無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
生物は、なぜ進化するのか? 生命40億年の冒険が始まる!
なぜウマの指は1本になった?
獲得した形質の遺伝は存在する?
「共通祖先」は地球最初の生物ではない?
脳は進化の証拠か?
ヒトは進化に抗うことができるのか?
なぜ生物は変わるのか? 進化は進歩ではない!
『種の起源』・自然淘汰・生物・遺伝子・生命・ヒト――6つのキーワードをもとに、
進化の驚くべきメカニズムと、複雑にも単純にもなりうる生物の多様な姿を解説します。
全生物の「共通祖先」とは? 種の絶滅とは? ヒトは進化途上の生き物なのか?
世界一楽しい進化論講義が始まる!
進化論に関しては、未だに間違った考えがたくさん流布している。「生物は進化することによって進歩していく」、「私たちは進化を目の当たりにすることは不可能である」といった考えだ。これらの誤解について、なるべく簡単に、わかりやすく説明することが目標の一つである。本書にはもう一つ特徴がある。それは、ダーウィンについての態度である。私はダーウィンを歴史上もっとも偉大な生物学者であると考えているけれど、だからといってダーウィンの言ったことがすべて正しいと考えているわけではない。間違いは間違いとして、はっきりと指摘することを心掛けた。<「まえがき」より抜粋>
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
2024年刊行。
分子古生物学の教授である著者による、『進化論』にまつわる事象について説明した本。
「世間に流布している進化論に関する誤解を解く」
「わかっているけど理由が説明できないことを説明する」
という二つの目的が明確に示されていて、かつ内容もまとまった良い本だと思う。
半分くらいはダーウィンの論理、思想に関する内容だった。
なんとなく知っていることもあったが、改めて内容を知れて勉強になった。
特に、ダーウィンがライエルという19世紀のイギリスの地質学者から大きく影響を受けたというのは、初めて知れて面白かった。
ライエルは、ハットンの考えをもとに『地質学原理』を著し、現在主義を広く世に知らしめた。
ダーウィンは、彼が強調した「漸進性」、つまり、「地質現象は長い時間をかけてゆっくり起きた」という考え方に強い影響を受けて、『進化論』をまとめたのだ。
また、ダーウィンの『進化論』は、当時ヨーロッパを支配していたキリスト教に正面から喧嘩を売る内容だった。
「神はすべての創造主たる」という一神教における最も基礎的な教えを否定するものだったからだ。
『進化論』はヨーロッパ史上最大の論争を引き起こした。全面拒否する者、賛同する者、一部を承認、あるいは否定する者、様々な立場と思想が入り乱れての論戦となった。
重要なのは、これらの主要な論陣がキリスト教教会の中で立ち上がったことだ。
つまり、当時のキリスト教は自浄作用が働き、理性(科学)を受け入れる器量があったということだ。
そして、一部の例外はあれど(現在でも米国の主流な福音派は進化論を拒絶している)、信仰と理性の融合を図ってきたのだ。
リベラル・アーツとして勉強になる良本だった。
Posted by ブクログ
「世界一シンプルな」という意味は最後まで分かりませんでしたが、語りかけるような文体はとても分かりやすいと思いました。進化論は誤って使われていると言われますが、あらためてその通りだと。進化論をめぐる議論がとてもわかりやすく整理されていること、遺伝による情報の伝達の仕組みがとても分かりやすかったのはありがたかった。世代を重ねるといかに遺伝子が繋がらなくなるのかがとてもよく分かりました。たとえば源氏の子孫だと言っても、その祖先というのは100億人以上に及んでしまうため、その遺伝子はほとんど受け継げない仕組みなどよく分かりました。
生物学の知識はなくても理解できるという意味ではとても良い本だと思います。
Posted by ブクログ
題名の通りシンプルに分かりやすく進化や遺伝について解説されており、高校生の頃に遺伝子の授業で生物科目に見切りを付けて物理を選択したような自分でもしっかりと楽しく理解できた。顕性と潜性や自然淘汰などにわかに分かり難いものについて、分かりやすい例題や思考実験でシンプルに説明されており、一般読者向けに丁寧に書かれている。進化についてざっくりと学びたい人にオススメの一冊。
【メモ】
不利なアレル(遺伝子の組合せ)が潜性(昔で言う劣勢)であった時だけ、自然淘汰から逃れて生き残る事ができ、それにより自然淘汰は不利な遺伝子を除去する力はない。
自然淘汰は「生存に有利なように働く」と思われがちだが、「より多くの子を残す変異が増えていく」という表現が正確である。とは言え、「多くの子を残す」特徴は、「生存に有利になる」特徴や「環境に適応する」特徴と一致する。要因が受精数の違いである自然淘汰の事を性淘汰という。
受精卵が神経細胞や筋細胞など同じDNAの塩基配列を持った別の種類の細胞になるのは、塩基配列以外の情報(エピジェネティクス)の変化によるものである。最も有名なエピジェネティクスであるDNAのメチル化は、環境によりパターンが変化する事もあるが、この変化したパターンは子の世代にも伝わる。つまり、親が生きている間に環境によって獲得した形質が子に伝わる事になる。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用