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フィールズ賞受賞者である広中先生の自伝である。それだけで数学に興味がある人間には絶対面白い。
何故かと言うと天才数学者がどのようなことを考えているのかが知ることが出来て興味が膨らむ。
それだけではない。数学者がどのように考え、超一流の数学理論の創造者がそのプロセスをどのようにとらえている...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月13日
考えることで創造する喜びをえることに共感しました。私も、ものをつくるのが好きだ。そして、考えることはものづくりに似ていると思う。だから、考えることが好きな著者の熱意を、彼の熱い刺激を肌で受けとりました。
それでも彼のいう不屈の精神と柔軟さを自分はまだ知らないと思いました。創造する喜びがそれでもっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月15日
1.著者;広中氏は、数学者でハーバード大学名誉教授。幼少の頃、分からない事は何でも質問する好奇心の強い子で、母親から❝なぜなぜ坊や❞と呼ばれていたそうです。母は質問に答えられないと医者や神主の所へ連れて行き、尋ねてくれたと言います。代数幾何学の研究が認められ、1970年に日本で二人目となるフィールズ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月26日
「私たちにこれから最も要求されるのは、自分自身の判断力と考える知恵だと思う」
崇高な真理だけでなく、目標を定めて技術的な点をコツコツと粘り強く磨くことの大切さ。また、時には諦めて謙虚に邁進していくことを説いておられた。
この本で初めて得た知識は、特異点解消という代数幾何の分野があることくらいだが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月28日
とても何十年も前の文章とは思えない、今必要な力を提示してくれる良書。筆者のように努力を続けるほどではなかった自分であるが、生きているその時その時に、確実に何かを創造していて、忘れても脳のどこかの引き出しに入っている。そして、今からでも学び続ける楽しさを教えてくれる。成果が出る出ないではない。創造する...続きを読む
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