝ではオリジナルドリンクを飲めない!?、個人差が大きい汗の成分、スポーツドリンクの進化) 第6章 環境とパフォーマンスの科学 (暑さのなかで記録はのびるのか、暑熱順化と寒冷順化とは、高地トレーニングが日本のスポーツを強くした、低酸素トレーニングの可能性) 第7章 コーチングの科学――スポーツ心理学最前線 (オランダの最前線の取り組みとは、選手の人生全体を見るコーチング、究極のコーチングとはなにか、映像技術の進化とコーチング、コーチのいらない未来のコーチング)
  • 新しい1キログラムの測り方
    3.8
    腐食せず、摩耗にも強く、慎重に扱えば10万年は機能するだろうと言われていた「キログラム原器」。しかし、製作から約130年がたったいま、じつはその原器の重さがゆらいでいることがわかってきました。重さの基準が変わってしまえば、1グラムあたりいくらという約束によって成り立っている取引も安心して行えません。絶対に変わらず、誰にとっても納得できる「重さ」の基準とはなにか? 最先端の科学がその難題に挑みます。
  • 新しいウイルス入門 単なる病原体でなく生物進化の立役者?
    4.1
    ウイルスのイメージは変わりつつある。ウイルスが生物のゲノムの中に入り込み、生物の進化にとって重要な役割を果たしてきたことが明らかになってきたからだ。さらに巨大ウイルスの発見で、ウイルス研究は新段階を迎えた。ウイルスとはどんな形をし、どんな種類があり、どんな働きをしているのか。インフルエンザやノロウイルスといった身近な存在に触れながら、新しいウイルス像を解説する。(ブルーバックス・2013年1月刊)
  • 新しい科学論 「事実」は理論をたおせるか
    値引きあり
    4.1
    人間にとって科学とは何なのかを考える……自然科学は、けっして人間や人間社会から切り離された、中立の道具などではないのです。良かれ悪しかれ、その時代その社会の基本的なものの考え方、底流となっている前提と結ばれているものなのです。……現代の科学は、その長所も欠点も、わたくしども自身のもっている価値観やものの考え方の関数として存在していることを自覚することから、わたくしどもは出発すべきではないでしょうか※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 新しい植物ホルモンの科学 第3版【CDなし、DL情報つきバージョン】
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新しく重要な知見を追加し、図版をカラーにしてさらに充実させた改訂第3版。シグナル分子としてはたらく植物ホルモンについて、その合成経路や作用機序をコンパクトにまとめた。農業などにおける応用例も紹介する。 【電子版にCDはつきません。CD収録されていた内容等は、誌面に案内しているサイトからダウンロードすることができます。】 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 新しい電気回路<上>
    -
    ◆ディジタル技術全盛時代における「電気回路」のあり方や、教授内容の国際化を踏まえた、これまでにない構成のテキスト◆ ・微分方程式とラプラス変換をいち早く導入し、電気回路の基本を学ぶ、これまでにない構成のテキスト。二分冊。 ・複素数と位相が用いられる物理的な意味をていねいに解説し、読者を本質的な理解へと導く。 ・カラーで見やすく演習問題も充実! 【本書「まえがき」より抜粋】 本書は,ディジタル技術全盛時代における「電気回路」のあり方や,教授内容の国際化を踏まえて執筆した教科書である。 「電気回路」は「電磁気学」とともに大学における電気電子系の基幹科目である。長い伝統があり定評のある教科書も少なくない。しかしながら,従来の「電気回路」の講義で重点的に取り扱うアナログ信号伝送・回路網は,現在ではほとんど使用されなくなっており,その重要性は大きく低下している。一方,スイッチング電源のようにインダクタを用いたエネルギー変換技術は現代の電源の主流になっているが,「電気回路」の講義内でほとんど取り扱っていない。伝送線路を用いる超高速ディジタル信号伝送や5G/6Gで話題になっている無線通信は今後とも発展する技術であり,その基礎に電気回路がある。したがって,時代の変化を意識して,本書で記述する内容を決め,上下巻の二分冊とし全19章の構成とした。 本書では,従来のように交流理論を先に取り扱い,過渡応答を後で取り扱う記述ではなく,回路素子の基本応答,ラプラス変換,過渡応答,交流理論の順序で記述している。交流理論はあくまで定常状態の応答であり,特殊な条件で成り立つものである。電気特性は電圧・電流の時間微分・時間積分が基本である。迷ったらこの基本に立ち返って考えてほしい。 このような内容は,国内のこれまでの電気回路の教科書からは逸脱しているとみられるかもしれないが,海外では本書のような順序で記述されている教科書が多いため,国際的にはまったく問題はないと考えている。 【主な内容】 第1章 電気回路とは 第2章 直流回路と,電気回路の基本的な法則 第3章 容量とインダクタの電気的性質 第4章 回路素子の基本応答  第5章 微分方程式とラプラス変換  第6章 電気回路の時間応答  第7章 交流回路  第8章 共振回路   第9章 変成器  第10章 デシベルとボード図  ※「新しい電気回路<下>」電子版は、2021年10月配信予定です。
  • 新しい発生生物学 : 生命の神秘が集約された「発生」の驚異
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生命の神秘が集約された「発生」の驚異! 卵というたった一つの細胞が受精して分裂を繰り返し、骨、筋肉、皮膚、内臓をつくり、複雑な構造の成体となる。この「発生」の仕組みと謎に挑む生物学の最新成果。(ブルーバックス・2003年5月刊)
  • 新しい微積分〈上〉 改訂第2版
    -
    改訂でさらにわかりやすく! 意味を考えるからこそ、技法が身につく 高校から大学へ、微積分の新ルート。探索の旅への優しいガイド ・これまでにない章構成で、最短で「微積分の核心」にせまる。 ・独習用としても、講義テキストとしても成り立つ新しいタイプの教科書。 ・二分冊。上巻では、べき級数、テイラー展開、1変数関数の積分、曲線、微分方程式を扱う。 【本書“まえがき”より 長岡亮介】 「古き良き時代」の数学が現代の数学教育に示唆するものが,もう 1 つある.それは,理論と応用が一体になっているということであり,ここに本書の第三の動機がある.ユーザーとして現代数学の諸道具を使いこなしたい人々ばかりでなく,純粋数学の修得を志す理学数物系の学生にとっても,数学を応用する経験は,同じく重要であるに違いない.高校数学的な健全な理解の怪しさと危なさに警告を発しながらも,厳密性・純粋性という偏屈な数学主義に陥らないように最大限の配慮を払って記述を進めるようにしたのは,使いこなすことの重要性への配慮に基づく.本書が,あえて極限や実数の話題から入らず,数学ユーザーにとって最も重要なべき級数から入ったのはその一例である. 「大学生の学力低下」を指摘する声は大きい.本書は,数学系の大学教員がこの事態をどう《変革》するか,という問題に対する 1 つの回答であり,壮大すぎるであろう夢を実現しようとする冒険である.現状を打開するために伝統や既成秩序に囚われない数学教育の変革への共感の輪が広がることを祈る.
  • 新しい物性物理 物質の起源からナノ・極限物性まで
    3.8
    身の回りにある数百万種の物質を統一的に理解する物性物理の最前線。21世紀の科学技術の行方を展望する。量子論、相対論の融合から始まった物性物理学によって、身の回りに存在するあらゆる物質の本質が明らかにされてきた。半導体、液晶、超伝導などの新物質を創り出し、ナノテクノロジー、極限の世界を切り開く物性物理学の最前線に迫る。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 新しい免疫入門 第2版 免疫の基本的なしくみ
    4.0
    免疫を学ぶとき最初に読むべき一冊として高く評価された入門書を10年ぶりに改訂。複雑な免疫応答の流れがよくわかる解説が好評。  わたしたちのからだを病原体の攻撃から守る免疫の基本的なしくみはどうなっているのだろう。 20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の“常識”は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動させることがわかり、自然炎症という新たな概念も加わった。制御性T細胞の存在は確かなものとなり、mRNAワクチンは現実のものとなった。 本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。 【もくじ】 1章 自然免疫の初期応答 2章 獲得免疫の始動 3章 B細胞による抗体産生 4章 キラーT細胞による感染細胞の破壊 5章 複数の免疫ストーリ― 6章 遺伝子再構成と自己反応細胞の除去 7章 免疫反応の制御 8章 免疫記憶 9章 腸管免疫 10章 自然炎症 11章 がんと自己免疫疾患
  • あっぱれ! 日本の新発明 世界を変えるイノベーション
    4.2
    日本の「ものづくり」は死んでいない! 「冷やすメカニズム」を根底から覆す冷蔵庫、意外な魚のおかげで完成した高温でも触れるレンガなど、企業秘密レベルの熱いイノベーションと、それをなしとげたクールな研究者たちの素顔に、われらがブルーバックス探検隊が迫る!
  • アトムの科学なんでも百科
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「人間ってどうして病気になって、どうして治るの?」「火山ってどうして噴火するの?」「恐竜ってどうやって生まれて、なんで絶滅したの?」「冬になると、雪が降るのはどうして?」「夜空の星は、どうして光っているの?」自然科学を対象にした100~120程度の質問に、アトムや博士たちが答える。基本的に見開き2Pで構成(一部例外あり)
  • アトムのサイエンス・アドベンチャー 昆虫世界の大冒険
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昆虫の基礎的な知識だけでなく、昆虫が自然界に果たしている役割を紹介していく科学マンガです。主人公のアトムとネコ型ロボットのアトニャン、天才少女スズの3人が、お茶の水博士らと繰り広げる冒険エピソード満載です。各話には昆虫にまつわる詳しい解説が織り込まれますから、この1冊を読めば、誰でも昆虫に詳しくなれます。昆虫にまつわるエピソードとしては、「イチかバチかのミツバチミッション」(ハチが自然界に果たしている役目を紹介)、「ミニロボ・アドベンチャー」(農薬にたよらない生物農薬の考え方)、「恐怖の昆虫アイランド」(昆虫の団結力、集団的子育て)などがメインとなります。マンガを読むことによって、子供たちが自然界の生命連鎖、自然界の法則にまで目を向けていくような書籍になります。
  • アトランティス 失われた大陸の謎
    -
    「悲惨な一日と一夜にして、大海原のかなたに消えた楽園王国」――プラトンの描写は、何を物語るのか? 虚構か、それとも真実の伝承か……。失われた大陸への夢は、今もって人々の胸をかきたてる。人々の夢をかきたててやまない伝説の大陸=アトランティスの全貌と、この青海原のかなたに消えた楽園王国の謎を追う。突然の大異変に襲われて消失する過程を、地質学から解明し、多年の論争に終止符を打つ。映画よりおもしろい、迫真の科学ドラマ!
  • アニメのSF考証家が描く未来のカタチ 21.5世紀 僕たちはどう生きるか?
    -
    1巻1,320円 (税込)
    20XX年、人類はついに不老不死を手に入れた――。スマートシティの上空には無数のドローンカーが飛び交い、人々は遺伝子操作で復活したマンモスのステーキに舌鼓を打ち、食後はVRで臨死体験を楽しんでいる。一方、郊外には食料生産ビルが立ち並び、無人のビル内では農作物や培養肉が次々に生産されている。交際相手を探すのは、宇宙空間全体を網羅したマッチングアプリ。AI執事のおかげで相性はバッチリ! 結婚相手を見つけたら、月面ホテルでハネムーンベイビー!そんな21.5世紀、僕たちはどう生きるか?
  • アミノ酸の科学 その効果を検証する
    3.7
    アミノ酸が人間の体内でどんな働きをしているのかをわかりやすく解説することで、幅広く活用されるアミノ酸の「力」を明らかにする。 食品、スポーツドリンク、化粧品などに添加され、サプリメントが人気を集め、医療での利用が進む。 グルタミン酸ナトリウムは年間160万トン、リジンは65万トンが世界中で生産されている。アミノ酸とは、いったい何なのか。どう用いるべきなのか。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 雨の科学
    -
    「雲から雨が降る」という、一見あたりまえの自然現象の仕組みと奥深さを探究した、気象学の入門書。 なぜ雨は、滝のようにつながって落ちてこないのか。雨粒はどんな形をしているのか。小雨の雨粒と、大粒の雨粒は、どのくらい大きさが違うのか。雲粒と雨粒の境目はどこにあるのか。なぜ、雨が降りやすい雲と、降りにくい雲があるのか。水蒸気が凝結するための「雲粒の種」とは。自己増殖し、自己組織化して雨を降らせる、生物のような積乱雲の生涯とは――。 傘とレインコートで日常的な雨対策をし、冬にも豪雪に見舞われる日本列島の降雨事情は、地球上でも特異なものだという。その地形的特質から、近年多発する集中豪雨のメカニズムとエルニーニョ現象、温暖化のカギを握る雲の種類、さらに、「人類の夢」である人工降雨や気象の人工調節の可能性まで、雲・雨・雪の研究に尽くした第一人者が、平易に解説する。北海道大学名誉教授・藤吉康志氏が巻末解説を執筆。〔原本:『雨の科学――雲をつかむ話』2005年5月、成山堂書店刊〕〈目次〉1 地球に降る雨のミクロな特徴第1章 雨粒の形と大きさ第2章 雨の強さと雨粒の大きさ分布第3章 雨が降る雲、降らない雲第4章 多くの雨は雪が融けたもの第5章 雨の降り方は人間活動によって変わる2 雲の組織化第6章 積乱雲の生涯第7章 生物のような積乱雲第8章 集中する豪雨第9章 人工衛星から観る雲の群第10章 地形の働きによる降雨の強化と集中3 雨の気候学第11章 気候域と雨量第12章 亜熱帯域の降雨第13章 雨のテレコネクション第14章 雨の経年変化第15章 水惑星の水問題解説 藤吉康志索引
  • あるのかないのか? 日本人の創造性
    -
    日本人であろうと、中国人であろうと、アメリカ人であろうと、創造力というものは、人間には、性来、備わっているのではないか。ただ、固有の社会には、その社会に特定したオモシ――創造性を抑圧するオモシ――があるのではないか。ある固有の時代には、その時代特有のイマシメ――創造性の発現を束縛するイマシメ――があるのではないか。そのようなイマシメが何であったか――その点こそを、明治の科学者たちにより多くたずねてみたいのである。〈本書は、1987年12月、講談社ブルーバックスB-713として刊行されました。〉
  • 暗記しないで化学入門 新訂版 電子を見れば化学はわかる
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 化学は暗記科目ではない。 電子の動きを理解すれば、化学はすべて見えてくる。 電子を共有することで、原子は結びつき、分子ができている。 原子ごとの電子のふるまいがわかれば、化学はこんなにおもしろい! 授業がわかる。応用が効く。楽しくなる。 わからない高校生、必読の入門書。 化学嫌いなあなたの、化学の見方が変わります。

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