放射能に対して、漠然とした恐れがある中で、
どうせ恐れるなら正しく恐れたいと言う思いから、読んでみました。
放射能は、DNAを傷つけ、傷ついたまま子孫に受け継がれ、この傷が何代も蓄積していくと言います。
どんなに科学が進歩しても、人間のすることに完全と言うことはないのに、こんな恐ろしい原子力政策
...続きを読むが安全だとうたわれてきたことに、疑問を感じました。
生命科学者であり、母でもある著者の
「私たちは浮かれ過ぎてはいないでしょうか。おごりすぎてはいないでしょうか。欲望は際限なくふくらむことに気付いているでしょうか。」
と言う言葉に、自分の生き方も、考えさせられました。
電気を使うと言うことは、原子力発電もたくさん使うと言うこと。。
まずは、自分の生活から見直して、少しでも節電を心がけて行きたいと思いました。