「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」
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「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

1,100円 (税込)
550円 (税込) 12月18日まで

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人は悲しいから泣くのか? それとも泣くから悲しいのか? これは脳科学においては、昔から論争が続いている根源的なテーマです。実は人間の行動は「頭で考えたこと」に従うよりもはるかに、「情動」によって支配されています。情動がなければ、私たちは永遠に意思決定できない場合もあります。いったい情動とは何なのか? それはどこから起こるのか? 最先端のテーマについて、世界のトップランナーが興味津々に解説します!

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「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    さすがブルーバックスだけのことはあり、脳の構造から始まり、情動や記憶の仕組みについてわかりやすくまとまっていた。ストレス反応一つとっても具体的であり、ホルモンもどんな作用があるのかだけでなく、きちんと構造式から説明されていた。それなりに読み応えがあるため、心理学や脳科学についての素養があるとより一層

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    感覚と情動と記憶とが、脳のどこを介してどう影響し合っているのかが明快に想像できた。
    感覚は視床下部をハブとし、大脳皮質の各部位に送られ詳しく分析されるのと並列して、扁桃体に送られ情動を呼び起こす。このとき情動は、同じく扁桃体に保存されている手がかりによる情動記憶や海馬に保存されている文脈と結びついた

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    こころに関して、脳科学的観点から詳細にかつわかりやすく書かれている。かなりオススメ!
    たとえば、旧脳である大脳辺縁系と新脳である大脳皮質の前頭前野の機能比較や相互連関、脳内の神経回路、神経伝達物質についてなど、様々な角度からこころについて言及している。私にとっては知りたいことの宝庫であったので、この

    0
    2021年06月19日

    Posted by ブクログ

    大脳辺縁系の働きや、情動と身体の関係性、脳内の報酬機構などが比較的わかりやすく語られる。こういった内容の本が新書として出版されるのは社会貢献の観点からもとても喜ばしい。さすが、ブルーバックス。

    この本で共有されている意識に関する知見として大きなものを二つ挙げるとすると、次の内容を挙げることができる

    0
    2019年06月09日

    Posted by ブクログ

     脳科学の立場から心の存在を一般向けに書いたものである。最も興味深いのは心と身体の境目が私が考えていたのとは異なることだ。
     漠然と心は脳が中核となっているのに対して、身体は心臓がその中心であると考えていた。もちろん脳も心臓から送られてきた血液で動いているのだから、この考えは明らかにおかしい。ただ、

    0
    2019年01月19日

    Posted by ブクログ

    情動の仕組みが気になったので、初学者でもわかりやすい本が読みたいと思い読んでみた。医学的に情動がどのようなものとして位置づけられているか、わかりやすく書かれていると思う。
    情動を引き起こす脳の仕組み、報酬系の働き、身体の変化、更に認知機能によって、こころが生まれるという世界観は、理解しやすい。脳の仕

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    意識の問題

    神経科学からみた「こころ」の働き方、いわば生体の機能としての「こころ」の働き方

    ●ドーパミン

    ドーパミンが前頭前野や前帯状皮質に放出されると「気持ち良い」という情動認知、つまり、快感が生まれる。
    そしてドーパミンが側坐核という部分に放出されると、その放出に至った原因となった(と脳が

    0
    2022年10月31日

    Posted by ブクログ

    情動を中心に、脳のシステム全体をヒューム的な人間観を神経科学の立場から解説してある。

    本書での情動の分類だけはヒュームと大きく異なり、「感情を分類する3つの要素」というあまり知られていない分類で解説してあり、これが普通ではない捉え方に感じられてとにかく新鮮。

    0
    2020年02月05日

    Posted by ブクログ

    生物の進化の先に、環境を認識する能力を超え、他者へ共感する意識を持ち得たことは、ヒトという驚異の種を出現させた。あらゆる感覚情報は脳内現象として還元され、意識を立ち上げている。この謎にどんなアプローチで分析しているか興味を持って読んだ。ヒトが他の生物種から質的進化を遂げた大脳皮質という構造、これと並

    0
    2019年01月10日

    Posted by ブクログ

    【献本当選作】第1章で出てきたホムンクルスの図は、有名なのだが正確に記憶できない思い出がある。「こころ」とは原始的で非自律的な大脳辺縁系で生み出される情動と、我々人類が発達させた大脳皮質の論理的思考、そして脳以外の身体から血液を通じて伝達される神経伝達物質の総合的かつ複雑な結果から表出されるという科

    0
    2019年05月04日

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