リズムの生物学

リズムの生物学

935円 (税込)

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地球上に生まれた瞬間から40億年近く、あらゆる生物は太陽の光、月の満ち欠け、潮の流れに同期しながら、体の中にリズムを奏で続けてきました。我々の小さな細胞がなぜ、宇宙のサイクルに呼応してしまうのか。眠り、刺激、脳波、心臓――体内で繰り返し起こるリズム発生のメカニズムとは? 「繰り返し」に安らぎを感じてしまう人間の本能を、生命の神秘にまつわる21の視点から解き明かします。

本書は1994年10月に中公新書より刊行された『いのちとリズム』を改題、加筆したものです。

目次
1天体の動きとリズム
2サーカディアンリズムの進化
3サーカディアンリズムの分子生物学
4眠りのリズム
5刺激の伝達のリズム
6脳波のリズム
7心臓の拍動
8非線形振動
9線虫の運動のリズム
10受精波
11細胞分裂のリズム
12細胞という繰り返し構造
13細胞性粘菌の集合のリズム
14ベローソフ-ジャボチンスキー反応
15体節という繰り返し構造
16進化のリズム
17DNAの繰り返し構造・
18遺伝子の繰り返し構造
19非平衡系と生命現象
20繰り返しと心の安らぎ
21文化とリズム
おわりに
参考文献
講談社学術文庫版あとがき

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リズムの生物学 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年05月06日

    生物リズムについて調べていくつもりでいて、何気なく本屋さんで棚を眺めていると、まさにピッタリのタイトルを発見し、購入してみました。最近発売された本ですが、1994年に発売された『いのちとリズム』の改題です。

    内容は、「リズム」という横糸を使って普通の教科書では別々の章に描かれる内容を前半で横断的に...続きを読む

    0

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