千葉聡の作品一覧
「千葉聡」の「進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語」「愛の終焉」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「千葉聡」の「進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語」「愛の終焉」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
歌人の千葉聡さんの自伝とその時の短歌集です。
千葉聡(ちばさと)さんは新聞販売店を経営する家に生まれます。
将来の希望は国語の先生になり作家になることでした。
29歳の時第四十一回短歌研究新人賞を受賞されます。
31歳で中学の国語の先生になります。
最初のころは生徒に「ちばさとキモい」と言われたりされますが、だんだんに生徒たちが変わっていき「ちばさとの授業になると教室が飛び跳ねるんだよ」と言われるようになります。
<さよならを素直に言えない子が俺の肩を殴って走って消えた>
<わからないことを放っておく勇気なくて駆け込む有隣堂へ>
<「詩を作れ、書け」ではなくて「詩になれ」と教えた俺の
Posted by ブクログ
千葉聡こと“ちばさと”は、今横浜サイエンスフロンティア高校で教えている。相変わらず、生徒たちと熱血しているらしい。そのちばさとが、千葉聡から“ちばさと”に生まれ変わった上菅田中学校での体験をつづった「飛び跳ねる教室」に、今の高校での日々のエッセイと短歌を合わせたのが「飛び跳ねる教室・リターンズ」である。中身も熱いが、俵万智の帯も枡野浩一のあとがきも熱い。誰より、ちばさとにインタビューしたことをきっかけに、この本の編集を決断した時事通信社出版局の大久保昌彦さん、あなたが一番熱い。
夢なんて、あるよ ピアノの鍵盤のフェルトのカバーを投げ上げながら
Posted by ブクログ
世の中には部屋の中でもアトラクション気分を味わえる本ってのがたくさんありますよね。
これもそんな本。内容は決して簡単ではないけれど書き手の知識とストーリテラーとしての能力で読ませるんだなぁ。
まずタイトルからしていい。偶然動植物やコンテナについて来ましたよーではなく、人間が「故意に」「良かれと思って」「よりによって」導入した外来種の罠(当初夢見た物語と隠れた罠という方が正しいですかね)を冷静かつドラマチックに紹介していく。
メインから外れた小さなエピソードながら心にチクっと刺したものがある。第4章「夢よふたたび」の中のものだ。オーストラリアでの毒蛇対策として、またネズミ対策として持ち込まれ