歌うカタツムリ 進化とらせんの物語

歌うカタツムリ 進化とらせんの物語

1,760円 (税込)

8pt

3.5

なんだか地味でパッとしないカタツムリ。しかし、生物進化の研究においては欠くべからざる華だった。偶然と必然、連続と不連続……。木村資生やグールドらによる論争の歴史をたどりつつ、行きつ戻りつしながらもじりじりと前進していく研究の営みと、カタツムリの進化を重ねて描き、らせん状の壮大な歴史絵巻を織り上げる。

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歌うカタツムリ 進化とらせんの物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは熱い!進化論の最前線の議論で、カタツムリ類がここまで大きな役割を果たしていたとは!これまでに無い視点で進化論の歴史を語るこの本は、知的興奮に満ちている。生物系に詳しくないので分化のレベルの議論が途中でややこしくなってしまったが、再読したい

    0
    2018年06月23日

    Posted by ブクログ

    カタツムリを題材とした進化生物論という、凡人にはほとんど縁も馴染みもない話を、ここまで読ませる内容に仕上げた著者のサイエンスライターとしての力量に脱帽。
    一読するとその意味が味わえる「進化とらせんの物語」という副題も秀逸だし、ものの見方が凝り固まってしまうことを「3.14とはなんですか、と聞かれて『

    0
    2020年09月26日

    Posted by ブクログ

    カタツムリの研究史を時系列に、世代ごとの人物に焦点を当てながら紹介。登場人物はグールドしか存じ上げなかった。時代によって浸透していた考え方に違いがあるのは印象的。 個人的には海棲の貝類がどのようにして上陸を果たし、ナメクジやカタツムリに進化していったのか、の方が気になった。 環境、同種や捕食者による

    0
    2020年08月12日

    Posted by ブクログ

    題名に惹かれて読み始めたが,副題にあるように進化と歴史の物語そのもの.カタツムリ研究に絞られてはいるが,全ての生き物に当てはまる命題.ダーウィンに始まり,宣教師ギュリックの気の遠くなるようなカタツムリ研究から綿々と続く進化の謎に迫る攻防.いろいろな学説,繰り返される理論,難しくはあるが,興味深いもの

    0
    2017年10月02日

    Posted by ブクログ

    ちっぽけなカタツムリの殻の色や形にも人間の解けない謎がある。それを探求する人間たちとハワイや日本、カリブ海、ヨーロッパ、いろいろな場所でさざめくカタツムリたちの進化の歌声が作り出す、カタツムリの殻のような理論の進歩。その歌声がかんたんに消えてしまうものであることも一つのテーマであろう。

    0
    2019年05月07日

    Posted by ブクログ

    麻雀は進化のようなもの。カタツムリはどんな麻雀を勝ち抜いてきたのだろうか。上がり手をもとに、経過を想像する人たちの論争。
    --------
    進化というのは麻雀のようなものだ、という表記があった(正確には方向が違っていて、麻雀が進化のようなもの、ということ)。

    局の開始時には、さまざまな可能性がある

    0
    2022年06月01日

    000

    そこが知りたい

    岩波さんはプラウザが気に入らなくて、筒井さんのただの教授も読めないし、
    本作品も読めないし、井伏鱒二翻訳のドリトル先生も読めないしで、プラウザを嫌う理由を何処かで説明して欲しいのですが、
    作品の内容に関係なく、プラウザを嫌がる理由が知りたい。

    0
    2025年04月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    進化を決定づけるのは環境への適応なのか、運や偶然に類するものなのか。新たな発見があるたびに揺れ動いてきた、その研究史はカタツムリのような螺旋を描く。
    カタツムリ(マイマイ)の研究がその焦点になってきたという、その歴史を概観する一冊。
    「歌うカタツムリ」はかつてハワイにいたと伝えられる。そのハワイのカ

    0
    2018年12月30日

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